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目次
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1 相場概況
2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
3 だから投資は面白い!
4 資産設計への道
その290 FPは個人投資家を救えるか? 内藤忍
5 チャートの世界
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
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1 相場概況
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好業績発表に素直に反応し、好業績銘柄が牽引して大幅高
日経平均 16,505.63 (△221.46)
日経225先物 16,490 (△210 )
TOPIX 1,573.97 (△ 25.90)
単純平均 412.95 (△ 3.35)
東証二部指数 3,595.63 (▼ 3.84)
日経ジャスダック平均 1,851.12 (△ 2.49)
東証マザーズ指数 930.77 (△ 42.02)
東証一部
値上がり銘柄数 1,089銘柄
値下がり銘柄数 522銘柄
変わらず 109銘柄
比較できず 3銘柄
騰落レシオ 94.18% ▼ 4.7%
売買高 16億6506万株(概算)
売買代金 2兆4593億8900万円(概算)
時価総額 506兆1994億円(概算)
為替(15時) 114.32円/米ドル
◆市況概況◆
米国市場は引き続き軟調ながらも底堅い展開となり大きな売り要因とはならず、昨日、好業績の発表が相次いだことからハイテク銘柄を中心に買い先行となりました。それでも為替がまだ円高基調にあることや外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しと伝えられたことから上値も限定的、日経平均の16,400円を意識するところ、抜けたところでは週末と言うこともあり、戻り売りや見切り売りがかさみ上値の重い展開となりました。
後場に入ると一段高となりました。今日は「香港市場が高いから」などと言われていましたが、先物にまとまった買い戻しが入ったことや業績面からの安心感から好業績銘柄を買い直す動きで買われたということが真相でしょう。業種別では証券株、輸送用機器株が買われてはいましたが、個別に業績面から買われ、他の銘柄が連れ高しているという感じでした。ここのところ売りがかさんでいた鉄鋼株なども買われ、好業績銘柄を改めて見直す動きとなったようです。
小型銘柄も堅調なものが散見されましたが、主力の好業績銘柄が買われるところでは蚊帳の外と言うことで乗換えの対象となるものも多く、東証マザーズ指数は大幅高となったのですが、二部株指数は軟調、日経ジャスダック平均も小幅高に留まるといった状況でした。先物も後場に入ると買戻しをきっかけに、仕掛け的な買いも見られましたが週末と言うことも合って買いが続かず、上値も限定的となりました。
週末にも関わらず、ここのところの動きとは逆に後場に入ってから一段高となりました。まだ「香港株が云々」とまことしやかに言われていましたが、結局は先物にまとまった買いが入ったことで買戻しを急ぐ動きとなったことで高くなったものと思います。好業績を発表しながら今まで上値を抑えられていたものも昨日の相次ぐ好業績の発表で買い直す動きが出たものと思います。日経平均は16,500円をかろうじて抜けて来たのであと一息上昇すれば、再び上昇に転じる可能性も高まりました。動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20071026_03.htm
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
◆個別銘柄◆
好調な業績を好感して自動車株が高く、好業績を見直す動きで商社株が堅調
ホンダ (7267) 4,040円 △330 円 :100株単位
北米での自動車販売が好調なことから、2008年3月期決算を上方修正し、好感した買いが入り大幅高となりました。
東邦薬 (8129) 1,800円 △180 円 :100株単位
顧客支援システムの強みが増収に繋がり、国内証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。
ソニー (6758) 5,560円 △450 円 :100株単位
デジタルカメラなどエレクトロニクス(電機)部門が急回復し、2007年9月中間期決算が増益となり、好感した買いが入り大幅高となりました。
ポイント (2685) 5,850円 △460 円 :10株単位
売上復調が早まりそうとのことで、外資系証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。
ショーワ (7274) 1,195円 ▼200 円 :100株単位
業績を下方修正したことで、国内証券や外資系証券が投資判断を引き下げ、ストップ安となりました。
プロネクサス (7893) 755円 ▼90 円 :100株単位
通期業績を下方修正したことなどから、外資系証券が投資判断を引き下げ、大幅安となりました。
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詳細は
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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。
[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
