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マネックスメール<第1861号 2007年3月2日(金)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 だから投資は面白い!
4 資産設計への道
その257 今回の調整局面から何を学ぶか 内藤忍
5 チャートの世界
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
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1 相場概況
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海外市場は底堅いが日本市場は今日も大幅安
日経平均 17,217.93 (▼235.58)
日経225先物 17,160 (▼230 )
TOPIX 1,721.59 (▼ 18.52)
単純平均 468.87 (▼ 3.31)
東証二部指数 4,261.33 (▼ 14.32)
日経ジャスダック平均 2,169.23 (▼ 10.07)
東証マザーズ指数 1,067.33 (▼ 14.04)
東証一部
値上がり銘柄数 408銘柄
値下がり銘柄数 1,223銘柄
変わらず 102銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 96.18% △0.79%
売買高 27億4586万株(概算)
売買代金 3兆5290億6300万円(概算)
時価総額 551兆8660億円(概算)
為替(15時) 117.65円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が軟調となったことや円高が進んだこと、シカゴ市場(CME)の日経平均先物が軟調であったことなどから売り先行となりました。加えて外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しとなったことも売り急がせる要因となりました。寄り付きの売りが一巡した後は目先筋の買戻しや押し目買いも入り、戻り歩調となる場面もあったのですが、戻りも鈍く、先物にまとまった売りが出ると一気に下げ幅を広げる展開となりました。
後場になると若干戻り歩調となりました。昼の市場外取引が金額は比較的大きく、やや売り越しと伝えられたのですが影響はほとんどなく、売り飽き気分や週末の手仕舞いの買戻しなども入り底堅い動きとなりました。それでも為替が円安に振れることもなく、主力値がさ銘柄の動きが鈍く軟調な地合いに変化はありませんでした。好業績や増配を好感して鉄鋼株が買われ、消費支出が予想を上回ったことで小売り関連銘柄がしっかりとなるなど、徐々に底入れ感は出ているのですが、まだ疑心暗鬼の中でもたついた展開となりました。
小型銘柄も軟調となっていますが、主力銘柄ほどの下げにはなっていません。ただ、買い気に乏しいことには変わりなく、日経ジャスダック平均、二部株指数、東証マザーズ指数など軒並み安となっています。先物には前場はまとまった売りも多く見られましたが後場に入ってからは散発的にまとまった売り買いが見られる程度でした。ただ、ヘッジの動きもあってか「戻れば売り」と言った雰囲気が強まっていました。
なかなか下げ止まりません。ただ、鉄鋼株が好業績や増配を好感され、小売り銘柄も消費支出の上ブレを好感して買われるなど、好材料に素直に反応する動きもあり、底値を探る展開にはなっているようです。米国の景況感が好転するか、円高一服となって「円キャリー取引解消」の懸念がなくなればしっかりとして来るものと思います。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
好業績を好感して鉄鋼株が高く、消費支出が予想を上回り小売り株が高い
ソニー (6758) 5,830円 ▼340 円 :100株単位
外国為替市場で一時116円台に上昇したことを嫌気し、ハイテク株に売りが入り、大幅安となりました。
新日石 (5001) 888円 △28 円
石油化学製品の好調継続の可能性を期待し、国内証券が投資判断を引き上げたことから、堅調となりました。
トヨタ (7203) 7,710円 ▼150 円 :100株単位
外国為替市場で一時116円台に上昇したことから、販売好調ながらも海外勢の利益確定売りが入り、軟調となりました。
積水ハウス (1928) 1,798円 △50 円
不動産開発事業やマンションなどが好調で大幅増益だったため、2007年1月期決算が過去最高を更新したと発表したことから、好感した買いが入り堅調となりました。
テレパーク (3738) 190,000円 ▼11,000 円 :1株単位
筆頭株主の三井物産が株式売り出しを実施すると発表されたことから、需給悪化を懸念した売りが入り大幅安となりました。
