1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
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マネックスメール<第1996号 2007年9月14日(金)夕方発行>
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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 だから投資は面白い!
4 資産設計への道
その284 資産運用の仕組み作り 内藤忍
5 チャートの世界
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
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2007年12月27日満期 1.0%円建社債) → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7097.htm
※お申し込みの際は、目論見書の内容をご確認ください。途中売却の場合、 売却時の債券市況の変動により、投資元本を割り込むことがあります。
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1 相場概況
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SQを無事に過ぎ、3連休前の週末だが手仕舞い売りをこなして大幅高
日経平均 16,127.42 (△306.23)
日経225先物 16,090 (△340 )
TOPIX 1,544.71 (△ 21.84)
単純平均 406.95 (△ 3.03)
東証二部指数 3,541.64 (△ 15.30)
日経ジャスダック平均 1,831.77 (△ 1.60)
東証マザーズ指数 637.25 (△ 8.42)
東証一部
値上がり銘柄数 962銘柄
値下がり銘柄数 640銘柄
変わらず 120銘柄
比較できず 3銘柄
騰落レシオ 79.60% △5.82%
売買高 24億0284万株(概算)
売買代金 3兆6615億6900万円(概算)
時価総額 495兆0117億円(概算)
為替(15時) 115.04円/米ドル
◆市況概況◆
昨日の米国市場が堅調となったことや為替が円安に振れたことからSQ(特別清算指数)算出日ではありましたが、寄り付きから買い先行となりました。寄り付きの買いが一巡した後はいったん上値の重い展開となり、戻り売りに押される場面もありましたが、すぐに切り返し、日経平均の16,000円を窺う展開となりました。さすがに16,000円の水準では心理的な節目と言うことや3連休を控えた週末と言うこともあり、上値も重くなりました。
後場に入ってからも一段と上昇する場面が見られました。為替が115円台になったことや次期首相が決まりそうだということを材料に先物に仕掛け的な買いが入ると慌てた買戻しもあり、一段と上昇、16,000円台での動きとなりました。円安を好感する動きや売られ過ぎ銘柄の反発などから、週末の手仕舞い売りをこなして、大幅高となりました。米国市場で銀行株が堅調であったことも、銀行株の上昇につながるばかりではなく、市場全体にも「信用収縮」の動きが一服となったということで好感されたものと思います。
小型銘柄は主力銘柄が堅調となるなかで軟調な地合いが続きました。二部株指数や東証マザーズ指数、日経ジャスダック平均は小幅高となり、小型銘柄全体で見るともたついた感は否めないところです。先物にも週末にもかかわらず、まとまった買いが散見されましたが、目先的な動きと見られ、さすがに最後はヘッジ売りなどで上値も重くなりました。
サブプライム問題に端を発した「信用収縮」の動きは一服となった感じです。米国市場で今晩も主要な経済指標の発表もあり、また、日本市場は3連休、連休明けには米FOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合、とイベントが目白押しですが、米国の利下げ、日銀の利上げ見送り、米国景況感の若干の悪化、と言うところまでは織り込んでいるような感じです。日銀の利上げがないことが確認されると、もう一段上昇し、底入れ確認となって来るのかもしれません。動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20070914_03.htm
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
米国で銀行株が堅調となったことで銀行株が高く、ハイテク銘柄など円安メリット銘柄も堅調
シンキ (8568) 114円 ▼35 円 :100株単位
貸倒引当金や過払い金の返還請求に備えた引当金を積み増し、2008年3月期決算が赤字になりそうだと発表したことから、嫌気した売りが入り大幅安となりました。
新生銀 (8303) 322円 ▼3 円
シンキ(8568)の増資を引き受ける方向で検討すると発表したことから、業績の影響を懸念した売りが入り上場来安値を更新しました。
アスクル (2678) 2,675円 △215 円 :100株単位
オフィス家具や生活雑貨の売り上げが増え、コスト削減も寄与し、2007年6―8月の連結業績が増益になったことから、好感した買いが入り大幅高となりました。
住友鉱 (5713) 2,420円 △155 円
