マネックスメール 2007年4月20日(金)

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マネックスメール 2007年4月20日(金)

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 マネックスメール<第1895号 2007年4月20日(金)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 だから投資は面白い!
 4 資産設計への道
    その264 さわかみファンドへの質問状 内藤忍
 5 チャートの世界
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 1 相場概況
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「世界同時株安」が回避され、堅調だが上値も重い

日経平均            17,452.62 (△80.65)
日経225先物         17,410 (△20 )
TOPIX            1,710.07 (△ 3.14)
単純平均             458.12 (▼ 0.17)
東証二部指数           4,051.34 (▼20.10)
日経ジャスダック平均       2,045.34 (▼ 8.14)
東証マザーズ指数          935.49 (▼21.60)
東証一部
値上がり銘柄数          676銘柄
値下がり銘柄数          915銘柄
変わらず             139銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           90.51%  ▼ 5.91%
売買高            17億9019万株(概算)
売買代金        2兆2736億0600万円(概算)
時価総額          547兆4976億円(概算)
為替(15時)          118.68円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場で「世界同時株安」の連鎖が止まり、昨日の反動もあって買い先行となりました。ただ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあって、あっさりと寄り付いた後も上値の重い展開となりました。実際にまとまった売りが出たわけでもなく、先物に仕掛け的な売りが出たわけでもないことから、昨日とは違い底堅い動きにはなったのですが、終始上値の重い展開となりました。

 後場に入っても堅調ながらも上値の重い展開となりました。週末と言うことで積極的に買い上がる動きもなく、逆に昨日の下げで売りもある程度出切った格好で底堅く方向感のない展開となりました。昼の市場外取引が金額は大きく、やや買い越しと伝えられたことで外国人のまとまった売りへの懸念もうすらぎ押し目買いも入るのですが、今一つ盛り上がりに欠ける展開が続きました。
 小型銘柄はあいかわらず軟調、保有株式の評価損の問題などが新聞で取り上げられたこともあり、売りが止まらない感じです。日経ジャスダック平均や二部株指数は軟調、東証マザーズ指数は大幅安となりました。先物にはまとまった売り買いも散見されましたが、大きく方向付けるような動きにはならず、目先筋の小掬い商いが中心となっていたようです。

 「世界同時株安」からの戻りの鈍さが指摘されていますが疑心暗鬼の相場が続いています。4月、5月の急落と言うのが毎年恒例のようになっていることも、決算発表時の慎重な見方同様、懸念材料となっているのかもしれません。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 ハイテク銘柄など輸出関連銘柄の一角が堅調

キヤノン (7751) 6,560円 △50 円 :100株単位
 カラー複合機やレーザープリンター、デジタルカメラの販売好調が寄与し、2007年12月期決算が8期連続で過去最高を更新する見通しだと報じられたことから、好感した買いが入り堅調となりました。

プレナス (9945) 2,455円 ▼65 円 :100株単位
 ファストフードチェーンなどとの競争が激しく既存店の売り上げが減少し、店舗の改装費用の増加や肉類など食材費の高騰が響き、2007年2月期決算が減益となったことから、国内証券が投資判断を引き下げ、軟調となりました。
三井金 (5706) 604円 ▼13 円
 前期収益を押し上げた銅などの非鉄金属の高騰が落ち着き、電子材料部門に於いて液晶パネルに使用する材料の価格下落や在庫調整が不調で、2008年3月期決算が減益になりそうだと報じられたことから、嫌気した売りが入り軟調となりました。

KDDI (9433) 976,000円 △17,000 円 :1株単位
 「au」携帯電話の加入者数が増え、携帯電話事業が好調で、2007年3月期決算を再度上方修正したことから、好感した買いが入り堅調となりました。
NECモバイリ (9430) 2,145円 △75 円 :100株単位
 高機能携帯電話の販売台数が伸び、携帯電話用基地局の整備事業も好調であり、2007年3月期決算を上方修正したことから、好感した買いが入り堅調となりました。