小野薬 (4528) 6,550円 △70 円 :100株単位
2007年3月期の期末配当を増配すると発表し、好感した買いが集まり、昨年来高値を更新しました。
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詳細は
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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
アイフリーク(3845)、シスウェーブ (6636)、コムチュア(3844)
フリービット(3843)、寺崎電気産業 (6637)
◆公募・売出株式(PO)◆
アウンコンサルティング(2459・東証マザーズ)
・仮条件(ディスカウント率) 3.0%〜5.0% (申込株数単位:1株)・ブックビルディング期間 3/9(金)0:00〜募集価格等決定日まで
・売出価格等決定日 3/12(月)〜3/14(水)のいずれかの日
※最短の場合、3/12(月)にブックビルは締切となります。
アドバンス・レジデンス投資法人(8978・東証)
・仮条件(ディスカウント率) 2.0%〜4.0% (申込口数単位:1口)・ブックビルディング期間 3/7(水)0:00〜募集価格等決定日まで
・募集価格等決定日 3/14(水)〜3/16(金)のいずれかの日
※最短の場合、3/14(水)にブックビルは締切となります。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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3 だから投資は面白い! −第49回−
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−<銘柄を見ていく・その21>−
今週は、九九プラス(3338・ジャスダック)を取り上げます。
“ローソン(2651)との資本・業務提携”
■会社の概要
生鮮食品など食料品を中心としたコンビニ型の99円(税抜き)均一ショップ「SHOP99」を運営しています。スーパーマーケット運営会社の新規事業部門としてスタートし、1996(平成8)年、「99エンオンリーストア」の名称で1号店がオープンしました。その後は、東京23区、神奈川県横浜市を中心に店舗を展開し、2000(平成12)年10月に独立、新会社が設立されて現在の商号となりました。
新会社設立時には直営店舗44店舗のみでしたが、2007年3月期第3四半期末時点で直営店舗729店、FC店舗124店、合計853店舗を有しています。 ほとんどの商品が99円(税抜き)で、取り扱う商品は最大で12,000アイテムと幅広く、生鮮食品などを小分け・少量パックで販売することで、主婦やお年寄り、単身者など幅広い顧客層をつかんでいます。
事業は以下の通りです(2006年3月期。カッコ内は総売上高に占める比率)。
・直営部門:98% (直営店販売部門:97%) 生鮮・デイリー (42%) 生鮮食品、惣菜、豆腐、乳製品 など グローサリー (44%) 加工食品、お菓子、飲料、お酒 など 雑貨等 (11%) 雑貨、新聞雑誌、書籍 など (直営その他売上:僅少) 売場委託の手数料収入 ほか(自動販売機の販売手数料 など) ・FC部門、その他:2% ロイヤリティ収入(1%) 加盟金収入 ほか(1%) ■業績
2007年3月期第3四半期の業績(連結)は、以下となっています。
売上高 954億2,100万円(前期比 17.6%増) 営業利益 8億9,200万円(前期比 32.9%減) 経常利益 8億7,300万円(前期比 37.0%減) 四半期純利益 ▲7億2,500万円(前期比235.3%減)
収益は増収減益となりました。店舗数の増加により売上高は伸長したものの、販売費及び一般管理費の増加を吸収し切れなかったことが要因としてあるようです。純損益が損失となっているのは、直営店舗80店舗を閉店することに伴う特別損失を第3四半期に計上したことによります。
■今後の戦略と見通し
会社側は2007年3月期の業績見通し(連結)を、以下としています。
売上高 1,230億円 (前期比 12.6%増) 経常利益 8億5,000万円 (前期比 38.5%減) 当期純利益 ▲9億円 (−)
ローソンとの資本・業務提携は、生鮮コンビニ事業を強化したいローソンと、コスト削減など業績のテコ入れを図りたい九九プラスの思惑が一致し、今後、ローソンによる出資比率の引き上げ、店舗統合、将来的にはローソンが子会社化することも検討されていることが報じられました。
生鮮食品などを小分け・少量パックで、しかも、ほとんどの商品を99円(税抜き)でコンビニ型店舗で24時間販売するという独自の手法で、全国に店舗網を拡大してきた九九プラスに、大手コンビニの一角、ローソンが注目した形となりました。
