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マネックスメール<第1798号 2006年11月27日(月)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.相場概況
2.きょうの「マネいち」
3.はじめてみよう!先物・オプション取引
4.「やさしいマネー講座」
5.株式市場アウトルック
6.投資信託基準価額
7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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1.相場概況
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週末の下げ分を戻すも上値の重い展開
日経平均 15,885.38 (△150.78)
日経225先物 15,880 (△150 )
TOPIX 1,553.01 (△ 14.97)
単純平均 429.31 (△ 5.40)
東証二部指数 3,999.69 (△ 25.52)
日経ジャスダック平均 2,059.12 (△ 13.96)
東証マザーズ指数 1,102.48 (△ 27.99)
東証一部
値上がり銘柄数 1,342銘柄
値下がり銘柄数 292銘柄
変わらず 74銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 72.47% △2.11%
売買高 15億0613万株(概算)
売買代金 2兆1417億7400万円(概算)
時価総額 497兆2111億円(概算)
為替(15時) 116.14円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場が軟調となったことやシカゴ市場(CME)の日経平均先物
が軟調となったことなどから売り先行の始まりとなりました。外国人売買動向
(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しと伝えられたことも売りを急が
せる展開となったようです。ただ、寄り付きの売りが一巡すると押し目買いや
買戻しも入り、底堅い動きとなり、底堅さを確認すると先物へのまとまった買
戻しもあって、堅調となりました。円高が進む場面もあったことから輸出関連
銘柄は引き続きもたついた動きとなったのですが、好業績銘柄を中心に押し目
買いや買戻しが入り堅調となりました。
後場に入っても先物主導で堅調な展開が続きました。昼の市場外取引も金額
はそれほど大きくはないのですが、やや買い越しと伝えられ、買戻しを急ぐ動
きもありました。目先筋の利食い売りや見切売りもあったのですが、円高が進
まなかったことなどから輸出関連銘柄も底堅い動きとなり、指数は先物主導で
堅調となり、週末の下げ幅を一気に埋めるように大幅高となりました。
小型銘柄もさすがに堅調なものが目立ち、東証マザーズ指数は大幅高となり
ました。日経ジャスダック平均も二部株指数も堅調となり底入れが期待される
展開となりました。先物には朝方から断続的に買戻しと見られる買いが入り、
指数を押し上げる要因となりました。積極的にポジションを増やすという感じ
でもないのですが、目先的な底入れを期待する動きもあったのではないかと思
います。
大幅下落、大幅上昇を繰り返し、落ち着きのない相場となっています。今の
ところ、日経平均が15,500円を意識したところでは買い戻しが入り16,000円を
意識するところでは売られるといった感じで、底値を探る動きが続いているも
のと思われます。
(投資情報部長 清水洋介)
−<今日の言葉>−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・CME(しー・えむ・いー)
シカゴ市場(Chicago Mercantile Exchange)は、アメリカ最大の先物取引所
で、日経平均先物も上場されている。アメリカの市場は日本時間の夜中に取
引されるため、翌日の日本の株式取引の参考とされることがある。同様に、
シカゴ市場の日経平均先物も大阪証券取引所の日経平均先物や日本の株式取
引の参考にされることがある。
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■オンラインマーケットニュース! 11月29日(水)12:00開始 13:00終了
本日の相場と今後の相場見通しについて清水 洋介がコメントいたします!
