マネックスメール 2007年10月30日(火)

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マネックスメール 2007年10月30日(火)

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 マネックスメール<第2025号 2007年10月30日(火)夕方発行>
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加入協会:日本証券業協会・社団法人金融先物取引業協会
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 株式投資−始めの一歩−
 4 土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
 5 先週の投信売れ筋ランキング
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 1 相場概況
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業種別に大きな動きとなったが指数は底堅く、堅調

日経平均            16,651.01 (▼47.07)
日経225先物         16,670 (▼60 )
TOPIX            1,607.21 (△ 0.72)
単純平均             419.45 (△ 1.73)
東証二部指数           3,615.71 (△ 8.09)
日経ジャスダック平均       1,860.17 (▼ 5.35)
東証マザーズ指数          957.05 (▼ 8.12)
東証一部
値上がり銘柄数          857銘柄
値下がり銘柄数          761銘柄
変わらず             104銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           103.47%  △3.75%
売買高            23億0023万株(概算)
売買代金        3兆1693億5100万円(概算)
時価総額          517兆0459億円(概算)
為替(15時)          114.52円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場は堅調で為替も落ち着き、シカゴ市場(CME)の日経平均先物も堅調となり、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)は小幅売り越しながら金額ベースは買い越し、と伝えられ、特に売られる材料もなかったように思われたのですが、売り先行の始まりとなりました。前日までの大幅上昇の反動と言う面は否めないにしても好業績を発表した銘柄なども大きく売られるという相場展開となり、指数も軟調となりました。

 後場に入ると一段安となりました。アジア市場の影響もほとんど見られず、業種別に買われる銘柄や売られる銘柄がはっきりとするような動きで指数は軟調、ストップ高銘柄、ストップ安銘柄が主力株の中でも目立つ波乱含みの相場となりました。指数が戻りかける場面では先物にまとまった売りが出て下押すような状況が続き、指数は下げ幅を縮小したものの結局は軟調となりました。まとまった売り買いに大きく振り回されたような相場でした。

 小型銘柄も戻り売りや利益確定売りに押されて軟調となったものの底堅い展開となりました。底入れ感も強まっており、下値を向きになって売り急ぐような動きは見られなくなりました。先物には断続的にまとまった売りがあり、指数の上値を抑える、あるは指数を下押すような動きも見られました。ただ、そうした動きも尻すぼみとなり最後は目先筋のまとまった買戻しもあったようです。

 日経平均は16,500円の節目を確認してしっかりと16,600円を超え、TOPIXも1,600ポイントを超えて底堅い堅調な引けとなりました。業種別、銘柄別に大きな動きはありましたが、指数とすれば、相場全体としては底堅い堅調な展開といえるでしょう。単にまとまった持ち高調整があり、それにいろいろな理由をかこつけて右往左往したというところでしょう。米国の利下げ、日本の利上げ見送りが確認されれば再び強含みとなって来るものと思います。
動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20071030_03.htm

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 建設株や小売り株などここまで売られていた銘柄が堅調、好業績銘柄が軟調
ラウンドワン (4680) 265,000円 △3,000 円 :1株単位
 新規出店の安定化と収益性上昇を評価し、外資系証券が新規に投資判断を始め、堅調となりました。

グリコ (2206) 1,146円 ▼138 円 
 売り上げ原価率の上昇や広告費の増加が影響し、2008年3月期決算が減益になる見通しだと発表し、外資系証券が投資判断を引き下げ、大幅安となりました。

CTC (4739) 4,230円 ▼280 円 :100株単位
 前年同期に通信業界向けのサーバー販売が多かった反動や、製品販売などが一部下期にずれたことなども響き、2007年9月中間期決算が減益となり、国内証券が大幅に投資判断を引き下げ、大幅安となりました。