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2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
ユビキタス(3858)、メガロス(2165)
◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規公開株(IPO)・公募・売出株式(PO)
(以下、新規公開株式等とする)に係る重要事項について
□新規公開株式等を購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。 □新規公開株式等取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が 保証されているものではありません。
[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
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3 だから投資は面白い! −第82回−
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−<銘柄を見ていく・その52>−
今回は昨日に中間決算を発表したソニー(6758)を取り上げます。ソニーが期初に発表した今期の決算予想はマーケットの予想を上回る強気の内容で、マーケットではこれを好感し、株価は7,000円台を回復する場面もありました。さらに今回の中間決算の結果を受けてソニーは通期の業績見通しを上方修正しています。このことからソニーの業績は健闘しているといえるのかもしれません。しかし、その修正の内容をみてみると不安要因も垣間みえます。
ソニーは今通期の業績予想を営業利益で期初予想の4,400億円から4,500億円へと100億円引き上げました。ソニーはこの理由として第2四半期の業績が当初の見通しを上回ったうえ、想定していなかった一時的な利益の計上を見込んでいるためだと説明しています。しかし、今期のソニーの業績を占ううえでポイントとなるテレビとゲームをみると業績が決して計画通りに推移していない姿がみえてきます。
テレビ事業では主力の液晶テレビが商品競争力で他社に見劣りしたこともあり、第2四半期は苦戦を強いられたようです。第2四半期のテレビ事業の売上高は2割程度の伸びとなったようですが、利益は210億円程度の赤字となり前第2四半期比で110億円程度悪化しています。また、液晶リアルプロジェクションテレビでも引き続き不振が続き販売目標を大きく引き下げています。こうした結果、当初見込んでいたテレビ事業での黒字化は難しいとの見方に変わっています。
また、ゲーム事業でも苦戦が続いています。PS3の販売が低迷するなか製造コストを下回る戦略的な価格設定による損失や在庫に関する評価減を711億円計上したことから第2四半期のゲーム事業の営業利益は第1四半期の292億円の赤字が大幅に拡大し967億円の赤字となっています。ソニーでは下期のゲーム事業損益はブレイクイーブン以上とみています。それでも上期の赤字額1,260億円近い金額が残ることとなり、期初の500億円程度の赤字見通しや第1四半期業績発表時点での900億円程度の赤字見通しを大きく上回ることとなります。
このようにテレビ事業とゲーム事業が計画を下回るなか、通期の営業利益が上方修正されたのは、正確な金額は公表されていないものの数百億円規模での資産の売却益の計上で、こうした落ち込みをカバーする計画となっているためだと考えられます。つまり、資産の売却益計上を見込まなければ期初見通しの利益計画が達成困難との見方が高まっていた可能性も否定できないのではないでしょうか。
PS3は値下げによりクリスマスシーズンに向けて販売の伸びが期待できるものの、上期の販売台数が202万台に止まっていることから、今期の販売計画1,100万台の達成には不透明感があります。テレビやゲームでの不振をデジタルカメラやPCの健闘でカバーし中間期の純利益で最高益を更新したことは評価できるのかもしれません。しかし、一方では業績の上方修正を素直には喜べない側面もあるといえるのかもしれません。
(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)
・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。
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信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
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4 資産設計への道
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−その290 FPは個人投資家を救えるか? ★☆☆☆☆(難易度)−
最近FP(ファイナンシャルプランナー)の方とお仕事でご一緒する機会が何回か続きました。名古屋のFPの勉強会で講師をさせていただいたり、先週末にはマネー検定のイベントでパネルディスカッションでご一緒させていただいたりしました。
いつも思っていることですが、個人投資家には資産運用について信頼して相談できるメンターのような存在が必要です。運用の手法や情報提供だけではなく、メンタルなケアも含めたお金のホームドクターのような存在です。
しかし病気になると医者に行くのに、運用で悩んでもFPに相談する人はほとんどいないのが現実です。その理由は、資産運用が今までは限られた人だけの特別なことであって、お金の相談にお金を払うことが一般化していなかったことがあると思います。しかし理由はそれだけでもないと思うのです。
■「お金持ちFP」
