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マネックスメール<第1881号 2007年4月2日(月)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 はじめてみよう!先物・オプション取引
4 廣澤知子のやさしいマネー講座
5 バンガード・海外投資事情
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
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1 相場概況
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新年度入りも期待はずれ、先物主導で大幅安
日経平均 17,028.41 (▼259.24)
日経225先物 17,030 (▼280 )
TOPIX 1,682.49 (▼ 31.12)
単純平均 452.99 (▼ 10.33)
東証二部指数 4,165.31 (▼ 40.61)
日経ジャスダック平均 2,109.72 (▼ 13.64)
東証マザーズ指数 1,020.30 (▼ 18.01)
東証一部
値上がり銘柄数 162銘柄
値下がり銘柄数 1,503銘柄
変わらず 61銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 84.36% ▼ 8.55%
売買高 23億3836万株(概算)
売買代金 2兆8762億7400万円(概算)
時価総額 540兆0491億円(概算)
為替(15時) 117.69円/米ドル
◆市況概況◆
週末の米国市場が堅調となったことや為替が落ち着いていること、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しと伝えられたことに加え、新年度入りということで機関投資家やディーラーなどの新鮮な手が入ることが期待されて、買い先行となりました。寄り付き前に発表になった日銀短観も予想を若干下回ったものの設備投資動向などが予想を上回り、堅調な展開となりました。ただ、寄り付きからの買いが一巡した後は上値も重くなり、目先筋の見切り売りもあってもたついた展開となりました。
後場に入ると売りが優勢となり、大幅安となりました。昼の市場外取引も金額も少なく、売り買いの偏りもないことから市場への影響はなかったのですが、上値の重さを嫌気する動きや為替が若干円高に振れたことなどから売り先行となると動きの鈍さを嫌気する売りがかさんでますます見切り売りが増え、下げ幅を広げる状況となりました。これといって売り材料があったわけでもないのですが、あるものは鉄鋼株の軟調さに嫌気して見切り売りを出し、あるものは日銀短観が予想を下回ったことを過大評価して売り急ぐ、と言ったような格好で、先物へのまとまった仕掛け的な売りがそうした個々の売り材料を増幅させ、売りが売りを呼ぶ展開となったということなのでしょう。
小型銘柄も軟調とはなりましたが、日経ジャスダック平均や二部株指数の下げは主力銘柄に比べると小幅に留まりました。小型株指数や東証マザーズ指数は買い手の乏しい中で見切り売りがかさみ、大幅下落となりました。先物へのまとまった売り買いは朝方からあったのですが、後場に入ってからはまとまった売りが断続的に出て指数を押し下げる展開となりました。
是といった材料もなったのですが、売りが売りを呼ぶ格好で大幅下落となりました。新年度の業績に対する懸念や新年度への期待が強すぎた反動もあり、買い気の乏しい中で売りがかさみ大幅下落となったものと思います。業績に対する懸念も前期実績の上ブレでも出てくればセンチメントは変わり、買い気も出て来るものと思います。米国市場での景気懸念が薄らげば売られたものほど買われるような展開になって来るのではないかと思います。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
鉄鋼株や海運株の下げがきつく、食品株は堅調
東 芝 (6502) 787円 ±0円
米国の石炭火力発電設備の修理・補修サービス企業を約20億円で買収し、蒸気タービンの保守事業に参入すると報じられたことから、堅調でしたが、地合いの悪さにおされ、目先筋の売りに押されました。
ニコン (7731) 2,525円 △40 円
デジタル一眼レフの売り上げが伸びているほか、円安効果も利益を押し上げ、2007年3月期決算が増益になり過去最高益になる見通しと発表されたことから、好感した買いが入り堅調となりました。
ビックカメラ (3048) 142,000円 ▼5,000 円 :1株単位
エディオン(2730)との事業統合計画を白紙撤回すると発表したことから、業務提携や株式の持ち合いは継続するが、商品調達コストの引き下げなど統合による競争力強化への期待が薄らぎ、大幅安となりました。
ヤマトHD (9064) 1,774円 ▼126 円
企業間物流の伸び悩みや人件費の負担増が響き、2007年3月期決算を下方修正し減益になると発表したことから、失望売りが入り大幅安となりました。
マルコ (9980) 335円 ▼40 円 :100株単位
営業体制の強化、整備の遅れと新商品の販売時期のずれ込みなどによる減収が響き、2007年2月中間期決算を大幅に下方修正し赤字になると発表したことから、嫌気した売りが入り大幅安となりました。
味の素 (2802) 1,504円 △148 円
