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マネックスメール<第1856号 2007年2月23日(金)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 だから投資は面白い!
4 資産設計への道
その256 投資の勉強の効果測定 内藤忍
5 チャートの世界
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
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1 相場概況
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引き続きあく抜け感から買い意欲は強く、利食い売りをこなして堅調
日経平均 18,188.42 (△ 79.63)
日経225先物 18,220 (△130 )
TOPIX 1,814.96 (△ 12.06)
単純平均 492.49 (△ 3.35)
東証二部指数 4,358.68 (△ 19.16)
日経ジャスダック平均 2,219.32 (△ 12.36)
東証マザーズ指数 1,189.61 (△ 27.36)
東証一部
値上がり銘柄数 1,113銘柄
値下がり銘柄数 490銘柄
変わらず 108銘柄
比較できず 7銘柄
騰落レシオ 114.84% △1.1%
売買高 29億5318万株(概算)
売買代金 3兆5491億2300万円(概算)
時価総額 580兆5092億円(概算)
為替(15時) 121.47円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場は引き続きもたついた感じで、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)の買い越し幅が縮小、昨日の大幅高の反動もあって売り先行となりました。ただ、寄り付きの売りが一巡すると月末接近、週末を意識した手仕舞い売りがかさむものの押し目買いや買戻しもあって堅調な展開となりました。好業績が期待される銘柄などの押し目を拾う動きもあり、底堅い展開でした。
後場に入ると一段高となる場面もありました。昼の市場外取引は金額はかなり大きくやや買い越しと伝えられたのですが、市場への影響はあまりなく前場の地合いを引き継ぎ、堅調ながらも上値の重い展開が続きました。それでも底堅さが確認されると先物にもまとまった買いが入り、指数を押し上げる場面も見られ、前場の高値を抜けての推移となりました。その後も「下がれば買い」と言った感じで堅調な動きが続き結局最後も買戻しなどを交え、高値圏で引けました。
小型銘柄も堅調な動きとなり、東証マザーズ指数は大幅高、日経ジャスダック平均や二部株指数も堅調となりました。昨日、指数が大幅高となる中で軟調となっていた電力株や海運株、不動産株がしっかりとなり、買い方の回転が効いて循環物色となっていることを示しているようです。先物にもまとまった売り買いが散発的に出るのですが、買いが入った時に敏感に反応するパターンで指数を押し上げるような展開になっていました。
月末近くの週末と言うことで利食い売りに押されるかと思ったのですが、予想以上に堅調な動きとなり、買い意欲の強さが伺えます。指数は過熱感が強まっているのですが、うまく循環物色となっていることもあって、個別の銘柄を見るとさほど過熱感もなく、割安銘柄を中心に「買える」銘柄を物色する動きはまだ続くのではないかと思われます。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
昨日もたついた電力株、海運株、不動産株が堅調
三洋電 (6764) 181円 ▼48 円
証券取引等監視委員会は多額の粉飾の疑いもあるとして調べを進めているもようだと報じられたことから、嫌気した売りが出て大幅安となりました。
ニイウスコー (2731) 55,700円 ▼5,000 円 :1株単位
2007年6月期通期の見通しが赤字に転落すると下方修正し、減配すると発表したことから、外資系証券が投資判断を引き下げ、失望売りが入りストップ安となりました。
NECエレ (6723) 3,300円 ▼190 円 :100株単位
半導体売上高の減少や工場稼働の低下などから、2007年3月期決算を下方修正し赤字になりそうだと発表したことから、失望売りが入り大幅安となりました。
アルゼ (6425) 3,760円 ▼300 円 :100株単位
新型パチスロ機への入れ替えが来期にずれ込むことが影響し、2007年3月期決算を下方修正し赤字に転落すると発表したことから、嫌気した売りが入り大幅安となりました。
日合成 (4201) 584円 △32 円
収益上振れ期待もあって、国内証券が投資判断を引き上げたことから、好感した買いが入り大幅高となりました。
三菱商 (8058) 2,745円 △80 円 :100株単位
ロンドン金属取引所(LME)で銅など非鉄金属の先物が上昇したことから、資源・エネルギー権益を保有する商社株の収益拡大が期待され堅調となりました。
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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
アイフリーク(3845)、シスウェーブ (6636)、コムチュア(3844)
フリービット(3843)、寺崎電気産業 (6637)、ネクストジェン (3842)ユー・エス・ジェイ(2142)、イー・キャッシュ (3840)
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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3 だから投資は面白い!
