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マネックスメール<第1953号 2007年7月17日(火)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 株式投資−始めの一歩−
4 土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
5 ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
6 先週の投信売れ筋ランキング
7 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
8 マネックス証券からのお知らせ
9 勉強会・セミナー情報
10 思春期証券マンのマネックス日記
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1 相場概況
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連休明けで様子見気分も強く、方向感なく小動き
日経平均 18,217.27 (▼21.68)
日経225先物 18,210 (▼60 )
TOPIX 1,778.11 (▼ 5.09)
単純平均 472.12 (▼ 0.33)
東証二部指数 4,233.78 (▼ 9.53)
日経ジャスダック平均 2,111.85 (▼ 1.87)
東証マザーズ指数 875.89 (▼12.27)
東証一部
値上がり銘柄数 603銘柄
値下がり銘柄数 992銘柄
変わらず 134銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 94.75% ▼ 2.87%
売買高 20億5307万株(概算)
売買代金 2兆8283億7700万円(概算)
時価総額 568兆4837億円(概算)
為替(15時) 121.94円/米ドル
◆市況概況◆
日本市場が連休となっている間の米国市場が堅調となったことや週末のヘッジ売りの買戻しに加え、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が買い越しとなったことで買い先行の始まりとなりました。ただ、寄り付きの買いが一巡した後は積極的な買い気に乏しく、かといって下値を売り叩く動きもなく、軟調ながらも底堅い、方向感のない展開となりました。
後場に入ってからも軟調な地合いが続きました。下値をむきになって売り叩く動きも、売り急ぐ動きもない代わりに積極的な買いも引き続き乏しく、方向感のない展開は続きました。好業績が期待される銘柄を買い上がる動きも見られるものの物色対象は広がらず、相場全体、指数の底上げにはつながりませんでした。地震の影響も限定的で結局最後まで方向感のない展開となりました。
小型銘柄も朝方は堅調なものが目立ちましたが利益確定売りや戻り売りに押され軟調となりました。日経ジャスダック平均や二部株指数は小幅安に留まりましたが東証マザーズ指数は大幅安となりました。先物にもまとまった売り買いは散見されたのですが、追随する動きも、継続的な動きもなく、目先筋の売買が中心となっていたようで、結局小動きとなりました。
3連休明けと言うこともあってか方向感のない展開となりました。寄り付きこそ堅調となったものの日経平均も上値の重さを確認するような格好となりました。ただ、出来高も売買代金も徐々に増えてきており、「まだはもうなり、もうはまだなり」ではないですが、そろそろ抜けてきてもいいのかもしれません。http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20070717.htm
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
値動きの良さを好感して海運株が高く、資源関連銘柄も引き続き堅調
沖電気 (6703) 251円 △12 円
目の色や瞳の形で簡単に携帯電話で所有者を認証できるソフトを開発したと報じられ、好感する向きもあって大幅上昇となりました。個人情報保護法などを受けて端末のセキュリティー強化への需要増加が期待できるとの見方が広がったようです。
パイオニア (6773) 1,701円 ▼5 円 :100株単位
寄り付きは大きく値を上げたのですが、戻り売りなどもかさみ、後場は前日の終値近辺での動きとなりました。社長が中期経営計画の達成時期を1年先送りする方針を明らかにしたと報じられたことを嫌気する向きもあったようです。
コスモ石 (5007) 696円 △17 円
原油価格が高い水準で推移していることから、業績拡大への期待が広がり、大幅高となって年初来高値を更新しました。
サマンサJP (7829) 200,000円 ▼19,000 円 :1株単位