ドイツ化学大手BASFの飼料用アミノ酸、リジンからの撤退を発表したことから、外資系証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
アジア・メディア・カンパニー・リミテッド (2149)
ニューフレアテクノロジー(6256)、ジェーソン(3080)、
ユニバース(3078)、ケアネット(2150)、アイティメディア(2148)
パシフィックシステム(3847)
◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。
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3 はじめてみよう!先物・オプション取引
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先週のポジションのおさらいですが、プットオプションは先々週からずっと持ち越し、コールオプションを新たに買い付けしました。「ストラングルの買いのポジションであり、16,500円を下回ると300円で買ったプットオプションが儲かり、18,000円を超えると70円で買ったコールオプションが儲かるものと期待したポジションでした。
期待に反し、日経平均はほとんど動かない水準で本日の日経平均先物の前場の終値は17,400円と先週の前場の終値17,410円と10円しか違いません。つまり、理論上はプットオプションもコールオプションもどの限月のどの行使価格のオプションでも「時間的価値」の分だけ、価格が下落しているはずです。また、日経平均が17,400円水準のときに、行使価格16,500円のプットオプション、行使価格18,000円のコールオプション、と言うことで大きく「アウト・オブ・ザ・マネー」の状況にあったことで、もともと「時間的価値」が少ないと思われるのですが、満期が近いということで「時間的価値」の減少速度が速いという危惧もあります。
実際には、4月限月、行使価格16,500円のプットオプションは65円であったものが、30円となり、同じく行使価格18,000円のコールオプションも30円、プットオプションは損失が広がりましたが、先週は一週間で235円損をしたものが今週は35円損失が広がり270円の損となりました。コールオプションは70円で買ったものが30円になり、40円の損失、この損失が「時間的価値」の減少、ということになりました。
先週は相場が動くものと思い、ポジションを間違えたことで「時間的価値」の分だけ損をしてしまいました。今週は新年度入りで相場が上昇すると期待して、先物を買い、そのヘッジとして、プットオプションを買っておこうかと思います。日経平均が17,000円を超えて下がるようであれば下げが大きくなりそうなので、17,000円でロスカットをするつもりで5月限月、行使価格17,000円のプットオプションを235円で買って見ましょう。先物は17,400円が買値であり、もし17,000円を割り込むようなことになった時にプットオプションがいくらになっているか、あるいは17,500円を超えて大きく上昇するような時にプットオプションがいくらになっているかが注目されるところです。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
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先物・オプションの詳細・お申し込みなどはこちら
口座をお持ちでない方
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4 廣澤知子のやさしいマネー講座 −第42回−
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「マネー検定と市場」
先週の土曜日3月31日にマネー検定を行いました。午前中にテスト、午後に基調講演、パネルディスカッションと1日がかりのイベントとなりました。最後まで熱心に参加されていた方が多く、主催者である日経マネーさんともども大変うれしく思いました。
テストについては日経マネー誌次号の誌面に詳細が掲載されますが、1時間で50問、選択式です。設問も幅広く、計算問題、時事問題もあるため、少々難しいかな・・・と思っていたのですが、最高90点、平均59.8点と試験としてはなかなか理想的な結果が得られました。
「難しかった」「時間が足りなかった」など直接声をかけてくださる方もいて、今後に生かしていきたいと思っています。
基調講演は「魅力度増す日本株式」と題したドイツ証券の武者陵司氏によるものでした。
武者さんは講演前も講演内でもおっしゃっていましたが、これまでは日本株式に対してかなり懐疑的かつ、慎重な見方をされていましたが、ここにきて大転換し、かなり強気になられたとのこと。
通常のセオリーでは語りきれない現象が起きつつあり、それが定着する方向にある、そのベースとなっているのが「企業の利潤率の上昇」と「利子率の低下」で、本来同方向に推移することの多いこの二つの乖離により、株式投資にはまたとない好機となっているということなのです。
こういった話を聞いて「え、そんな楽観的なことはないでしょう」という反応をする人が多いうちはまだまだ強気で良いそうです。皆が「そうだ。強気でいいのだ!」となってしまうとバブル時もそうですが、大衆の勢いで過熱してしまうこともありますが、今はまだそういう時期ではないとのことでした。アメリカ経済のソフトランディングやBRICSについても強気の見方をされていました。