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−<銘柄を見ていく・その20>−
今週は、東京建物不動産販売(3225)を取り上げます。
“東京建物(8804)のノウハウを活かす”
■会社の概要
「Brillia」ブランドで知名度の高いマンション事業、賃貸ビル事業などを手掛ける東京建物(8804)の連結対象子会社です。1980(昭和55)年、東京建物の不動産流通部門を担うべく、事業が開始されました。
1986(昭和61)年に現在の商号に変更され、1988(昭和63)年、東京建物の開発・分譲物件の販売受託を開始しています。
販売受託事業については、東京建物以外のディベロッパーなどの開発・分譲案件も手掛けているほか、法人向け不動産仲介にも強く、2006年12月期で仲介事業の営業収益のうち、売買仲介手数料収入が90.3%を占めていますが、そのうち法人仲介手数料収入が82.2%となっています。
事業は以下の通りです(2006年12月期。カッコ内は総売上高に占める比率)。
・仲介事業 (25%) 事業法人、個人向けの不動産売買・賃貸仲介 ・アセットソリューション事業 (42%) 買取仲介業務 ・販売受託事業 (20%) マンション、戸建住宅などの販売代理、販売受託 ・賃貸事業 (13%) 賃貸管理業務の受託、サブリース、社宅管理代行業務 など
■業績
2006年12月期の業績(連結)は、以下となっています。
売上高 175億6,200万円(前期比 31.3%増) 営業利益 26億2,700万円(前期比 28.5%増) 経常利益 24億3,300万円(前期比 28.3%増) 当期純利益 15億7,900万円(前期比 24.8%増)
収益は増収増益となりました。いずれの事業も堅調ですが、アセットソリューション事業の伸長が顕著で、前期比80.1%増収となっています。販売用不動産等の再販、新たな販売用不動産等の取得も順調のようで、収益不動産に投資するファンドへの出資を行うことも、仲介等の収益機会を創出する上でも寄与しているようです。
■今後の戦略と見通し 〜 グループ力を活かした事業運営ができるか
会社側は2007年12月期の業績見通し(連結)を、以下としています。
売上高 200億円 (前期比13.9%増) 営業利益 30億5,000万円 (前期比16.1%増) 経常利益 30億円 (前期比23.3%増) 当期純利益 18億円 (前期比14.0%増)
2月21日、日銀・金融政策決定会合において、政策金利の引き上げが発表されました。
利上げによって不動産の取得価格上昇が懸念されていますが、不動産業界を見極めるにあたり、不動産業者がマンションなどの開発用地、収益不動産などをうまく取得し、収益を確保できるかがキーポイントとなってくるのではないでしょうか。
業者間の競争激化もあって、価値の増加が見込まれる不動産の取得が、より難しくなってきていると見られます。いずれの事業においても、東京建物グループの情報網を活かした事業運営が期待されます。
一方で、首都圏、関西圏では、新築分譲マンションの建設ラッシュといった状況が続いております。販売受託事業で、2006年12月期の引渡戸数は2,303戸、2007年12月期は2,700戸を見込んでいます。中期経営計画(〜2009年12月期)では「受託戸数5,000戸体制の確立」が掲げられていますが、中期経営計画の達成状況も注目されます。
(マネックス証券 投資情報部)
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4 資産設計への道
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「その256 投資の勉強の効果測定」
投資の勉強が英会話やパソコン講座と違うのは、短期間に成果が目に見える形で現れにくいところにあります。例えばマネックス・キャンパスを終了したからといってその月から投資のリターンがプラスになるとは限りません。しかし、そんな投資の学習が長期投資ではリターンを高めるのです。
長期投資で資産を着実に殖やす マネックス・キャンパス
https://monexuniv.wbt.ne.jp/mu/index2.html
なぜなら勉強しないで投資をはじめると、往々にしてリスクを取りすぎることが多くなります。その結果として長期で運用しているうちにどこかで大きな損失を出して資産運用を途中で止めてしまう可能性が高いのです。
■ 資産運用は短距離走ではなくマラソン
私自身社会人になりたての頃、ある仕手株に投資をして、短期間に数倍になったことがあります。後から考えれば単なるまぐれに過ぎないのですが、当時は有頂天でした。しかしその後株価は急落し、結局最後は損切りする羽目に陥りました。
その後試行錯誤を重ねてようやく今の分散投資のやり方に到達しましたが、この方法を20代からやっていれば、今頃は・・・と悔やむところです。しかし私もまだ30年あるいは40年は資産運用を続けることでしょうからまだ遅くない、と自分に言い聞かせています。
このコラムを読んでいる方のほとんどはこれからまだ数十年単位で資産運用を行うことになると思います。一発狙いで当たったらもう一生資産運用をしない、というのであれば別ですが、長期で続けるならそれに合った方法を早く学んで実践すべきです。それはリスクコントロールがすべてです。
資産運用は短距離走ではなくマラソンのようなものです。うさぎとカメのたとえ話で言えばカメのような方法を考えるべきなのです。
■ 資産運用の運転免許証
