マネックスメール 2007年11月14日(水)

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マネックスメール 2007年11月14日(水)

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 マネックスメール<第2036号 2007年11月14日(水)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 はじめてみよう!株式投資−企業分析編−
 4 10年後に笑う!マネープラン入門
 5 ブラックロックが語る、資産運用の全貌
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
 10 リスクおよび手数料等の説明
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 1 相場概況
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米国株高や為替の落ち着きを受けて主力銘柄を中心に大幅高

日経平均            15,499.56 (△372.93)
日経225先物         15,530 (△490 )
TOPIX            1,497.71 (△ 42.98)
単純平均             390.97 (△ 9.91)
東証二部指数           3,437.74 (△ 53.31)
日経ジャスダック平均       1,775.40 (△ 16.16)
東証マザーズ指数          862.79 (△ 32.77)
東証一部
値上がり銘柄数         1,526銘柄
値下がり銘柄数          144銘柄
変わらず             48銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           70.47%  △5.36%
売買高            20億7086万株(概算)
売買代金        2兆6471億8800万円(概算)
時価総額          482兆9237億円(概算)
為替(15時)          111.08円/米ドル

◆市況概況◆

 米国株高を受けて買い先行の始まりとなりました。為替が落ち着いていることやシカゴ市場(CME)の日経平均先物も大幅上昇となっていたことで、主力銘柄や先物が買い気配で始まるなど堅調となりました。寄り付きからの買いが一巡したあとも為替が円安に振れていたことなどもあって、慌てた買い戻しで強含みの展開となりましたが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあり、15,500円を意識したところでは上値も重くなりました。

 後場に入ると一段高となる場面がありました。昼休みの時間帯でも為替は円高に振れず、前場の高値を窺うような始まりとなり、その後も強含みの動きが続きました。ただ、15,500円を意識するところで上値も重くなり、いったん上値が重くなるといつも通り(?)利益確定売りや見切り売りも出るといった状況でした。為替も円高方向に振れかけるなど相場を押し上げる要因とはならなかったのですが、円キャリー取引解消売りをしっかりとこなした格好で一時15,500円を超える、最後まで強含みの展開が続きました。

 小型銘柄も堅調なものが目立ちましたが、主力銘柄に比べ戻りが鈍く、東証マザーズ指数こそ大幅高となったものの、二部株指数や特に日経ジャスダック平均は主力銘柄に比べ上昇が小さいものになりました。先物にもまとまった売り買いが出ていましたが、後場に入ると積極的な売り買いは見られず、大きく指数を動かすようなこともありませんでした。

 為替があまり円安に振れないところを見るとまだ円キャリー取引解消の動きがあるようです。それでも売られ過ぎの反動や日経平均は15,000円が底値となったと確認されたようでもあり(「毛抜き底」となりました)、大きく反発となりました。15,500円前後では売りも多くなりましたが、このまま今週一杯でも、15,200円台半ばの水準を保てれば底入れ感が強まって来るのではないかと思います。
動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20071114_03.htm

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 売られ過ぎの反動もあって銀行株が大幅高、海運株も好業績見直しで高い
鹿 島 (1812) 320円 ▼26 円
 脱談合に伴う競争激化や資材・労務費の上昇に加え、工期が長い首都圏の大型建築工事の採算悪化が響き、2008年3月期決算が減益になりそうだと発表したことから、失望した売りが入り大幅安となりました。

東エレク (8035) 6,250円 △280 円 :100株単位
 半導体市況の悪化に伴い、半導体製造装置の受注が上期に減速したため、一部では下方修正への警戒感がありましたが、2008年3月期決算の見通しを据え置き、外資系証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。

洋エンジ (6330) 681円 △74 円
 単独での全般的なプロジェクトの採算の向上、一部海外プロジェクトの受取利息の増加が寄与し、単独での採算の向上が予想されることなどから、2008年3月期決算が増益になりそうだと発表し、好感した買いが入り大幅高となりました。

SMC (6273) 12,860円 ▼1,310 円 :100株単位
 競争激化による単価下落やステンレスなど資材費高騰の影響で採算性が悪化、生産ラインなどに使う空気圧機器の販売の不振が響き、2008年3月期決算が減益になる見通しだと発表し、大幅安となりました。

セイコーHD (8050) 559円 ▼25 円
 置き時計などクロック事業と、情報システムや半導体などプレシジョン事業の採算悪化が響き、2008年3月期決算が減益になる見通しだと発表し、大幅安となりました。