上期に銅やニッケルなどの商品市況が高値圏で推移したうえ、海外鉱山関係会社の好調が寄与し、2008年3月期決算が増益になりそうだと発表したことから、好感した買いが入り大幅高となりました。
旭硝子 (5201) 1,432円 △39 円
液晶パネル事業から撤退を検討していることが明らかになったと報じられたことから、好感した買いが入り堅調となりました。
任天堂 (7974) 55,100円 △2,900 円 :100株単位
米国株高や円相場が落ち着いてきたことで安心感が広がり、ここのところのもたつきの反動もあって大幅高となりました。
◆ランキング◆
詳細は
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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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☆市況概況が動画で見られます!!☆
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new/news701o.htm
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
エー・ディー・ワークス(3250)、
ソニーフィナンシャルホールディングス(8729)、テクノアルファ (3089)
◆公募・売出株式(PO)◆
オリックス不動産投資法人(8954・東証)
・ブックビルディング期間 9/19(水)0:00〜募集価格等決定日まで
・募集価格決定日 9/25(火)〜9/27(木)のいずれかの日
※最短の場合、9/25(火)にブックビルは締切となります。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest
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☆「マネいち」今月の銘柄は、利率年6.04%(税引前)豪ドル建3年 世銀債☆ → http://www.monex.co.jp/ForeignBond/00000000/gaikbond/auction/top/guest
※外貨建て債券は、為替相場の変動により、お受取金額が変動し円換算での 投資元本を割り込むことがあります。
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3 だから投資は面白い! −第76回−
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−<銘柄を見ていく・その48>−
今回はこの6日に中間期及び通期の決算見通しを発表した新日本製鐵(5401)を取り上げます。新日鉄の株価は決算見通しを発表した6日こそ高かったもののその後、冴えない展開となっています。これは株式市場全般が軟調な地合いだったことも影響しているとみられますが、業績見通しに対する失望感があったのかもしれません。
新日鉄は9月中間期の決算見通しを営業利益で期初計画通りの2,650億円、経常利益で期初計画を100億円上回る2,800億円と発表しました。これは前中間期比較で営業利益が0.5%の減益、上方修正された経常利益で4%の増益に止まる内容です。しかし、税制改正に伴う減価償却費の増加や一過性の要因などを除くと実質的には経常利益で12%程度の増益となるもので、決して悲観する内容ではないようにみえます。
しかし、今回の中間予想を前提に第2四半期の業績の見通しに注目してみると期待外れの中間期予想だったとみることができるのかもしれません。7月30日に発表となった第1四半期の業績は営業利益で前年同期比8%増、経常利益で同20%増となり、税制改正に伴う減価償却費の増加や一過性の要因などを考慮しないベースでも営業利益、経常利益ともに増益を確保していました。このため、第2四半期に関しても第1四半期同様に増益基調の継続が期待されていたと考えることができるのかもしれません。
しかし、今回の中間期予想からみると今第2四半期は営業利益で8%近い減益、経常利益で1割近い減益となる見通しとなります。したがって、第2四半期は第1四半期の増益から一転して減益になることとなり、これがマーケットの失望につながったのかもしれません。会社側では高級鋼の価格が国際的にみて低いことから値上げの余地がまだあるとみているようです。価格改定の影響については業績見通しに反映されていないとみられます。したがって、下期に関してはこうした価格改定の動向が注目されることになるのかもしれません。
(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)
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☆割安株を発掘のチャンス!発掘法をマスターしてみませんか?☆
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4 資産設計への道
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−その284 資産運用の仕組み作り ★★★☆☆−
7月後半からマーケットは大きく動きましたが、そんな中で再確認できたことは、資産運用で成功するかどうかの分かれ目は「投資の才能の有無」ではなく「資産管理ができるか」 だということです。自分の資産全体がどんなリスクにさらされているかを管理できれば、今回のような相場でも予想外の大きな損失を被ることは防止できます。そしていずれマーケットが正常化すれば、経済の成長に応じたリターンが期待できるようになるのです。