焼肉さかい (7622) 400円 ▼80 円 :100株単位
 G・テイスト(2694)などの親会社であるジー・コミュニケーションがTOB(株式公開買い付け)で子会社化すると発表し、TOBでの買い付け価格を1株100円と設定したことから、現在の株価を大きく下回っていたことを嫌気した売りが入り大幅安となりました。

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詳細は
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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
タケエイ(2151)、幼児活動研究会(2152)

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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  ☆5月19日(土)オリエンテーションコミティーメンバー募集中!☆
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 3 だから投資は面白い! −第56回−
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 −<銘柄を見ていく・その28>−

 今回はこの3月30日に神戸に売場面積990坪を誇る国内最大の店舗をオープンさせマスコミ等でも話題となったファーストリテイリング(9983)をとりあげます。

■期待外れの決算内容
 ファーストリテイリングの2007年2月中間期の決算は増収減益という期待外れの内容でした。売上高は前中間期を2割近く上回り、期初の予想2,820億円もクリアーしました。しかし、営業利益は粗利益率の悪化から前中間期比で5.2%の減益となりました。粗利益率が低下した要因は暖冬傾向が続くなか販売促進のために値引販売を継続したためで、中間期の粗利益率は前中間期比0.8ポイント悪化の46.3%となりました。これは、期初の予想に比べ2.1ポイントも低いうえ、1月11日の第1四半期決算発表時点で下方に修正した47.1%をも0.8ポイント下回る結果となっています。

 ユニクロの月次の既存店売上高をみると、昨年11月は前年同月比で8.0%のプラスと高い伸びを示しています。これは、昨年10月の販売不振を取り戻すため11月に大幅な値引きを実施した結果と考えられます。また、今年の1月が同8.9%増、2月が同3.3%増とプラスを示していますが、これも昨年12月が3.3%減と落ち込むなか値引販売を継続したためだとみられます。暖冬という厳しい条件のなかでも比較的順調な販売が続いているようにみられた当社ですが、内容は在庫処分に追われた苦しいものであったといえます。

    2007年2月期中間連結決算
     売上高       2,841億円(前期比19.1%増)
     営業利益       431億円(前期比5.2%減)
     当期純利益      226億円(前期比14.6%減)

■利益面にも注目
 下期のユニクロの既存店売上高は3.9%のプラスの見込みで、上期に低下した粗利益率は48.6%まで回復する見通しです。しかし、値下継続で売上げを伸ばした上期の既存店売上高が2.9%増だったことからすると粗利益率を下げないで上期を上回る既存店売上高を達成するのは決して楽な見通しではないといえます。また、営業利益は4%程度の増益見通しですが、期初予想の804億円を大きく、また1月11日の第1四半期決算発表時点で下方に修正した758億円も下回る見込みです。

 株価はこの4月4日に3月の既存店売上高の7.4%のプラスとの発表を受けて急伸しましたが、今回の決算発表を受けて反落しました。上期に粗利益率のコントロールに失敗しただけに、今後は売上面だけでなく利益面にもこれまで以上に注目する必要があります。

    2007年8月期連結決算予想(予想は会社側の計画)
     売上高       5,382億円(前期比19.9%増)
     営業利益       734億円(前期比4.4%増)
     当期純利益      381億円(前期比5.6%減)

レポートはこちら
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/repo/200704189983.pdf

(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

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    ☆取り扱い投資信託 運用実績ランキング  〜効率性編〜☆
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 4 資産設計への道
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 「その264 さわかみファンドへの質問状」

 恐らくご本人は覚えていらっしゃらないと思いますが、私が澤上篤人さんにはじめてお会いしたのは10年前の1997年6月20日の大雨の日。九段下のホテルでお会いしたのを今でも鮮明に覚えています。当時の澤上さんは前身のさわかみ投資顧問を立ち上げたばかりでした。

 あれから10年経ち、さわかみ投資顧問はさわかみ投信になり今では2500億円を運用する巨大な日本株ファンドを運用する会社になりました。澤上さんとはマネックス入社後もファンドの販売をさせてもらおうと何回も足を運びましたが、いつもニコニコしながら断られ続けました。残念ながら今でも、マネックス証券では販売していません。

