マネックスメール 2007年3月30日(金)

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マネックスメール 2007年3月30日(金)

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 マネックスメール<第1880号 2007年3月30日(金)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 だから投資は面白い!
 4 資産設計への道
    その261 ファンド選びの難しさ(2)内藤忍
 5 チャートの世界
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 1 相場概況
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昨年度末と同じような水準で今期も終了

日経平均            17,287.65 (△23.71)
日経225先物         17,310 (△40 )
TOPIX            1,713.61 (△ 2.93)
単純平均             463.32 (△ 2.22)
東証二部指数           4,205.92 (△24.27)
日経ジャスダック平均       2,123.36 (△11.45)
東証マザーズ指数         1,038.31 (△ 6.93)
東証一部
値上がり銘柄数         1,045銘柄
値下がり銘柄数          548銘柄
変わらず             129銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           92.91%  ▼ 1.66%
売買高            19億4297万株(概算)
売買代金        2兆2969億0200万円(概算)
時価総額          548兆7869億円(概算)
為替(15時)          117.66円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が底堅い展開となったことや為替が円安に振れたことから買い先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しと伝えられたことや期末のお化粧買いを期待する動きも買い要因となっていたものと思われます。寄り付きの買いが一巡した後も順調に買いが入りましたが、先物へのまとまった仕掛け的な売りもあり、上げ幅を縮小する場面もありました。それでも日経平均が17,300円の節目をあっさりと抜けたこともあって堅調な地合いが続きました。

 後場に入っても堅調な動きとなりました。昼の市場外取引の金額は少なく、売り越しと伝えられたことで、売り先行で始まったものの寄り付きの売りが一巡したところでも底堅さが確認されるとすぐに切り返しました。ただ、上値を積極的に買い上がる動きにも乏しく、狭い値幅での動きが続き、最後は期待通りお化粧買いは入りましたが、目先筋の売りもあって、上値も限定的となりました。

 小型銘柄も堅調なものが多いのですが、引き続き積極的な買いは乏しく、日経ジャスダック平均や二部株指数、東証マザーズ指数は堅調ながらも上値の重い展開となりました。先物にもまとまった売り買いは散見されたのですが、追随する動きも限定され、ヘッジ売りと期末のポジション調整が中心となって方向感を出すまでにはいたりませんでした。

 足元の景況感というよりは為替に反応しているような感じです。逆に為替が株価に反応するようなところもあり、お互いにけん制しながら動いているようです。来週から新年度入りということで機関投資家などの買いも期待されますが、昨年のように企業の収益見通しが慎重なものが多いものと思われ、引き続きじっくりとした投資よりは目先筋が中心となりそうです。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 銀行株や不動産株は堅調、海運株や電力株は配当取りの反動で軟調

ディスコ (6146) 7,200円 △190 円 :100株単位
 外資系証券が投資判断を引き上げたことから、堅調となりました。

特殊陶 (5334) 2,205円 △5 円
 産業技術総合研究所とセラミックスを使って角砂糖程度の大きさで高出力の燃料電池を開発したと発表されたことから、業績拡大を期待した買いが入り堅調となりました。

JAL (9205) 245円 ▼10 円
 主力取引銀行の間で、現状では経営再建が不十分として貸出債権の評価を下げる動きが出てきたと報じられ、嫌気した売りが入り軟調となりました。
積水ハウス (1928) 1,834円 △85 円
 ソニー(6758)から東京都品川区の旧本社地区の保有不動産を400億円超で積水ハウスが買収すると報じられたことから、先行きを期待した買いが入り大幅高となりました。

アルゼ (6425) 4,110円 △470 円 :100株単位
 ゴールドマン・サックスグループの投資ファンドがアルゼ株の9%を取得し、第3位の株主になると発表されたことから、収益改善への期待が高まり大幅高となりました。

グッドウィル (4723) 92,800円 ▼7,200 円 :1株単位
 介護大手コムスンの業績悪化に伴う減損損失計上などが響き、2007年6月期決算を大幅に下方修正したことから、失望売りが入り大幅安となりました。
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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
アジア・メディア・カンパニー・リミテッド (2149)
ニューフレアテクノロジー(6256)、ジェーソン(3080)、
ユニバース(3078)、ケアネット(2150)、アイティメディア(2148)
パシフィックシステム(3847)

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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 3 だから投資は面白い!
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 −<銘柄を見ていく・その25>−

