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マネックスメール<第1932号 2007年6月15日(金)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 だから投資は面白い!
4 資産設計への道
その271 コストと同時に考えるべきこと 内藤忍
5 チャートの世界
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
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1 相場概況
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米国株高や金利の落ち着きなどから堅調だが週末と言うこともあって上値が重い
日経平均 17,971.49 (△129.20)
日経225先物 18,020 (△120 )
TOPIX 1,772.94 (△ 16.30)
単純平均 467.08 (△ 5.10)
東証二部指数 4,108.41 (△ 19.44)
日経ジャスダック平均 2,075.24 (△ 8.72)
東証マザーズ指数 939.29 (△ 12.20)
東証一部
値上がり銘柄数 1,324銘柄
値下がり銘柄数 296銘柄
変わらず 105銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 99.14% △9.38%
売買高 19億7153万株(概算)
売買代金 2兆6751億6200万円(概算)
時価総額 566兆5405億円(概算)
為替(15時) 123.01円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場が堅調となったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しと伝えられたことに加え、金利上昇も一服となったことで買い先行の始まりとなりました。ただ、寄り付きの買いが一巡した後は週末の手仕舞いと押し目買い、ヘッジ売りと買戻しが交錯、米国の経済指標の発表や日銀総裁の発言などを控えて手控え気分も強く、ほとんど動きはありませんでした。
後場に入ってからは一段高となりました。昼の市場外取引は金額は大きかったものの売り買いの偏りはないと伝えられ市場への影響はほとんどありませんでした。ただ、日銀政策決定会合で現状維持が決定されたことで、先物の買戻しも入り一段高となる場面もありました。一方で週末の米国市場の動向を見極めたいという動きも強く、積極的な買いにも乏しく、その後も小動きに終始しました。
小型銘柄も堅調なものも多いのですが、主力銘柄同様に週末と言うことで積極的に買い上がる動きにも乏しく、東証マザーズ指数は大幅高となったものの二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調ながらも大きな動きはありませんでした。先物にもまとまった売り買いは散見されるのですが、数量も限定的、追随して一方向に動くことはなく、相場を牽引するだけの力もありませんでした。
金利が落ち着いて、買い気も出てきたようです。米国市場動向など週末の懸念があり、積極的に買い上がる動きはありませんでしたが、センチメントは好転しているようです。ただ、依然として日経平均が18,000円を超えるような水準ではまとまった売りを出している向きもあるようです。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
商社株や非鉄株など資源関連株が高い
大和工 (5444) 4,790円 △290 円 :100株単位
今期の業績が好調だという見通しから、外資系証券が新規に投資判断を始め、大幅高となりました。
イビデン (4062) 7,490円 △290 円 :100株単位
DPF(ディーゼル車向け排ガス浄化装置)に於いて収益拡大が期待出来ることから、外資系証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。
パーク24 (4666) 1,362円 △61 円 :100株単位
駐車場の管理台数が伸びたことに加えて、道路交通法改正による路上駐車取り締まりの強化で、稼働率が高止まりしたことも寄与し、2007年4月期決算が増益となり、好感した買いが入り大幅高となりました。
THK (6481) 3,120円 ▼40 円 :100株単位
5月末に自動車部品メーカーのリズム(浜松市)を買収したことに伴い、のれん代が発生し、2008年3月期決算が減益となったことから、軟調となりました。
アデランス (8170) 2,595円 ▼115 円 :100株単位
投資ファンドのスティール・パートナーズがアデランス株を追加取得すると報じられ、利益確定の売りが出て大幅安となりました。
ドーム (9681) 637円 ▼31 円
2007年2―4月期業績が思わしくなかったことから、業績下振れを懸念した売りが入り大幅安となりました。
◆ランキング◆
詳細は
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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
アイル (3854)、ナインユー・インターナショナル・リミテッド (3855)
◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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3 だから投資は面白い! −第63回−