不健康な医者に病気を治してもらおうとはあまり思いません。同じように自分のお金の管理ができないFPに資産運用の相談をしようとは思わないものです。逆にお金持ちFP(単に資産が多いという意味ではなく、自分に必要な資産をしっかり手に入れている人)がいれば、相談してみたいと思うのではないでしょうか。
自分が相談する方の立場だとすれば、説得力のあるコンサルティングはFPの方自身の資産運用に裏打ちされた実績のあるものであって欲しいと思います。成功しているFPであればお金を払ってでも相談したいと思う人は多いと思います。そんな「お金持ちFP」の出現を個人的には期待しています。
■健全な競争原理の導入
セミナーでお会いするFPの方は高い志を持った方がほとんどです。セミナーが終わってからも、メンバーが一緒になって真剣に学ぶ姿には頭が下がります。しかし仲が良いのは良いことですが、競争も忘れてしまってはいけません。お互いに切磋琢磨しながら、高いレベルを目指すような方向にならないと、単なる「仲良しクラブ」に終わってしまう危険性があると思います。
ある著名FPの方から聞いて驚いたのは、日本に10万人以上いるFPのうち、資産運用業務のコンサルティングを一定のクオリティ以上でできる人は数百人位しかいないのではないか、という話です。資格を持っていても付加価値のあるサービスを提供できる人が少なければ、相談する価値がある人にほとんど出会えないことになってしまいます。
■FPの情報はどこで知ることができるのか
また個人投資家がFPに相談しようとした時、誰に相談するかを調べようとしても、情報収集できないのが現状です。結局、雑誌に出ている著名FPや知り合いの紹介でということになってしまいます。
投資信託や書籍、あるいはオークションの出品者でもネット上で利用者からランキングがつけられています。FPについてもそのようなサイトがあれば、その情報を参考にして相談してみたいという人は増えるのではないかと思っています。利用者の声であれば、完全とはいえませんが、評価にもある程度の客観性が出てくると思うからです。
健全な競争によって質の高いコンサルティングができるFPが増え、ツテの無い人でも誰に相談すれば良いか情報収集できる仕組みができれば、資産運用に悩んでいる個人投資家をもっとサポートできると思うのです。そんなFPからの救いの手を待っている個人投資家は意外に多いのではないでしょうか。
私自身はFPではありませんので、業界事情に疎いところも正直あると思います。個人投資家の皆様のご意見だけではなくFPの方のご意見も聞いてみたいと思っています。
今回の話のまとめ---------
■ 相談したいFPは自分自身のライフプランに成功している人
■ 健全な競争によってサービスのクオリティ上昇が期待できる
■ FPに関する情報提供が増えれば個人投資家の資産運用にメリット
ではまた来週・・・。
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見とは必ずしも一致しません。)
内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp
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11月17日名古屋、18日大阪、週末にじっくり資産を殖やす具体的方法を学ぶhttps://seminar.monex.co.jp/public/
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5 チャートの世界 −第117回−
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−心理編36−「移動平均線−グランビルの法則 その3−」
図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh36.htm
今週は買いシグナルの3について検証して見ましょう。先週の買いシグナルの2は横ばいまたは右肩上がりの移動平均線を「割り込んだ」ところが買い場、とされるものでしたが、買いシグナルの3は移動平均に近づいて反発となったものが買いとされるものです。
具体的に見てみましょう。図1.のAのところでは「移動平均を割り込むまで下落するかどうかが見たい」といったところで、移動平均線にかなり接近しています。また、最後の3日間を見ると大きめの陰線の中の狭い範囲で2日間動いており、「孕み足」となっています。「孕みは放れにつけ」と言うことで、「放れた」方につかなければならないのですが、下値は移動平均線にサポートされる可能性が高く、上に放れやすい状況といえるでしょう。図2.のAがその後の動きですが、しっかりと次の日に上に放れて上昇となっています。
Bは青い矢印のところで上昇している移動平均線に接近していますが、直前も上昇している移動平均線に近づいたところで(オレンジ色の矢印)で反発となっており、今度もここからの反発が期待されます。期待が強いところで、買いが入ると「移動平均線は割り込まない」と考える向きも多くなり、本当にここで下げ止まることになるのです。図2.を見てもしっかりと青い矢印のところが底値になって上昇しています。
Cもじりじりと値を下げる間にいつの間にか移動平均線に近づき、反発のタイミングを窺っています。移動平均に近づくにしたがって「十字足」と言われるローソク足が出現し、「そろそろ反発するのではないだろうか」と言った気迷い気分を示しています。前回(オレンジ色の矢印)も移動平均線を割り込んだところですぐに反発となっており、「そろそろ買ってみよう」と言う機運が盛り上がっている感じです。その結果図2.に見られるような反発となって来たということです。