スターバックス (2712) 54,600円 △900 円 :1株単位
 既存店売上高や新商品の好調に加えて経費削減効果も寄与し、2008年3月期決算を上方修正し、堅調となりました。

◆ランキング◆

詳細は
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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
ウェブマネー (2167)、スタートトゥデイ (3092)

◆公募・売出株式(PO)◆
プレミア投資法人(8956・東証)
・ブックビルディング期間 11/13(火)0:00〜募集価格等決定日まで
・募集価格決定日 11/16(金)〜11/20(火)のいずれかの日
 ※最短の場合、11/16(金)にブックビルは締切となります。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest

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 3 はじめてみよう!株式投資 −企業分析編− 第53回
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 中間決算の結果を受けて村田製作所(6981)の株価が急落する場面がありました。これは業績がマーケットの期待に届かなかったためだと考えられます。業績が期待を裏切った要因は設備投資の拡大により減価償却費が増加したことが収益を圧迫したためです。したがって、今回は設備投資と減価償却費の関係とそれが業績に与える影響などについてみたいと思います。

 設備投資とは企業が商品やサービスを生産するために機械や建物を購入することです。現在所有している設備が老朽化したために買い換えることなどに加え、合理化や技術革新による増強、さらに生産能力の拡大のためなどに行われ、企業の成長にとって欠くことのできないものです。そして設備投資は、その取得に要した支出をその期に一括で経費として計上するのでなく、使用可能期間(耐用年数)に渡ってその支出分を費用配分して減価償却費として計上されることとなります。

 企業は設備投資を増やすとコストである減価償却費が増加することとなります。つまり減価償却費の増加は固定費の増加につながり、収益面での弾力性が失われることとなり、業績悪化時の抵抗力が低下することともなります。ただ、設備投資は企業の持続的な成長のために欠かせないものです。設備の老朽化や合理化のために必要不可欠であることはもちろんのこと、生産能力の拡大は企業の一層の成長をもたらす可能性を持っています。そのため企業はその置かれた状況や景気の先行き、業界動向などを検討したうえで設備投資を実行することとなります。

 このように企業はサービスや商品の将来の需要動向を見極めて設備投資を実施することとなりますが、設備投資を行ってから実際にサービスや商品が提供できるまでにはある程度の時間が必要なために、需要の増加に先行するかたちで設備投資を行うことも起こります。したがってこのようなケースで設備投資が急激に増えると収益の圧迫要因となり、業績が落ち込んだりあるいは伸び悩みとなったりすることも考えられます。

 次回では実際に村田製作所の例を取り上げ、設備投資と減価償却費の関係がどの様に業績に影響し、それが企業の評価にどの様に結びついたかについて検証をしてみたいと思います。

(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

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 4 10年後に笑う!マネープラン入門
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<定年までに1億円 本当に必要? -2->

■1億円以下で安心する方法

 前回は「退職のときに1億円もっていても安心できるわけではない」「安心するにはプランニングが鍵」「現在の生活と退職後の生活のバランスが大切」とお話した。
 では、どうしたら安心できるだろうか。

 第1のポイントは、予定外のことにそなえる貯蓄をリーズナブルな線に決めることだ。この貯蓄を私は「予備費」とか「緊急費」と呼んでいる。英語では「エマージェンシー・ファンド」。

 1億円持っていても、1億円全部をエマージェンシー・ファンドと位置づけると、生活費や余暇費として使えないので、ゆとりある生活にはほど遠い(こういう人は安全なものにしか預けないし、わずかな利息にも手をつけない傾向がある)。
 エマージェンシー・ファンドの妥当な額は生活費の1年〜2年分だと思う。
 退職後の生活費は、大ざっぱに見積もると50代前半の半分程度。住宅ローンの返済がなくなり、子どもにかかるお金がなくなり、将来のための貯蓄の必要がなくなり、医療保険以外の生命保険料もいらなくなるからだ。
 50代前半の手取り年収が700万円なら、退職後の生活費は年350万円程度。この1〜2年分だと、350〜700万円が妥当な予備費の額といえるだろう。

 ちなみに現役時代の予備費は生活費3か月分くらいでいい。前出の例だと150万円ほどだろう。現役時代は予備費を使っても収入から補充することができるのでこのくらいで十分なのだ。しかし、退職後は収入が少なくなり補充がむずかしくなるので、その数倍ないと安心できなくなる。