→ http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/online_marketnews_20061129.html
◆個別銘柄◆
銀行株が切り返し、輸出関連銘柄も底堅い
三菱UFJ (8306) 1,400,000円 △20,000 円 :1株単位
国内景気の先行き不透明感を背景に、貸し出しなど本業の回復が遅れるので
はとの懸念から売りが先行し、年初来安値を更新しましたがすぐに切り返し、
堅調な展開になりました。
トヨタ (7203) 6,880円 ▼10 円 :100株単位
115円台の円高を嫌気して、売りが先行し軟調となりましたが調整一巡感もあ
り底堅い展開となりました。
NTT (9432) 578,000円 △13,000 円 :1株単位
外資系証券が投資判断を引き上げたことから、今月の下げがきつかった反動
もあって大幅高となりました。
東 電 (9501) 3,500円 △50 円 :100株単位
相場全般がもたつくなかでディフェンシブ銘柄を物色する動きのなか、配当
利回りの高さが見直され、堅調となりました。
エーザイ (4523) 6,240円 △200 円 :100株単位
外資系証券が投資判断を引き上げたことやディフェンシブ銘柄を物色する動
きから、大幅高となりました。
東ソー (4042) 513円 △28 円
液晶パネル製造に欠かせない、レアメタル(希少金属)のインジウムから安
値の亜鉛で代替材料を開発した事を発表し、4日続けて大幅続伸しました。
◆ランキング◆
詳細は
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※株式分割銘柄に関してはマネックス証券のウェブサイトにログイン後、
「投資情報」→「株式周辺情報」→「資本異動銘柄」をご覧ください。
本コラムに掲載される内容は、コメント執筆時における筆者の見解・予測で
あり、情報の正確性について保証するものではありません。また、内容は予告
なく変更されることがあります。なお、本コラムは情報提供のみを目的として
作成されたもので、有価証券の売買、為替取引の勧誘を目的としたものではあ
りません。
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2.きょうの「マネいち」
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本日の「今月の銘柄」の参考利率
豪ドル3年:5.40% (−0.02%)
◆きょうのなるほど 【オーストラリア】
オーストラリアではいま、いわゆる「不動産バブル」が起きています。
2000年のシドニーオリンピック前からオーストラリアでは好景気が続き、
その影響から、この10年間でシドニーの住宅地の価格は約3倍にまで跳ね上
がっていて、このところの連続した公定歩合の引き上げは、地価の異常な高
騰を抑えるためだとも見られています。
その効果があってか、シドニーの地価の上昇はだいぶ落ち着いてきている
ようですが、地方都市ではいまだ値上がりし続けているところも少なくない
ようです。
オーストラリアについてもっと詳しく知りたい方は↓
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G3220/saiken/info_au.htm
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3.はじめてみよう!先物・オプション取引
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第18回 −具体的な例・その1−
オプション取引について先週も述べましたが、分かり易い例を挙げて述べて
みましょう。これも先週、今週とテレビ東京の番組でも簡単に説明したのです
が、ここでテレビを見た方は復習として、見なかった方はオプションを良く理
解する上で見ておいてください。
先週の復習ですが、オプション取引は「あるものを」「ある時期までに」
「ある値段で」「売るまたは買う権利を」「売買すること」ということでした。
これはつまり目に見えるもの見えないもの、値段さえあれば何でもオプション
取引が行なえることになります。
例えば、薄型テレビがあったとします。このテレビが、今、45万円で売買さ
れているとします。そしてある人Aさんがこのテレビを年末までに45万円で買
う権利を5万円出して買ったとします。権利を買う、ということは売り手がい
ないといけないので、Aさんの買いに対しBさんが売ったとしましょう。
Bさんは別にテレビが余っているわけでも持っているわけでもなく、ただ、「こ
の先テレビは上がらないだろう」と思っているために「5万円もらえるのなら」
ということでAさんの申し出を受けたわけです。つまりAさんはBさんに
「5万円上げるから年末までにテレビを45万円で売ってください」と申し入れ、
それをBさんがOKした、ということなのです。そこでAさんはBさんに5万
円を支払い、年末までに薄型テレビを45万円という値段で手に入れる「権利」
を手に入れたのです。一方でBさんは元手をまったくかけずに5万円が手に入
ったのです。