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−<銘柄を見ていく・その35>−
最近、株式市場では非鉄、商社、海運といった資源関連の銘柄に注目が集まっています。これは中国での資源輸入の拡大などを受けて海運や非鉄金属などの市況が高騰しているからです。こうしたなか今回は非鉄大手の三菱マテリアル(5711)を取り上げてみたいと思います。
三菱マテリアルは、非鉄金属・セメントなどの基礎素材から、非鉄精錬事業でのノウハウを活かして金属加工・アルミ缶製造、さらには半導体関連・電子材料など多角的に事業を展開する企業です。国内の非鉄メーカーは原料の大半を輸入に頼っており、海外の鉱山と買鉱契約を結び鉱石を輸入し地金に精錬する買鉱精錬が主体となっています。しかし、このような形態では自由度が制限されることもあり、メーカー各社は自社鉱山の開発を進めてます。こうしたなか三菱マテリアルも自山鉱比率を高める政策を取っています。
銅などの非鉄金属は国際商品で、価格は国際市況をベースに決定されます。ロンドン金属取引所(LME)で取引される価格が基準となることから、非鉄メーカーの収益はその金属のLME市況と為替などの動向に影響を受けることとなります。前期は銅の市況が大きく上昇しました。このため売上高で47%を占める三菱マテリアルの銅事業の利益も大きく伸びています。前期の会社全体の営業利益の増益額は97億円ですが、銅事業に限ってみると市況の上昇と円安の影響から104億円の営業増益を達成しています。
今期の会社側の業績予想は営業利益で22億円の増益と伸びが鈍化する見通しです。前期の増益に貢献した銅事業が若干の減益に落ち込むのが伸び悩みの一つの要因となっています。これは銅の市況が前年度に比べて2割程度下落する前提となっているほか、為替も1ドル115円と前期よりも円高を見込んでいるためです。しかし、足元の銅の市況は前期よりも高い水準にあるほか為替も前提より大幅な円安となっています。このため業績への上振れ期待が高まっているとみられます。
こうしたなか株価はこの7日に年初来高値を付けました。しかし、LME相場は投機色が強く価格変動が大きいこともあり、11日に市況が大幅安となったことで株価も下落しました。今後の株価や業績も市況や為替動向に左右されることが予想されます。
(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)
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4 資産設計への道
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「その271 コストと同時に考えるべきこと」
今週月曜日に発売された週刊ダイヤモンド6.16特大号は保存版の一冊です。特集の「金融商品の罠」は金融機関の実名が入ったセミナー潜入レポートが衝撃的ですが、個人投資家にとっても金融商品の選択眼を磨くためのヒントが満載です。
実はこの特集は昨年12月に発売された同誌12.2.号の実質的な続編です。前回は「投信の罠」という特集で投資信託にフォーカスした内容でしたが完売。金融関係者の間では伝説の一冊となっています。その内容にさらに新しい商品を追加したのが今回の一冊なのです。投資信託だけではなく預金、債券、保険までほとんどの金融商品を取り上げ、分析しています。
■資産運用に関する考え方
個別の商品だけではなく資産運用一般に関しての考え方も紹介されています。例えば40ページに掲載されているドルコスト平均法が万能ではないという指摘や、67ページで指摘している年齢に応じた資産配分を提案することの問題といった指摘は本コラムの主張と同じです。
ドル・コスト平均法は万能か?
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/002447.html
年齢別のアセットアロケーションを考えてはいけない
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/006680.html
■それぞれの商品の罠
個別の商品についての分析は投資信託、預金・債券、保険とそれぞれに分かれて商品名が具体的に記載されています。投資信託では外国籍の投資信託のコストの見えにくさや元本確保型商品の問題点などを取り上げています。また毎月分配型についてもかなり厳しい視点で批評しています。
さらに預金・債券では期間延長特約付き預金、二重通貨預金、特約付き債券といった商品が例示されています。特に仕組み預金は仕組みが複雑になることによってコスト高になるだけではなく、個人投資家が投資判断ができないようになってしまう商品と言えます。特定の相場観を明快に持っている人のニーズがあることは事実ですが、果たしてコストに見合うものなのかどうかを判断することが難しいからです。
たくさんの難しい金融商品が出てくるので何だか大変そうですが、金融商品と付き合うポイントは、実はシンプルです。「自分が理解できないものには投資をするな」という鉄則を押さえておけば良いのです。難しいもの、わからないものに無理に付き合う必要はありません。
そしてもう1つ大切なことは「コストを下げる」ということです。それぞれの金融商品に隠されたコストが実は投資のリターンを引き下げ、それに個人投資家が気がつかないように行動心理学のワナが仕掛けられているのが問題であるという意見です。このような主張も本コラムの考え方と一致します。
シンプル イズ ベスト
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/006215.html
