マネックスメール 2007年10月3日(水)

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マネックスメール 2007年10月3日(水)

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 マネックスメール<第2007号 2007年10月3日(水)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 はじめてみよう!株式投資−企業分析編−
 4 HSBCのBRICs情報
 5 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 6 マネックス証券からのお知らせ
 7 勉強会・セミナー情報
 8 思春期証券マンのマネックス日記
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 1 相場概況
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米国株は一服だが出遅れ銘柄物色で堅調

日経平均            17,199.89 (△153.11)
日経225先物         17,200 (△110 )
TOPIX            1,664.01 (△ 24.22)
単純平均             432.19 (△ 4.91)
東証二部指数           3,646.45 (△ 25.30)
日経ジャスダック平均       1,874.98 (△ 5.55)
東証マザーズ指数          794.35 (△ 38.06)
東証一部
値上がり銘柄数         1,260銘柄
値下がり銘柄数          367銘柄
変わらず             93銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           96.91%  △3.02%
売買高            21億9128万株(概算)
売買代金        2兆8520億9800万円(概算)
時価総額          531兆8892億円(概算)
為替(15時)          115.84円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場はまちまちとなりましたが、為替が落ち着いていることや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が金額ベースは売り越しながら株数ベースは買い越しと伝えられて、買い先行の始まりとなりました。ただ、積極的に上値を追うだけの材料にも乏しく、寄り付きの買いが一巡したあとは上値も重く方向感なく小動きとなりました。日経平均の値幅も80円に満たず、堅調ながらも上値の重い展開が続きました。

 後場に入ってからは一段高となったものの、またしても買いが続かず、目先筋の売りに上値を押さえられて小動きの始まりとなりました。利益確定売りは出るものの下値を売り叩くような動きもなく、逆に押し目買いは入るものの上値を買い上がるわけでもなく、方向感のない展開が続きましたが、出遅れ感の強かった銀行株、証券株は一段高となり、商社株や海運株、鉄鋼株など好業績銘柄も堅調なものが目立ち指数を押し上げる展開となりました。

 小型銘柄も堅調なのですが、物色対象が絞られているようで、東証マザーズ指数は大幅高となったものの日経ジャスダック平均や二部株指数は上値の重い展開となりました。先物にもまとまった売り買いは見られるものの、相変わらず目先筋の「ディーリング」が中心となっていましたが、まとまった買いに追随する動きが見られると買戻しを急ぐ向きもあって、一段高となりました。現物株の物色対象の広がりを好感したものと思われます。

 日経平均は節目と見られる17,200円の水準まで上昇、TOPIXも1,640ポイントのサポートを確認して大幅高となりました。日経平均に比べて出遅れていた分、TOPIXの上昇が目立ちましたが、底入れ確認となったことで、買戻しを急ぐ動きもあるのかもしれません。為替が円安に振れないことや目先的な過熱感、節目まで到達したことで上値も重くなって来るのかもしれませんが、強含みの展開となるのではないかと思います。動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20071003_03.htm

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 銀行・証券株が出遅れ感から買われ、鉄鋼株や海運株も好業績で買われる
JFEHD (5411) 8,370円 △250 円 :100株単位
 JFEスチールは造船重機に使う厚鋼板を15%値上げすると報じられたことから、好感した買いが入り大幅高となりました。

東エレク (8035) 7,810円 △250 円 :100株単位
 株価の割安感があるとして、外資系証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。

NTTドコモ (9437) 166,000円 ▼1,000 円 :1株単位
 年内に2―3割程度の通話料引き下げに踏み切るとのことから、外資系証券が投資判断を引き下げ、新料金が定着すると端末の買い替えが鈍り市場が縮小するとの指摘もあり、軟調となりました。

ファーストリテイ (9983) 6,790円 △10 円 :100株単位
 残暑が続き、秋物商品の販売が不調で、「ユニクロ」の2007年9月の既存店売上高が減収となり、嫌気した売りが入り大幅安となりましたが指数が一段高となるなかでインデックス買いも入って切り返し、最後は小幅高となりました。
ポイント (2685) 4,790円 △500 円 :10株単位
 2007年9月の国内既存店売上高が小幅な減収だったことから、好感した買いが入りストップ高となりました。

シナネン (8132) 558円 ▼26 円 
 原油価格の高騰が続く中、石油製品の販売数量が当初計画を下回り、輸入価格が上昇したLPガスの価格転嫁が遅れ、2007年9月中間期決算が赤字となり、失望売りが入り大幅安となりました。

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詳細は
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・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆

駐車場綜合研究所(3251)、山王(3441)
日本マニュファクチャリングサービス(2162)
エー・ディー・ワークス(3250)

◆公募・売出株式(PO)◆
ジョイント・リート投資法人(8973・東証)
・ブックビルディング期間 10/10(水)0:00〜募集価格等決定日まで
・募集価格決定日 10/17(水)〜10/19(金)のいずれかの日
 ※最短の場合、10/17(水)にブックビルは締切となります。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規公開株(IPO)・公募・売出株式(PO)
        (以下、新規公開株式等とする)に係る重要事項について
○新規公開株式等を購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。 ○新規公開株式等取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が 保証されているものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)