 そんなさわかみファンドを丸ごと特集した日経マネー6月号が明日発売されるようです。一足早く手元に届いた最新号を見ると43ページに渡る別冊付録が付いています。「株が下がってもなぜかゴキゲン さわかみファンドって何だ!?」というタイトルの冊子は読み応え充分。澤上ファンもそうではない方にも参考になる情報が詰まっています。

■アクティブファンドの付加価値
 さわかみファンドがインデックスに対して超過リターンを実現しているのは2つの理由が考えられます。銘柄選択と投資のタイミングです。特に後者の投資タイミングについては、受益者(投資家)との強い信頼関係がキャッシュ比率を高めることを可能にしており、下げ局面で積極的に投資を行うことで買いコストを引き下げることに成功していると思われます。類似ファンドとのシャープレシオ(運用の効率性を示す指標)の比較では安定した運用が実現していることがわかります。

※シャープレシオを詳しく知りたい方はマネックスの説明をどうぞ
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news704d.htm
 通常のアクティブファンドは投資家のお金が入ってくると相場の状況に関わらず投資をしていかないと上昇してしまった時に「買わないリスク」を持つことになってしまいます。さわかみファンドの場合、月次報告書のグラフを見ると過去においては、3割近い資金を現金として保有し次の投資タイミングを待っていたこともあります。

さわかみファンドの月次報告書
http://www.sawakami.co.jp/html/sawakami-hokoku.html

 このような辛抱強い運用というのは運用者の力量と共に受益者の理解が無いと実行するのは難しいのが現実です。

■インデックス化の懸念
 もう一方の銘柄選択については運用手法については見えない部分も多く、銘柄の選択効果でどの位インデックスを上回るリターンが実現されているのかはわかりません。日経マネーで指摘されているのはさわかみファンドが組み入れ銘柄を350銘柄程度まで増やした結果、運用成績がインデックスとあまり変わらなくなってきているという懸念です。

 インデックスファンドに比べコストがかかる運用をしているのですから、プラスアルファのリターンを長期的に実現していかないと受益者の支持は得られません。広範に分散されたポートフォリオからどのようにして市場平均を上回ることができるのかは今後注視していく必要があります。

 またさわかみファンドは実質的な運用責任者は息子さんの澤上龍さんに移りつつあるようですが、ファンドマネージャーの交代は運用スタイルの一貫性が保てない可能性が出てきます。ここもこれからの確認項目です。

■澤上さんへの質問を募集
 実はそんな澤上さんと来週24日に雑誌の対談をさせていただくことになりました。さわかみファンドの話だけではなく、日本人にとっての資産運用とは、過去の投資における教訓、投資学習の必要性、など色々なテーマで自由にお話したいと思っています。

 このコラムを読んでいただいている方の中にもさわかみファンドに投資をされている方は多いと思います。普段直接聞くことの出来ない疑問、質問をしっかり聞いてまたご報告させていただきたいと思っています。

 もし澤上さんに質問をしたい、という方がいらっしゃれば来週月曜日までにメールをお送りください。すべての質問に回答してもらえるとは限りませんが、対談の時にいただいたご質問をできるだけ聞いてみるようにいたします。
質問はこちらまで
mailto:feedback@monex.co.jp

今回の話のまとめ---------
●高い信頼感から現金比率を高くできるのがさわかみファンドの強み
●さわかみファンドにもいくつかの懸念材料がある
●せっかくだから澤上さんに質問をしてみよう

ではまた来週・・・。

(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見ではありません。)

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

※投資信託を購入される際は事前に目論見書で内容をご確認ください。

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投資で成功する人 と 成功しない人の違いは?
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2007/04/post_79.html
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     ☆簡単にマネックスポイントを貯める方法とは!?☆             → http://www.monex.co.jp/ServiceInformation/00000000/guest/G100/srv/case3.htm

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 5 チャートの世界
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 −心理編10−「毛抜き底」