■コストと同時に考えるべきこと
このように今回の特集はカミソリのような切れ味で、分析は極めて真っ当なのですが、後半の「自分でやってみる」という部分の説明は微妙です。
例えば初級編ではコスト高のバランスファンドを買うより、コストの安い投資信託を自分で組み合わせ、国内債券には個人向け国債を組み入れれば良い、とアドバイスしています。しかし配分比率はどうするのかについてはアドバイスはありません。「自分で考える」しかないのです。アセットアロケーションの比率の提案こそが初級編で一番大切なことなのですが・・・。
また販売手数料が3.675%かかるようなコストの高いバランスファンドはリストが掲載されていますが、コストが低いバランスファンドは掲載されていません。この辺は公平性に欠けています。
ノーロードで1万円から投資できるバランス型ファンド
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701k.htm
また中上級編では日本株に分散投資してオリジナル投信を作る方法を解説しています。しかし問題は筆者が自ら認めているように初期投資金額の大きさと追加投資の難しさです。日本株9銘柄の投資額は約200万円。分散投資を考えれば500万円以上を一度に投資できる人が対象になってしまいます。これは誰でも簡単に出せる金額ではありません。またコストは低くなりますが、銘柄選択にかかる手間やリスク・リターンの数字を見る限り、ETFでインデックス運用する方が魅力的な方法に見えます。
海外株式への投資もETFの活用で劇的にコストを下げられます。ただ、せっかくコストが低いETFが急ピッチで増えてきても、日本以外のグローバル株式に分散投資ができる商品(例えばMSCIコクサイに連動するETF)は残念ながらまだありません。ここでも初級編と同じアセットアロケーションの壁に当たってしまうのです。
アセット・アロケーション(資産配分)は資産運用の結果の約80%を決定すると言われます。コストを下げることはもちろん重要なのですが、資産配分をどうやって決めるのか、がわからなければ組み合わせる方法が見つけられません。資産配分には唯一の解答は存在しませんが、個人投資家が自分でゼロから作るのは困難です。そのヒントが提示されなければ自分で始めるハードルは極めて高くなります。
資産運用にコストが重要なのは間違えありませんが、自分の投資金額や資産配分比率を決め、出来るだけ手間がかからず長期で継続できる方法を実践する方がベターというのが私の考えです。せっかくコストを下げられても、資産配分で失敗したり、手間がかかりすぎる方法では長期で続けられないからです。
今回の話のまとめ---------
●コストが低い金融商品の方がリターンが向上する
●高コスト商品を見えにくくする行動心理学のワナには注意
●資産運用は手間、配分方法、投資金額、コストなどから総合的に判断する
ではまた来週・・・。
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見とは必ずしも限りません。)
内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/
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【大好評!お金クイズ】「ギザジュウ」っていつからか知っていますか?http://www.monexuniv.co.jp/mail_magazine/2007/06/quizvol1.html
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5 チャートの世界 −第98回−
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−心理編17−「高値で包み足が現れると?」
図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh17.htm
今週は相場の転機に現れるといわれる「包み足」を検証してみましょう。高値圏でも安値圏でも、また、包み足の組合せとして「陰線と陰線」「陰線と陽線」などにかかわらず、「包み足」が出現すると、高値圏では下落に向かい、底値圏では上昇に転じると言われています。実際にどういったところで出現しているのか見てみましょう。
今回は高値圏で出現したパターンを4銘柄見て行きたいと思います。図1.に示したパターンですが、見事に高値圏で出現しています。出現したときの心理状態などは来週細かく見て行きたいと思いますが、「包み足」と言う意味をもう一度考えて見ましょう。
図2.で示したように「包み足」のパターンを一日で起きたものとしてローソク足を作って見ると、図のC、やJのように見事な「上ヒゲ線」や「下ヒゲ線」となることもあります。「包み足」の小さな方の位置によるのですが、「包み足」となる際に小さな線で「気迷い」、大きな線で「気迷いながら方向を決める」と考えればわかり易いかもしれません。
ただ、図1.のCや図2.のD〜F、J〜Lのように大きな陽線で高値を付けたのに「天井」となってしまうケースは「気迷った挙句、方向を決めた」割には天井になってしまい、「方向が決まったのに反対方向にいってしまった」と言うことになってしまいます。この場合は天井で出現する「首吊り足」と同じような意味で、「方向を決めたが、それ以上の買いが入らなかった」と言うことになるのです。つまり、図2.のDやJのように「下ヒゲ線」で天井をつけるケースの心理状態と考えていいのではないかと思います。
細かい心理状態については図1.の具体的な例を見ながら次週、述べたいと思います。