2007年3−5月期の業績で連結経常利益が前年同期比で大幅減益となったことが発表され、収益悪化を嫌気する向きもあって大幅安となりました。
島 忠 (8184) 3,430円 △240 円 :100株単位
第3四半期の決算で経常利益が2割近い増益となったことに加え、60億円を上限とした自社株買いを発表したことなども好感され、大幅高となりました。
アイフル (8515) 3,200円 ▼70 円 :50株単位
過払い金の返還に年5%の利息を付ける義務があるとの判断を最高裁が示したことで、業績悪化を懸念する向きもあって同社など消費者金融株に売りがかさみ、軟調となりました。
◆ランキング◆
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
ディア・ライフ (3245)
シーズメン(3083)、チャイナ・ボーチー (1412)
日創プロニティ (3440)、キトー(6409)
◆公募・売出株式(PO)◆
三井トラスト・ホールディングス(8309・東証)
・ブックビルディング期間 7/12(木)0:00〜募集価格等決定日まで
・募集価格決定日 7/23(月)〜7/26(木)のいずれかの日
※最短の場合、7/23(月)にブックビルは締切となります。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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3 株式投資−始めの一歩− −第16回−
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「タイミング−節目がないとき−」
先週は「節目」を見つけることで「トレーリングストップ」なども有効になると言う話をしましたが、今週は「節目がないとき」について考えて見ましょう。
現在の日経平均は図のように18,300円を上値の「節目」として抜けずにいますが、これを「抜けて」来た場合にはいったいどこまで上がるのでしょう。また、よくアナリストなどが「目標株価」と言うことを言いますが、どうした基準で計算しているのでしょうか。
「節目」を抜けてきたところで目標株価を示す場合や先週のような「節目」の見つけ方、つまり、チャート(株価の動き)から株式の動向を見ようと言うことを「テクニカル分析」と言い、アナリストなどが業績や金利動向、為替動向などからその株(銘柄=企業)の良し悪しを判断しようと言うのが「ファンダメンタルズ分析」といいます。
先週のように過去の高値や安値を見て「節目」を見つけて売買するのは簡単なのですが、では冒頭に述べたように例えば日経平均が18,300円を抜けて来た場合にはいったいいくらが目標となるのでしょうか。過去に遡って見ると、日経平均は1989年末に38,915.87円という史上最高値をつけているわけであり、そこからの下落過程でいくつかの「節目」は確かに存在します。近いところでは(?)2000年4月の20,833.21円などがありますが、さすがに何年も前の高値や安値を節目とするのもどうかと思います。
そこでそうした時には前述したように「テクニカル分析」で「節目」を探す方法と「ファンダメンタルズ分析」で「目標株価」などといった方法で「節目」となりそうなところを探す方法があります。それぞれの中でもいくつかの「節目」を探る方法がありますが、今週は簡単に「テクニカル分析」の中で目標を探す方法を見て行きましょう。
さきほど示した図に赤い線が引かれていました。この赤い線を「トレンドライン」と言って株価の方向性を示したものと考えられます。日経平均のここのところの動きは紆余曲折がありますが、概ねこの「トレンドライン」に沿っているのではないかと思われるのです。
いわば先週見た「前の高値・安値」と言うものも「トレンドライン」の一種と考えて見るといいのかもしれませんが、図のように赤い線に沿って株価が動いているとすればその延長線上に株価の目標を設定すればいいことになります。
実際にその上昇がどの程度の上昇と見ればいいかということも問題になりますが、紙幅の関係でまた来週、その「計算方法」を考えて見ようと思います。
図→http://www2.monex.co.jp/j/chart/IPPO2.pdf
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
mailto:feedback@monex.co.jp
までお送りいただければ清水から回答いたします。
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今週の「覚えておこう!」
−株価変動要因 その二 −
外部要因
株式が個別の業績等で上下する以外に、金利や為替の動向などの影響により売られたり買われたりします。これを「外部要因」と言い、主なものに金利・為替の他、政策動向や日銀の各種オペレーションなどが考えられます。また、外国や日本の政府高官の発言で為替や金利などが動き、株式市場に影響を与えることも少なくありません。
