マネックスメール 2007年8月17日(金)

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2007年8月17日(金)

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 マネックスメール<第1976号 2007年8月17日(金)夕方発行>
                マネックス証券: http://www.monex.co.jp/
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                  2007年11月20日満期1.0%円建社債)     
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※お申し込みの際は、目論見書の内容をご確認ください。途中売却の場合、  売却時の債券市況の変動により、投資元本を割り込むことがあります。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 だから投資は面白い!
 4 資産設計への道
     その280 過去からこれからの投資を考える  内藤忍
 5 チャートの世界
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 1 相場概況
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米国株は底堅いが円高で「円キャリー取引解消懸念」が噴出し大幅安

日経平均            15,273.68 (▼874.81)
日経225先物         15,300 (▼750 )
TOPIX            1,480.39 (▼ 87.07)
単純平均             393.35 (▼ 22.89)
東証二部指数           3,616.58 (▼147.07)
日経ジャスダック平均       1,869.67 (▼ 50.33)
東証マザーズ指数          688.46 (▼ 40.43)
東証一部
値上がり銘柄数          87銘柄
値下がり銘柄数         1,620銘柄
変わらず             17銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           56.62%  ▼ 3.49%
売買高            29億4247万株(概算)
売買代金        4兆2391億4900万円(概算)
時価総額          474兆1054億円(概算)
為替(15時)          113.05円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は軟調ながらも底堅い展開となったのですが、為替が大きく円高になったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が引き続き売り越しと伝えられたことで、「円キャリー取引の解消」懸念に加え、円安メリットのある銘柄への業績懸念が強まり、ハイテク銘柄や自動車株など輸出関連銘柄を中心に売り先行となりました。日経平均16,000円を大きく割り込んで始まったあとは底堅さも見られたのですが、為替が円高傾向にあることなどから売りが止まらず、大幅下落となりました。

 後場に入っても週末と言うこともあり、なかなか切り返す動きにはなりませんでした。かえって円高が進んだということで大きく売られる場面もあり、日経平均も昨年11月の安値をあっさりと割り込み、昨年9月の安値水準までの下落となりました。さすがにそこまで下がると「下げ過ぎ」の感も強まり、買戻しや押し目買いも入るようですが、為替の見切り売りは止まらず、戻りも限定的となり、戻りの鈍さに嫌気してヘッジ売りもかさみ最後まで売りは止まりませんでした。

 小型銘柄も軟調なものが目立ちました。ディフェンシブ銘柄というようなものもなく、買い気に乏しい状況で大きく下落となりました。何が売られている、と言うよりも全般的に見切り売りがかさんだ格好となりました。先物には朝方から断続的なまとまった売りが多く、指数を押し下げる動きとなりました。特に後場に入ってからはまとまった売りが続き、最後まで指数を押し下げる要因となりました。

 節目と見られる水準を次々と割り込んで大きな下落となりました。ただ、こうした大きな下げの後はリバウンドが大きいことも良くあることです。昨年からの日経平均の下落のときは円高が要因となることが多く、1ドルにつき1円円高になると日経平均がおよそ300円程度下落するというパターンでした。この水準の為替で計算し、今回の下落に当てはめると日経平均は15,000円を挟んで上下200円程度のところが目処となり、そろそろ「良いところ」ではないかと思います。指数の下げに比べると値上がり銘柄が多いことも「セリングクライマックス」となったことを示しているのかもしれません。
動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20070817_03.htm

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 円高メリット株として紙・パルプ株は高く、電鉄株や通信株の一角などが個別に買われた

サンエー・インタ (3605) 2,450円 ▼165 円 :100株単位
 国内証券が主力の高採算ブランドが苦戦していることから、投資判断を引き下げ、大幅安となりました。

トレンド (4704) 4,180円 ▼10 円 :500株単位
 情報漏洩(ろうえい)対策への関心が高まり、北米向けを中心にセキュリティーを強化する製品が好調だったことから、2007年6月中間期決算が増益となり、外資系証券が投資判断を引き上げ、堅調となっていましたが、地合の悪さから売りが入り軟調となりました。

住友鉱 (5713) 1,940円 ▼380 円 
 昨日のロンドン金属取引所(LME)で銅やニッケルの先物相場が急落したことから、収益環境の悪化が警戒され大幅安となりました。

伊勢丹 (8238) 1,789円 △6 円 :100株単位
 三越(2779)と来春に経営統合することで大筋合意したと報じられたことから、期待した買いが入り堅調となりました。