そんな「資産管理」を長期で続けて、途中で投げ出さないためには、資産管理の方法に手間がかからない仕組み作りが重要です。相場が下落して思うような運用成果が実現できない時でも、手間のかからない仕組みを作っておけば、何とか続けることができます。そして後から振り返れば、止めなくて良かったという結果になるだろうからです。
■ 資産の時価評価とリスク量
資産の管理というとまずやらなければいけないのが資産全体の時価の確認です。今の価格で評価したら自分の資産全体はいくらになっているのか。特定の銘柄だけに注目するのではなく全体で増えたか減ったかをチェックすることです。
通常の株式や投資信託は資産金額を把握するだけで十分ですが、為替保証金取引のようなレバレッジ取引の場合、保証金の金額と実際に取っているリスクの金額が異なってきます。自分の資産額の数倍のリスクを取ることができるからです。
このようなレバレッジ取引を含めた資産の管理は保有資産額とリスク量という2つの数字で自分の資産を管理する必要が出てきます。
例えばマネックスFXなら10万円で1万ドルのリスクが取れます。1ドル115円とすると、10万円で1万ドル=115万円のリスクになります。資産が10万円しかないのに、リスク量としては115万円になり、12倍のレバレッジがかかっていることになります。
この場合時価としては保証金の10万円ですが、リスクは115万円の外貨資産として管理しておく必要があります。このリスク額をそれぞれの資産で計算し、6つの資産の種類(アセットクラス)に分類しておけば、自分の取っているリスクがどのくらいなのかを把握できます。一方で資産がどの位殖えているのか、は全体の時価から知ることができるのです。
■ 資産は管理すると殖える
過去のデータで検証すると、例えば拙書「資産設計塾」で提案したような標準的なアセットアロケーション(日本株式30%、日本債券10%、外国株式20%、外国債券20%、流動性資産20%)で10年間運用を続けると、いつ運用をはじめてもプラスのリターンが実現できたという結果が出ています。
インデックスを使った過去データでの検証ですから、これから運用して同様の成果が出る保証はありませんが、10年間といった長期で資産を管理できる方法を確立できれば、銘柄選択などを行わないインデックス運用を中心とした方法でも、資産を殖やせる可能性があることを示唆しています。
つまり資産運用の成果が出るかどうかは、淡々と10年間管理を続けられるか、にかかっているのです。
■ 最強の仕組み作り
時価とリスク量の管理にはパソコンが便利です。表計算ソフトにそれぞれの金融商品の時価を入力するだけで、時価の合計を自動計算し、資産の種類別に分類してそれぞれのリスク量も計算するのはそれほど難しいことではありません。そしてこのデータをプリントアウトしてシステム手帳に入れておけば、自分の資産運用の状況を常に手元に置いておくことができます。
半年ほど前のこのコラムで「資産設計手帳」というツールの提案を取り上げました。
『資産設計手帳』を作りませんか
http://www2.monex.co.jp/monex_blog/archives/007700.html
この「資産設計手帳」のアイディアは反響が大きく、たくさんの方から様々な資産管理のアイディアをいただきました。パソコンで計算した資産状況だけではなく、ビジョンとミッションをまとめた目標管理シートや投資書籍リスト、投資理論のまとめ、といった長期の資産運用に役立つツールも合わせて手元に置いておけば、さらに資産管理の精度はアップします。
メンテナンスに手間がかからず、いつでも簡単に見ることが出来る方法として、デジタル(パソコン)とアナログ(紙)を融合させるのが続けられる仕組みとして最強の組み合わせではないかと思っています。
今回の話のまとめ---------
■ 資産運用は才能ではなく管理で決まる
■ リスク管理と資産の時価をしっかり管理しよう
■ 続けられる仕組みを作るのが確実
ではまた来週・・・。
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見とは必ずしも限りません。)
内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp
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【究極の割安10銘柄】真面目に学んだ人だけが見られる毎月無料の投資戦略http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2007/09/post_117.html
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5 チャートの世界 −第111回−
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−心理編30−「酒田五法 −三空−」
図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/pdf/Sh30.pdf
「空」とか「窓」とか言われるものは前日の高値から大きく上昇して始まる、あるいは前日の安値から大きく下押して始まり、その前日の高値や安値まで戻らないときのその株価の「隙間(英語では「ギャップ」といいます)」のことを言います。このように前日の高値や安値から大きく放れて始まるようなときはその方向に大きく動くことが多くなります。ただ、「窓」を空けたあとに比較的小さな(上下の値幅の少ない)陽線や陰線をつけたときは「気迷い線」となって「三川」となる可能性も出てきます。