日立ソフト (9694) 2,155円 △239 円 :100株単位
 売り上げ拡大や原価低減によるシステム開発の利益率を改善し、2008年3月期決算を上方修正したことから、好感した買いが入り大幅高となりました。
武 田 (4502) 7,060円 ▼1,000 円 :100株単位
 欧米で臨床試験を進めていた高脂血症治療薬について、米食品医薬品局(FDA)から追加試験を求められたことを発表したことから、国際展開を期待できる治療薬の開発スケジュールが遅れることを嫌気した売りが入りストップ安となりました。

曙ブレーキ (7238) 777円 △100 円 :100株単位
 2008年3月期決算が増益となり、収益回復を好感した買いが入りストップ高となりました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
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  ☆米国市場動向は、マーケットメール−朝刊−(無料)でチェック!☆
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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
ユビキタス(3858)

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規公開株(IPO)・公募・売出株式(PO)
        (以下、新規公開株式等とする)に係る重要事項について
□新規公開株式等を購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。 □新規公開株式等取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が 保証されているものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)

[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
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 3 株式投資−始めの一歩− −第31回−
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「トレーリングストップ」

 好調な決算を発表する企業が多い割りに芳しくない相場が続いています。米国市場は堅調となっているのですが日本市場はまだまだ疑心暗鬼と言う感じでなかなか好調な決算発表に素直に反応できないと言う感じです。保有している「塩漬け株」も業績面から心配がないだけに切るに切れず困っているなどと言うケースもあるのではないかと思います。おまけに配当利回りも高かったりすると「そのうち戻るのではないか」と思い「もうだめだ」と思って損をしてでも売った(投げた)ところが底値となってしまったような笑えないケースも出ているのではないでしょうか?

 株を売るときに大半の投資家は利益が出ているときは上がれば売り、損をしているときは下がれば売ることが多いのではないかと思います。ここでは少し発想を変えて利益の出ているときも「下がれば売る」ということを考えて見ても良いのではないかと思います。現在、株価が買値よりも100円上がっているような場合、「ここから20円下がったら売る」などと考えておくのです。そうすれば上昇が続く限り株を手放す必要はなく、「売ってから上がってしまった」ということは避けられることが多くなります。

 常に「買ってからの高値から○○円下がったら、△△%下がったら売る」と決めておけばいいのです。もし売った後に再び上昇するようなときは、その高値を抜けるようであればまだまだ上昇が続くと考えてもう一度買えばいいのです。そして売った後に思惑通り下落が続いたとすれば、再び買い場となるのを待って、買えば良いということなのです。そうすれば高配当利回り銘柄や株主優待が期待される銘柄を「長期保有」しながら利益を出していける可能性も高いのです。

 こうした手法は為替取引などでも行なうことが出来ます。マネックスFXなどに見られるようにFX取引などで高金利通貨を買った場合には「スワップポイント」を得ることが出来ます。買った通貨を長期保有することでスワップポイントは毎日手に入り、なおかつ、値上がり益を確保するような手段も取れるということなのです。

 少し、買い方や売り方も工夫をすれば、同じ値動きのなかでも利益を確保したり、上手く配当を取ったりすることが出来るのです。ただ、こうした手法ももちろん相場の流れをしっかりと見て、節目などを押さえながら売買のタイミングを計らなければならないのは言うまでもないことです。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で
 mailto:feedback@monex.co.jp
 までお送りいただければ清水から回答いたします。

・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。

・・・外国為替保証金取引に関する重要事項について・・・・・・・・・・・■リスク
【価格変動リスク】
・取引対象である通貨の価格(外国為替相場)の変動の影響等により、お客様の想定と逆の方向に外国為替相場が変化した場合には、差し入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
【信用リスク】
・外国為替保証金取引は、当社とお客様との間の相対取引であり、当社はお客様との取引についてカバー取引を行うことから、お客様は当社およびカバー取引先(マネックスFXの場合には株式会社外為どっとコム及び住友信託銀行株式会社、マネックスFXproの場合にはデンマークのサクソ銀行(SAXO BANK A/S))に対する信用リスクを負うこととなり、当社およびカバー取引先の業務、財産状況等の信用状況の変化により、差し入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
【金利変動リスク】
・外国為替証拠金取引では、売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント)の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。スワップポイントは、取引対象である通貨の市場金利を反映するため、市場金利が変動すれば、スワップポイントも変動します。