キヤノン (7751) 5,400円 ▼510 円 :100株単位
 東京外国為替市場で円相場が一段高となり、値がさハイテク株が安く、業績への悪影響を懸念する売りが入り大幅安となりました。

JR東日本 (9020) 888,000円 △23,000 円 :1株単位
 内需株の中でも特に外部環境悪化の影響を受けづらい鉄道株に買いが入り、大幅高となりました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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     ☆市況概況が動画で見られます!!☆
       → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701o.htm

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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
インターメスティック(3084)、オストジャパングループ(2757)

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/0/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest

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 3 だから投資は面白い!   第72回
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−<銘柄を見ていく・その44>−

 今回は大手銀行の第1四半期業績についてみてみたいと思います。大手銀行の株価が軟調となっています。そのきっかけとなったのがこの第1四半期の業績発表です。なかでも、みずほフィナンシャルグループ(8411)は純利益が前年同期比較で5割近い減少となったこともあり業績発表の翌日の株価は1割近い下落となりました。また、その他の大手銀行も純利益の減少が嫌気され株価は弱含みの展開となりました。しかし、第1四半期の業績の内容をみてみると、こうした株価低迷には純利益の大幅減といった以外の要因もみえてきます。
 三大メガバンクグループとりそなホールディングス(8308)の第1四半期の純利益をみてみると、融資先の経営改善で貸倒引当金が不要になることでの戻り益が減ったことなどが影響し、みずほFGの大幅減益を初め、三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)も3割を超える大幅な減少となるなど総じて冴えない結果となっています。一方で業務純益は一部融資先の債権の評価引き下げにより大幅な減益となったみずほFGの3行合計の業務純益を除き総じて堅調となっています。三井住友フィナンシャルグループ(8316)の三井住友銀行単体の業務純益が6割近い増益となったのをはじめ、りそなHDの4行合算の業務純益も2割以上の増益となっています。また三菱UFJFGの3行合算の業務純益は減益ながら微減に止まっています。

 業務純益は銀行の本業での利益を示していることから、大手銀行の第1四半期の足元の本業は大幅な減益となった純利益からみるほど悲観的な内容ではなかったといえるかもしれません。しかし、業務純益の内容をみてみると、業務粗利益のなかで最もウェイトが高く、銀行の最大の収益源である資金利益の伸び悩みが問題点として浮かび上がってきます。資金利益とは貸出利息や有価証券利息配当等から預金利息等を控除したものです。資金利益は日銀の昨年7月と今年の2月の利上げを受けて利鞘の改善から拡大が期待されていました。しかし、この第1四半期の結果は期待外れなものでした。三井住友銀行単体の資金利益は5%の伸びを示したものの、業務純益が2割以上の伸びを示したりそなHDの4行合算の資金利益でさえほぼ横ばいと伸び悩んでいます。また、みずほFGの3行合算の資金利益は3%程度の減少、三菱UFJFGの3行合算の資金利益も微増に止まっています。

 日銀による昨年来の二度に渡る利上げを受けて各行とも利鞘の改善は徐々に進んでいます。しかし、貸出金残高が伸び悩んでいることもあり利鞘の改善が収益の拡大にあまり結びついていないと考えられます。つまり、利鞘改善化といった環境下で資金利益が伸び悩んだことで、今後も予想される利上げに伴う業績の拡大期待が間違っていたと認識され、これがマーケットの失望を招いたと考えられます。したがって、利鞘改善に伴う収益の拡大といった本業面での成長期待を取り戻すことが求められているのではないでしょうか。

(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

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  ☆利率年9.78%(税引前) 
    世界銀行 2010年2月25日満期 南アフリカランド建債券☆
      → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7089.htm
※外貨建て債券は、為替相場の変動により、お受取金額が変動し円換算で               の投資元本を割り込むことがあります。
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 4 資産設計への道
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−その280 過去からこれからの投資を考える ★★★★☆−

 8月上旬にマネックス・ユニバーシティのサイトで個人投資家の皆様が投資信託、何本持っているのか?どの位の期間持っているのか?アンケートを取らせていただきました。他の人が何をしているのかが気になる人は多いものです。
アンケート結果 − 投資信託の平均保有本数は6本
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2007/08/20070807.html

 また最近の世界的なマーケットの変調で多くの個人投資家も自信を失っています。本日の東京市場も暴落(日経平均株価は5.42%の下落)しており、どこまで円高になるか。株式の底値はどこか。そんな相場観を求めてメディアや株式評論家の意見を心の拠り所にしています。