もし投資の勉強の効果測定が短期的にできれば、そんな運用方法を勉強しようという人が増えるのではないでしょうか。そう考えて、「日経マネー」と共同で企画したのが3月に開催される「マネー検定」です。21日に発表を行いましたが、予想以上の反響で、このコラムが配信される頃に300名の定員に達していたら申し訳ありません。
ユニークな検定委員(写真付き) マネー検定の概要はこちら
http://moneykentei.jp/index.html
■ マネー検定の役割
マネー検定が投資のスキルを測定する完全な方法とは思いませんが、資産運用のスキルアップを考えるきっかけにはなると思っています。一人でも多くの個人投資家の方に資産運用のスキルを身に付けることの大切さを気づいていただければ投資教育の第一歩としての目的は果たせます。
今回はそんな投資教育に対する考えにご賛同いただける金融機関にもサポートをいただきました。例えばかつてセミナーで対談させていただいたこともあり、投資教育に深い見識を持つ三木社長率いるJPモルガン・アセット・マネジメント、あの「資産設計ファンド」の設定・運用を行うDIAM、エマージングマーケットのアクティブ運用に特化したHSBC投信、そして最近セゾン投信を設立し個人の資産運用にも力を入れているクレディセゾン、と理念を共有できる骨のある会社が集まりました。
■ 理想の資産運用を実現するために必要なこと
投資教育など必要ない、それよりもコストを下げることが最優先だ、というご意見もあるかと思います。コストを下げることがリターンを確実に改善するというのも事実ではありますが、それだけでは不十分だと思います。
本日の日経新聞21面のコラム「大機小機」に個人投資家の資産運用のポイントとして分散投資と低コストの商品の活用(インデックス運用商品など)があげられています。前者の分散投資を実践するためにはある程度の学習が必要なのです。
どの商品を選びどのように組み合わせるのかを考える際にコストは重要な要素ですが、せっかく低コストの運用ができても、それが継続できる運用手法でなければ長期で資産を殖やすことはできません。
マネー検定に参加される方も参加されない方も投資は勉強しないと成功しない、逆に言えば勉強すれば成功の確率を高められるということを再確認してください。
勉強といっても気合を入れすぎて途中で断念しないように楽しくできる方法を考えることも大切です。例えば、マネックス・ユニバーシティのサイトでは「ミス慶応最終選考生に、お金の個別指導」といったやわらかい記事の紹介もありますよ。気軽にはじめるきっかけ覗いてみてください。
新連載「内藤忍&秋元玲奈の資産設計スクール」
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2007/02/post_61.html
今回の話のまとめ---------
● 資産運用は勉強すれば効果があるが実感するのに時間がかかる
● マネー検定は資産運用のスキルアップを考えるきっかけになる
● 勉強した資産運用の知識に低コスト運用を組み合わせれば鬼に金棒
ではまた来週・・・。
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見ではありません。)
内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/
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勉強したい方のためのもう一つの方法
http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/index20070317.html
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5 チャートの世界
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−心理編2−「損切りもしっかり」
図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh2.htm
今週は先週の続きで、「たくり足」が正解になったケースと失敗したケースを見てみましょう。図1.は先週と同じ図ですが、この中に形だけを見れば、「下ヒゲ」の長いもの、という意味では「たくり足」と同じ形をしたものがいくつか見られます。ただ、「たくり足」となる要件の中で「十分に下がった後でしたヒゲの長い足を引いた」という条件の下では図に示したようにA、B、Cの三つが見られます。
このうち、Aはじりじりと下落を続けたあと(ここではすぐにAが出現していますが、実際はかなり下がったところで出ています)出現、下ヒゲが長いので、底値ではないか」と考えられます。結果としてはチャートを見るとすぐに、次の日かその次の日に間違いであったことに気が付くはずです。こうしたときは素直に、例えば「たくり足」と思ってAの翌日の寄り付きで買いついたとしても、Aの安値水準を割り込んだところで思い切って売却してしまう、と言うことが必要になります。
チャートを見ての売買に限らず、損切りのポイントを決めて売買するのはとても重要なことです。ですから、このAのケースも持ち続けるのではなく、たくり足でない、と分かった時点で売却してしまうのが正解、となるのです。
Bの場合はどうでしょうか。Bの場合も、たくり足と見られるような下ヒゲの長い足を引いた次の日に高く寄り付き、(これも実際には「たくり足」と思った人が多く、買いが集まったことで高く寄り付いたのかもしれません)そこで買うことになります。すると今度はその水準からはなかなか上がらず、再び失敗となったかに見えます。ただ、今度はAの時とは違いBの安値を割り込まず、「Bの安値を割り込んだら売却しよう」と損切りのポイントを決めておいても売却することはなく、そのまま持ち続け、しっかりと上昇、今度は「たくり足」で買って正解であったと言うことになります。