 ただ、予定外の出費に備えるのは貯蓄ばかりではない。入院にそなえて医療保険に入っておく、自動車保険や火災保険を十分手当てしておく、介護になったときの対策をたてておく、頼れるネットワークを作っておくなどで、予備費を膨らませずにすむ。これもプランニングのテクニックだ。

■利息や分配金だけで、生活費を補おうとしない

 前回も話したが、利息や分配金だけで生活費を補おうとすると、かなり大きな元本が必要になる。
 それよりも、年金保険や自動引き出し(解約)などを上手に利用して、元本の一部を取り崩しながら生活費にあてていくのが現実的だ。

 取り崩し期間を65歳から30年と計算しておけば、ほとんどのケースで一生の生活費をカバーできるはず。高齢になるほど生活費はかからなくなるので、95歳まで計算しておけば105歳くらいまではカバーできるのではないかと考える。
 年100万円を30年間受け取り続けるために必要な元本は以下のとおり。     元本取り崩し方式   利息のみ
 2%    2240万円     5000万円
 4%    1730万円     2500万円
 6%    1380万円     1680万円

 年200万円受け取りたいなら、上の数字を2倍にして計算する。

■ 運用利回りをほんの少し上げる

 上の表からわかるように、年200万円の年金を受け取りたいとき、元本を取り崩さず利息だけを受け取る方式を選び、運用利回りが2%なら1億円必要だ。一方、元本取り崩し方式を選び4%で運用できれば3460万円で足りる。
 ちょっとした違いで、1億円持っていても3460万円でも同じ結果=年200万円の年金、になるわけだ。

 50代の(あるいは40代の)今から少しずつ運用の腕をみがき、プラス1%、プラス2%の運用ができるようになるのは、一生懸命1億円を貯めるよりも、ずっと意味のあることかもしれない。

 それとやっぱり計算。自分でいろいろ計算してみる訓練が大切だ。それができれば、1億円未満でも、安心して悠々自適の生活が送れます。

中村芳子
ファイナンシャル・プランナー/アルファ アンド アソシエイツ代表
http://www.al-pha.com/fp/

※本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、マネックス証券の意見 ではありません。

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 5 ブラックロックが語る、資産運用の全貌 Vol.9
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 「外国債券投資の魅力 その6(社債投資)」

今回は社債投資についてお話します。
社債とは、企業が資金を調達する際、投資家に発行する借用証書のことを言います。社債投資は、国債に投資するよりもより利回りが高い反面、さまざまなリスクがあります。

外国債券投資の魅力 その4の「信用リスク」のコラムでもお話したように、投資家が社債を購入する際には、元本や利息が支払われない場合に備えて、リスクに見合った金利を貰わないと合わない、と言うことになります。そこで基準となるのが、同じ年限の国債の利回りです。一般的には国債は国が発行していることから一番安全な債券であり、この国債に上乗せされる金利のことを社債スプレッドと言います。そして、一般的には信用力が高い社債ほどスプレッドは小さくなる一方、信用力の低い社債ほどスプレッドは大きくなります。
社債は、将来の市場金利の変動による価格変動リスク、発行体のデフォルトを原因とする信用リスク、流動性リスク等、様々なリスクを抱えており、それらのリスクが勘案されて価格(利回り)が決まります。社債のスプレッドは、企業の信用力に関わる要因によって拡大したり縮小したりしますが、これ以外にも企業の資金需要や投資家の投資姿勢などによる影響を受けます。

一般的には経済環境が良くなると企業の収益が拡大し財務状況も良くなるので、社債スプレッドは縮小する一方、経済環境が悪化すると企業の収益が不確実になりデフォルトのリスクも高まるので、社債スプレッドは拡大する傾向があります。また同様に、一般的には金利が低下すると企業の資金調達コストが低下することで財務面に良い影響を及ぼしますので、社債スプレッドは縮小する一方、金利が上昇すると企業の資金調達コストが上昇することで企業の財務面に悪影響を及ぼしますので、社債スプレッドは拡大する傾向があります。

そこで一例を挙げますと、仮に現在の市場金利を5%、格付けがBBBの上乗せ金利を3%、残存期間を5年、価格を100とします。そして、仮に景気の拡大に伴って市場金利が5%から6%に上昇し、この社債がA格に引き上げられ、そのときのA格の上乗せ金利を1%とします。この社債の利回りは当初の8%から、市場金利6%とA格の上乗せ金利1%で7%になったわけですから、利回りが1%低下し価格は100から103.7(単利)に上昇したことになります。この例では、市場金利が5%から6%上昇していますので、本来なら価格にはマイナスに作用しますが、信用力が高まったことに伴って社債スプレッドが2%縮小したことによるプラスの作用のほうが大きかったと言うことになります。上述したように、これ以外にも企業の資金需要や投資家の投資姿勢などが社債のスプレッドに影響を与えます。