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh10.pdf

 今週も先週に引き続き「毛抜き底(ダブルボトム)」について検証してみようと思います。「前の安値を割り込まないから」と言うことで買いが入り反発することで「毛抜き底」となることは先週述べましたが、その時の投資家の心理と言うものをもう一度ここで、具体的な例で見てみたいと思います。

 図1.は下落を続ける相場の底、ここで、(A、V、Bなど)「毛抜き底」をつけては短期的に戻りを見せて、その都度戻り売りに押される格好となっています。このように、「前の安値を割り込まないなら買っておこう」と言うことはちょっとした下落相場で誰もが考えることではないかと思われます。
 図1.の最後のところは、先週も見た図なのですが、A、Bと言った水準が底値になっていたものが赤い点線の矢印のところで一気に下押し、赤い点線の矢印までは戻ったものの再び安値まで下落したケースです。ただ、赤い矢印のところ(最後のところ)では前日の陰線が安値引けとなり、当日(最後のローソク足)に寄り付きが前日の安値と同水準で、その日の安値となったケースです。

 つまり、上記の例では「毛抜き底(ダブルボトム)」が(駄洒落ではないのですが)ダブルで出現した格好となり、この日の寄り付き=安値が大底となる可能性が高いと思われるのです。実際に図2.を見ていただくとわかるのですが、しっかりと赤い点線の矢印(「ネックライン」)を抜けて「毛抜き底」を確認、大底となったというわけです。

 図3.は日経平均の今年の動きです。2月末からの「世界同時株安」となったところですが、いったんは3月5日に底入れとなり、反発となったところです。赤い点線で示したラインはちょうど「半値戻し」(下げ幅の半分のところ)に近い水準であり、なおかつ、その前にも節目となっていた水準(17,300円台後半)です。そこまで戻って来たところで、戻りも一服となり、「この後どうなるのだろう?」と皆が心配するところではないかと思います。

 そこで、考えておかなければいけないのは「3月5日の安値さえ、下回らなければ強いだろう、3月の5日の水準に近づいたところで買ってみるか」と考える人が多いのではないか、と言うことです。ですから、実際の投資方法とすれば、3月5日の安値に近づいたところでとりあえず買ってみて、その後3月5日の安値を下回るようなことがあれば売ってしまう、という投資が考えられるのです。

 図4.はその後の動きですが、3月5日の安値を割り込まなかったのでその後反発、しっかりとした動きになり、戻り高値を抜けて堅調な展開となっているのです。

 投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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  ☆年8.04%(税引前) 南ア・ランド建て世銀債 毎月利払い型☆
    → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7047.htm

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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 4月20日    <箱の外>

 シンク・アウトサイド・ザ・ボックス・・・箱の外で考える、即ち型に嵌らないで考える、と云う意味です。最近よく耳にする言葉ですが、とても重要なことです。新しい価値を創造する源として、非連続な発想が必要です。ところで直訳の「箱の外で考える」を、先日身を以て体験しました。新卒の新入社員に、「どうしたらマネックスがもっと良くなるか」というテーマで考えさせ、社員向けにアクション・プランをプレゼンテーションさせました。

 火曜日のことだったので、入社12日目です。具体的な内容は内緒ですが、中々面白い視点で、実際に展開できそうなアイデアでした。これなど正に「箱の外で考える」ではないでしょうか。即ち、会社という箱に入って未だ12日目ですから、その視点は未だ箱の外でしょう。こう云う作用が、会社にとってはとても大切だと思います。問題は、彼ら、彼女たちもすぐに箱の中に入ってきてしまうことです。そこで私も含めて、箱の中に居ながら、意識的に箱の外で考えなければいけなくなります。「シンク・アウトサイド・ザ・ボックス」−常に強く肝に銘じておきたい言葉だと思います。

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 ☆紹介おひとりにつき3,000円プレゼント お客さま紹介キャンペーン☆   → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/srv/okyakusama_syokai.htm

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 7 マネックス証券からのお知らせ
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■ステップアップ型円建社債、お申込み受付中!
 今回取扱の「トヨタモータークレジットコーポレーション ステップアップ型円建て社債」は、文字通りステップ(=階段)のように毎年利率が上がっていく形の債券です。円建てなので為替リスクもなく、初めての債券投資にも最適。当初利率は年1.01%(税引前)。
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※ ご購入にあたりましては、事前に必ず目論見書をご確認ください。