 今週は、ドリコム(3793)を取り上げます。

 “インターネット広告市場に参入”

■会社の概要
 ブログ(文章や写真などを簡単に掲載できるWebサイト)サービスなどを個人、法人向けに展開している会社です。

 事業は以下の通りです(2006年3月期。カッコ内は総売上高に占める比率)。
 ・ブログ事業    (95%)                       法人のお客さまが自社サイトでブログシステムを簡単に運用することが  できる「ドリコムブログシステム」、社内での情報発信・整理、コミュニ  ケーションにブログを活用する「ドリコムブログオフィス」、個人が無料  でブログを開設できる「ドリコムブログ」などを提供しています。
 ・検索エンジン事業 ( 5%)                       求人情報に特化した個人向け無料検索サービス「ドリコムキャリアサー  チ」などを提供しています。                    
■業績
 2007年3月期第3四半期(2006年4月1日〜12月31日)の業績(連結)は、以下となっています。

  売上高     6億 200万円(前年同期比46.1%増)          営業利益   ▲1億1,400万円(−)                  経常利益     ▲8,800万円(−)                  四半期純利益   ▲5,100万円(−)                
 売上高は前年同期比では増収となりました。ただ、主力であるブログ事業において、既存案件の保守・改良、納期ずれ等などもあって、2007年3月期通期(2006年4月1日〜2007年3月31日)計画を下回る進捗となっているようです。 営業損失となっています。人材確保、新サービス開発への投資など、来期(2008年3月期)以降を見据えた先行投資を行ったことが要因と見られます。
■今後の戦略と見通し

 会社側は、2007年3月期通期(2006年4月1日〜2007年3月31日)業績見通し(連結)を、以下としています。

  売上高     15億円    (前期比113.4%増)           経常利益     4億円    (前期比 77.8%増)           当期純利益    2億3,000万円(前期比 85.5%増)         
 3月27日、インターネット広告市場に参入することが発表されました。 これまで、コンテンツ連動型広告(Webページの情報に関連性が高いと見られる広告が自動的に配信される)配信技術の提供などを通じて、ネット広告には係わりを持っていましたが、広告主・広告代理店とWebサイト運営者を結びつける事業に本格的に参入することになりました。
 オプト(2389)、セプテーニHD(4293)、サイバーエージェント(4751)など先行他社がいる中で、広告主、Webサイト運営者双方にサービスを認知させ、これまでの事業などで蓄積した、広告出稿先となるWebサイトの情報などをうまく活用し、事業を拡大させられるかどうかが注目されます。
 また、主力であるブログ事業は中小企業向けに注力していく姿勢を感じます。営業人員や開発体制は強化されていると見られ、中小企業へのサービス浸透という、投資に見合う成果が現れてくるかどうかにも注目しましょう。

(マネックス証券 投資情報部 小沼 利幸)

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 4 資産設計への道
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 「その261 ファンド選びの難しさ(2)」

 先週のこのコラムではアクティブファンドを選ぶ難しさについて、でしたが、読者の方からファンド選びにおける分配金の影響について鋭いご質問をいただきました(ありがとうございます)。実は分配金も投資の成果に大きな影響があるのです。

【復習】中国株ファンドの選択基準 先週のコラムはこちら
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/007801.html

 分配金とは株式の配当と同じように、投資信託を保有している人にファンドから定期的に支払われる現金のことです。

■騰落率で比較すると3年まではニュー・チャイナ・ファンドが有利
 運用レポートに掲載されている騰落率データで同じ投資対象のファンドの実績を比較することができます。先週取り上げた中国株に投資する2つのファンドの騰落率は次のようになっていました。

<分配金再投資で計算した騰落率>
三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド
 騰落率1年50.9% 3年106.2%、5年190.5%
HSBCチャイナオープン
 騰落率1年47.9% 3年104.8%、5年241.7%
(出所:NRI、先週掲載の数字に追加・訂正しています)

 これらのデータは分配金再投資という前提で計算されています。これは分配金が1000円出たら、その1000円で同じファンドを購入して運用を続けるという前提で計算しているものです。実際は分配金には通常10%課税されることになりますから分配金がゼロのファンドでないとこの騰落率通りのリターンは実現できません。

■もう1つの騰落率では逆の結果が・・・
 実は騰落率の計算にはもう1つの方法があります。それは分配金を再投資するのではなく加算して計算する方法です。これは分配金1000円であればその1000円を現金として受け取ったと仮定して計算する方法です。この場合も課税されると実際のリターンとは異なります。