今週検証する「三空」はこうした「窓」を3日間(あるいはごく短期間の間に)連続して空けることを言います。一つの「窓」を空けて上昇するとその後も上昇することが多く、下落するとその後も下落が続くことが多いのですが、3日も連続して「窓」を空けると「いい加減、もういいだろう」と言うことになるのです。その時の相場に参加しているときの心境を考えて見ましょう。
図1.の上段はHOYA(7741)ですが、ずるずると下落した後に「切り込み線」で底入れとなり、突然小さな「窓」を空けて上昇、「気迷い線」となったのですが、その次の日も、またその次の日も「窓」をあけて上昇となったのです。これで本格的な戻り相場となるかと思いきやその後は再び下落となってしまったのです。ここでは、「三空飛び上げには売り向かえ」と言うことでしっかりと「三空」目で売っていれば、戻り高値で売り抜けることが出来たということです。
最初に「窓」を空けたところでは「底値かもしれない」と言う程度でまだ、慌てて買うこともなかったのですが、二つ目になると「おそらく底値だろう」と買いが入り、三つ目になると慌てて買戻しも入るという状況になるのです。こうなると、買いたい人、買い戻さなければならない人がほとんど買いついた可能性も高く、今度は少しでも上がれば、あるいは少しでも上値が重くなれば売ってしまおう、と考える人達が多くなり、その後の下落につながる、と言うことなのです。
図1.の下段はトヨタ(7203)ですが、これもいったん底打ちとなるところでは「三空」となっています。これも、「そろそろ天井ではないか」と思っている人が多い中で悪材料が飛び出し、一気に下落、いったんは下げ止まったかに見えたのですが一日おいてまた大きく下落を始めたパターンです。この場合も「もういいだろう」と買っては見たものの「やっぱり駄目だ」と思って売る。あるいは、少し我慢していた向きが「もう駄目だ」と売ることで「窓」を空けて下落したということになるのです。
したがって、3回も「窓」を空けて下落となるとさすがに売りたい人はほとんど、売ってしまった、と言うことで、ちょっとした買戻しや押し目買いが入ると戻り相場となる、と言うことなのです。小型株などの場合、悪材料が出て何日も下げ続けることはありますが、主力銘柄の場合はこのように「三空」ともなると、いったんは上昇が終わる、あるいは下げ止まるということが多く、「三空飛び上げには売り向かい」「三空叩き込みには買い向かう」のが正解とされるのです。
来週は「酒田五法」の最後「三法」について検証して見ましょう。
投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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☆利率年1.00%(税引前)3カ月満期 『第4回 個人向けマネックス債』☆ (マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社
2007年12月27日満期 1.0%円建社債) → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7097.htm
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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9月14日 「映画」
政治ネタも疲れたので、今日はちょっと一服、柔らかい話を。私は映画がそこそこに好きです。テレビで観たり、DVDで観たり、或いは映画館で観たり。最近では一番観るのは国際線の飛行機の中でしょうか。忙しくてあまり時間がないのですが、それでもまぁそこそこに観ている方だと思います。新しいもの、古いもの、どちらも観るのですが、一般論として、私の趣味はちょっと変わっているようです。
大雑把に云うと、世間のヒット作は先ず観ない、もしくは好きになれません。マイナーな色恋ものが(それだけではありませんが)好きなのですが、”かなり”マイナーなものが好きです。映画館で観ようとすると、大抵は都内で1ヶ所しか上映していないような、そんな類のものばかりです。具体的にどの映画なのか、その名前を云うのも憚れるようなものだったりします。思わせぶりで恐縮ですが、やはりちょっと云えません。
しかし文化とは、そう云うマイナーな場所に棲息するものだと思うのです。読書遍歴についてもよく聞かれるのですが、滅多なことでは本当に好きなものは云えません。皆さんも密かに大切にしているものがありますよね?これからも私なりの文化活動を、こっそりと続けていきたいと思います。(注:決して変態趣味はありませんので誤解なきようお願いします)
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☆投資のツボを動画で紹介 見るマネックス『マネテレ』9月分放映中☆ → http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html
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7 マネックス証券からのお知らせ
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■「イーバンクかんたん入金」サービス開始!
