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マネックスメール<第1843号 2007年2月5日(月)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 はじめてみよう!先物・オプション取引
4 廣澤知子のやさしいマネー講座
5 バンガード・海外投資事情
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
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1 相場概況
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「節分天井」?を意識してか利食い売りや見切り売りがかさみ軟調
日経平均 17,344.80 (▼202.31)
日経225先物 17,350 (▼240 )
TOPIX 1,716.28 (▼ 26.12)
単純平均 469.44 (▼ 4.49)
東証二部指数 4,224.76 (▼ 9.16)
日経ジャスダック平均 2,213.29 (▼ 1.65)
東証マザーズ指数 1,162.69 (▼ 14.35)
東証一部
値上がり銘柄数 339銘柄
値下がり銘柄数 1,277銘柄
変わらず 99銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 111.08% ▼ 10.25%
売買高 22億5914万株(概算)
売買代金 3兆0844億9300万円(概算)
時価総額 549兆6558億円(概算)
為替(15時) 120.81円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場は上値の重い展開ながら底堅く、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しだが小幅にとどまったことから、売り先行ながら底堅い始まりとなりました。ただ、寄り付きの売りが一巡した後も業績悪化には敏感に、好調な業績への反応は鈍い反応となり、もたついた展開となりました。上値の重さが気になると先物へのまとまった売りがあり、「節分天井」の可能性が高まるとますます利食い売りや見切り売りがかさみ軟調な展開となりました。
後場に入っても軟調な地合いは変わりませんでした。昼の市場外取引も金額は大きく、やや売り越しと伝えられたこともあって、底堅さも見られなくはないのですが、戻りも鈍い状況となりました。戻りの鈍さを嫌気した見切り売りなどもかさみ、17,300円を割り込む場面もありました。ただ、17,300円を割り込む水準ではさすがに押し目買いや買戻しも入り何とか17,300円を保っての引けとなりました。
小型銘柄も軟調なものが多かったのですが、主力銘柄ほどの下げにはならず、戻り売りや目先筋の見切り売りなどは見られるものの下値を売り叩くような動きは少ないようです。先物へのまとまった売り買いも散発的であり、じりじりと下げたあとは大きく方向感を出すこともありませんでした。
詳しくは「マーケットメール−夕刊−」の中で述べておきますが、「節分天井」となった可能性もあります。まだ、下値のサポートで止まったと見ていいのでしょうが、この水準を割り込むといったん調整となって来るのではないかと思います。為替動向も気になるところで決算発表が出揃い、為替の方向が定まるまでは、オプションSQ(特別清算指数)算出やG7を控えていることから積極的な買いよりは利食い売りが優勢となって来るのでしょう。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
銀行株や非鉄金属株、鉄鋼株が軟調、業績悪化を嫌気して自動車株の一角が安い
日産自 (7201) 1,383円 ▼126 円 :100株単位
カルロス・ゴーン社長が経営に参画して初めて通期の連結営業減益となり、07年3月期の連結営業利益を下方修正したことから、失望売りが先行し大幅安となりました。
三機工 (1961) 741円 ▼82 円
今期は一部の工事で大幅に採算が悪化したうえ、販売予定物件の来期へのずれ込みなどが響き、2007年3月期の連結業績予想を下方修正したことから、大幅安となりました。
カプコン (9697) 2,145円 ▼145 円 :100株単位
07年3月期通期の経常利益見通しを上方修正しましたが、市場予想を下回ったことから、期待が大きかった分、失望売りが出て大幅安となりました。
任天堂 (7974) 32,950円 ▼1,450 円 :100株単位
年初からの急ピッチの上昇に対する警戒感が強まり、円高に対する懸念が強まる中で、海外機関投資家を中心とした利益確定売りが優勢となり、大幅安となりました。
千代建 (6366) 2,620円 △30 円
受注工事高が堅調で、収益予想の前提である想定為替レートを1ドル=110円から120円に変更したことから、2007年3月期の収益見通しを上方修正、好感した買いが入り堅調となりました。
Uアローズ (7606) 2,265円 △145 円 :100株単位
暖冬の影響で1月後半から春物衣料が伸びており、売上高が気候の影響を受けにくい服飾雑貨を強化したことから、2007年1月の売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比8.2%増となり、好感した買いが入り大幅高となりました。
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