ローソンにとっては九九プラスの店舗網、生鮮食品などの小分け・少量販売など、九九プラスにとってはローソンの商品開発力、物流網を取り込むことができ、それぞれの強みがより活かされていくかどうかが注目されます。
また、九九プラスにローソンが注目したように、今後、技術力、販売力など強みのある会社が注目される可能性もあるのではないでしょうか。
(マネックス証券 投資情報部)
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4 資産設計への道
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「その256 今回の調整局面から何を学ぶか」
グローバルにマーケットが大きく変動しています。株価は各国で大きく調整し、為替は円高方向に振れました。これまでもこのような急速な市場の調整は繰り返されてきましたが、今回は中国やインドの株式市場の下落がきっかけで不安心理が世界に波及したという点が今までとは異なります。BRICs諸国の金融市場における存在が大きくなってきたということです。
■予想できないマーケットのタイミング
そもそも市場経済は永遠に上昇したりすることはありません。市場の変動が大きくなって投資家が痛手を被ることは数年に1回繰り返されているのです。もしそのような変動が事前に予見できるのであればその時に対応すれば良いのでしょうが、危険性は指摘できても残念ながら時期を特定することはできないのです。
これは地震と同じように考えるべきことでしょう。つまりいつ地震が来るかを予想するよりも、いつ来ても大丈夫なように対策をしっかりしておく方が現実的です。それにはやはり資産を分散しておくしか無いのです。
もちろん資産を分散していてもダメージをゼロにすることはできません。しかし、1つの資産に集中して投資をしている場合に比べれば、市場の変動に冷静に対応できるのです。
標準的なアセットアロケーションを目標に自分の資産も分散投資していますが、今回の調整局面では私自身のポートフォリオも3%程度のマイナスになりました。円高と株安が同時に発生したためいつもの調整に比べるとやや大きな動きですが、資産はそのまま何もしないで運用を続けています。
■環境が変わったわけではない
先週と今週で世界経済に大きな変化があったのか、と言えば変化はありません。環境が変わったのではなく市場参加者のセンチメントが強気から弱気に傾いただけです。しばらくは不安定なマーケットが続くでしょうが、ポジション縮小の動きが落ち着けば再び世界経済の現状を反映したマーケットが戻ってくると思っています。
ブラックマンデー、9.11、といった短期的な相場の調整があったときを振り返って見ると、悲観の極であったときが実は投資のタイミングとしてはベストであったということです。世の中が悲観的になっているときは過剰に売られているわけであり、いわばバーゲンセールになっている状態だということです。バーゲンがいつまで続きどこまで安くなるのかはわかりませんが、少なくともマーケットが熱狂しているときよりはお得な買い物ができるのです。人の言うとおりではなく人とは違う行動を勇気を持って行わないとそんなご褒美はもらえません。
そう言えば昨年の6月にも日本株が調整しているときこんなコラムを書きました。歴史は繰り返しているのです。参考にしてください。
日本株の調整局面から学ぶこと
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/006933.html
■バーゲンセールよりも大切な方法
といっても私自身はそんなバーゲンセールに参加しようとは思っていません。今まで通りのアセットアロケーションで資産運用を淡々と続けていくのが長期的には一番良い結果をもたらすと思っているからです。
そしてバーゲンセールに参加しないもう1つの理由は資産運用にできるだけ時間をかけたくないということもあります。マーケットのタイミングをあれこれ調べるのは時間がかかるのです。そんな時間があったら、仕事やプライベートに時間を割きたいと思ってしまいます。
資産運用は年に4回のモニタリングと年に1回のリバランスが基本。それ以外は株式のスクリーニング銘柄の確認だけでもう充分なのです。
また追加の資金で毎月積立を続けていますが、これを市場の動きに関係なく継続しています。最終的にはドルコスト平均法によって資産を積み上げていくことができるというわけです。
■ピンチはチャンス
例えばマネックス資産設計ファンドも2月26日の10,418円から昨日の
10,074円まで3%下がりました。こんなに下がっているけど大丈夫なの?と思うか、それともこんなに安く買えるなんてラッキーと見るかは考え方次第です。
マネックス資産設計ファンドの基準価額の推移
https://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/syohin/tousin/kijunlist/guest?MeigCd=++0035020000