■きょうのマネいち
 「今月の銘柄」の参考利率  NZドル3年:年6.98% (±0.00)
お申込み受付は4月24日までですが、お申込み状況によっては受付を事前に締め切らせていただく場合もございます。お申込みはお早めに!!
 → http://www.monex.co.jp/ForeignBond/00000000/gaikbond/auction/top/guest


■「マーケットボード」が更に使いやすくなりました
 お客さまにより快適にお取引いただくため、本日20日(金)15時30分頃、「マーケットボード」をリニューアルいたしました。使いやすさを追求し項目の配置、デザイン、名称などを見直しました。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news704b.htm


■来週1週間、CEOの松本大がラジオ出演いたします!
 4月23日(月)〜4月27日(金)のAM6:35〜6:45、松本大がJ-WAVE(81.3FM)の『WAKE UP TOKYO』に出演いたします。ぜひお聴きください。
 → http://www.j-wave.co.jp/original/wakeuptokyo/

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  ☆ケータイでの取引ならマネックス 最低手数料は105円(税込)!☆    → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701m.htm

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 8 勉強会・セミナー情報
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■@東京
 4月25日(水)19:00〜 マネックス証券主催 
「マネックス・ビーンズ・ホールディングス決算説明会」
   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/166

 5月14日(月)19:00〜
 ベストセラー『新しい株の本』 著者 山口揚平氏が語る財務分析セミナー   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/181


■@オンライン
 4月24日(火)19:00〜外国為替保証金取引を始めよう マネックスFXプロ編   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/156

 4月24日(火)20:15〜 株を貸して金利をもらおう 
  貸株サービス 正しい使い方教えます
   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/158
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  ☆保有株を貸出すと「貸株金利」がもらえます 『貸株サービス』☆
     → http://www.monex.co.jp/StockLending/00000000/guest/G1900/lend/index.htm

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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 「ブックカバー」

 こんばんは。こんな事を書くと実家の両親が「いい歳をして、情けない!」と嘆くこと必至なのですが、子供向けの本、とりわけ児童書を読むのが大好きなぼすみんです。

 どんな話題も平易に書かれていて、疲れていてもスラスラ読める児童書ですが、その最大の魅力は「簡単すぎたから、もうちょっと詳しく知りたい!」と好奇心をくすぐる、あの絶妙の匙加減にあると言えましょう。

 『昆虫のひみつ』や『宇宙のひみつ』を読むと、昆虫や宇宙についてもっと知りたくなってしまう・・・通常の日常生活ではなかなか関心の向かない分野に興味を抱かせてしまう、これぞまさに児童書マジック!

 いきなり大人向けの本を読むと苦手意識を持ってしまいそうなジャンルも、子供向け→大人向けの順に読めば大丈夫!・・・児童書についてなら、小一時間は熱弁奮えそうなぼすみんです。

 それはそうと小心者の僕は、本屋さんであまりブックカバーをしてもらいません。本当はカバーしてほしいんですけど、店員さんが無愛想だと「忙しいんだから勘弁しろよ!」と思ってるんじゃないかと気になったり、後ろにいる順番待ちのお客さんが「急いでるんだから、さっさとしてよ!」と思ってるんじゃないかと不安になったり、ついつい「カバーは結構です」と言ってしまいます。
 そのため、カバーなしの児童書を電車の中で読むような事もあるのですが、大の男が電車で読むにはちょっとトホホな『ちびまる子ちゃんの暗誦百人一首』なんぞを読んでる時に限って女子高生に周りを囲まれ、
本当にトホホホホ・・・。自前でブックカバー、用意するかな。

※追伸:ポケットマネーで始められる新しい投資の選択肢、カバードワラント。 ・・・ブックカバー、カバードワラント・・・。苦しくってスイマセン。http://www.monex.co.jp/CwrntInformation/00000000/guest/G1300/cwrnt/index.htm

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