マネックスメール 2007年4月27日(金)

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マネックスメール 2007年4月27日(金)

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 マネックスメール<第1900号 2007年4月27日(金)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 だから投資は面白い!
 4 資産設計への道
    その265 さわかみ投信に行ってきました 内藤忍
 5 チャートの世界
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 1 相場概況
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GW前、週末、月末と言うことで手仕舞い中心の動き

日経平均            17,400.41 (▼28.76)
日経225先物         17,410 (▼50 )
TOPIX            1,701.00 (▼ 2.41)
単純平均             461.06 (△ 1.26)
東証二部指数           4,062.21 (△20.12)
日経ジャスダック平均       2,042.20 (△ 5.64)
東証マザーズ指数          924.67 (△ 9.45)
東証一部
値上がり銘柄数          936銘柄
値下がり銘柄数          669銘柄
変わらず             124銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           85.09%  △0.58%
売買高            22億5775万株(概算)
売買代金        3兆1732億2600万円(概算)
時価総額          545兆7746億円(概算)
為替(15時)          119.53円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は堅調となったのですが寄り付き前に発表になった鉱工業生産指数が予想を大きく下回ったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が大幅売り越しとなったことで売り先行となりました。GW前の週末、月末と言うことで積極的な買いも期待できなかったのですが、円安に振れたことを好感する動きや、手仕舞いと見られる買戻しもあって堅調となりました。
 それでも堅調となる場面では戻り売りや手仕舞い売りもかさみ上値も重く、上値の重さが確認されると売り急ぐ動きもあり、大きく下落となる場面も見られました。昼の市場外取引は金額は大きくやや買い越しと伝えられたのですが市場への影響はほとんどありませんでした。昼に発表になった決算も総じて好調な決算となってはいたのですが、予想と比べて云々、と言うことで売られる銘柄も散見されました。最後は買戻しも入り底堅い展開となりましたが、買い気の乏しい相場には変わりないようです。

 小型銘柄も底堅さは見られるものの反発力は鈍く、二部株指数や日経ジャスダック平均は小幅高、東証マザーズ指数は堅調ながらも上値の重い展開となりました。先物へは3連休前と言うことでヘッジ売りや買戻しに目先筋の売買と言うことで賑わってはいたものの、方向感はなく、まとまった売り買いに右往左往して終わってしまった、と言う感じです。

 結局終わって見れば方向感のない展開となりました。GW中と言うことでいたしかたないということなのでしょうが、好業績を発表する銘柄が多いにもかかわらず、先行きの景況感に自信がもてずにびくびくしながら買っているような感じです。目先的なもたつきを気にしなければ好業績にもかかわらず売られているような銘柄はしっかりと拾っておいてもいいのではないかと思います。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 好業績を素直に好感して海運株や商社株が高い

コマツ (6301) 2,865円 △130 円 :100株単位
 世界的な設備投資の活発化を受け、建設・鉱山機械の販売が好調で、製品価格の引き上げも利益率の改善に寄与したことから、2007年3月期決算が増益となり、好感した買いが入り大幅高となりました。

マクニカ (7631) 3,270円 ▼80 円 :100株単位
 業績が予想よりも芳しくないということで、国内証券が投資判断を引き下げたことから、軟調となりました。

東京精 (7729) 4,170円 ▼340 円 :100株単位
 予想を超える価格低下により利益率が悪化し、2007年3月期決算を下方修正したことから、外資系証券が投資判断を引き下げ、大幅安となりました。
アコム (8572) 4,330円 ▼150 円 :10株単位
 借り手からの利息制限法の上限金利を上回る「過払い金」の返還請求が急増し、2007年3月期決算が赤字となり、外資系証券が投資判断を引き下げたことから、大幅安となりました。

テルモ (4543) 4,850円 △200 円 :100株単位
 2007年3月期決算が6期連続で最高益を更新したことから、好業績銘柄を物色する動きのなかで、素直に好感した買いが入り大幅高となりました。

任天堂 (7974) 37,650円 △450 円 :100株単位
 2008年3月期決算の連結営業利益予想が市場予想を上回ったことから、好感した買いが入り上場来高値を更新しました。

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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
タケエイ(2151)、幼児活動研究会(2152)

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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 3 だから投資は面白い! −第57回−
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 −<銘柄を見ていく・その29>−