■手数料等
・マネックスFX
取引通貨数量1,000〜9,000の場合には1,000通貨あたり100円の、同1万〜100万の場合には同50円の手数料がかかります。
・マネックスFXpro
取引金額(取引通貨数量×取引為替レート×円換算レート)の0.1%の取引手数料がかかります。

■委託保証金(為替保証金)
・マネックスFX
取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり5,000円〜20,000円の為替保証金が必要となります。
・マネックスFXpro
取引数量×中間レート(売りレートと買いレートの仲値)×5%の為替保証金が必要となります。
※為替保証金として預託できるのは全額現金のみとさせていただきます。※当社ではお客様の損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルール)を設けていますが、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じることがあります。

■その他
・当社は、お客様から預託を受けた為替保証金の金銭について、住友信託銀行株式会社への預金・同行を受託銀行とする金銭信託以外の金銭の信託により、当社の固有財産とは分別して管理しますが、お客様が保証金として差し入れる金銭は、投資者保護基金の補償対象ではありませんので、お客様は上記の信用リスクを負うことになります。
・為替保証金取引は、少額の委託保証金(為替保証金)で多額の取引を行うことができ、取引額が委託保証金(為替保証金)を上回る可能性があります。取引額の当該保証金に対する比率(レバレッジ比率)は、マネックスFXの場合には最大約15倍程度(149.99円で約定した場合)、マネックスFXproの場合には約20倍程度となります。
・当社は、各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、お客様はオファー価格で買い付け、ビッド価格で売り付けることができます。ビッド価格とオファー価格は、インターバンク市場の取引レートを参考に決定されます。オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価格よりも高くなっています。
・金融商品取引法第37条の6の規定の適用はなく、クーリング・オフの対象とはなりません。

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 4 土居雅紹のeワラントで覚える投資のコツ
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第124回 「人口動態で長期投資シナリオを考える」 (難易度 ★☆☆☆☆)

■ 長期シナリオとデモグラフィー
成長が永遠に続くと思われた高度成長は終わり、インフレが永遠に続くと思われた石油ショックやバブル景気もデフレの到来に終わるといったように長期シナリオは予測が難しく、そのときの多数意見に追従してしまう恐れがあります。そうはいっても、長期間の投資パフォーマンスの大部分を決めると言われる投資資産の選択には長期シナリオが必要になります。この際に重視されることが多いと考えられるものの1つがデモグラフィー(人口動態学)です。概要を簡単に説明するならこういったものです。例えば今年生まれた子供が労働力となるまで約20年かかるとすると、現時点で0歳から19歳の子供の数は増えることはないので、これから20年間の労働人口の増加はほぼ確定しています。この子供たちが概ね住宅を必要とする時期、出費がかさむ(需要が増える)時期、退職する(貯蓄の取り崩しがはじまる)時期なども概ね所与のものとなります。このため、これらの経済への影響がかなり前から予測できるという考え方です。さらに、若年層の数が減っているなら社会環境の急変がなければ、生まれてくる子供の数はさらに数十年に亘って減り続けることになり、労働力の供給が減ると同時に、多くのモノやサービスに対する需要も減っていくというわけです。
■ 今後のシナリオを考えるなら
今後の日本の人口が減り続けるということは概ね既知のことだと思います。その前提に立つのであれば、例えば日本国内の食料や被服、自動車などの需要は減少して行くという考え方ができます。また、人口が大きく減るのであれば、日本全体で見れば例えば日本の不動産の価格には長期的には不安が残るかもしれません。一方では、高齢化が進み、労働力が不足する中で移民の受け入れは増えないとするなら、ロボットなどの自動化、省力化技術が日本でさらに発展する可能性があるという考え方もできます。
同様に欧米諸国や新興国の中でも、人口が減少している国、急速に高齢化が進むといわれる国がある一方、若年層が多く、耐久消費財の消費が急増することが予想される国など様々です。投資対象を選ぶ上ではこのような大まかな人口動態(デモグラフィー)を確認しておくと投資が成功する確率が高まると思われます。