直近では、サブプライムローン問題で信用リスクに敏感となった投資家が“質への逃避”から国債に資金をシフトしたことから社債スプレッドが拡大しました。過去においては、エンロンやワールドコムといった大型企業が相次いで破綻したときにも社債スプレッドが拡大しました。このように大きなイベントによって社債のスプレッドが拡大したということは、裏を返せば利回りが高くなったと言うことで、企業のファンダメンタルズ等を鑑みて割安であると判断される場合もあり、投資のチャンスであるとも考えられます。

ブラックロックの「US・ユーロ債券ファンド」のユーロ債券の運用においては、19年9月末に社債を41.7%組み入れております。社債は国債に比べて利回りが高い一方、金融経済環境の動向に伴う企業収益や財務面の影響を受けますので、ブラックロックでは国債とのバリュエーション比較や企業の財務内容の分析等を重視した銘柄の選別などを行っています。これが長年の運用で培われた運用ノウハウです。次回はデュレーションについてお話します。

※「ブラックロック・US・ユーロ債券ファンド」はマネックス証券でお申込みいただけます。
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/syohin/tousin/kihon/guest?MeigCd=++0035070000
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
・・「ブラックロック・US・ユーロ債券ファンド」に関する手数料等・・・・□リスク
・ファンドの基準価額は、組入れられている有価証券の値動きの他、為替変動 による影響を受けます。したがってファンドの投資目的が確実に達成される ものではなく、元金および元金からの収益の確保が保証されているものでは ありません。
・当ファンドの基準価額の変動要因としては、「固定利付債および変動利付債 投資のリスク」「為替変動リスク」「期限前償還リスク」「オプション、先 物、その他投資手法のリスク」「ファンド運営上のリスク」などがあります。・詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)本文の「投資リスク」に関する 項目をご覧ください。

□手数料等
・申込手数料(税込):1.05〜0.525%
・解約手数料:0%
・信託財産留保額:ありません
・信託報酬(年率・税込): 純資産総額に対して 1.0395%
・上記以外にも保有期間中に間接的にご負担いただく費用があります。詳しく は投資信託説明書(交付目論見書)本文の「手数料(費用)」に関する項目 をご覧ください。

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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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11月14日   <県民の日、再び>

私は元・埼玉県民です。私にとって11月14日は、あまりにも明らかに埼玉県民の日なのですが、周りの埼玉県民(現、もしくは元)に「今日は何の日だ?」と聞いても、先ず正解は返ってきません。不思議です。

私にとっての埼玉県民の日の想い出は、前にも書いたことがありますが小学3年生の時に、小学校は休みになるので一人で京浜東北線に乗り、北浦和から上野まで行き、上野動物園のパンダを見たことです。その時のことを今でもヴィジュアルにも鮮明に憶えていて、その所為か県民の日を忘れないのでしょう。しかし周りの誰も憶えていないとはやはり不思議です。

気になって調べてみると、埼玉県民の日が制定されたのは廃藩置県によって埼玉県が生まれてから100年後の1971年。それは私が小学校2年の時の筈で、パンダを見に行ったのはその1年後、当時は「県民の日」はプチ・フィーバーだったのかも知れません。

人が何を憶え、何を忘れるかは千差万別で、これこそ不思議の塊です。親の目を盗んで電車に乗ってローラースケートをしに行ったり、とにかく行けるところまで東に行くとか、近所のドブ川を発泡スチロールに乗って行けるところまで下って行くとか、そう云う冒険系、或いはルールを破る行動は、鮮明に憶えています。県民の日の上野動物園行きも、一人で電車に乗るのは学校に禁じられているのでした。

人はアドベンチャーをする時に、特殊なホルモンの分泌でもあり、その記憶をしっかりと脳に刻むものなのでしょうか?もっともっとアドベンチャーをして、今更ながらも想い出を創りたいものだと思います。