 今回はペンタックスとの経営統合が白紙となり、その後のTOB(株式公開買い付け)も先行き不透明で何かと話題となっているHOYA(7741)を取り上げます。

■半導体関連の優良企業
 HOYAはメガネレンズやコンタクトレンズの企業としてTVコマーシャルなどで馴染みのある会社ですが、マーケットでは半導体、液晶関連の製造に欠かせない製品を供給する優良企業として認識されています。売上構成をみると、半導体、液晶関連のエレクトロオプティクス事業の売上高が全体の56%を占め、メガネレンズ、コンタクトレンズ等のビジョン・ヘルスケア事業の売上高を上回ります。また、これを営業利益でみるとエレクトロオプティクス事業が全体の75%を稼いでおり、ビジョン・ヘルスケア事業の2.6倍の規模となっています。
 HOYAの手掛けるエレクトロオプティクス事業とは、半導体製造用のフォトマスクとマスクブランクス、液晶パネル製造用フォトマスク、さらにHDD用ガラスディスクなどです。フォトマスクとは半導体チップのシリコンウェハー(基板)上に転写される電子回路のパターンが描かれた原板です。また、マスクブランクスとは回路パターンを描く前のフォトマスクの材料で、HOYAが7割を超すトップシェアを誇ります。HDD用ガラスディスクとは、パソコンのハードディスクドライブ(HDD)に記憶媒体として装着される磁性膜を付けたガラス基板です。HDDの基板は従来アルミが主流でしたが耐衝撃性に優れ、記憶密度も高められるという特徴からアルミからガラスへの移行が進みHOYAがトップメーカーとなっています。

■高成長路線への回帰が必要
 前2007年3月期のエレクトロオプティクス事業は15%の増収、7%の営業増益となっています。半導体メーカーが回線幅の微細加工化を進めていることで買い替え需要が旺盛でマスクブランクスが前期比13%の増収となり貢献しました。しかし、液晶パネル製造用フォトマスクが大幅な単価下落で減収となったほか、HDD用ガラスは増収となったものの生産方式変更に伴う歩留まりの悪化から利益率が悪化しました。このためエレクトロオプティクス事業の増益率が大きく低下したうえ、営業利益率が悪化しています。四半期ベースでみると2005年度の第1四半期(2005年4−6月)に42%だった同事業の営業利益率はこの第4四半期(2007年1-3月)には33%まで大きく低下しています。

 こうしたエレクトロオプティクス事業の利益率の悪化から前期の全体の営業利益は6%の伸びに止まりました。また、今期の見通しを会社側は発表していませんが、前期に苦戦した液晶パネル製造用フォトマスクとHDDガラスディスクの改善には時間がかかる見通しです。このため、これまで2割程度の増益を続けてきたHOYAの成長性を疑問視する見方が増えているとみられます。ペンタックスとの経営統合が白紙となりTOBについても明確な見通しが立たないなか、魅力的なペンタックスの内視鏡事業などの取り込みも不透明となっています。成長路線への回帰を見極める必要があります。

    2007年3月期連結決算
     売上高       3,900億円(前期比13.3%増)
     営業利益      1,072億円(前期比6.1%減)
     当期純利益      833億円(前期比10.3%減)

レポートはこちら
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/repo/200704267741.pdf

(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

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 4 資産設計への道
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 「その265 さわかみ投信に行ってきました」

 先週のこのコラムでさわかみファンドの澤上さんへの質問を募集したところ、30通以上のメールをいただきました。ありがとうございます。それ以外にもお会いした方からコラムのことについてコメントをいただいたり、澤上さんの人気の高さに改めて驚きました。

さわかみファンドへの質問状
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/007872.html

 今週火曜日の午後、さわかみ投信のオフィスで対談してきました。話が盛り上がり当初の予定を30分もオーバーしてしまいましたが、相変わらずの澤上節をじっくり聞かせていただき勉強させてもらえました。

 当日は皆さまからいただいた質問をすべてプリントアウトして持参し、澤上さんにも「こんなにたくさん質問が来ています」と見ていただきました。たくさんのご質問を書いている方も多く、残念ながらすべての質問をお話する時間はありませんでしたが、共通するご質問には回答していただきました。
(来月20日に発売される「日経マネー」にも対談内容が掲載される予定です)
■運用体制について
 皆様のご質問の中で一番多かったのが、ファンドの運用体制に関してです。拙書「資産設計塾」82ページでも指摘させていただきましたが、澤上さんご自身がこのファンドの最大のリスク、とは良く言われることです。今後このファンドが成長を続ける中で将来どうなるのかは気になるところです。

 さわかみファンドは現在アシスタントマネージャーを含め4人のファンドマネージャーで運用する体制になっています。澤上さんご自身は現在は日々の運用の意思決定には直接関与していないようです。世代交代を意識的に進めている印象を受けました。

 ファンドマネージャーの交代というのはファンドの運用において最も難しい部分です。新しい運用体制が果たして今までと同じパフォーマンスを実現できるのかはこれからの実績を見なければわかりませんが、少なくとも澤上さんお一人に負荷がかかってしまうリスクに対し対策を講じはじめたようです。
■世襲について
 もう1つ多かったご質問は世襲に関してです。実はファンドマネージャーの中に澤上さんの長男の澤上龍さんがいらっしゃいます。お会いすることはできませんでしたのでどんな方なのかはわかりませんが、世襲はすべきでは無いのではという厳しい意見もあります。これに対する澤上さんの意見はこうです。
「ファンドマネージャーとしての資質、すなわちたくさんの情報の中から不要なものをそぎ落とし、将来から今を見るという充分な能力があり、運用を安心して任せられる最適任者が現状では澤上龍だと判断している。世襲は良くないという批判は、今後の実績で判断して欲しい、と申し上げたい。」