テイ・エス テック (7313)、AQインタラクティブ(3838)
免疫生物研究所(4570)、FCM(5758)
イー・キャッシュ (3840)
◆公募・売出株式(PO)◆
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詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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3 はじめてみよう!先物・オプション取引
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先週は「ストラドルの買い」と言うポジションを作って見ました。つまり、同じ限月、同じ行使価格のプットオプションとコールオプションを同数ずつ買い建てるというポジションです。先週の月曜日の前場の引値は日経平均先物が17,470円で2月限月(満期)の17,500円が行使価格のコールオプションは165円、プットオプションは200円でした。
今週は2月限月のオプションは木曜日に満期になり、金曜日の225銘柄の寄り付きの値段でSQ(特別清算指数)が決定されます。その前に、本日の前場の引値で先週のポジションを決済するとどうなるかを見てみましょう。
先物は17,400円で先週より70円の値下がり、つまり先物を売っていれば70円儲かり、逆に買っていると70円の損になったと言うことです(手数料等のコストは含まず、以下同じ)。オプションは、と言うと、コールオプションは80円となり、85円の損失、プットオプションは185円で15円の損、となり、オプションのポジションだけでは100円損をしたことになります。日経平均がほとんど動かなかったので、「動けば動くだけ儲かる」ポジションでは損失となったということです。
このように日経平均が上下に動けば上下どちらに動いても儲けることが出来るということは逆に動かなければ儲かるポジションもあるということなのです。実際の使い方とすれば何かの経済イベントなどがあるケースで、こうしたポジションを組めば有効だということなのです。
逆に上下どちらにも動き難い時はどうすればいいのでしょうか?どちらかに大きく動いたときに儲かるのかコールオプションとプットオプションを同時に買うことでした(同限月、同行使価格を同数)。今度は「動かなければいい」ということで反対にコールオプションもプットオプションも売ってしまえばいいのです。これを「ストラドルの売り」と言います。具体的には、2月満期のオプションでは今週の木曜日に満期が来てしまうので、3月限月(満期)のオプションの17,500円のコールオプションとプットオプションを同じ枚数だけ売って見ましょう。コールオプションは290円、プットオプションは385円なので、この二つを売ることによって675円を手にすることが出来ます。これが来週どうなっているか、見てみることにしましょう。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
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先物・オプションの詳細・お申し込みなどはこちら
口座をお持ちでない方
https://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1950/fop/index.htm 口座をお持ちの方(リンク先よりログインしてください)
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4 廣澤知子のやさしいマネー講座 −第35回−
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「予算」
どこの会社でも3月決算の会社であればそろそろ来期の予算をまとめている頃だと思います。収支を予測し、売り上げ目標を立てる。それに合わせて営業計画を立てる。といったことが部署単位で行なわれ、会社としてそれらをまとめていることでしょう。
弊社ももちろん渦中にあり、うんうんと悩む日が続いています・・・
さて収支の予測ですが、これがなかなか難しい。
新製品はどれくらい売れるのか、価格は妥当なのか、消費者のサイフのひもはどうなのか・・??季節商品を扱っている企業であれば冷夏や暖冬で大きく状況が変わります。
借り入れの多い企業であれば金利動向が大きく影響してきますし、グローバルに活動している企業であれば為替の値動きで大きく売上高がぶれてきます。コストについても固定費(人件費・家賃など)は想定しやすいのですが、原材料その他市場の動きで変わっていく流動性のものについてはやはり想定するのは難しいものです。
IT業界は以前からドッグイヤーと呼ばれるほど動きの早い業界ですが、最近はIT業界に限らず世の中の動きが早くなっています。その分「新しい」ものが新しく感じられる時間も短く、1年先はどれだけ世の中が変わっているのかを予測するのが難しくなります。
もう、のっけから「難しい」の連発ですが・・・・(決してメルマガを使って言い訳をしているわけではありません!) だからといって「なるようになれ」では会社は回っていきません。ブレの幅も想定した上で収支を考え、無駄を省き、利益を生み出す方法を考えていきます。1年間、最初に立てた予想通りに行くことは難しく、当然四半期毎など折り目、折り目に修正予算を立てていきます。