Dは比較的方向感のないもみ合いの中で移動平均線が近づいて来たパターンです。ここでも毎日「今日こそは反発」と言うように陰線が続いており、そろそろ「もう駄目だ」と思われるような時期に来ています。その中で「移動平均線が近いから」と言うことで何とか踏みとどまっているような感じではないかと思います。そうした雰囲気の中で、陰線ばかりであったものが陽線となると、反発期待が一気にたかまり、陽線が2日も続くと反発を確信するかのような雰囲気になって来るのではないかと思います。
このように「移動平均線に近づいたら」と言う形ばかりを考えるのではなく、そのときに「皆移動平均が近づいて来たところでどんな風に考えているのだろう」といろいろなパターンを考えておくといち早く、動くことが出来るのではないかと思います。
来週は買いシグナルの最後、移動平均から大きく離れているときの買いシグナルを見てみましょう。
投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。
(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)
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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。
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需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
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信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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10月26日 「プロ・アマ区分」
最近我が国の『食』に、様々な問題が起きています。賞味期限が違っていた。原材料名の書き方が違っていた。更にはそもそも違う動物の肉だった等々。これらは不当な表示の問題で、困ったものです。不当表示とは異なり、
ちょっと変な考え方かも知れませんが、密かに心配していることがあります。いずれ何も食べられなくなってしまうのではないかと。いや、より正確に云うと、
何も食べさせてもらえなくなってしまうのではないかと。
例えば私の大好きな寿司。特にしっかりと予め仕事の施された江戸前の寿司。例えば〆る期間について厳密な制限でも持ち込まれると大変です。原材料名然り。魚の名前は極めて複雑で、容易に間違えを起こし易そうですし、供給量の確保の為に、敢えて似た魚を使うこともままあります。この世界に厳密過ぎるルールが持ち込まれるようになると、、、。うーむ、混乱しそうです。考え過ぎだとは思いますが、ちょっと心配になってしまいます。
そこまで行くと、食の世界にもプロ・アマ区分が持ち込まれるようになるでしょうか?アマ向けには厳密な事前説明を要求するも、プロ向けには緩和・もしくは免除。そうなると江戸前の寿司屋は一斉に、「アマ御免」の札を出すでしょうか?プロは自己申告だけで認定してもらえるでしょうか?もぐりのお店も流行りそうです。これは妄想です。しかしジョークとしても使えそうです。規制や保護と自己責任。この問題は食だけでなく、子供を犯罪から守るとか、国全体の競争力と社会福祉とか、あらゆる場面で根っこでは共通する、重要なテーマではないでしょうか。過ぎたるは及ばざるがごとし。何事も頃合いが重要ですよね。
追伸:好評発売中のマネックス・ビーンズ・ホールディングス発行の債券は、29日(月)まで!締切間近です。是非ご検討下さい。
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詳しくはこちら→ http://www.monex.co.jp/Etc/topslide/guest/G800/new2007/news710d.htm
先着順の受付につき、キャンセル待ちの際はご容赦ください。
・・・年1.00%「個人向けマネックス債」重要事項・・・・・・・・・・・・・
債券取引には一般的に以下のリスクがあり、元本および利金が保証されているものではありません。したがって、お申し込みの際には、ご購入を検討されている債券の特性について十分に把握し、お客さま自らの資力、投資目的および投資経験等に照らして判断することが肝要です。
[価格(金利)変動リスク]
途中売却の場合、市場金利の上昇等や、債券のうち他の資産を裏づけとして発行されるものは、その裏づけとなる資産の価値の変動に伴って、債券価格が変動することにより、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。 購入単価が額面を超えている場合、償還時に償還差損が発生し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。償還期日の前に中途で償還されることがあり、その場合、購入された価額と償還価額との差が生じることにより、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。
[信用リスク]
発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、債券の価格が変動することに伴って、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。
[流動性リスク]
流動性の問題から、売却希望後直ちに売却換金することが困難な場合や売却価格に悪影響が及ぶ場合があります。
詳しくは目論見書、契約締結前交付書面をご覧ください。
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7 マネックス証券からのお知らせ
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■■マーケットボードが更に使いやすくなります!
