マネックスメール 2007年11月2日(金)

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マネックスメール 2007年11月2日(金)

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 マネックスメール<第2028号 2007年11月2日(金)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 だから投資は面白い!
 4 資産設計への道
     その291 理想のセミナーを目指して  内藤忍
 5 チャートの世界
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 1 相場概況
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米国株安、円高に週末の手仕舞い売りやヘッジ売りが加わり大幅安

日経平均            16,517.48 (▼352.92)
日経225先物         16,490 (▼420 )
TOPIX            1,600.17 (▼ 35.61)
単純平均             418.38 (▼ 6.32)
東証二部指数           3,634.36 (▼ 20.72)
日経ジャスダック平均       1,847.40 (▼ 10.56)
東証マザーズ指数          935.60 (△ 4.95)
東証一部
値上がり銘柄数          239銘柄
値下がり銘柄数         1,423銘柄
変わらず             57銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           92.01%  ▼ 12.16%
売買高            20億8332万株(概算)
売買代金        3兆0444億5600万円(概算)
時価総額          515兆4528億円(概算)
為替(15時)          114.60円/米ドル

◆市況概況◆

 米国株が大幅安となったことや円高に振れたこと、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が売り越しと伝えられたことから売り先行、大きく値を下げて寄り付きました。寄り付きの売りが一巡した後は為替の落ち着きもあって、底堅く、じりじりと戻りを試すような場面もありましたが、上値の重さが確認されたところで先物にまとまった売りが出ると一気に下げ幅を広げ、安値を試す展開となりました。それでもさすがに日経平均16,500円を割り込むところでは買い戻しや押し目買いも入り底堅く、戻り歩調で前場の取引を終了しました。

 後場に入ると為替が若干円安に振れ、戻りを試す動きとなりました。戻りの鈍さや為替も再び円高に振れかけると手仕舞い売りなどを急ぐ向きもあり、再び下げ幅を広げました。早めに見切り売りや手仕舞い売りが出ており、むきになって下値を売り叩く動きもないのですが、週末の雇用統計を控えた米国市場動向が気になり押し目買いを入れるというよりはヘッジ売りのタイミングを測るような動きになり、上値の重さを思いしらされ、最後まで見切り売りに、ヘッジ売りがあいまって戻りきらず、かろうじて下値の目処となっていた16,500円を保ちました。

 小型銘柄はまちまちとなりました。主力銘柄が大幅下落となるなかで東証マザーズ指数は堅調、二部株指数や日経ジャスダック平均も底堅い展開となりました。先物には朝方から思惑的なまとまった売り買いが目立ちましたが一方的に売り叩く、あるいは買い上がるような動きはなく、目先筋が中心の売り買いが活発な割には方向感のない相場となりました。

 業種別に見ると海運株が底堅い、しっかりした動きとなりました。相場全体が売られる中で既に売り込まれていた分底堅くなったものと思います。業績面からは割安感が募る銘柄も多く、指数を下支えする展開となって来るのではないかと思います。先行きの景況感に不安がある向きも多いのでしょうが、好業績を発表しながらも売られた銘柄などには見直し買いも入って来るのではないかと思います。動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20071102_03.htm

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 売られ過ぎの感が強い海運株やディフェンシブ銘柄として電力株が底堅く堅調

フジテレビ (4676) 210,000円 ▼24,000 円 :1株単位
 映像音楽事業の落ち込みなどが響き、2007年9月中間期決算を下方修正し、外資系証券が投資判断を引き下げ、大幅安となりました。

ダイハツ (7262) 1,227円 △22 円
 インドネシアでトヨタ自動車との共同開発車「セニア」の販売が伸びるなど、海外で採算の良い小型車の販売が伸び、2007年9月中間期決算が増益となり、それと同時に増配を発表し、国内証券が投資判断を引き上げ、堅調となりました。

ケーズHD (8282) 2,710円 △155 円 :100株単位
 業界の再編機運の高まりや業績底入れ感から、外資系証券が新規に投資判断を始め、大幅高となりました。