実はこの分配金加算で先ほどと同じ期間の騰落率を調べてみると意外な結果になりました。3年までの騰落率の結果が先ほどと逆になってしまうのです。
<分配金加算で計算した騰落率>
三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド
 騰落率1年45.6% 3年77.8%
HSBCチャイナオープン
 騰落率1年47.9% 3年100.2%

 HSBCチャイナオープンは分配金再投資と分配金加算のリターンがほとんど同じなのにニュー・チャイナ・ファンドでは期間が長くなると大きな差が出ています。これは分配金の影響なのです。

■上昇相場で分配金を出すと再運用効果が得られない
 運用レポートで分配金支払いの実績を確認してみると、HSBCチャイナオープンが過去3年の合計で1600円の分配なのに対し、ニュー・チャイナ・ファンドは同じ時期に5200円となっています(1万口あたり)。

 つまりニュー・チャイナ・ファンドは中国株が上昇基調であった時期にファンドの資産を現金化して投資家に支払ってしまったために再投資をしない場合、分配金部分が再運用できなくなってしまったわけです。

■なぜ2つの計算方法があるのか
 それにしてもナゼ騰落率に2つの計算方法があるのでしょうか。それはそれぞれの計算方法の目的が異なるからです。

 分配金再投資のリターンはファンドマネージャーの運用能力を計測するのに適した数値です。運用資産を外部流出させないで運用した場合のリターンとして分配金に関係なく運用力を評価できるのです。ただし課税の影響などから実際のリターンとは違った数字になる欠点があります。

 一方の分配金加算のリターンは分配金を受け取りながらファンドを保有する個人投資家にとっては実感に近いリターンになります。しかしながらこの計算では分配金の出し方によって運用成績が変わってしまいます。ファンドの運用能力を公平に評価できないことがあります。

■将来の資産を長期で形成するなら分配金を出さないファンドで
 2つの騰落率の違いから学ぶべきことは次の2点だと思います。

 1つは騰落率のデータはどちらの方法で計算したものであるかを確認しなければならないということです。同じ基準で比較をしないと間違えた投資判断をすることになりかねません。

 そしてもう1つは長期で資産運用するのであれば分配金はできるだけ出さないファンドを選んだ方が良いということ。これは長期的に上昇する資産に投資するのであれば分配金を出さないで殖えた資産をファンド内で再運用することでリターンが向上させられるからです。

 分配金は手元に現金が入るので何だかうれしいものですが、その分ファンドの運用資産は減っているのです。少なくとも私は同じ運用成績なら分配金の無いファンドを選びたいと思います。

 実際、運用開始から一度も分配金を出していない投資信託も何本か存在します。投資家には一見魅力的に映る分配金を敢えて出さないファンドは、長期運用で資産を殖やしたいというニーズに正攻法で応える骨のあるファンドということができるでしょう。

今回の話のまとめ---------
●投資信託の騰落率の計算には2つの方法がある
●どちらも実際の投資の成果とは異なる数字である
●過去の分配金支払い実績も投資判断の材料になる

ではまた来週・・・。

(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見とは必ずしも一致しません。)

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

投資信託の購入に際しては事前に目論見書をお読みいただき、投資の最終判断はご自身でなさいますようお願いいたします。

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あの渋澤健さんがオルタナティブ投資について本気で語った
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2007/03/level2.html
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       → https://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701k.htm

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 5 チャートの世界
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 −心理編7−「底値を示す上ヒゲ線」

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh7.htm

 先週は「上ヒゲ線」で天井をつけるケースを検証してみました。確かに、「上ヒゲ」と言う形で天井をつけることは理屈にもあっており、実際に天井となっているケースも多く見られました。今週は逆に底値をつけるケースを見てきたいと思います。「下ヒゲ」の長い足型である、「たくり足」や「首吊り線」で天井、底となったのと同様に長い「上ヒゲ」をつけて天井、底となることがあるのです。

 図1.は4種類の銘柄の下落時に「上ヒゲ」をつけたケースです。ここまでの動きでは「底」と見えるのですが、果たして本当に底となるのでしょうか。正解は来週とするとして、いつものようにこの「上ヒゲ線」をつけたときの市場参加者の心理状態を考えて見ましょう。