今日は読者の皆さまに会社の予算決めの苦労話をお話するのがテーマではありません。株式投資をされる際など、決算書などを元に企業分析をされると思いますが、企業分析の極意のお話でもありません。ここでは「予算」を「会社」から「家計」に置き換えて考えることを提案したいのです。
「家計」も入ってくるお金と出て行くお金を上手にコントロールすることが求められます。なおかつ、さまざまなイベントや予定を予定通り、希望通りこなしながら、利益(貯蓄・投資結果)を殖やし、長い年月をかけて規模(資産)を大きくしていきたいものです。
家計においては、年間予算を考えることはもちろん大切ですが、できればもっと先まで(少なくとも10年計画くらいは)考えておきたいものです。
そんな先の予定を立てるのは「難しい!」と思われる方も多いかと思います。そして確かに難しいのは事実ですが、会社の予算同様、「なるようになれ」では困るのは自分自身なのです。
家計においても、「固定費」は大体予測できるものです。
常日頃かかっている基礎生活費(水道・光熱費・食費・家賃または住宅ローンなど)は把握しておくようにしましょう。それを元に、家族の人数や子供の成長に応じて多少の増減を見込むことはそれほど難しくないでしょう。
また、教育費もわかりやすいものの一つです。少なくとも年間の教育費は学校費や塾・お稽古事費用もどのくらいかかるのかは目安がつくことでしょう。あとは子供の成長にあわせて、中学入学、高校入学・・・と時期が明確にわかりますから、公立なのか私立なのかなど予算を考えておくことが大切です。授業料だけではなく、入学金、制服代、修学旅行費などその他諸経費がかかりますので注意してください。
目的や希望、目標など個々人の事情に応じて流動的なコストがかかってきます。こちらも見積もっておかないと、お金が足りなくて目標が実現できなかった、などということになりかねません。
また、入ってくるお金を予測するのも難しいものです。サラリーマンも順当に右肩上がりする時代ではなくなりましたし、世の中の景気にボーナスも左右されます。独立している方であれば、なお世の中の動きに影響される部分は大きいかと思います。
入ってくるものは「堅め」の予測をたてておくことが鉄則です。(出ていくお金は多めに見積もっておきましょう。)
会社の予算同様(いえ、それ以上に)、個人の家計は思った通りにはいかないものです。こちらも都度、都度の修正予算、つまりプランニングの見直しをすることが大切です。
一度プランを立てると安心してしまったり、プラン通りにいくように無理をしたりするのでは困ります。現実をちゃんと捉えた上で、修正を入れていく、修正した上で生活設計が破綻しないかをその都度確認するようにしていきましょう。
1年の計は元旦にありとはいいますが、家計のプランニングは思い立ったときにしなければなかなか手がつけられないものです。今年の元旦に何も計画しなかった方、もう2月だから・・・来年の元旦には・・・・などと悠長なことは考えずにぜひすぐに取り掛かってくさいね。計画も投資も早めに行なう方が効果大です!
廣澤 知子
株式会社マネックス・ユニバーシティ 取締役副社長
http://www.monexuniv.co.jp/
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著書「金利をやさしく教えてくれる本」
http://www.monexuniv.co.jp/book/#kinri
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2月8日(木) 景気循環を知って「負けない」運用をするための方法を初心者向けにお話します。マネックス口座をお持ちでない方も歓迎です!
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5 バンガード・海外投資事情 −第241回−
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「投資家が陥りがちな6つの落とし穴
あなたは罠にはまっていないでしょうか?」
このコラムをお読みの方は、資産管理をすることが苦ではなく、順調に資産形成をされていることでしょう。 しかし、私たちは人間ですから、時として失敗してしまうこともあります。
「私たちは投資家が、ありがちな過ちを犯すのをよく目にします。しかし、投資家にとってそうした落とし穴は避けることができるものなのです」(バンガード・アセットマネジメントサービスの責任者、ステファーニ・スミス氏)
投資家が注意すべき落とし穴とは、次の6つです。
■ 落とし穴その1:プランなしで投資すること
しっかりとした投資プランを持つことにより、性急で感情的な投資の決断から自分を律することができます。投資プランは複雑である必要はありません。自分の投資予定期間、リスク許容度、投資目標などをリストアップしてみましょう。また、投資プランを立てることで、あなたの家族も財政的な見通しを持つことができるでしょう。
■ 落とし穴その2:コストと税金のインパクトを過小評価すること
ほとんどの投資家が想像する以上に、投資コストと税金はポートフォリオのリターンに大きな影響を与えます。独立系の投資調査会社であるモーニングスターによると、それらのインパクトはアクティブ運用ファンドのリターンから年間で最大2%もマイナスされます。(米国の場合) 「コストと税金は驚くほどの速さでファンドのパフォーマンスをすり減らします。さらにこれらは年々累積していくので、投資家がコストや税金をどれだけ抑えることができるかは重要な問題です」(スミス氏)
■ 落とし穴その3:資産配分を決める前に投資商品を決めてしまうこと