コニカミノルタ (4902) 2,160円 △120 円 :500株単位
 カラー複写機や大型液晶テレビ用のフィルムなどが好調で、円相場が期初予想に比べて対ユーロ、対ドル共に円安傾向にあることも寄与し、2008年3月期決算が増益になりそうだと発表したことから、好感した買いが入り大幅高となりました。

ブラザー (6448) 1,747円 △177 円 :100株単位
 販管費や減価償却費が増加するものの、プリンターなど情報機器の販売は好調で、2008年3月期決算が増益になりそうだと発表したことから、好感した買いが入り大幅高となりました。

東エレク (8035) 6,650円 ▼340 円 :100株単位
 パソコンの記憶媒体に使う半導体メモリーのDRAMの大口取引価格が一段安となったと報じられたことから、大幅安となりました。

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詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
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     → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
現在お申込み可能な新規公開株式(IPO)はございません。

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規公開株(IPO)・公募・売出株式(PO)
        (以下、新規公開株式等とする)に係る重要事項について
□新規公開株式等を購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。 □新規公開株式等取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が 保証されているものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)

[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
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 3 だから投資は面白い!   −第83回−
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−<銘柄を見ていく・その53>−

 今回は10月29日に中間決算を発表した三菱電機(6503)を取り上げます。三菱電機の事業内容は比較対象となる東芝(6502)と比べても華やかさには見劣りします。東芝がNAND型フラッシュメモリーや原子力発電事業での大型買収でよく注目されるのに対し三菱電機はこのような話題で取り上げられることはあまりありません。しかし、株価をみると東芝に先んじて三菱電機は上場来高値を更新しています。

 このように株価が上昇しているのは好調な業績をマーケットが評価しているためだと考えられます。この中間期は売上高が過去二番目の水準、営業利益が17期ぶりの過去最高益更新となりました。これは重電システム部門と家庭電器部門が高い伸びを示しているためです。重電システム部門の営業利益は前中間期比3.5倍の234億円と急拡大となっています。また、家庭電器部門は欧州向けエアコンが好調で営業利益が同2.5倍の384億円とこちらも急伸しています。
 この結果、中間期の全体の営業利益は前中間期比38%増の1,291億円となり第1四半期の業績発表時点で上方修正した中間期の業績計画1,200億円をクリアーしました。このため三菱電機では第1四半期の業績発表時点で修正を見送った通期業績予想を引き上げています。期初に2,000億円としていた通期の営業利益予想を300億円上方修正して2,300億円とし、過去最高益となった前期とほほ同じ水準の確保を目指すとしています。

 通期の業績予想が営業利益で過去最高水準まで引き上げられたものの、それでも下期に関しては会社側が控え目な予想をしていることがわかります。修正された通期の業績予想から計算すると下期の営業利益は1,039億円となります。前期下期の営業利益は1,394億円だったので、今下期は前期比で25%の大幅な減益となる計画となります。円高の進行やサブプライムローン問題の影響といったリスクを考慮して会社側は抑え目な予想をしていると考えられます。したがって、こうした不安要因が後退してくれば通期業績のもう一段の修正といった見方が高まってくるのかもしれません。

(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
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 4 資産設計への道
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−その291 理想のセミナーを目指して ★☆☆☆☆(難易度)−

 マネックス・ユニバーシティでは個人投資家の方の資産運用の成果を少しでも上げられるように、とセミナー、メールマガジン、書籍など様々な形で情報提供を行っています。例えばメールマガジンは毎週金曜日に発行していますが、お金の相談室という質問コーナーにはたくさんの個人投資家の方からの相談や質問が寄せられています。

マネックス・ユニバーシティ発行の無料メールマガジン
http://www.monexuniv.co.jp/mail_magazine/

■メールマガジンの限界
 メールマガジンでの情報提供もたくさんの方にご利用いただいていますが、テキストでの情報提供にはどうしても限界があります。図表やカラーを使った説明をしたいと思ってもテキストメールではできません。伝えたいことが100%伝えられないもどかしさがあります。

■ネットで学ぶ方法の限界
 マネックス証券の口座をお持ちの方でしたら、Eラーニングの教材を無料で受講することも可能です。長期的にお金を殖やすために、どうすればいいのか、数ある金融商品から、どのように商品を選んでいけばよいのか、市場の急変に右往左往しないポートフォリオをどのように作っていけばいいのかといった内容をネット上で好きな時間に学べるものです。