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信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
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 3 はじめてみよう!株式投資−企業分析編− 第47回
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 前回はPER(株価収益率)の見方や考え方などについてみてみました。今回は実際にマーケットでの例からPERについての見方を検証してみたいと思います。

 前回はPERが高ければ株価が割高、反対に低ければ割安と単純にいえない点、つまり成長性が高い企業のPERは高くてもPERからみると割高ではないという考え方を説明しました。例えば、会社側の業績予想による1株当たり利益(EPS)を用いて日産自動車(7201)とトヨタ(7203)の予想PERを比べてみると、日産の10倍程度に対してトヨタは13倍程度となっています。これは日産とトヨタに対するマーケットでの成長期待の違いを反映したものだと考えられます。つまりマーケットはトヨタに日産を上回る成長を期待しているとみることができると考えられます。したがってトヨタのPERが日産のそれを上回るからといってトヨタが割高だとはいえないということとなります。
 ただ、こうしたPERの水準は絶対的なものではありません。PERが企業の成長期待を反映したものだとの考え方からすると、PERの水準はその企業の成長期待に応じて変化することとなります。上記の日産とトヨタのケースでも仮に日産のマーケットでの成長期待がトヨタ並にまで上昇したとすれば日産のPER水準もトヨタと同水準まで引き上げられる可能性も考えられます。
 こうしたPER水準の変化を任天堂を例にみると次のようになっています。任天堂の会社側の業績予想によるEPSを用いた予想PERの推移をとると、2005年5月頃から2006年4月頃までの約1年間は20倍から30倍程度での推移となり、この期間の平均は23倍程度となっていました。しかし、その後の2006年5月頃から2007年4月頃までの約1年間は30倍から40倍程度での推移となっており、この期間の平均も35倍程度となっていました。

 これは、ニンテンドーDSの好調な販売状況を受けて業績の上方修正期待が高まり会社側の業績予想によるEPSよりもマーケットは高いレベルの利益水準を見込んでいた可能性があります。このため、会社側の業績予想によるEPSを用いたPERよりもマーケットでは低いPER水準を認識していた可能性が考えられます。しかし、それだけでなく成長期待の高まりからそれまでの水準を上回るレベルのPERをマーケットが容認し出したとみることもできるのではないでしょうか。PERにはいくらなら正しいといった絶対的な水準はないのですが、このように成長期待の変化にともなってPERも変化する可能性があるといえるのではないでしょうか。

(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
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 4 HSBCのBRICs情報
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「ブラジルの魅力〜リオデジャネイロ」

7月18日付けのBRICs情報では「ブラジルの首都」と題して首都ブラジリアを採り上げました。ブラジリアは首都を更地から計画的に築きあげるという当時としては実験的な試みで、機能を徹底的に追求した都市景観は整然としていてある意味美しくもありますが、仕事と私生活を限られた人工的空間で過ごすことは、人生をエンジョイすることに血道をあげるブラジル人にとっては住みにくい街と言えるのかもしれません。事実、毎週金曜日夜にはブラジリアを脱出して太陽とビーチのリオデジャネイロに向かう家族連れで空港はごった返します。
ブラジル人の心はやはりかつての首都であり、混沌とした文化と明るい太陽の降り注ぐリオデジャネイロにあるのではないでしょうか?この街にはブラジルの魅力が詰め込まれています。セントロといわれる旧市街はかつてのポルトガル植民地時代の建物が重厚な景観を作っています。コパカバーナやイパネマのビーチは余りにも有名で多言を要しませんが、一度、その白い砂と青い海、底抜けに明るく強烈な太陽の洗礼を受けるとその魅力にとり憑かれてしまうこと間違いありません。

ブラジルの魅力は、野生的で美しく力強い自然と、多民族の入り混じった混沌とした息吹が感じられるリオデジャネイロのような街にあると思います。そのような街には、カーニバルで目にする底抜けに明るく、人生を謳歌するブラジル人の姿が良く似合っています。この街に魅入られるのはブラジル人だけではありません。古くより欧米人憧れのリゾートであり、地球の裏側の日本にもこの街に魅入られて住み着いてしまった人も多いと聞いています。

筆者も出張の合間を縫って市街地やビーチに足を運び、この街の強烈な何かに魅了された日本人の一人です。魅了されるのは小麦色をした「イパネマの娘」ばかりではないのです!!