そしてその後テレビの値段はどんどん上がり続けました。そこでAさんは手
に入れた「45万円でテレビを購入できる権利」を行使することになったのです。
その権利を期日までのいつでも行使できるもの(「アメリカンタイプ」と呼ば
れるオプション)と、期日の日だけに権利を行使することが出来るオプション
(「ヨーロピアンタイプ」と呼ばれるオプション)がありますが、日経平均の
オプションなどは後者となっています。この例の場合も日経平均のオプション
と同様に「ヨーロピアンタイプ」と仮定すると、年末まで権利を行使すること
が出来ず、年末にテレビの値段が60万円になったときに権利を行使したとしま
しょう。
その際に実際には市場でテレビの値段が60万円しているので、Aさんに「テ
レビを45万円で売ってください」と言われたBさんは実際はテレビを持ってい
なかったので、自分のお金で市場から60万円でテレビを買い、それをAさんに
45万円で売ってあげることになったのです。ここで、Bさんは15万円の損をし
ますが、最初にAさんから5万円をもらっていたので、差し引きでは10万円の
損となったわけです。そしてAさんが市場で60万円で誰かにテレビを売ればA
さんは15万円儲かったことになるのです。ただ、AさんはBさんに最初にこの
権利を取得するために5万円払っているので、差し引きでは10万円の儲けにな
った、ということです。
上記の例を「薄型テレビ」ではなく「日経平均」で行なっているのが実際の
日経225オプション、という訳なのです。来週は今度はもし値段が下がっ
た場合はどうなるか、を見て行きたいと思います。
(投資情報部長 清水洋介)
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
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先物・オプションの詳細・お申し込みなどはこちら
口座をお持ちでない方
http://mail.monex.jp/?4_59623_337919_8
口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください)
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4.「やさしいマネー講座」−第27回−
〜ETF(上場投信)の魅力って?〜
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株式投資を始めたい、でもどの銘柄を選んでよいのかわからない・・・とい
った方には、株式に投資をしているタイプの投資信託は大変効率的な商品です。
投資信託は多くの人からお金を集めて、プロ(ファンドマネージャー)が運
用する商品です。個人投資家がたくさんの銘柄の株式を購入するには多額のお
金が必要ですが、投資信託であれば、少額から購入でき、効率的な分散投資が
可能です。ただ、他人に預けて運用してもらうわけですから、自分で株式投資
するよりコストがかかります。もちろんプロが運用するといっても、必ずしも
儲かるわけではないことは皆さんもよくご存知だと思います。
さて、せっかく株式に投資するのであれば価格を把握した上で売買をしたい、
と考えている方、株式売買するのであれば、「成行注文」ではなく「指値注文」
で行いたい方にとっては、国内株式投信は少し物足りないかもしれません。通
常、投資信託は価格を聞いてから売買を決められる商品ではないからです。
投資信託の価格は日々の市場価額を反映した「基準価額」です。ただ購入申込
をする時点(営業時間内)においては前日の基準価額を見ていることになり、
取引価格は注文したその日の市場が終了してから算出される基準価額が適用さ
れます。つまり、日中株式相場のニュースを聞き、株式相場は値上がりしそう
だから買おう!と注文しても、注文後引けまでの間に急騰してしまえば、結果
として高値で購入しなければならなくなることもありえるのです。(もちろん
その逆もありますが)
でもそんな方にも納得の投資信託が、2001年に登場したETF(上場投信)
です。その名の通り、「上場」しているわけですから、普通の株式取引のよう
に「指値注文」ができるのです。
しかも日経平均やTOPIXといった誰にでも馴染みのある指数と連動してお
り、かつその価格もそれらの指数に近い数値です。
例えば日経平均が15890円のときはETFも15890に近い価格となります。株式
投資初心者でも株式市場のニュースさえ聞いていれば価格が上がっているのか
下がっているのか、非常にわかりやすいのです。(国内株式投信のパッシブ運
用のものも指数に連動するように運用していますが、基準価額は日経平均やT
OPIXの指数とは違います。)
もう一つのメリットは、保有コスト(信託報酬)が安いことです。とくに長
期投資をする場合は保有コストはジワリジワリと負担増になっていくものです
が、ETFの場合は、パッシブ運用の投信に比べても、一段と安くなっています。
また、上場しているわけですから全国どこの証券会社でも売買できますし、
通常の株式と同様の優遇税制を受けることも可能です。
では、パッシブ運用の投信より、全ての面で魅力的なのでしょうか?