 「上ヒゲ線」で天井をつける時の投資家の心理状態は先週まで2週にわたって検証してみましたが、底値をつけるときと言うのはどうなのでしょう。図2のような状況であり、寄付きから戻り歩調となるも、新たな売り手や戻り売りに押されて軟調となるのですが、何とか寄り付き付近で下げ渋るパターンです。
 つまり、寄り付き=安値に近い値段とすると、その前に「ダメだ」と思ったような水準までまた、下がるのですが、「前の安値近くになったからこれ以上は売らない」というような心理状態であり、底堅くなって来るのです。実際に新たな大きな売り手が現れたとか、買い手がまったくいなくなったというようなときは図2.の下段で示したように、大きな陰線となってしまうようなことが多いのではないかと思います。

 来週は今週の4つの銘柄のその後とその時の心理状態を検証して見たいと思います。

 投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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    ☆株を買うのはまだ早い!まずは株の"価値"を知ろう!☆
      → http://www.monexuniv.co.jp/mail_magazine/2007/01/2006155.html

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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 3月30日    「あと3年」

 もしかしたらあと3年ぐらいかと思い、今日ちょっと計算してみたら、やはりたったの3年でした。中国のGDPが日本のそれに並ぶ時です。但しこれは、私の超簡便計算法に依るものなので、正確さは一切保証できません。しかしあまり大きくも外れないでしょう。

 1995年、2000年、2006年で、中国のGDPはそれぞれ約6兆元、10兆元、21兆元でした。1ドル当たりの元は、95年、00年でそれぞれ約8.3元、8.3元、今は8元、1ドル当たりの円は、それぞれ約85円、105円、今は120円です。

 皆さん知っていましたか、中国のGDPは既に約300兆円もあることを。95年には日本の約1/8だった中国のGDPは、00年には1/4、去年は2/3になりました。中国の元建てGDPは毎年平均約10%で成長し、円安に伴い元は対円で毎年平均5%弱価値を増やし、しかし日本のGDPは約500兆円で一切動かなかったからです。このペース、即ち毎年約15%で差を詰められると、今年を含めてあと3年、2009年末には両国のGDPが並びます。

 もちろんそんなに悲観することもありません。中国は人口がザックリ日本の10倍ありますから、国民一人当たりGDPはその時点でも10倍違う訳ですから。しかし、それでもやはり、GDPが並ぶことは、それなりにインパクトがあるでしょう。その時までに、日本の個人の資産設計の在り方はどのように変わっているでしょうか?今と同じような、円預金・貯金に偏った形では、日本国民は、世界市民としてはかなり貧乏になってしまいます。

 あと3年。未来の金融を目指すマネックスにとっては、3年後など、かなりすぐ先の出来事です。来週から新年度が始まりますが、益々スピードを上げて、世界市民として貧乏にならないための個人向け金融サービスを、実現していきたいと思います。

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 4月2日(月)19:00〜 「投資情報徹底活用術  マーケットボード編」   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/150

 4月2日(月)20:00〜 「ペンタゴンチャートの魅力とそのパワー 」
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 4月10日(火) 13:00〜13:30  「松本大とここだけトーク
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 10 思春期証券マンのマネックス日記
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 「年度末」

 こんばんは。今日は年度末という事で、オフィスやご自宅の整理整頓、大掃除などに励まれた方も多いのではないでしょうか。掃除の類がイマイチ苦手、自他共に認める「片付けられない男」、ぼすみんです。

 年度末の掃除ついでに是非気をつけていただきたいのが、ご自宅で保管している「タンス株」。最近株式投資を始めた方は証券会社での保護預かりがほとんどなので、実物の株券を見たことのない方が大半だと思うのですが、かつては株券をご自宅で保管なさる方も多かった模様。

 「タンス株」とは言いながら、実際にはタンスではなく金庫などで大切に保管している方が多いようですが、ある年配の方のお宅にお邪魔した際、壁一面に額に入れられた株券がまるで賞状のようにズラリと飾られていたのには驚きました。子供の頃に賞状らしきものがほとんどもらえず、学校の先生も苦肉の策で作ったであろう「よく頑張ったで賞」なる賞状が飾られていたぼすみんの部屋とはまさに雲泥の差!

 その株券ですが、2009年6月までに実施される予定の「株券の電子化」により、お手元で保管している上場会社の株券は無効となってしまう可能性も。マネックスなら株券の保管料は無料ですので、ご自宅でタンス株をお持ちの方は、お早めに株券の電子化にお備え下さい。

※追伸:「保管料は無料!お手元の株券はマネックス証券へ」
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