(1)金利動向
金利は、日銀が景気動向をコントロールするために決定する「公定歩合」が有名ですが、金融市場での実際の資金需要により変動する「市場金利」が、よりストレートに現実の景気実態を反映するため、注目されます。基本的には金利と株式はオフセット(金利が上がれば株は下がり、金利が下がれば株が上がる)となることが多いのですが、景気動向の変わり目では金利が上がり株が上がるようなこと(景気が良くなったので金利が上がる)こともあります。
金利には、国債流通利回りに代表される「長期金利」と、CDレートやコールレートのような「短期金利」に分かれます。株式市場では長期金利と配当利回りや長期金利と益回り(株価収益率=PERの逆数)を比べ、債券と株式との裁定取引を行うようなケースもあり、また、指数先物と株式との裁定取引には短期金利動向が影響するなど金利と株式相場は密接な関係にあります。
(2)為替
為替動向は個々の企業の収益に影響し、株価を動かす要因になります。また、為替の動向により外国からの日本株への投資スタンスなどに影響することもあります。一般的に輸出企業にとって円安はメリット、円高はデメリットということになり、内需系の企業にとってはその逆ということになりますが、為替の影響を少なくするよう努力している企業も少なくなく、よく見極める必要はあります。また、急激な変動を緩和するために、政府が為替市場に「介入」することもあります。
(3)景気動向
株式市場は景気動向と密接な関係があります。通常、景気がいいということは企業の業績がいいということで株価は高くなります。ただ、企業業績が「回復に向かう」と言うことを株価が先取りして動くことも多く、「不景気の株高」という現象が起きることもあるのです。景気動向を知る上では日銀の短期経済観測(日銀短観)や月次に発表される鉱工業生産指数や小売売上高、雇用統計などの指標が参考になり、注目される指標です。
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4 土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ 第109回
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「損得を全体で考える」 (難易度 ★☆☆☆☆)
■ 投資の“勝ち負け”?
個別株投資を行う方の中には「株式投資で今まで負けたことがない。下がったら売らないから」という方や「今年は年初から負けなし!」という方もいるでしょう。保有期間とは無関係に実現損益でプラスであれば“勝ち”、マイナスであれば“負け”という場合が多いようです。ただ、このあいまいな“勝ち”と”負け“という概念では、仮に、投資損益がプラスであれば+3%でも+60%でも「勝ち」、マイナスであれば-1%でも-90%でも「負け」と考えてしまい、“7勝3敗”でもトータルの損益はマイナスというような事態もありえるわけです。
■ 投資パフォーマンスを全体で考えるようになるには
投資に上達するコツとして、“負けを小さく、勝ちを大きく“とか、”買いは遅かれ、売りは早かれ“といわれますが、実践するとなるとなかなか容易ではありません。この原因のひとつに、それぞれの投資に対して”勝敗“を意識してしまっていることがあるのではないかと思われます。誰しも”負け“はいやなので、先送りしてさらに悪い結果を招いてしまうことが多いのです。
これに有効と思われる対処法の一つが投資対象の数を増やすことです。例えば3銘柄しかなかったら投資対象に愛着が湧き、また“負け”を嫌って判断が鈍ってしまうかもしれません。一方、30銘柄に投資していればどうでしょうか?情報収集と意思決定は大変になりますが、“思い入れ”も分散されて、より客観的な判断ができるようになる可能性が増すと思われます。また、売買回数が増えれば、“勝ち”、“負け”の数よりも全体のパフォーマンスを気にかけるようになると考えられます。
■ eワラントで視野を広げ、ニアピンeワラントでまとめて見る目を養う eワラントを使えば、数万円から日本株から海外株価指数、コモディティ相場まで投資が可能になります。例えば50万円で1銘柄の株式を購入するよりも、5万円ずつ10銘柄のeワラントに投資すれば、視野も広がり、より冷静な判断が行えるようになる可能性があります。また、組み合わせて、満期に満額受け取る確率を上げることができるニアピンeワラントを使えば、1銘柄1銘柄での“勝敗”に一喜一憂するのではなく、1塊の投資対象に投資してパフォーマンスがどうであったか考えるようになるでしょう。
アクティブな投資を目指すなら、eワラントとニアピンeワラントを使って、ポートフォリオ全体で損益を考える習慣を再確認してみてはいかがでしょう?