また、同様にCのパターンはどうでしょうか、ここでも次の日に高く寄り付いてその後も上昇となっており、「たくり足」が正解となっています。今回上げた例の中で3ヶ所「たくり足」となったのですが、うち2ヵ所はしっかりと底入れのシグナルとなったことになります。「下ヒゲ」だけで判断するのではなく「十分下がったところ」での「下ヒゲ」であれば「たくり足」の可能性が高いということです。
「下ヒゲ」だけを検証して「たくり足」が当たらないというようなことを言う向きもあるようですが、しっかりと出るタイミングを押さえておけばそうした間違いを犯すことは少ないのでしょう。また、もし「たくり足」がダマシになったとしてもしっかりと「ロスカット=損切り」のポイントさえ抑えておけば大丈夫なのです。
来週は「たくり足」ではなく「首吊り足」を検証して見ましょう。
投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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☆世界の6資産に分散投資 『マネックス資産設計ファンド』☆
→ https://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701k.htm
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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2月23日 <利上げの後>
一昨日、利上げの話を書きました。自画自賛みたいで恐縮ですが、やはり株式市場には悪い影響は全くなく、むしろ株価は元気いっぱいです。すると様々なところから、肯定発言や解説記事が出てきます。毎度のことではありますが、もうちょっと学習効果があってもいいと思います。さて利上げの後に、株が上がった以外に何があったかと云うと、預金金利が上がりました。
しかしたったの0.1%です。利上げは0.25%。これでは消費に与えるプラス効果も半減どころか6割引です。日銀は短期金利を上げると同時に、長期国債は買い続けると云いました。国の資金調達コストなどを上昇させないためです。その結果、長期金利は動いていません。銀行は預金と云う形で広くお金を借ります。或いは日銀からお金を借ります。これらの借金に対して払う金利は一般に短期金利です。そのお金を貸し付けたり債券を買うことによって運用します。これらに対して得る金利は一般に長期金利です。この長短金利差が、銀行の大きな収益源です。今回の利上げでは、銀行が日銀から借りる金利は上がりましたが、運用金利である長期金利は上がらなかったので、個人から借りる金利である預金金利はちょっとしか上げてもらえなかった、と考えることが出来ます。
残念です。こう云う仕組みと云うか、裏事情と云うか、その辺りを良く理解することが、投資全般にとって重要です。そして私たちは、どうしたら理解をもっと深く広めることが出来るかを、真剣に考えて取り組んでいきたいと思います。
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7 マネックス証券からのお知らせ
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マネックス証券 投資情報部 清水洋介
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2月28日(水) 12:15〜13:00 「マネックス証券の投資情報徹底活用術」 マネックス証券 マーケティング部 藤本 誠之
→ http://www2.monex.co.jp/lounge/lounge/seminar/index.html
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「鉄人28号」
こんばんは。巨大ロボットは男のロマン!アニメに出てくるような巨大ロボが実際に登場する日を心待ちにしている、ぼすみんです。
マンガ家、故・横山光輝さんの代表作「鉄人28号」の巨大モニュメントが来春にも神戸市・JR新長田駅前に登場すると報じられていました。原作と同様、鋼鉄製の18メートル!これは完成したらぜひぜひ見に行きたいです。
鉄人28号は幾度となくリメイクされてアニメ放映されていて、僕がリアルタイムで見ていたのは「超電動ロボ 鉄人28号FX」という続編です。ここではもう正太郎くんは大人になっていて、彼の息子が主人公になっています。正太郎が操る初代鉄人と、息子が操るFXの二世代共闘シーンも。
視聴者の度肝を抜いたのがFX独特の戦闘スタイルで、「FX」の名に由来してるのか、なんと銭形平次のように巨大コイン(外国通貨)を相手に投げつけて戦うんですよ。命中すると相手ロボットは大爆発。アニメ史上、類を見ない画期的&斬新な必殺技!しかし、同番組が放映されていた1992年はバブルがはじけ、国内景気に暗雲がたちこめていた時代。そんな世相を反映してか「お金を粗末に扱うとは何事か!」とPTAからの抗議が殺到。苦肉の策で、戦闘後、投げたお金をちゃんと回収するシーンも描写されるように・・・・・・って、ごめんなさい。実はコイン投げて戦うっていうところから全部ウソです、すいません。
でも近頃は二足歩行ロボットもどんどん進化してますし、そろそろホントに巨大ロボット、出てきてくれませんかね。
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