資産運用の基本をネットで学びたい人に
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_index.htm

 こちらも場所と時間を選ばないという利点がありますが、双方向のコミュニケーションができません。そのためにオンラインの相談なども特典としてご利用いただけるようにしていますが、やはりネットを通したコミュニケーションには限界があります。

次回は抽選でポートフォリオ診断もいたします。
http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_tokuten.htm

■セミナー、勉強会の限界
 マネックス証券をはじめとする金融機関などで開催するセミナーも勉強の機会です。直近では11月にも大阪、名古屋、で講師を務めさせていただきます。
名古屋は栄で土曜日開催
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/521
大阪は大阪証券取引所ビルで日曜日開催
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/529

 セミナー、勉強会は会場のコストや準備の制約などもあり100人以上の参加者を前提に企画をする場合がほとんどです。舞台の上から講義形式でやる場合が多く、質疑応答の時間も取りますが、大人数では質問しにくいこともあり、十分なコミュニケーションが取れないこともあります。

 また集客を考えると大都市圏以外での開催は難しいのが現実です。

■理想のセミナーを目指して
 人数を少なくして開催するとその分、きめ細かな内容にすることができ、効果があるのは事実です。例えば、早稲田オープンカレッジやマチュアライフ研究所のセミナー講師も担当していますが、どちらも受講者は60名の定員で、似たようなプロフィールの方が集っています。そのため要望に沿った内容に近づけることができるのです。

早稲田オープンカレッジ(次回は来年2月から3月頃の予定です)
http://www.waseda.jp/extension/
マチュアライフ研究所(一定の受講資格があります)
http://www.womanf.co.jp/seminar/tashinami_jyo/shisan/index.html

 今まで開催したことはありませんが、例えば受講者の投資経験年数や年齢などを同じような方に限定し、20人〜30人といったさらに少ない人数でセミナーを開催すれば双方向のコミュニケーションができ、他の受講者の経験なども知ることができる、今までには無いセミナーが企画できるのではないかと考えています。

 少人数で開催する分、受講料は高くなる可能性が高いですが、時間あたりの学習効果が飛躍的に高まれば、価格に見合った価値が提供できるのではないか、と思っています。

資産運用は勉強するだけではなく、実際に自分のお金を使ってお金がお金を産むサイクルを実感できないと結果に結びつきません。

 このように今までの固定観念にとらわれず、受講された方に価値を感じていただける新しい形式のセミナーの企画を実現させたいと思います。例えば、海外視察ツアーと組み合わせたセミナー、合宿制の集中セミナー、参加者同士が交流できるようなセミナーなどなど。そんな新しい形式のセミナーに関して、ご希望、アイディアなどございましたら下記までお寄せください。真面目に検討させていただきます。

「MU 内藤」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。


今回の話のまとめ---------
■ 現状展開しているセミナーには双方向性が欠けている
■ 少人数にすると参加費は高くなるが、双方向性で効果を高められる
■ 投資教育会社にはニーズに対応する企画力が求められている

ではまた来週・・・。

(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見とは必ずしも一致しません。)

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp

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お金持ちになるための動画がご覧いただけます
http://www.sscom.co.jp/money/tv/index.htm
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・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うこ とがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等 をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による 損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりま すので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料 をよくお読みください。
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 5 チャートの世界   −第118回−
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−心理編37−「移動平均線−グランビルの法則 その4−」

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh37.htm

 今週は買いシグナルの最後、「売られ過ぎたもの」の買い場について検証して見ましょう。移動平均から大きく下方に乖離した場合、移動平均が右肩下がりであっても、横ばいになったとしても、移動平均線まで戻ることも多いのです。どの程度乖離したらいいのかは指数と株価でも違いますし、銘柄によっても、同じ銘柄の中でも周りの相場環境によっても違うので一概には言い難いのですが、移動平均の下落スピードが落ちたときなどが狙い目となるのかもしれません。