 しかし不安な状態から抜け出し、長期運用の一貫したスタンスを確立するために必要なのは、「他の人が何をしているか」や「専門家がどう見ているか」ではなく「マーケットの過去を知ること」ではないかと思います(ちなみに1987年10月のブラックマンデーの翌日の東京市場は日経平均株価は14.90%の下落でした。)。マーケットの過去からわかることは、長期で見ればマーケットは上下の変動を繰り返しながら上昇してきたということです。そのトレンドに自分の資産を連動させる方法は「分散投資」しかありません。

 確かに分散投資を実践していても今回の円高と株安のインパクトは大きく、リターンはマイナスです。しかしマーケットではこのような株価の暴落や為替の変動が繰り返され、その後の回復で結果的にはずっと市場に留まって運用を続けてきた投資家が報われてきたという事実があります。感情的に取引をするのではなく、自分が正しいと思う運用方法を淡々と続けることが大切です。
■ 相場観より先に学ぶべきマーケットの歴史
 今週、拙書「資産設計塾」シリーズでもお世話になっているイボットソン・アソシエイツ・ジャパンの小松原さんと「成功する投資のためのヒント」というタイトルで対談をさせていただきました。これはネットで学ぶ投資コンテンツをお申し込みいただいた方で一定の条件を満たした方の限定動画です
(8月下旬に特典対象者全員に視聴方法がメールで送られます)。

くわしい内容はこちら(マネックス証券口座保有者は無料です)
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_tokuten.htm

■ バリューとグロース
 バリュー株とグロース株のグループ比較ではやはりバリュー株のパフォーマンスが良いという結果になりました。国内株式についてのデータだけではなく、米国、英国、ドイツ、フランスなどの海外でも同様の結果が出ていることがわかりました。これは1975年からのデータを使った検証結果です。

 計測時期によってはグロース株のリターンが上回る局面もありますが、長期では続かないようです。理由としてバリュー株のリスクプレミアムである、とかニュースに対する反応の違いなど様々な原因が推測されています。

 バリュー投資の手法についてはバリューサーチ投資顧問の松野氏の手法をマネックスのネットで学ぶ投資コンテンツに今後追加する予定ですので、ご期待ください。

割安株投資の基本的な考え方(バリューサーチ投資顧問)
http://www.value-search.co.jp/employment-unyou.htm

■ 小型株効果は存在するのか
 一方で小型株が株式市場で相対的に高いリターンを実現しているという結果は見られませんでした。1980年からの長期データでは大型株と小型株のグループのリスク・リターンに明確な差が無かったという結果です。ただし、個別の運用結果は恐らく小型株の方がバラつきが大きい、つまり運用の巧拙の差が出やすいのではないかと思われます。これは意外な結果でした。

■ 為替ヘッジは必要か
 1985年からのインデックスデータで計算してみると外国株式、外国債券ともにヘッジの有無によるリターンの差はあまり無い、という結果が出ています。ただしこの20年間というのはトレンドとしては円高局面です。

 理論的には外貨投資を為替ヘッジした場合の期待リターンは円金利と同じになります(厳密には、海外の短期金融資産を為替ヘッジした場合の期待リターンは日本の短期金融資産の期待リターンと同水準になる)。

為替ヘッジをするとどうなるか
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/008077.html

 為替ヘッジの意義については専門家の間でも議論がありますが、私の考え方は、為替ヘッジは必要ない。もし為替ヘッジをする必要があるならその分外貨資産の比率を落とせば良い、というものです。

 イボットソンのデータから為替ヘッジに関しても理論と現実の違いが見えてきます。

■ リバランスの頻度は年1回
 資産全体を見直すリバランスについてもデータを作っていただきました。リバランスなし、毎月、3ヶ月毎、6ヶ月毎、1年毎という頻度による比較では、過去37年間のデータでは1年毎のリバランスが最も良い結果となりました。そしてリバランスをしないというのが最も悪い結果になっています。

 リバランスはした方が良いが、頻繁に比率を見直しすぎると逆にリターンが悪化する、ということです。分散投資はあまり手をかけすぎない方が良いということです。

 上記のテーマ以外にも、クレジットリスクの考え方、エマージングマーケットへの投資方法、資産設計ファンドの資産配分の決定方法なども取り上げています。

データで斬る!ディープな分散投資対談の詳細(写真付き)
http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2007/08/post_111.html