パネルディスカッションもかなり白熱したものとなり、時間が超過しても受講していた方々は皆とても熱心に満足そうに聴いていらっしゃいました。パネラーはさわかみ投信代表の澤上篤人氏、FPの深野康彦氏、弊社社長の内藤忍といずれ劣らぬ業界での論客揃い。白熱するわけです。共通しているのは、短期の投機ではなく、長期で資産形成していくことを勧めていること。(それぞれもご自身の資産で実践。)「かっこよくお金を使おう!」とお金を殖やすだけではなく、いかに有意義に使えるかというところにまで話は及びました。
基調講演もパネルディスカッションもいずれも前向きな内容で、けっして煽ることなく、個人投資家の背中を押してくれるような雰囲気になりました。このように話す方も聴く方も、けっしてガツガツと焦りはせず、でも前向きに市場と向き合っていこうという空気になることは開催側としてはもちろん、投資教育に携わる者として大変うれしく感じました。
何度も触れていることですが、市場は生き物で、その中身は「人」の部分も大きいです。市場が勝手に動き回るのではなく、当然のことながら、景気や金利情勢、政治情勢も反映しますが、それらを操つるのも(金融政策や政治)「人」、分析するのも「人」、市場に参加しているのは機関投資家であっても、個人であっても判断するのは「人」です。人々の思惑であったり、気持ちも市場を形成している大きな要因といえるのです。
市場に参加している人が、利益を貪るようなタイプが多ければ、市場は急上昇、急落をといった変動の激しいものとなるように思います。長期的な視野にたった個人投資家が増えればそれだけ市場は裾野も広がるし、地盤もしっかりとしてくるでしょう。
こうしたマネー検定といった機会を通じて、投機的ではなくお金の広い知識を身につけた投資家が増えていってくれるといいな、と思います。
廣澤 知子
株式会社マネックス・ユニバーシティ 取締役副社長
http://www.monexuniv.co.jp/
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著書「金利をやさしく教えてくれる本」
http://www.monexuniv.co.jp/book/#kinri
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☆投資信託「HSBCロシアオープン」販売開始しました☆
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5 バンガード・海外投資事情 −第245回−
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「コールセンターにて」
米国バンガードのコールセンターでは複数の投資家の方から、同じお問い合わせを受けることがしばしばあります。特によく耳にする最近のお問い合わせには、「手元の資金を投資にまわそうと思うのですが、何に投資したらいいのでしょうか?」とか、「エマージング(新興)国市場ファンドをいま買ったほうがよいでしょうか?」または、「金利が上がりそうですが、債券ファンドを手放したほうがいいでしょうか?」といったようなものがあります。
まったく異なるお問い合わせのようにも思えますが、これらに対する我々の答え方は実はすべて同じで、「自分の投資プランを立ててから、それに従った投資判断をしてください」なのです。
「手元の資金を投資にまわそうと思うのですが、何に投資したらいいのでしょうか?」といった電話をかけてこられる方の中には、「なぜこの人は私の質問にはっきり答えてくれないのか」とイライラする人もいます。テレビ、ラジオで活躍している投資の専門家のように「ズバリこの銘柄、このファンドがよい!」
といった切れの良いコメントを期待しているのでしょう。でもこのご質問に対する答えはただ一つ、「投資プランを持たずに意味のある投資決断は下せない」なのです。まずは「その手元資金は何の目的のためのものなのか?」「投資予定期間はどのくらいか?」「どれくらいの損失までなら耐えられそうか?」といった質問に自分自身で答えを出し、それをもとに自分にふさわしい投資資産とその配分を決めることが先です。具体的な投資商品を考えるのはその後の話です。
「エマージング(新興)国市場ファンドをいま買ったほうがよいでしょうか?」、
「金利が上がりそうですが、債券ファンドを手放したほうがよいでしょうか?」このようなお問い合わせに対しても、市場予測や短期的な損益に固執する事なく、自分の投資プランに従ってご判断ください、とお答えする事になります。
まったく異なるように見える3つのお問い合わせですが、実はすべて「全体の投資プラン」を通して考えることが重要です。
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「トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド」のお知らせ
バンガードグループのインデックスファンドの組み入れによって運用を行う ファンドオブファンズ形式の国内投資信託です。
販売手数料なしのノーロード投信で、1万円から買付可能。積み立てもOK。 → http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/syohin/tousin/kihon/guest?MeigCd=++0049510000