ブラジルは資源大国として投資家に人気がありますが、観光地としても見直されて良いと思います。成田から23時間以上を要しますが、心身をストレスから解放するリオデジャネイロをぜひ訪れてみてください。

※「HSBC BRICsオープン」はマネックス証券でお申込みいただけますhttp://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/syohin/tousin/kihon/guest?MeigCd=++0049910000
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
・・「HSBC BRICsオープン」に関する重要事項・・・・・・・・・
□リスク
・当ファンドは、主としてエマージング・マーケット(新興国市場)の株式を 組入れる投資信託証券等に投資しますので、基準価額は比較的大きく変動し ます。従って、当ファンドは、投資元本が保証されているものではありませ ん。
・当ファンドの基準価額の変動要因としては、「価格変動リスク」「信用リス ク」「解約資金の流出に伴うリスク」「為替変動リスク」「流動性のリスク」 「カントリーリスク」などがあります。
・詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)本文の「投資リスク」に関する 項目をご覧ください。

□手数料等
・申込手数料(税込):3.15〜0%
・解約手数料:0%
・信託財産留保額:ありません。
・信託報酬(年率・税込): 純資産総額に対して 1.365%
・上記以外にも保有期間中に間接的にご負担いただく費用があります。詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)本文の「手数料(費用)」に関する項目をご覧ください。
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  ☆投資知識に自信ありますか?マネー検定お試し版(無料)に挑戦!☆    → http://www.monexuniv.co.jp/news_media/2007/09/moneykentei.html
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 5 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 10月3日     「FDI」

 FDI(海外直接投資)のうち対内直接投資、即ち或る国に対する外国からの直接投資は、以前から何度も書いてきましたが、日本では恐ろしく低い数字です。GDPに占める割合は毎年1%未満、去年に至ってはマイナス、即ち純減してしまいました。残高ベースで見ても、GDPに占める割合は1%強しかありません。即ち殆ど外資が日本に入ってきていない訳です。単に純投資目的で株式を持っているようなのは、通常FDIには含まれません。ゼロから会社を作るとか、経営支配目的である場合が含まれます。即ち日本に於いては、外国資本による企業経営が殆どないと云うことです。

 一方先進他国では、対内直接投資残高は、各国GDPに対して通常30%以上です。最近では中国の対内直接投資も目覚ましい勢いで伸びています。毎年GDPの4%程度の対内直接投資を受けており、減ることは恐らくないでしょうから、アッと云う間に残高ベースでも欧米先進国並みの水準にまで、或いは少なくとも20%程度までには行くでしょう。「中国は未だ経済規模が小さいから絶対額では大したことないだろう」などと思っている人が万が一居たら御注意。中国のGDPは既に日本の60%程度あります。中国の方が日本よりも遙かに大きな額の外資、しかも経営に或る程度関与する外資を受け入れているのです。

 そしてこのような外資導入は、国内に刺激と競争をもたらします。そしてそれが、国内企業を強くし、成長させ、延いてはその国の経済力を維持する筈です。鎖国ニッポン。困ったものです。昨日発表されたシティバンクによる三角合併が、今後の日本のいい方向への転換の兆しであって欲しいと思います。
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 ☆「お客様からのご意見・ご要望への回答」9月掲載分のお知らせ☆
   → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news709s.htm

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 6 マネックス証券からのお知らせ
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■金融商品取引法施行に伴うウェブサイトの変更等について
 マネックス証券の金融商品取引法に対する取り組みの一部をご説明させていただきますので、当社でのお取引のご参考としていただければと存じます。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news709t.htm

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   ☆これから投資をはじめる方を応援します 初心者コーナー☆
     → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/beginner/index.htm

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 7 勉強会・セミナー情報
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■@マネックスラウンジ@銀座
 10月17日(水)  13:00〜 松本大とここだけトーク マネックスよろず相談所  (※事前お申込が必要です)
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/487

■@オンライン
 10月4日(木) 20:00〜 外国為替の戦略的思考
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/484

・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うこ とがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等 をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による 損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりま すので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料 をよくお読みください。
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  ☆マネックスは携帯でも便利! 携帯電話の活用法・アクセス方法☆
    → http://www.monex.co.jp/ServiceInformation/00000000/guest/G100/srv/mobile_utilization.htm

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 8 思春期証券マンのマネックス日記
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 「今年のプロ野球」

 こんばんは。マネックス随一の野球好き、ぼすみんです。

 この後、プレーオフ(クライマックスシリーズ)が控えているものの、パは日ハム、セは巨人でひとまずの決着をみたプロ野球。
 いや、小笠原・新庄・岡島が抜けて今年の日ハムは相当厳しいだろうな・・・なんて思ってたんですけど、さすが昨年の日本一。
 昨年、一昨年と成績が奮わなかった巨人も、今年は終始「強い巨人」といった印象でした。

 そりゃそうと、開幕前にこのコーナーで「今年は広島に注目!」とか書いちまったぼすみん、各方面から沢山のツッコミをいただいてます。広島は10月3日現在、最下位!・・・見る目なくってスイマセン。

 さて、今日は巨人優勝の話題で持ちきりかな?と思って出社したら、意外にも沢尻エリカさんの話題で盛り上がっているマネックス社内。地上波の野球中継が減っていくのも納得です、ハイ。

(追伸)野球と言えば、海の向こう、メジャーリーグのプレーオフも見どころ満載!海の向こうと言えば、マネックス・ビーンズ・ホールディングス(MBH)の米国現地法人ができました。
http://www.monexbeans.net/pdf/press/mbh/press2007_09_21_MBHUSA.pdf
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