しかし少なくともこれから投資をはじめようという人にとってはまたとないチャンスだと思います。少なくとも先週はじめるよりは、(結果論ですが)今週はじめた方がリターンがマイナスになる可能性は確実に低くなるからです。
■自分の危機管理プランを作成しよう
今回のような市場の調整はこれからも繰り返されます。資産運用を続けていくのであれば、これを機に自分はどう対応するのか危機管理対策を考えてみることをおすすめします。市場の混乱がはじまってからパニックになってしまうのではなく、起きる前に対策を決めておくのです。過去から学び、学習しなければ資産運用は成功しません。
今回の話のまとめ---------
● マーケットの変動は予想するよりも対策を考えておくことが重要
● 市場のセンチメントが悪化したときが実は投資をはじめるチャンス
● マーケットは最終的には経済の実態を反映した水準に落ち着く
ではまた来週・・・。
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見ではありません。)
内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/
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5 チャートの世界 −第84回−
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−心理編3−「追撃も限界あり」
図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh3.htm
今週は先週までの「たくり足」と形は同じだか出現場所が違う「首吊り足」を検証して見ましょう。一つずつの形を見ると「たくり足」と変わりなく、「下ヒゲ」の長い「実体」の小さな形です。高値圏ででるものを「首吊り足」といい、教科書的に言うと「十分に上昇した後」で出現するものとされています。(図1.参照)
「たくり足」の場合は「売りが出切った」あるいは「売りもの以上の大きな買いが入った」ことで底入れとなるパターンでした。この見方からすると「首吊り足」も「売りが出切った」あるいは「売り物以上の買いが入った」のだからもっと上昇する兆しとは見れないか、と疑問があると思います。ただ、この場合はそういった見方ではなく、「戻りも限界があった」と言う見方をすることで「首吊り足」が天井を示すことになると考えるのです。
図2.が首吊り足の概念図ですが、矢印が株価の動きを示しています。ここまで上昇して来た相場が高く寄り付き、いったん下落したあと切り返したのですが、寄り付きの値段まで戻りきらずに終わったパターンです。つまり、「首吊り足」の場合は「戻りが鈍い」とされ、買いの勢いが足りず、早晩、下落に転じる、と言う見方です。本当に強い相場でしたら、寄り付きの値段を抜けてもっと上昇(赤い点線)するはずだ、と言うことで、Aでは天井になり易く、Bの形であれば(首吊り足ではありません=純分に実体部分が大きいということ)、まだ上昇も期待出来るということなのです。
図1.にある「首吊り足」のように見えるA〜Eについては次週、細かく検証して行きたいと思います。
投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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3月2日 「モニター」
色々なところで、様々な形で、「講演」のように話すことがあります。会社説明であったり、パネルディスカッションの一員であったり、そしてテーマも色々あります。生身の人間ですので、出来不出来があります。テーマに対する理解や知識の違いだったり、体調の影響もありますが、私の場合、最大の影響要因は「音」です。
音楽演奏のステージの一番前に、演奏者に向かってモニター(スピーカー)が置かれていますが、あれは自ら発する音を聞きながら演奏を調整するためです。私も自分の声がいい具合に聞こえないと、このいい具合と云うのは、小さ過ぎず、大き過ぎず、エコーも若干あり、そう云う微妙な”いい具合”なのですが、これがないと上手く喋れなくなります。たかがモニター音なのですが、それがしっくり来ないと、頭の回転が悪くなります。不思議なものです。
但しこれは、耳が敏感だからではなく、逆に音感、特に絶対音感が悪いからかも知れません。また、聞こえないから喋れないのではなく、喋れないから焦って頭に血が上って、聞こえなくなるのかも知れません。何やらこんがらがってきました。いずれにしろ音響は、聞く人にとっても大切なので、いい形にしたいものですね。
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■システムメンテナンスに伴うサービス停止のご案内