気になる銘柄を最大100銘柄まで登録できるマーケットボードに「ボード名称」変更機能を追加します。(2007年11月1日 18時頃より)
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news710j.htm
■■信用取引 維持率計算における立替金の取扱い変更等について
信用取引の維持率計算における取扱い等を、以下の通り行いますのでお知らせいたし
ます。(2007年8月13日に8月に変更すると発表しておりましたが、下記の通り延期いたしました。ご了承下さい。)
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news710l.htm
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8 勉強会・セミナー情報
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■@マネックスラウンジ@銀座
10月29日(月)12:15〜
清水洋介の今週の相場動向を語る!!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/517
■@オンライン
10月29日(月)15:30〜
この春入社した5名の新人によるオンラインセミナー
『フレッシュオンライン!』第4弾
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/526
10月29日(月)19:00〜
コンタクトセンター長にサービスについて
なんでも聞いてみよう!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/534
10月29日(月)20:30〜
「相場の福の神」に株式市場について何でも聞いてみよう
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/505
☆福の神から一言!☆
新興市場は、本当に底打ちしたのか、サブプライムローン問題の行方は、今後の相場展開など、株式相場について、何か聞きたいことはないですか?
また、マーケットボードプロの利用方法など、「パソコン操作」でお困りのことはないですか?
お客様のお悩み、ご相談にその場でお答えする「何でも聞いてみよう」オンラインセミナーを、10月29日(月)に開催予定です。
是非、お客様のお悩みをご質問いただいて、スッキリしてください。
■■@オンデマンド
オンデマンドセミナーを、本日7本掲載しました。是非、ご覧下さい。
→ http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/ondemand.html
■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のお越しを
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
★セミナー一覧★
→ https://seminar.monex.co.jp/public/
■■投資のツボを動画で紹介!
★マネテレ★
→ http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html
・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「スキンヘッド」
こんばんは。今日は亀田興毅選手が頭を丸めて謝罪会見を行ったようですが、僕も諸般の事情から頭を丸めた事があります、ぼすみんです。
バリカンによる丸刈りなら数ミリとはいえ髪も残るのですが、僕の場合はカミソリで剃ってツルッツル、まごうことなきスキンヘッドに!
剃る前はイヤでイヤで仕方なかったんですけど、いざ剃り終わってみると何か吹っ切れてスッキリしたというか、仏門入りしたわけでもないのに妙に清々しい心境に・・・うーん、諸行無常、色即是空。
頭を洗うのもカンタン、ヘアースタイルを気にする必要もなし、便利なスキンヘッド最高!・・・と最初のうちは勘違いしちまいました。いや、そんなに良い事づくめだったら、老若男女みんな頭を剃ってますって。
スキンヘッド、知らない人にはジロジロ見られ、知ってる人にはやたらと頭を撫でられ、結構大変。頭頂部の汗がダラダラ顔の方へ流れて大変。
今まで髪に保護されてたせいで、頭の皮膚は存外弱いのか?直射日光が当たるとヒリヒリ!日焼けして皮がむけたのか、はたまたカミソリ負けによるものか、僕の頭は見るも無惨な様相を呈していきました。
極めつけは警察官の職務質問!繁華街で人と待ち合わせしていただけなのに、突如2人組のおまわりさんが登場。かなり念入りにカバンの中身とか調べられ、これまた念の入ったことに「刃物なんかは持ち歩いてませんか?」とまで聞かれることに。もともと悪人顔のぼすみん、スキンヘッドにすると、ただならぬ悪人に見えるらしい・・・。
そんなこんなで、スキンヘッドを初心者のまま卒業した僕。仮にまた頭を丸めるような事になったら、その道の大ベテラン・サンプラザ中野さん
(毎週木曜、マネックスメールでコラム執筆中)に相談させていただきます。
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