 グランビルの法則の中で、この買いシグナルの4と売りシグナルの4、つまり、移動平均との乖離を見るものが一番見方は難しいのではないかと思います。何故ならば前述したように、「どこまで下がれば」「何%乖離したら」買いなのかがわからないのです。先週までのシグナルは「移動平均を抜けたら」とか「明日上昇したら」買いと言うようにある程度シグナルがはっきりとしていました。ところが今回のこのシグナルはいったいどこまで下がったら買ってもいいのかがわかり難いのではないかと思います。

 「ボリンジャーバンド」という移動平均からの離れ方が「普通」なのか「異常」なのかを見る指標もありますが、「異常」である水準が次第に「正常」になってしまうこともあり、100%信頼できるものでもありません。図の1.は図2.のチャートをコマ送りのように示しています。図1.のAで示したように、「今度は大丈夫」と言うような底入れ感が少し出たところで買う、と言うような手法をとらざるを得ないのかもしれません。

 また、同様にAで「二番底ではないか」と思われたところで、買い、Xの安値を割り込んだら損切りをする、というような手法が取れるかもしれません。いずれにしても、これまで見てきたグランビルの法則の買いシグナル1〜3のようにはっきりとしたシグナルではなく、「〜かもしれない」と言うことで常に逃げ道を作っておく必要があるのではないかと思います。

 来週からは今週までのおさらいのようになりますが、売りシグナルの1〜4を検証して行きたいと思います。

 投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2007.html
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・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)
[その他のリスク]
信用リスク、流動性リスクなどがあります。

※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 11月2日    「しぶとい奴」

 久し振りにNRに会いました。NRは投資の世界に於ける大立て者です。NRとの出会いやその人柄は、かつてこのつぶやきでも2回に亘って書いたことがあるので(金融列伝NR その1 2005/1/21、その2 2005/1/25)、宜しければ是非読んでみて下さい。彼は私にとって、とてもとても大切な師であり、恩人であり、友人です。このNR、最近はその動向が耳に入って来ず、流石に名実共に第一線から引退したのかなと思っていました。

以前に彼の家には行ったことがあるのですが、彼のオフィスを訪れるのは今回が初めてでした。ロンドンの北の外れにある瀟洒な建物に入ると、如何にも彼らしいいい趣味の、アット・ホームな雰囲気の、静かな空間が広がっていました。オフィスに入ると、吹き抜けの上の階からNRの声が聞こえてきます。未だ前のミーティングが終わっていないとのこと。ソファーに座り、紅茶を頂き、テーブルの上にある美術の本をパラパラめくっていると、上から話が少々漏れ聞こえてきます。話のテーマは、内容までは聞こえないのですが、明らかに相も変わらずトレーディングの話であり、口調も、声も、話の進め方も、以前と全く同じでした。「あっ!NRだ。」彼の厳しさが、私の頭の中に甦ってきました。暫くすると階段の上から顔を出し、「OKI!」と私を呼びました。そこにあるのは、以前と変わらない優しい時の彼の顔でした。

それから久し振りにNRと話したのですが、今迄のことも恐ろしい記憶力で憶えており、鋭い眼光と、本質を突く質問と、優しさと、厳しさと、全てが以前のままでした。そして何よりも驚嘆したのは、ビジネスや投資に対する、飽くなき興味と情熱です。本当に、凄い人は凄いものです。背筋がピンとするような感覚を憶え、話と表情の隅々にまで神経を張り巡らして、短くも心地良い、そして刺激的な時間を過ごしました。あの好奇心は、どこから溢れ出てくるのだろう。成長と好奇心。大切な概念は、シンプルで不変なものです。これからもNRとの付き合いは、大切にしていきたいと思います。

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 7 マネックス証券からのお知らせ
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■■マーケットボードに「ボード名称」変更機能を追加
気になる銘柄を最大100銘柄まで登録できるマーケットボードに「ボード名称」変更機能を追加しました。

 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7111.htm

■■2ヶ月満期!個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>(愛称)
 利率年5.04%(税引前)、期間は2ヵ月。『個人向けマネックス債
<円高時米ドル償還型>(愛称)』が再登場!
マネックスがおすすめする円高時米ドル償還型、お申込は11月20日(火)まで。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7112.htm