◆◆ 本日のポイント:長期シナリオに人口動態も考慮する◆◆

(ゴールドマン・サックス証券eコマース部長 土居 雅紹(どい まさつぐ))
 上記内容はゴールドマン・サックス証券の税務上の意見、見解、解釈を述べたものではありません。また、上記内容は、将来変更されることもあります。税制に関する個別的事情は各投資家が自己の責任で判断する必要があります。
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eワラントとは ?  http://www.gs.com/japan/ewarrant/invest/abc.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

・・・カバードワラント取引に係る重要事項について・・・・・・・・・・・
□カバードワラント取引にあたっては、525円〜1,575円の取引手数料がかかり ます。なお、満期日の自動権利行  使時の手数料は無料です。
□カバードワラント取引には以下のリスクがあり、元本が保証されているもの ではありません。

[価格変動リスク]カバードワラント(オプション)の対象となる株式等(原資産)の価格変動の影響等に伴い価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。

[信用リスク]カバードワラントの発行者やカバードワラント(オプション)の対象となる株式(原資産)の発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等により価格が下落し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。

[為替リスク]カバードワラントが外貨建ての場合や原資産の対象銘柄が外貨建ての場合には、外国為替の変動などにより、円換算でのお受取金額が投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。

[期間リスク]カバードワラントは、設定されている満期を経過すると、その価値はなくなり、投資元本全額が損失となることがあります。また、カバードワラントは権利行使期間に制限があり、オプションを行使できる期間は限定されておりますのでご留意ください。

[システムリスク]原資産の取引の停止等により意図したカバードワラントの取引が行えない場合や、当社及び証券業者等(マーケットメーカー)のシステム等の障害や不可抗力により取引が行えない場合もあります。

※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「契約締結前交付書面」をご覧 ください。
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 5 先週の投信売れ筋ランキング
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 1 HSBCチャイナオープン
 2 HSBCインドオープン
 3 三井住友ニューチャイナファンド
 4 日興MMFUSD
 5 日経225ノーロードオープン

週間売れ筋ベストテン
→ http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G600/trt/index.htm
※マネックス証券の先週2007年10月22日(月)〜10月26日(金)における約定 日ベースの販売ランキングです。

・・・投資信託取引に関する重要事項について・・・・・・・・・・・・・・
□投資信託取引にあたっては、各投資信託毎・申込金額・保有期間等に応じて、 所定の手数料等がかかります
□投資信託は、値動きのある有価証券等に投資しますので基準価格は上昇する こともあれば下落することもあります。従って投資元本および利息の保証さ れた商品ではありません。また投資信託は商品毎に、「信用リスク」「為替 リスク」「カントリーリスク」等、様々なリスクがあります。
※投資信託取引にあたっては、商品毎の投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 10月28日   「インド その2」

 昨日のレセプションで、うっかり氷の入った飲み物を手にしてしまいました。インドは水が危ない、とよく聞きます。そして水に気を付けていて、氷でやられることが多いとも聞きます。何故なら一般に氷は水道の水から作られるからです。国際会議のレセプションなので、流石に平気だろうと思ったのですが、飲み終わった後に、心配になりました。結果は・・・、平気でした。杞憂というものでしょうか。