通常の投資信託の方が有利な点ももちろんあるのです。
例えば購入時。ETFは通常の株式と同様の売買手数料がかかりますが、ノー
ロードで購入できる通常の投信であれば販売手数料ゼロですから有利です。
また、ETFの売買単位は、日経平均連動型で10株、TOPIX連動型では
少なくとも100株と、最小単位で購入しようとしても、いずれも現在の株価水準
では少なくとも約16万円の資金が必要となります。1万円程度から積み立て購入
などができる投信の方が、より手軽であるといえますね。
株式投資信託はたくさんの種類がありますが、ETFの種類はまだまだ限定的
です。ただ、世界のETFは本当にたくさんの種類があり、バラエティに富んで
います。残念ながら日本国内では、直接購入できる海外のETFはごくごく一部
だけですが・・・
今後日本国内においても様々なタイプのETFが登場してくることにぜひとも期
待していきたいですね。
★廣澤 知子
株式会社マネックス・ユニバーシティ 取締役副社長
http://www.monexuniv.co.jp/
ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) 、1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
著書「金利をやさしく教えてくれる本」発売中。
http://mail.monex.jp/?4_37126_298095_9
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5.株式市場アウトルック(提供:フィスコ)
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円高嫌気され国際優良株下落、日経平均下振れ懸念強まる
週初に下落基調を強めた日本株市場は日経平均、TOPIXともに直近安値
を一気に割り込み、TOPIXについては9月安値をも割り込んでいる。国内
景気の不透明感が強まっているほか、ヘッジファンドや海外年金資金などによ
る売りとの観測もあった。また、現物、先物との逆ザヤが恒常化しているため、
高水準に積み上がっている裁定残高の解消売りなど、需給要因を警戒する向き
も多い。日米ともに祝日を控えていたため、積極的にはポジションを取りづら
い環境であり、手控えムードも強まっていたと考えられる。祝日前の22日には、
売り込まれていた内需関連中心に出直りをみせていたが、テクニカルリバウン
ドの域は脱せず、週末には利食いに押される格好となった。また、TOPIX
に対して強さが目立っていた日経平均であったが、為替相場が円高基調を強め
たことから国際優良株が利食いに押され、TOPIXにさや寄せする格好に。
その中で、下げのきつかった新興市場が、出直り基調を強める場面が目立って
いた。
TOPIXが9月安値を割り込み、日経平均も9月安値に接近してきている。
ここ数週間はTOPIXの逆ザヤが目立っていたが、ここにきて日経平均と225
先物との逆ザヤも目立ち始めてきている。裁定残高や先物の建て玉などが高水
準に積み上がっているだけに、需給不安が高まってきている。先物市場での大
口売買による仕掛け的な動きも、方向感が掴みづらい要因であり、参加者の投
資意欲を後退させてしまう。翌週に先物・オプションSQ(特別清算指数算出日)
を控えていることもあり、先物市場の値動きには警戒が必要であろう。
また、米国市場など世界的な上昇相場の中で、相対的な出遅れを意識して修
正を狙うというよりは、逆相関との見方が当然のように意識され、積極的に上
値を追うムードにもならない。NYダウにけん引される格好から強含みで推移
していた国際優良株の動きは、為替の円高基調(24日の海外市場で1ドル115円
台に上昇)によって先行き不透明感が強まってきている。米感謝祭以降の商戦
が好調であり、且つ原油価格の下落基調が継続するようなら、再び国際優良株
への出直りは期待できよう。しかし、クリスマス商戦への期待が剥がれるよう
なことになると、米景気減速懸念が一段と強まることになり、日経平均は一気
にTOPIXにさや寄せする格好から、9月安値を割り込むリスクはあると考
えられる。クリスマス商戦の動向のほか、米経済指標で28日、11月の消費者信
頼感指数、10月の中古販売件数、29日、10月の新築受託販売件数、住宅ローン
申請指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)、30日、10月の個人所得・消
費支出、11月のシカゴ購買部協会軽視指数などが注目されよう。国内では29日