◆◆ 本日のポイント:個別の“勝ち負け“ではなく全体で見る◆◆
(ゴールドマン・サックス証券eコマース部長 土居 雅紹(どい まさつぐ))
上記内容はゴールドマン・サックス証券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自己の責任で判断する必要があります。
※eワラントおよびニアピンeワラント利用上の注意点
eワラントおよびニアピンeワラントは対象原資産に直接投資するよりもリスクが高い投資となります。また、投資元本のすべてを失うことがあり、手数料・税金等を考慮する必要があります。実際のお取引の際には、商品およびリスクに関する詳細について最新の「外国証券内容説明書」にて必ずご確認ください。投資リスクの説明 → http://www.gs.com/japan/ewarrant/beginner/index2.html
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eワラントとは ? http://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/abc.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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5 ファンドマネージャー清水毅氏の相場の見方
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「株式市場の見通し」
世界の主要先進国の株式市場が高値圏で推移する中で、日本株は相対的な出遅れ感が高まっています。この背景には、参議院選挙を29日に控えて政治情勢に不透明感があること、国内消費が期待されたほどには盛り上がりを見せず、設備投資に偏った国内景気拡大が続いていること、などが出遅れの一因と見られます。しかしながら、日本株のファンダメンタルズが諸外国に比べ大きく劣っているとは考えにくく、今後企業業績の上方修正を伴って日本の株式市場は下値を切り上げる展開を想定しています。
政治要因では、仮に自民党が参議院において、過半数割れの議席獲得に留まったとしても衆議院での圧倒的優位は動かないことから、直ちに解散、総選挙に打って出るとは考えにくく、与野党逆転の政権交代は極めて可能性は低いと考えます。また参議院選に大敗した場合の責任問題の浮上で、安倍内閣が退陣したケースを考えてみても、次の内閣が現状の改革路線から逆行する方向に大きく舵を切ると見る識者は少ないようにも思えます。いずれの場合にせよ、政治要因で株式市場が下落した場合には、投資魅力は高まると見られ、仮に下落しなかったとしても、今後不透明要素の剥落で株式市場は上昇期待が高まると考えます。
物色の方向としましては、足元の株価が堅調な環境、資源エネルギー(特に原子力関連)、造船などの重工業関連などに目が向くと考えますが、個人的には新興市場を含む小型株に注目しています。企業収益などのファンダメンタルズを大型株と比較すると、収益モメンタムに勢いが見られず、この観点からのサポート要因は乏しいと見られます。しかしながら、小型株マーケットは、強気、弱気の一方に市場心理が振れやすく、時にファンダメンタルズを無視して市場のセンチメントで株価が上下するケースがあります。したがって、予想がしにくい側面があるのですが、このセンチメントの代理変数としてよく見られる信用取引の評価損益率(新興3市場合計)は、ライブドアショック以降で最悪だった2006年6月にはマイナス20%近くあったものの、足元ではマイナス5%台となっています。投資家の損益が改善しつつあることは市場心理好転に繋がると期待が持てます。
また市場活況度といった観点から、新興3市場と東証1部の売買代金を比較すると、ライブドアショック時には、東証1部の売買代金の20%近くに相当する売買代金があった新興3市場は、07年5月末には4%程度まで落ち込み、7月第1週には5%台前半となっています。ライブドアショック時が異常に数字が高かったとしても、現在は新興市場のみが稀に見る閑散商状といえ、これだけ市場の関心がなくなった現状は、投資妙味があると考えます。
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→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news706h.htm
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6 先週の投信売れ筋ランキング
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1 HSBCインドオープン
2 HSBCチャイナオープン
3 三井住友ニューチャイナファンド
4 HSBCブラジルオープン
5 HSBCアジア・プラス
週間売れ筋ベストテン
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※マネックス証券の先週2007年7月9日(月)〜7月12日(木)における
約定日ベースの販売ランキングです。
当ランキングには、 公社債型の投資信託(MRF含む)、外貨建てMMF、 及びマネーポートフォリオは含めておりません。
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☆「マネックストレーダー」バージョンアップのお知らせ☆