 ちなみに息子としての龍さんをどう思うかお聞きしたら「頑固で自分の美学を持っている。良い意味でわがままな性格は自分とそっくり。」とのことでした。

 資産運用は結果が数字になって現われます。3年後、5年後に実績を出せなければ、受益者から厳しい批判(解約)を受けることになります。そこまで理解した上での選択なのだろうと思います。

■インデックスは意識しない
 運用成績についても質問がありました。最近の数字がインデックスに近づいているという批判です。これについては構成銘柄を見ればインデックス運用などするつもりはまったくないことがわかるはず、と澤上さんは言います。
 ファンド規模が大きくなってきたことが運用成果の悪影響を与えていないか、という点も1兆円くらいまでなら何の制約もなく運用できる、と明快に否定していました。

 運用成績は長期で判断しなければなりません。現在発売中の日経マネー6月号の資料ではここ2年の運用成果はインデックス並ですが、それが果たして運用体制の変化による付加価値が低下しているためなのか、それとも一時的なものなのかはもうしばらく様子を見る必要があるでしょう。

■日本株だけではなく将来は債券、外株も
 現状のポートフォリオを見ると日本株と現金で運用されていますが、将来は債券や外国株を組み入れることも考えているようでした。

 お話を聞いていると澤上さんが目指しているのはリスクを取って極端に高いリターンを実現することではなく、サラリーマンが安心して資産を預けられるような信頼できる運用だと感じました。インデックスを常に意識しながら運用している多くの日本株ファンドとは考え方が異なるようです。

■ネット取引への対応を
 さわかみファンドは直販でしか購入できません。しかもネット対応していませんから忙しいサラリーマンには不便です。資産を簡単にネットで管理できる仕組みは提供しないのですか、と質問するとその点は多くの投資家から要望が出ており社内で検討しているとのことでした。

 もし将来さわかみファンドがネット対応をするようになれば、マネックス証券で販売しなくても、マネックス証券の画面上でさわかみファンドの残高も合計して資産残高を表示することが技術的には可能になります。

 運用成績はもちろん重要ですが、資産運用を長期で続けるためには手間のかからない仕組みを作ることが大切です。ネットで自分の資産を一覧したいというニーズは強いと思います。

 運用の結果とお客様サービスへの徹底的なサービスに特化し圧倒的な支持を受けてきたさわかみ投信。ネットへの対応もきっと近いうちに実現してくれると期待しています。あとはこれからの運用成績をしっかりウォッチしていきましょう。

今回の話のまとめ---------
●さわかみファンドの運用体制の変化とリターンへの影響は要ウォッチ
●日本株だけではなく将来は他のアセットクラスも組み入れる可能性がある●ネットへの対応ができれば利便性の問題も解決される

では良いゴールデンウィークを・・・。

(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見ではありません。)

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

※投資信託を購入される際は事前に目論見書で内容をご確認ください。

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 5 チャートの世界 −第92回−
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 −心理編11−「毛抜き天井(ダブルトップ)」

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh11.htm

 今週は先週までの「毛抜き底」の反対で、直前の高値を意識して抜け切れずに下落してしまうパターンである「毛抜き天井(ダブルトップ)」を取り上げます。考え方とすれば図2.にあるように「直前の高値を抜けなかったから、とりあえず売っておこう」と言う売りに押されて、天井となってしまうケースと考えられます。日経平均などの指数でも良く見られますし、個別の銘柄でも図1.に見られるように(赤い点線で示しています)、前日の高値を抜けないから、とか言うように比較的多く見られます。

 具体的に見ていくと、図1.の最後のところのように高値を抜けるか抜けないか注目されるところで、「次」の動きが重要になって来るのです。この最後の日の次の日にもし高値を抜けてこないと、その時の投資家の心境はどうでしょう?おそらく大半の人が「高値を抜けなかったから売っておこう」と考えるのではないでしょうか。そして、そのような投資家が多くなると株価が下がり、その下落を見てますます売りがかさんでしまい、ますます下がる、と言うことになってしまうのでしょう。

 「直前の高値」と言っても前日や前々日といった短期の高値を抜けるか抜けないか(この場合を狭義に「毛抜き天井」と言うことがあります)というところから、一週間前、あるいは一ヶ月前の高値を抜けるか抜けないか、といったところまで意識してもいいと思います。