イーバンク銀行の口座から簡単に入金ができる「イーバンクかんたん入金」サービスを本日(2007年9月14日(金))21時頃より開始します。
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7091.htm
■先物・オプションキャンペーン
身近な「日経平均株価(日経225)」を取引対象とする人気の先物・
オプション取引が、9月18日(火)からイブニング・セッションをスタート。これを記念して、嬉しいキャンペーンのお知らせです。
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news709d.htm
■『個人向けマネックス債 <円高時米ドル償還型>』、好評取扱中!
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(マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社 2007年10月29日満期 米ドル償還条件付円建社債)お申込は10万円から。
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news709c.htm
※途中売却の場合、 売却時の債券市況の変動により、投資元本を割り込むこと があります。当債券は、為替リスクがあり償還判定為替レートによって、償 還の通貨が変わり、円換算での投資元本を割り込むことがあります。お申し 込みの際は、目論見書の内容をご確認ください。
■10月14日(日)「秋の資産運用セミナー」IN東京
イーバンク銀行とマネックス証券の業務提携を記念して、両社の社長対談 なども盛り込んだ資産運用セミナーを開催します。「伝説のディーラー」、 藤巻健史さんも登場!司会は「マネテレ」でおなじみ、佐藤まり江さん。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7095.htm
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8 勉強会・セミナー情報
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■@東京
9月28日(金)19:00〜
内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティ
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/396
9月29日(土)14:00〜 証券学習協会主催 時局講演
「日本の株式市場をどうみるか」
http://www.npo-shoken.or.jp/course/reception.html/1149
10月14日(日)13:00〜 イーバンク銀行・マネックス証券共催
「秋の資産運用セミナー」
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7095.htm
■@オンライン
9月18日(火) 13:00〜
夢を叶える!エレガント投資術 第3章
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/420
9月18日(火) 14:30〜
「欧州新成長国株式ファンド」 ファンド説明会
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/427
9月18日(火) 16:30〜
未来の経済大国への投資
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/428
9月18日(火) 17:45〜
『チャイナ フォーカス』の魅力と運用概況について
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/447
9月18日(火) 19:00〜
“絶対収益”の追求とは!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/440
9月18日(火) 20:30〜
チャートフォリオ使い方実践編その1
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/441
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☆過去のセミナーをお好きな時に オンラインセミナーオンデマンド☆ → http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/ondemand.html
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「ロケット」
こんばんは。新首相は福田氏?麻生氏?総裁選の行方が気になる、ぼすみんです。
しかし今日、それ以上に気になっていたのは月周回衛星「かぐや」の打ち上げ。以前このコーナーでも紹介させていただいた通り、月にまつわる様々な謎を解明しうる壮大なプロジェクトなんですが、本日無事に打ち上げ成功!バンザイ!
僕はその昔、火薬エンジン搭載のモデルロケット(と書くと何やらすごそうですが、早い話が火薬で打ち上げるプラスチック製のおもちゃロケット)に凝っていたほどのロケット好き。
モデルロケットって言ったって、打ち上げ花火みたいなもんじゃん!と侮るべからず。上空でパラシュートを開いて降りてくるなんて言うのは基本中の基本。上空高く舞い上がったところで二つ目の火薬に着火、更なる高見を目指す、と言う本物さながらの切り離し式二段ロケットなんかもあって、これがなかなかディープな世界。「大人になった科学少年」ははまること必至!
かようにロケット好きのぼすみん、これまで「マネックスのロケット博士」を自称してた訳ですが・・・
この春、事情が急変、僕はロケット博士の座を返上します。
なんと僕なんかより全然ロケットに詳しい「リアル・ロケット博士」が入社してきたんですよ。マネックスに・・・
かたやプラスチック製のおもちゃで遊んでる、ただのロケット好き。
かたやみっちりロケットについて勉強してきた彼。
月とすっぽんとはこの事です・・・あっ、今日は「月周回衛星」の話題なんで、今のが落ちです。こんな落ちですみません。
(追伸)
月にまつわる話なんで、「一ヶ月」の話を。一ヶ月満期の個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>、利率年8.10% 好評取扱い中です。
http://www.monex.co.jp/Etc/topslide/guest/G800/new2007/news709c.htm
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