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 7 マネックス証券からのお知らせ
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■■利率年1.00%(税引前)、3ヶ月満期『第6回 個人向けマネックス債(愛称)』
 お申込期間は11月26日(月)までですが、先着順の受付につき、キャンセル待ちの際はご容赦ください。
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・・・年1.00%「個人向けマネックス債」重要事項・・・・・・・・・・・・・
債券取引には一般的に以下のリスクがあり、元本および利金が保証されているものではありません。したがって、お申し込みの際には、ご購入を検討されている債券の特性について十分に把握し、お客さま自らの資力、投資目的および投資経験等に照らして判断することが肝要です。

[価格(金利)変動リスク]
途中売却の場合、市場金利の上昇等や、債券のうち他の資産を裏づけとして発行されるものは、その裏づけとなる資産の価値の変動に伴って、債券価格が変動することにより、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。 購入単価が額面を超えている場合、償還時に償還差損が発生し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。償還期日の前に中途で償還されることがあり、その場合、購入された価額と償還価額との差が生じることにより、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。
[信用リスク]
発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、債券の価格が変動することに伴って、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。

[流動性リスク]
流動性の問題から、売却希望後直ちに売却換金することが困難な場合や売却価格に悪影響が及ぶ場合があります。

□手数料等
・購入対価がかかりますが、取引手数料はかかりません。
詳しくは目論見書、契約締結前交付書面をご覧ください。
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■■2ヶ月満期!個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>(愛称)
 利率年5.04%(税引前)、期間は2ヵ月。『個人向けマネックス債
<円高時米ドル償還型>(愛称)』が再登場!
マネックスがおすすめする円高時米ドル償還型、お申込は11月20日(火)まで。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7112.htm

□わかりやすく動画でご説明。是非ご覧ください!
 → http://ondemand.nice2meet.us/?log_key=monex-1-cd24_6245bbc8bf68efd1b8a8e8599a8c8ac5
※本案内に記載のオンラインセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧 誘を行うことがあります。

・・・個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>に関する重要事項・・・・
□リスク
[価格変動リスク]
途中売却の場合、市場金利の上昇等に伴って、債券価格が変動することにより、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じることがあります。
[信用リスク]
発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。
[為替リスク]
償還時の米ドル円為替レート(償還日の5営業日前の東京時間15時の米ドル円為替レート)が当初為替レートより円高であった場合、償還は当初為替レートで換算された米ドルで行われます。その際、為替動向により円換算での投資元本を割り込むことがあり、損失(元本欠損)が生じることがあります。

□手数料等
・購入対価がかかりますが、取引手数料はかかりません。
・米ドルでの償還が確定した際に、円でのお受取を希望された場合、為替手数 料として1米ドルあたり25銭の為替手数料がかかります。

詳しくは目論見書、契約締結前交付書面をご覧ください。
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 8 勉強会・セミナー情報
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■@オンライン
 11月15日(木)20:30〜
 「相場の福の神」に株式市場について何でも聞いてみよう
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/566

☆福の神から一言!☆
年末相場はどうなるのか?新興市場は、本当に底打ちしたのか?
サブプライムローン問題の行方は?、株式相場について、何か聞きたい
ことはないですか?お客様のお悩み、ご相談ごとに、「福の神」こと藤本誠之が、
ズバリお答えするオンラインセミナーを、11月15日(木)に開催予定です。事前のご質問は、マネックス証券に口座をお持ちの方限定になります。
是非、お客様のお悩みをご質問いただいて、スッキリしてください。

 11月16日(金)19:30〜
 株式会社ソフトフロント 個人投資家向けオンラインIRセミナー
1997年に設立され、ソフトウエアの研究開発ベンチャーとしてスタートし、2000年より、世界的にもいち早くIP電話や今後の情報家電などで使われるSIP技術の研究開発を行ってきた株式会社ソフトフロントが
「個人投資家向けIRセミナー」を開催します。只今質問募集中!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/549

 11月19日(月)20:00〜
 アストマックス株式会社 個人投資家向けオンラインIRセミナー
日本ではユニークな独立系の資産運用会社(商品及び証券・金融市場を全てカバーしている)である、アストマックス株式会社が「個人投資家向けIRセミナー」
を開催します。 只今質問募集中!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/541
 

■@愛知県名古屋市
 11月17日(土)10:00〜
 内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティ
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/521

■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のご参加を
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
 ★セミナー一覧★
 → https://seminar.monex.co.jp/public/

■■お好きな時間にゆっくりと是非、ご覧下ください。
 ★オンデマンド★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/ondemand.html

■■11月分アップいたしました。投資のツボを動画で紹介!
 ★マネテレ★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html

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※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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「自由の刑」