に10月の鉱工業生産、11月の地域経済動向などが注目されるほか、今週は日銀
総裁の講演が相次ぐため、金利政策に関連した発言によって市場が動意付く可
能性もありそうだ。
一方、先週は新興市場の出直りが目立ったが、裁定解消売りといった需給圧
迫要因を避ける流れから新興市場へ資金がシフトする可能性はあると考えられ
る。明確な底打ち感は出ていないとは言え、22日に大きく値を飛ばしたミクシ
ィなどは、週末は利食いに押されたものの小幅な下げに止まっている。売り優
勢で始まった後にプラスに転じる銘柄も目立っており、新興市場への注目度が
高まりそうである。日経平均、TOPIXの下振れが警戒される中で、既に年
初来安値を更新している新興市場には売られ過ぎとの見方も強い。相次ぐ下方
修正が嫌気される面はあるが、ほぼ決算発表は一巡している。新興市場を見直
す動きが徐々に高まってくるようだと、同様に低迷が続いている東証1部など
の内需関連への物色へ波及することも考えられる。先週の新興市場の反発で、
投資家心理は戻り売りスタンスから、押し目買いスタンスへ意識を変化させて
いると考え、内需関連へ波及することによって、これが見直し買いへと意識を
高めていくことに期待したい。
(11月25日(土)フィスコ週報より抜粋)
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6.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/0/syohin/tousin/syohnitirhyouji/guest
※マネックス証券の全取扱ファンドが、カテゴリー順、運用会社50音順、騰落
率順に表示できます。
※外国投信を売買する際の適用為替レートは、ログイン後「投資信託」トップ
画面の「適用為替レート」でご確認いただけます。
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※投資信託は、値動きのある有価証券等に投資しますので、投資元本および
運用成果が保証されるものではありません。
お申込みの際は、目論見書を事前にご確認ください。
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7.マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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11月27日 <外資系>
私はかつて米系の企業で働いていました。そんな経緯から、外資系企業で働
く際の心得のようなものを聞かれました。さてと。日本のようなホモジニアス
な環境ではないので、各人の経歴・背景などから、「あいつはいずれ仕事がで
きるようになるに違いない」とは中々思って貰えず、やはり結果を出さなくて
はいけないとか、色々考えたのですが、久し振りにそんなことを思案している
うちに、かつて思いついたとっておきの「心得」を思い出しました。
米系投資銀行で働いた経験から云うと、日本人は「ウォッチ・ミー」と思い
ながら黙々と働く傾向があり、アメリカ人は「スピーク・アップ!」と云って、
「云わなきゃ分かんないよ」と思う傾向があるように思われます。そしてこの
溝が、場合によっては段々と深く広くなっていき、終いに「ジョージの野郎は
日本のことは何も分かっていない。ふざけるんじゃない!」等と悶々と思って、
コミュニケーションもすれ違うようになり、事態が悪化していくことがあります。
こう云う時の為に、私が思いついた妙案をひとつ。それはジョージを田中と
か鈴木に替えることです(全国の田中さん、鈴木さん、ごめんなさい!)。単
に名前を替えてしまうのです。ジョージに頭に来たら、「全く田中は分かって
ないんだから」とか、「また鈴木かよ」と呟くのです。そう云ってみると、実
はジョージの問題が、アメリカ人であるからではなく、よくある個性の範囲内
であることが実感できます。
国の違いよりも、人の違いの方が大きいことはよくあることです。こうする
と民族的わだかまりもなくなり、冷静に判断・行動できると思うのです。しか
しこれは、実は私は実践していません。そのような環境から離れたあとに、
「こうしておけば良かった」と思いついたものです。
無責任と云えば無責任な提案ですが、きっとうまく作用するのではないかと思
っています。如何でしょうか?
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
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