・・・個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>に関する重要事項・・・・
□リスク
[価格変動リスク]
途中売却の場合、市場金利の上昇等に伴って、債券価格が変動することにより、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じることがあります。
[信用リスク]
発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。
[為替リスク]
償還時の米ドル円為替レート(償還日の5営業日前の東京時間15時の米ドル円為替レート)が当初為替レートより円高であった場合、償還は当初為替レートで換算された米ドルで行われます。その際、為替動向により円換算での投資元本を割り込むことがあり、損失(元本欠損)が生じることがあります。

□手数料等
・購入対価がかかりますが、取引手数料はかかりません。
・米ドルでの償還が確定した際に、円でのお受取を希望された場合、為替手数 料として1米ドルあたり25銭の為替手数料がかかります。

詳しくは目論見書、契約締結前交付書面をご覧ください。
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 8 勉強会・セミナー情報
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■@オンライン
 11月6日(火)13:00
 夢を叶える!エレガント投資術 第6章
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/546
 

■@マネックスラウンジ銀座
 11月5日(月)12:00〜
 清水洋介の今週の相場動向を語る!!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/551

 @東京都千代田区
 11月7日(水)18:30〜
 マネックス証券アナリスト ヘルスケア業界セミナー
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/496

@東京都千代田区
11月12日(月)18:30〜 日本経済新聞社主催 
内藤忍の「今日から実践!お金を味方につける7つの方法」
http://nikkei-notio.com/event/071112.html

@東京都千代田区
11月13日(火) 18:30〜 日本経済新聞社主催 
廣澤知子の「お金に困らない人生のためのマネー・レシピ」
http://nikkei-notio.com/event/071112.html


■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のお越しを
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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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 「腸」

 こんばんは。中日ファンの皆さま、53年ぶりの日本一おめでとうございます。昨日の山井投手には圧巻でしたが、完全試合まで僅か1イニング残しての降板はちょっと残念・・・あれを見てなぜか自分が腸の検査を受けた時の事を思い出してしまいました、ぼすみんです。

 ご存知ない方のために説明しますと、小腸と大腸は別々に検査します。 まず小腸検査。鼻の穴から長〜いホースを突っ込み、胃を通過させて小腸まで到達させます(これが苦しい!)。そのホースを使って、小腸へバリウムを注入!小腸の内壁を膨らませるため、空気も注入(これも苦しい)!で、レントゲンを撮るわけです。鼻からホースを通される時はまさに恐怖。「右と左、どっちの穴から通しますか?」と聞かれ、動揺のあまり「痛くない方の穴からお願いします!」なんぞと珍回答してしまった、ぼすみんです。

 後日、大腸検査!腸の中をカラにするため、まず2リットルもの下剤を飲まされますが、この時点でかなりの苦行。で、お尻から内視鏡を挿入し(当然苦しい!)、大腸の中を見ていくのですが、ここで問題が起きました。
 「あ、こりゃヒドい。大腸、ずいぶんやられてますね。ほら、こちらのテレビモニターをご覧ください。」
 とお医者さん。いや、あんまりそんなテレビ画像、見たくないんですが・・・ 「残念ですが大腸の内壁がこんな状態なんで、ここから先は内視鏡を通せません。少々辛いかもしれないですが、別の検査に切り替えます」
 「・・・あの、ちなみにそれってどんな検査ですか?」
 「要領は小腸の時と同じです。まずこの内視鏡を抜いて、代わりにお尻からホースを通してですね、大腸にバリウムや空気を流してレントゲンです」 「・・・!!!!」
 せっかくここまで苦しんだんだから、なんとか最後まで内視鏡で・・・という必死の懇願も却下され、僕は大腸にバリウム流されたり空気流されたりで再び悶絶!せっかくここまで完璧に抑えたんだから、なんとかあと1イニング投げて欲しい・・・昨日の山井投手を見て、僕はこの時の大腸検査を思い出した次第です。
 えーと、皆さま。人間、健康第一です。ホント、腸はいたわりましょう。
(追伸)自分の腸の中をテレビで見るっていうのは、あまり愉快なもんじゃありませんね。一方、こちらは愉快でタメになるテレビ、見るマネックス『マネテレ』。11月分を放送中です。
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