■ 続けることで報われる
 過去からの教訓は「運用は続けることで報われる。そして下がったらピンチではなくチャンス」ということです。下げに耐えられるようなリスクを取ること、下がったところでも買いにいける余裕を持つことが重要です。

 相場は派手に動いていますが、長期の資産運用の成功者は基本を着実に続けている地味な人たちなのです。

今回の話のまとめ---------
■金融市場の歴史は繰り返す
■データがあれば冷静な投資判断ができるようになる
■隣の芝生や人の意見よりも、過去に学ぶことが大切

ではまた来週・・・。

(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見とは必ずしも限りません。)

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp

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30万円から1000万円まで、今の相場環境で5つの運用方法を見直してみるhttp://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news707o.htm−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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   ☆携帯でもマネックスナイターをお取引いただけるようになりました☆    → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news708b.htm

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 5 チャートの世界   −第107回−
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 −心理編26−「酒田五法 −三川(天井)−」

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/pdf/Sh26.pdf

 「三川」には「三川『宵』の明星」と言われるように「天井」を形成するものと、ちょうどその反対の「三川『明け』の明星」と言われるような「底」を示すものがあります。今回はその「天井」をつけるケースを検証してみたいと思います。

 図1.の上段は日経平均の動きです。高値を付けたところ(赤い丸で囲んだところ)がしっかりと「三川」の形で「天井」となっているのがお分かりになるのではないかと思います。実はこれは今年の2月26日に取引時間中(ザラ場)の高値をつけたところなのですが、左のチャートを見たときに「『三川』かもしれないから、明日(右のチャートの一番初め、青い矢印のところ)、高値を抜けないと『天井』かもしれない」と思って、いったん買いを手仕舞うことが正解であったわけです。実際にはそこでは「世界同時株安」となってしまったのです。

 下段は新日鉄(5401)の直近の動きです。節目と見られた900円(赤い点線)を一気に抜けて高値をつけたものの「三川(と言うには少し高値のところの陽線が大きいですが)」の形で天井を形成、その後、下落となってしまったということです。

 上記の2つのケース、つまり、「三川」を形成するケースを考えると、図2.のようなことになります。上昇を続けてきた相場で、大きな陽線を引くとそこでは誰もが「まだまだ上昇するだろう」と思いがちです(A)。ところが次の日が始まると「まだまだ上昇する」と思っていた人達も弱気になる人もいて上下幅の少ない「極線」と言われる「気迷い線」が出現するのです(B)。そして次の日にもたついた展開となり、あるいは寄り付きから安くなるととたんに利益を確保しようと言う売りがかさんでCのような大きな陰線となるケースが多くなるのです。

 つまり、「三川」は「孕み足」などと同じように、「まだ上昇が続くのか、もう下落に転じるのか」迷うところで、大きな陰線を引いて下の方向を指し示すことで「天井形成」となるのです。

 次週は「三川」で底をつけるパターンを検証して見ましょう。

 投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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    ☆先物・オプション 手数料大幅値下げキャンペーン☆
      → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news707j.htm

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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 8月17日   「ボラティリティ上昇」

 ボラティリティ、即ち価格変動性が急上昇しています。株価、為替、国内、国外。あらゆる資産の値動きが、とても激しくなっています。ひとつ特徴的なのは、流動性の高低と、ボラティリティの高低が、通常は逆の関係にあるのですが、今回はそうとは限らないことです。即ち一般的には、マーケットが大きく動く時でも、流動性の高い資産(新興国の為替や株価に対して主要国のそれや、個別株に対してインデックスなど)のボラティリティは低く、流動性の低い資産の方がボラティリティは高いのですが、今回は双方のボラティリティが同じであったり、或いは逆転したりしています。

 これは偶々ではなく、今回の騒動の仕組みと関係のある構造的な理由からだと思います。世界中の投資家のリスク管理が進み、どこかで損が出てリスクが高まると、益を出すなりリスクを下げるために、何かを売る(或いは買い戻す)。全体の損失、或いはリスク量が大きいので、流動性の低い資産の売却(或いは買い戻し)では間に合わないので、流動性の高い資産で取引が発生する。その結果、流動性が高い資産でもボラティリティが高くなる。まぁそんな理由だと思われます。