3月4日(日)午前3時〜午後11時、先物・オプション取引、商品先物取引、為替保証金取引、中国株取引を除く全てのサービスを一時停止させていただきます。ご不便をおかけしますが、何とぞご了承ください。
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☆世界の6資産に分散投資 『マネックス資産設計ファンド』☆
→ https://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701k.htm
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8 勉強会・セミナー情報
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■@東京
3月14日(水) 19:00〜
ネット株取引の心理学〜投資はマーケティングである〜
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3月17日(土)10:00〜
内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティ
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/105
3月17日(土)13:00〜
はじめてのテクニカル分析 チャートを使ってみよう!
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/106
3月17日(土)16:00〜
山口揚平氏が語る株式投資セミナー(入門編)
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/107
■@オンライン
3月6日(火)19:00〜 株のがっこう オンラインセミナー編
〜株式投資をする3つの理由 〜
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/120
3月6日(火) 20:30〜 夜間でもリアルタイムに株式取引
〜マネックスナイターのコツとつぼ〜
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/122
3月7日(水) 19:15〜 ヘッジファンドの魅力 投資目的は“絶対リターン” 〜オルタナティブ投資商品「アジア フォーカス」セミナー〜
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/119
■@マネックスラウンジ@銀座
3月5日(月) 12:15〜13:00 「今週の相場見通し」
マネックス証券 投資情報部 清水洋介
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「ウルトラセブン」
こんばんは。子供の頃はウルトラマンなどの特撮番組が大好きでした、ぼすみんです。
続々とシリーズ化されたウルトラマンですが、現在放映中の『ウルトラマンメビウス』では過去の歴代ウルトラマンが頻繁にゲスト出演、オールドファンも楽しめる内容となっています。明日の放送ではウルトラセブンと、そのセブンに変身していたモロボシ・ダン(森次晃嗣)が登場する模様です。
さて、ウルトラマンといえば地球上では3分間しか戦えない事で有名ですが、シリーズ最大の異色作、『ウルトラマンレオ』に至ってはわずか2分40秒しか戦うことができません。
普通、この手のヒーロー番組では後から登場したヒーローほど先輩ヒーローよりも強いという「強さのインフレ状態」に陥るものですが、『レオ』は番組開始当初は意図的に弱く描写されていて、毎回猛特訓を重ね、努力につぐ努力で強くたくましく成長していく物語となっています。
番組の見どころの一つが、レオに変身するおおとりゲン(真夏竜)の特訓シーンなんですが、彼をビシビシとシゴキまくるのが前述のモロボシ・ダン。杖で殴るなんてのは毎度のことで、逃げるゲンをジープで追いかけ回したり、それはもう常軌を逸したシゴキっぷり!子供心には、番組に登場する怪獣や宇宙人より、モロボシ・ダン隊長の方が怖かったです。
※追伸:ウルトラマンが3分間なら、マネックスは30分?
マネックスではセキュリティ保護の観点から、ログイン後、ウェブ操作せず に30分経過すると自動的にログアウトの処理を行っています。この機能を停 止させたい場合は、ログイン後のマイページ右上にある「自動ログアウト停 止」ボタンをクリックすればOKです。
https://faq.monex.co.jp/EokpControl?site=default&lang=ja&tid=12599&event=FE0006
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