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7079.htm
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7 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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7月17日 「○○ジャパン」
オシム・ジャパンが1位通過!喜ばしいことですが、私はどうもこの名称が気になって仕方ありません。ジーコ・ジャパン、長嶋ジャパン、王ジャパン。誰が始めたか、日本代表チームの名前は、監督の名前を頭に付けて呼ぶのが習わしになってしまったようです。確かに便利と云えば便利です。なんのスポーツかも、いつのチームかも、一々説明しなくても分かります。そう云った意味でとても効率的です。
しかしどうして単に「日本代表」と呼ばないのでしょう。その方がずっと誇らしく聞こえるのですが。監督の存在は確かに重大です。しかしプレーしているのは、主役は、選手達です。このような呼び方には、私はファシズム的な匂いを感じてしまいます。監督は絶対の存在で、その監督のためにプレーしているような。昔の軍隊の呼び名にも通じるような。考え過ぎでしょうか?私はファシズム過剰拒否症のような所があるので、何度も聞いているうちに、その逆琴線に触れてしまったのかも知れません。でもやっぱりちょっと変だとは思いませんか?
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8 マネックス証券からのお知らせ
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■速報!投信売れ筋ランキングベスト10(2007年6月18日〜6月30日)
マネックスでは、6月18日(月)より、申込手数料(販売手数料)が実質「半額」になるキャンペーンを行っています。ここで、キャンペーン開始後からの売れ筋ランキングをご案内いたします。
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9 勉強会・セミナー情報
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個人投資家向けIRセミナー
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/284
■@オンライン
7月17日(火)20:30〜
外国為替保証金取引を始めよう! マネックスFXプロ編
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/310
7月18日(水)12:00〜
タンス株をマネックスに預けよう!むしろ、預けてください!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/318
7月18日(水)17:30〜
投資のやり方に不安がある方へ〜ネットで学ぶ投資塾のご案内〜
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/329
7月18日(水)19:00〜 “絶対収益”の追求とは!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/333
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☆毎月1万円ずつからはじめましょう 投信積立プログラム☆
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10 思春期証券マンのマネックス日記
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「原子力発電」
こんばんは。昨日は何とも痛ましい「海の日」となってしまいました。余震も懸念される中越沖地震、被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます、ぼすみんです。
大きな地震の都度、自然災害の脅威をあらためて痛感させられるわけですが、今回は柏崎原発の火災、放射能漏れにも不安をかき立てられました。
本当、日常の中じゃついつい忘れがちですけど、僕たち現代人はちょっとした運用ミスや事故でも未曾有の惨事につながりうる可能性のある世の中を暮らしてるんですよね・・・。
14世紀のヨーロッパではペストが大流行、人口の3割を死に至らしめたとか。それを聞くと大変な時代だなぁ・・・と思いますが、翻って現代も実はかなり微妙なバランスのうえに成り立っていて、望むと望まざるとに関わらず、こういう時代を生きていかなきゃいけない現代人も大変だなぁ・・・と思います。
・・・私事で恐縮ですけど、以前新潟へバイク旅行に行った時、雨でズブ濡れになったところを地元の方にとても親切にしていただきました。だからってわけじゃないですけど・・・被災地の皆さん、頑張って!!
(追伸)
バランス・・・といえば、マネックスではバランス型の投資信託を多数取り扱いしています。
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/syohin/tousin/tyuhyouji/guest?CatgorCdBig=003
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