まず、最初にすべきことは、株式、債券、短期金融商品などの基本資産配分(アセット・アロケーション)を決めることです。次に、必要であれば、サブ・アロケーションを決めてください。株式で言えば、成長株ファンドと割安株ファンドの割合などです。これでようやく目標のアセット・アロケーションに適した投資商品を選ぶ準備が整いました。
■ 落とし穴その4:目先のパフォーマンスを追いかけること
短期のリターンだけに注目して投資をするのは危険です。長期のリターンを見ることで、よりはっきりとした投資の予測を立てることができます。「高いリターンを得られるチャンスを逃したと思うかもしれませんが、むやみにパフォーマンスを追いかけるのは、結局のところ高く買って、安く売る結果になりかねません」(スミス氏)
■ 落とし穴その5:マーケットタイミングを読むこと
マーケットタイミングを狙う投資家は本質的には二つの賭けをしていることになります。一つは最も安値で買おうとすること、もう一つは最も高値で売ろうとすることです。また、マーケットタイミングを狙うということは、一定期間、短期金融商品に資産を預けておくことになり、投資家は「キャッシュ・ドラッグ」、つまりインフレが投資リターンを抑えるリスクに曝されることになります。バンガードは、投資家のみなさんに、市場の状態に関わらず定期的に投資することでドルコスト平均法の恩益を受けられる自動投資プランをお勧めしています。
■ 落とし穴その6:ポートフォリオをリバランスしないこと
一つの資産クラスのリターンが上昇すると、資産配分は劇的に変化する可能性があります。 仮に基本資産配分を株式50%と債券50%に割り当てたとしましょう。株式のリターンがある期間上昇すれば、ポートフォリオの株式比率は高くなるでしょう。 リバランスをするためには、パフォーマンスの良い株式を売り、債券を購入する必要が生じます。「リバランスを行うことで、投資家が本来すべきこと、つまり高く売って安く買うことが実践できます。しかし、ほとんどの投資家にとって、それは直観に反した行動なのではないでしょうか」(スミス氏)
経験豊富な投資家でさえこれらの落とし穴に陥ることがあります。しかし、投資プランを守り、長期的な視野を持ち続けることが、投資目標に近づくことができる最善の方法であることを忘れないでください。
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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2月5日 「日本沈下」
ここ数日の新聞報道を読んでいて、記事の内容自体はもともと知っていたことではありますが、国際社会に於ける日本の存在に、今再び不安が強まりました。先ずは先週金曜日の記事。
日本のFDI、海外から日本への直接投資が、昨年は17年ぶりに流出超であったとのこと。そもそも日本のFDIは極端に低く、政府はこれを増やす方針を推進していた筈です。欧米の先進諸国ではFDIは30〜40%程度が常識です。これは即ち、”お互いに"投資し合っていることを示唆しています。日本に於けるFDIは一桁%であり、まるで鎖国をしているようです。これが昨年は、純減になったと云いますから事態は深刻です。
もう一つは日曜日の記事。こちらは円安に関するコラムですが、日本、米国、中国のドルベースでの名目GDP。バブルの頂点1990年で、日本 3兆ドル、米国 5.8兆ドル、中国 0.4兆ドルだったのが、2007年でIMFの見通しでは、日本 4.6兆ドル、米国 13.9兆ドル、中国 2.9兆ドルになるとのこと。
日本の国際社会に於ける相対的な沈下は激しいものがあります。これは単に、少子高齢化の影響だけではなく、FDIが極端に低い、国際経済社会の中での浮いた存在であることとも関係があるでしょう。日本は内輪での非生産的な足の引っ張り合いなど止めて、もっともっと「外」を、「世界の中の日本」を見つめなくてはいけないのではないでしょうか?
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「白髪」
こんばんは。若白髪というやつでしょうか、自分の頭に何本か白髪が生えているのを発見しました、ぼすみんです。この歳で早くも白髪は、ちょっとショック・・・
気になって抜いてしまったのですが、自分の頭が気になると、ついつい人の頭も気になってしまうもの。友人の頭をチェック、「白髪あるよ。抜いてあげる!」なんぞと人の白髪も片っ端から抜きまくりです。自分のだろうと人のだろうと、白髪をプチンと抜くのはなかなか楽しく、やがて僕は白髪を見るや反射的に抜いてしまう、「パブロフの犬」状態に。これは非常に危険です。もし勢い余って、通勤電車で見知らぬサラリーマン氏の白髪をプツリと抜いてしまおうもんなら大変です。
『満員電車に潜む罠!呆れた証券マン、乗客の白髪を抜いて御用〜あなたの髪も狙われている』
とかワイドショーで報道されて、田舎で暮らすぼすみんの両親もご近所に顔向けできなくなること必至です。
そんな僕ですが、はじめこそ自分の白髪に狼狽してしまったものの、最近は「別に白髪なんて気にする事ないよな」と思うようになってきました。白髪っていわば年輪みたいな生きてきた証だし、大人の男性に特有の「渋さ」を演出できるアイテムでもありますし。目指せ、ロマンスグレー!僕も自然体で大人の男を目指します。
※追伸:あまり先の事は考えない僕ですが、今回ばかりは将来の自分の姿を色 々と思い浮かべました。将来に向けた備えは早いうちからやっておきたいも のですね。毎月1万円ずつから始められる投資信託の積立、『投信積立プログ ラム』はこちらです。
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