 しかしこれが本当の意味で「リスク管理が進んだ」と云えるのかどうかは、甚だ疑問です。何故ならここで行われているリスク管理は、事後的管理であり、このような事態にならないようにしておくことが、本来のリスク管理と思われるからです。まぁ今回の事件を契機に、或る程度リスク管理は進歩することでしょう。しかし最終的にもっとも重要なのは、各自(トレーダー、ファンド・マネージャー、並びにマネジメントなど、延いては金融当局)の「理解」の深さであると、私は信じて疑いません。

追伸:リスクが高まってる時に機関投資家が取る典型的なアクションは、株より債券、長期債券より短期債券へと、リスクを下げる方向に資産を移動することです。3ヶ月満期、利率年1.00%(税引前)の『第3回 個人向けマネックス債』(マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社、2007年11月20日満期、1.0%円建社債)の販売は20日(月曜日)午後2時までです。詳しくはホームページを御覧下さい。↓
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7085.htm※お申し込みの際は、目論見書の内容をご確認ください。途中売却の場合、売 却時の債券市況の変動により、投資元本を割り込むことがあります。

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    ☆金連動ETF(金価格連動型投資信託)、取扱い開始!☆
      → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news708h.htm

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 7 マネックス証券からのお知らせ
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■利率年9.78%(税引前) 南アフリカランド建て世銀債(約2年半債)
 8月28日(火)までのお申込ですが、先着順にて販売金額に達しますと、キャンセル待ちとなりますのでご了承ください。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7089.htm
※外貨建て債券は、為替相場の変動により、お受取金額が変動し円換算での  投資元本を割り込むことがあります。


■皆さまのFX(為替保証金取引)体験談を大募集!
 採用された方には1,000円分のギフトカードをプレゼント。嬉しい成功体験談、悔いの残る失敗談、今後に活かしたい教訓など、どんな話題でも結構ですので、どしどしお寄せください。
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 今週13日(月)より、携帯電話でマネックスナイターの取引が可能となっております!勤務先からの帰宅途中など、外出先からの取引もこれでOK!手数料はパソ
コンからの取引と同じく、株数に関わらず一約定につき500円(税込)。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7087.htm

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 8 勉強会・セミナー情報
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■@マネックスラウンジ@銀座
 8月20日(月)12:15〜 清水洋介の今週の相場動向を語る!!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/384

■@名古屋
 9月5日(水) 14:00〜 ダイドードリンコ主催 
 「個人株主・個人投資家向け中間決算説明会」
http://www.dydo.co.jp/corporate/ir/meeting/

■@大阪
 9月9日(日) 14:00〜 イーバンク銀行・マネックス証券共催
「秋の資産運用セミナー」
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7084.htm
■@オンライン
 8月21日(火) 13:00〜 未経験者・初心者向け 夢を叶える!エレガント投資術
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/351

 8月21日(火) 18:00〜 夜間でもリアルタイムに株式取引
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/377

 8月21日(火) 20:00〜 相場シナリオの組み立て方
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/369

 8月22日(水) 11:45〜 清水洋介に株式市場について何でも聞いてみようhttps://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/372

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    ☆株価に一喜一憂しない生活をしたいと思いませんか?☆
      → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_index.htm

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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 「炎天下の暴風雨」

 こんばんは。暑さに弱く、この時期はまるで風物詩か何かのように毎年夏バテになってしまう、ぼすみんです。

 それにしても、今年の暑さは尋常ではありません。太陽ジリジリ、汗はダラダラ、蝉はミンミン。いくら夏だからって、暑いにもほどがあるぞ!と思わずお天道様に恨み言を言いたくなってきます。この猛暑というか炎暑で、僕はすっかりグロッキーになってしまいました。
 ああ、故郷・北海道の涼しい夏が恋しい・・・なんて思ったら、今年はその北海道すら記録的猛暑に見舞われているようです。

 弱り目に祟り目とはよく言ったもので、今日は天気の方はカンカン照りだというのに、相場の方は暴風雨!・・・日経平均874円安?為替は円が急伸、112円台?
 ・・・暑さのせいか、肌を刺すような日差しのせいか、夏バテでここ最近ろくに食事が喉を通らないせいか、はたまた株価急落で動揺したせいか。クラクラとめまいが・・・あぁ。

 とりあえずこの土日はしっかり体調整えて、来週また出直します!皆さまにとっても明日が良い日に、来週が良い日になりまうように。熱中症とか、お互い気をつけましょう。

(追伸)
 僕もこれ読んで参考にします!皆さまもぜひご一読ください。
「株価の変動に関する臨時レポート」
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news5db34.htm
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