 来週は具体的に図1.の続きや、既に図1.で表れているような(赤い点線で示した部分)「毛抜き天井(ダブルトップ)」を細かく検証して見ましょう。
 投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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     → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1400/sinyo/index.htm

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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 4月27日    「陽光」

 フランクフルトに居ます。夕方に空港に着き、そのまま或る投資家と会うためにレストランに行き、夕飯を摂りながらIRをし、そして一晩寝て今に至ります。

 空港から街までの道のりで、ホンダのCR−Xデルソルを見かけました。実はこのクルマ、ヨーロッパ、特に緯度の高い地域ではよく見かけます。1992年に発売されたクルマで、日本では殆ど見かけませんが、ヨーロッパでは程度のいいものがゴロゴロと走っています。ハードトップでありながら、いつでもルーフを後方トランクに自動収納させ、燦々と降る陽光を浴びることが出来る。緯度と天候の関係から、太陽光線に対する欲求が強いのでしょう。

 次にレストランに着くと、何故かガラガラ。理由は地下にあるから。冬は満員になるが、春は空くとのこと。昨日は天気も良く、気温も東京よりも高いぐらいだったので、みんな屋外で食べられるレストランやカフェに行ってしまったようです。これもやはり光に対する欲望でしょう。

 更に、テーブルの上の「今日のスペシャル」には、様々な調理法によるホワイト・アスパラガスが。ドイツでは今頃に、2ヶ月程だけ出荷されるようで、みんなが好きな旬の食べ物のようです。これも、太陽光を欲しているイメージに、どこか不思議と合致します。人柄ならぬ街柄は、色々な所に隠れています。
 今日の夕方には次の都市に発ちますが、他にもこの街らしい発見が出来るといいと思います。

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 「マネックストレーダー」ベータ版につきまして、お申込の人数が一定に達したため一旦受付を停止させていただいておりましたが、4月24日より受付を再開いたしました。ご利用をご希望の方はお早めにお申込ください。
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 8 勉強会・セミナー情報
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 システムトレードセミナー【アイデア・検証・実践】
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 5月14日(月)19:00〜 ベストセラー『新しい株の本』著者 
 山口揚平氏が語る財務分析セミナー
   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/181

 5月18日(金)19:00〜
 為替保証金取引「マネックスFX」ではじめる外貨投資セミナー
   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/189

■@オンライン
 4月27日(金)20:00〜 外国為替保証金取引を始めよう マネックスFX編   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/170

 5月1日(火)12:45〜 貸株サービス 正しい使い方教えます
   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/203

 5月1日(火)14:00〜 外国為替保証金取引を始めよう マネックスFX編   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/190

 5月1日(火)15:30〜 当面の相場展望
   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/194

 5月1日(火)17:30〜 株のがっこう オンラインセミナー編
   → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/196

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 ☆世界の6資産に効率よく分散投資 「マネックス資産設計ファンド」☆   → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701k.htm

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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 「記念」

 こんばんは。昨年12月から始まったこのコーナー、おかげさまで今日で100回目となりました。書いている本人を含め、マネックス社内の全員が早期の打ち切りを予想していたこのコーナー、ここまで続ける事ができたのは、一重に毎日お読みくださる皆さまのおかげです。この場を借りて御礼申し上げます、ぼすみんです。

 連載を始める時、「あのボンクラ息子も、やっと社会人らしくなったか」と喜んだのが田舎で暮らす両親です。調子にのった両親、やめときゃいいのにご近所にマネックスメールの購読を薦めてしまうわけですが、毎日送られてくるメールはそんな親の期待を裏切り、愚息のトホホな日常が綴られているばかり。はからずもダメ息子の健在ぶりを町内に晒す形となった両親、今頃ご近所に顔向けができなくなってるんじゃないか、とさすがに心配になってきます。全く、罪深きはぼすみんです。

 そういえば今日、マネックスのオフィスの近くに「新丸ビル」がオープンしました。
 以前、同じ部署の女の子たちに「連載が100回目まで続いたら、ランチご馳走してあげるよ!」と言われ、俄然やる気の出てしまった僕。100回記念の今日はどんな豪勢なランチを食べさせてもらえるのかと秘かに期待してたのですが、部員はみんな「新丸ビル、見に行かなきゃ!」「新丸ビル、チェックしなくっちゃ!」と色めき立ってしまい、ランチの約束はどこへやら。
 新丸ビルの華々しいデビューに100回記念を追いやられたぼすみん、結局お昼は一人ぽつねんと立ち食いソバを食べました。ちぇ。

 拙い連載ではありますが、これからも「思春期証券マンのマネックス日記」をよろしくお願いいたします。

※追伸:マネックスFXの手数料改定を記念して、これから新たにマネックスFX 口座を開設されるお客さまに向けた、最大1,000円キャッシュバックキャンペ ーンを実施します。どうぞご活用ください。
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