マジック・ライスなるものも持ってきました。お湯(もしくは水!)を入れて暫く待つと、五目御飯やらが出来てしまうのです。ミネラル・ウォーターからお湯を沸かす、小型携帯用セラミックヒーターも持ってきました。このどちらもが、驚きの性能です。コップ一杯の水が、2分で沸騰する。乾燥御飯は、本当に美味しく炊けます。恐るべし日本の技術!
 しかしこんなことも杞憂かも知れません。抗生物質も持ってきました。これも杞憂でしょう。しかしダウンサイドがしっかりと管理されているから前に進めるものです。因みにこれらの装備をしても、私の荷物は相変わらず極端に少ない状態を保っています。

さて、インドですが、様々な問題を抱えながらも、混乱と云うよりは、ただ雑然としていて、しかしそう云う状況との付き合いに慣れている国であり、民主主義と階級差別が同居し、混沌としながらも、最終的には結果を導き出す、そんな国のような気がします。これだけ大きな国を(人口はほぼ中国と同じす)、独裁ではなく民主主義で統治していると云うところに、かなりの実利的な考え方と仕組みを導入している筈であることが推測されます。私は必ずしも、これからも、それほど没入はしていかないでしょう。しかし見逃せない国であることは確かです。この国が暫くの間(2〜30年程度でしょうか)成長することは間違いないと思います(地球温暖化などの天候リスクはあると思いまが)。その成長のリターンに、日本の個人のお客様も参加できるような仕組みを、考えて行きたいと思います。

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 7 マネックス証券からのお知らせ
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■■信用取引 維持率計算における立替金の取扱い変更等について
信用取引の維持率計算における取扱い等を、以下の通り行いますのでお知らせいたし
ます。(2007年8月13日に8月に変更すると発表しておりましたが、下記の通り延期いたしました。ご了承下さい。)

 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news710l.htm


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 8 勉強会・セミナー情報
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■@オンライン
 10月30日(火)20:30〜
  ビギナー向け! 田辺南香の「1時間でできる株の銘柄選び」
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/510

 10月31日(水)19:00〜
  中桐啓貴の「会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方」https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/523

 10月31日(水)20:30〜
  木田知廣の「投資再チャレンジ推進会議〜
        個人投資家のための、もうひとつの処方箋」 
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/527

■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のお越しを
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
 ★セミナー一覧★
 → https://seminar.monex.co.jp/public/

■■お好きな時間にゆっくりと是非、ご覧下さい。
 ★オンデマンド★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/ondemand.html

■■投資のツボを動画で紹介!
 ★マネテレ★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html

・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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「ビールかけ」

 こんばんは。海の向こうでは、松坂&岡島を擁するレッドソックスがワールドシリーズ制覇!この2人に限らず、今年も日本人メジャーリーガーの活躍には楽しませていただきました、ぼすみんです。

 さて、優勝した後のお楽しみと言えば「シャンパンファイト」。日本で言うところの「ビールかけ」。あれは気持ちいいでしょうねー、1年の苦労もあれで全部吹っ飛ぶんでしょうね、大の男が童心に返ってはしゃぎ回るのも分かります。

 「一生に一度でいいから、あのビールかけをやってみたい!」
 子供の頃からそう願ってきたぼすみん、学生時代は体育会の部に所属。「全国制覇でビールかけ!」を合言葉に頑張ったんですが、残念ながら力及ばず。嗚呼、されど断ち難きはビールかけの夢・・・

 ってな訳で、僕はついにビールかけを敢行したわけですよ。
   ・・・どこで?自分の部屋のユニットバスで。
   ・・・誰と?一人ぼっちで。
   ・・・何を祝して?いや、ただ単にやってみたかったんで。
 缶ビールを念入りに振って、用意周到に水中メガネまでかけて、盛大にシュパーッ!と。

 誰一人として喜びを分かつ者ない、密室の宴。冴えない一人暮らしが繰り広げる、不毛極まりない宴。・・・空しいけど楽しい。悲しいけど爽快。
 実家の父さん、母さん。僕は元気にやってます、ハイ。

(追伸)No.1にはなりましたが、ビールかけの予定はありません。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news710m.htm
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