※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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☆朝日新聞で好評連載中、マネックスお金のゼミナール☆
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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4月2日 「ロシア」
先週の金曜日、当社で販売を始めた投信「ロシアオープン」の説明会を、都内のロシア料理店(正しくはグルジア料理店)で開きました。500人を超える応募があり、抽選で選ばれたラッキーなお客様20名と、ボルシチや壺焼きなどを頂きながら、ロシア投資について考えました。
ロシアは所謂BRICsの一角であり、今後の大きな成長が期待される大国です。天然資源に恵まれた国で、特に原油や天然ガスの埋蔵量が多く、これらの輸出を軸に外貨(ドル)を急速に稼いでおり、既に日本の1/3程の外貨準備高があります。中国の発展などから、今後原油の世界需要が下がることは考えにくく、原油高→原油輸出で潤う→国内消費も活発になる→経済が成長→株式市場も好調、と云うシナリオにが期待されます。実際ロシア株は、今まで強烈なリターンを叩き出しています。
しかし私はリスクもかなり大きいと思います。『天然資源が鍵』と云うこと自体に、多大なリスクが含まれています。先ず、世界の原油需要が下がらなくても、原油の値段が下がることはあります。
例えばエタノールなどの代替エネルギーの量産・低コスト化が成功すると、原油価格は下落します。或いは代替エネルギーの開発を阻止するために、原油産出国が戦略的に原油の値段を自ら下げてくるかも知れません。次に、「原油を売れば外貨が入る」と、株式市場に於ける海外投資家を大切にしなくても、天然資源を掘って輸出するだけで外貨を稼ぎ国内産業に投資できますから、海外株式投資家がないがしろにされるようなリスクがあるかも知れません。
最後に、天然資源が豊かな国では、利権を争って政治的汚職が肥大化・深刻化しがちなものです。ロシア投資には、以上のようなリスクがあります。しかしリターンも、今までの実績を見ても、これからの可能性を考えても、かなり大きなものを見込めそうです。天然資源ネタ以外にも、例えば最近では欧米の多くのIT開発が、ロシア東部(サンクトペテルブルグなど)のエンジニアにアウトソースされていることは有名な話です。要は典型的なハイリスク・ハイリターン型の投資対象な訳です。ハイリスク・ハイリターン型の投資をする際には、投資金額を控えめにし、タイミングを分散するのが唯一の正攻法です。新しい投資対象を御案内し、そのリスクとリターンと取り組み方を考える。当たり前のことですが、そう云った反復を、これからも更に多く、更に丁寧に、していきたいと思います。
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7 マネックス証券からのお知らせ
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■@神戸
4月7日(土)13:00〜
はじめてのテクニカル分析 チャートを使ってみよう!
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4月7日(土)16:00〜
内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティ
10万円から始める日本一やさしいお金のふやし方講座
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「動機」
こんばんは。新年度入りで心機一転、いつになくやる気が漲るぼすみんです。
今日はマネックスにも初々しい新入社員たちがやって来ました。いきおい自分の新人時代を思い出し、「あの頃は本当に右も左も分からない世間知らずだったぜ、フッ」とか感慨深げに呟いてみたはいいものの、実のところ未だに右も左も分かっていない自分に愕然、社会人になって何やってたんだと反省する事しきりです。われながらホント困ったもんです、フッ。
僕が就職先に証券会社を選んだ理由は、この業界なら色々な会社、他の色々な業界についても詳しくなれそうと思ったからで、いわば「脱・世間知らず」を目指して証券を選んだと言っても過言ではありません。日々分からない事、知らない事だらけで、今は自分がいかに世間知らずかを再認識するばかりの毎日ですけど、初心を忘れずしっかり勉強していこう!そして少しでもお客さまのお役に立てるよう頑張ろう!と決意も新たなぼすみんです。
それはそうと、他のマネックス社員は一体どういった動機で証券界を選んだのか、ちょっと気になるところです。隣の席の後輩に聞いてみました。「え〜、証券を選んだ理由ですか?話せば長い話になるんですけど・・・」ホントに長い話になりそうなので、断りました。そんな一日でした。
※追伸:この春から投資家デビューする皆さま、投資の原点に立ち返りたい皆 さまはこちらをご参考いただけると幸いです。「投資のヒント」
http://www2.monex.co.jp/lounge/hint/index.html
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