投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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6月15日 「夏バテ、か?」
ちょっと夏バテな気がします。しかしあまりにも早いので、出張が続いたり、最近かなり忙しいため、疲れが溜まっただけかも知れません。ただ昔のつぶやきを読み返すと、毎年夏の初めに一旦疲れ易くなり、ちょっとするとその状態を抜けているようです。毎年恒例のことです。暑くなって血の粘性が高まる。粘性の高い血液を循環させるために心臓の負荷が高まる。そして疲れる。或いは夜が短く、すぐに明るくなるので睡眠が浅くなる。そして疲れる。これらが夏バテの基本的な仕組みだと云いますが、私の場合は少し違うのではないかと思うに至りました。
私は一般に、冬の食材よりも夏の食材が好きです。お魚でも、冬に美味しい鯖・マグロ系の大きな魚よりも、夏に出てくる小さい魚の方が好きです。そして夏の夜の雰囲気が、朝顔市などの雰囲気を連想させ、楽しくなり、暑さのため喉も渇くので、お酒が進み、結果翌日疲れる。そう云うことではないでしょうか。そしてそんなことではいけないと、生活を元に戻すので、一過性のもので終わる。しかし忘れっぽいタチなので、毎年恒例になる。そんなとこでしょうか。宵の口は、先ず多めに水分を摂るのがいいでしょうかね。しかし夏の夜は、やはりいいものです。
『夏の夜は まだよひながら 明けぬるを 雲のいづこに 月やどるらむ』 (古今集夏歌、深養父)
私にとって、明け方の低い西の空に彷徨う深養父の月は、大切な夏の風物詩です(但し今日は新月のようですが)。
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7 マネックス証券からのお知らせ
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■マネックス証券&イーバンク銀行 提携記念
キャンペーン期間中、新規にイーバンク口座を開設された方の対象口座に、もれなく500円をプレゼントいたします。
※下記リンク先のキャンペーンページから口座開設された方に限ります。 → http://www.ebank.co.jp/p_layer/campaign/monex/
■第32回マネックス証券オリエンテーションコミティーメンバー募集
マネックスでは、お客様のご意見をマネックスのスタッフが直にお聞きする「オリエンテーションコミティー」という機関を設置しております。現在、8月18日(土)開催の第32回にご参加いただくメンバーの方(12名)を募集しております。ぜひ奮ってご応募ください。
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8 勉強会・セミナー情報
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6月18日(月)17:30〜 初めてのマネックス証券! 『入金編』
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6月18日(月)19:00〜 松本大ここだけトーク オンラインセミナー編 https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/239
6月19日(火)20:15〜 「欧州新成長国株式ファンド」 ファンド説明会https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/275
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「1536兆」
こんばんは。本日の日銀の発表によると、2006年度末時点で家計が保有する金融資産残高は、1536兆1628億円だとか。名目GDPが大雑把に510兆円として、約3倍にもなるわけですが、数字があまりに大きすぎ、さっぱりイメージできないぼすみんです。
日本の人口がおよそ1億2700万なので、国民1人あたり1200万ほどの金融資産を持っている計算になるのですが・・・アベレージは遥か遠くのぼすみん、思わずガックリ。
以前、雑誌で読んだのですが、今の日本には5億円以上の金融資産を保有する世帯が実に5万世帯もあるそうです。1億円以上の世帯も80万を超すとかで、何とも羨ましい限りです。
その一方で貯蓄残高がゼロの世帯が全体の2割強まで急増してると聞きますから、やはり「格差社会」「二極化」が進行してるのかなぁ・・・と思います。
贅沢を控え、質素倹約に励んでいる僕ですが、普段これだけケチケチケチケチ暮らしてるのに、そのわりにお金が貯まらないのはなぜだ!?
ベストセラーになった、山田真哉さんの『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?身近な疑問からはじめる会計学』に答えが書いてありました。本の中で「かなり危険な思想」と指摘されてるんですけど、僕は「普段ケチケチしてるぶん、たまにはパーッと遊んでやる!」とばかり、ここ一番でパーッと散財してたんですね・・・。
日頃のケチケチで浮かせる事ができるのは、ホント微々たる額。かたや、ここぞという時に散財してるのは、その何倍もの額。これじゃ貯まるわけがありません!・・・普段10円、20円レベルの節約をたくさんしているので、「僕は物凄く節約してる!」なんて錯覚してしまい、「あれだけいつも節約してるんだから、今日一日ぐらいは贅沢してやる!」なんて悪循環になっていたわけですね。・・・その反省を踏まえ、夏のボーナスは堅実に使います。ハイ。
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