 こんばんは。大学時代、一般教養で「哲学」を受講しました、ぼすみんです。

 受講したとは言っても、そこは絵に描いたようなお気楽&脳天気学生
だったぼすみん。単位取得のためボーッと座ってただけなので、最後まで哲学の何たるかについてはサッパリだったわけですが、唯一覚えたのが
サルトルの「人間は自由の刑に処せられている」という言葉。これとて意味をちゃんと理解したわけでなく、「自由の刑」って何となく詩的な言葉だなぁ・・・と思った程度。

 しかし社会人になり、
「終身雇用は崩壊、年金神話も崩壊!貯蓄だけやってれば安心って時代
も終わりました!稼いだ給料は遊んで使おうが、貯蓄しようが、投資に
回そうが自由ですけど、老後の事も含めて全て自己責任でヨロシク!」
 なんて潮流を感じるにつけ、これが「自由の刑」ってやつなのかなぁ・・・と漠然と感じます。ま、全然見当違いの解釈かもしれませんけど。

 こんな時代を渡っていくにあたり、お金百科事典みたいなものが道標に欲しいなぁ・・・と思っていたら、非常にいい本を見つけました。
 『マネー大安心 完全図解 暮らしとお金の基本百科(講談社)』
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2820609

 お金を増やすための「資産運用」はもちろん、年金、保険、住まい(マイホーム)、医療・介護、相続・贈与、退職、お金のトラブル・・・と、お金に関する事を何から何まで「これでもか!」と一冊に凝縮。調べ事にもフル活用できそうですし、僕なんかはパラパラと斜め読みしてるだけでも凄く勉強になってます。まさに一家に一冊、という感じでオススメです。

 あまり関係ないですけど、眠れない夜は難しい哲学書を読むと自然と
眠くなってきますので、こちらの方もオススメです。

(追伸)
こちらは投資に関する道標?ネットで学ぶ投資、<マネックス・キャンパス>。Level 1は、マネックス証券に口座をお持ちの方は、無料で受講いただけます。http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_index.htm

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 10 リスクおよび手数料等の説明
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・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
・需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動す ることにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般 に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)[その他のリスク]
・信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規公開株(IPO)・公募・売出株式(PO)
        (以下、新規公開株式等とする)に係る重要事項について
□新規公開株式等を購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。□新規公開株式等取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が 保証されているものではありません。

[価格変動リスク]
・需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動す ることにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般 に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)[その他のリスク]
・信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・投資信託に関する重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
・投資信託は、値動きのある有価証券に投資しますので、基準価額は上昇する こともあれば下落することもあります。従って投資元本および利息の保証さ れた商品ではありません。また、投資信託は商品毎に応じて様々なリスクが あり、以下は一般的なものを示したものにすぎませんので、ご購入の際には 各投資信託の「目論見書」で内容をご確認ください。
[価格変動リスク]
・組み入れた株式、債券および商品などの変動(組み入れ商品が外貨建てであ る場合には通貨価格の変動も受けます。)に基づいて基準価額が下落するこ とにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
[信用リスク]
・組み入れた株式、債券および商品などの発行者の経営・財務状況の変化およ びそれらに関する外部評価の変化などに基づいて基準価額が下落することに より、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
[為替リスク]
・外貨建て投資信託は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り 込み、損失が生じるおそれがあります。

□手数料等
投資信託取引にあたては、以下の手数料等をご負担いただきます。
・申込手数料→申込金額に対して最大3.675%(税込)
・信託財産留保額(換金時の直接的な費用負担)→約定日またはそのよく営業 日の 基準価額に最大2.0%を乗じた価額
・信託報酬(保有期間中の間接的な費用負担)→ 純資産総額に対して最大年 率 2.10%(税込)
・運用成績に応じた成功報酬やその他費用を間接的にご負担いただく場合もあ ります。
※投資信託は商品ごとにリスクや手数料等が異なりますので、詳細は「目論見 書」でご確認ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・債券取引に関する重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
【価格変動リスク】
・途中売却の場合、市場金利の上昇等による債券価格の下落など売却時の債券 市況の変動により、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、 損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。また、購入価格が額面を超え ている場合、償還時に償還差損が発生し、投資元本を割り込み、損失(元本 欠損)が生じるおそれがあります。
【信用リスク】
・発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などに より、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、投資元本を割り込み、 損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。
【為替リスク】
・外貨建て外国債券は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り 込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。また、主要通貨以外の 通貨では、大幅に為替レートが変動する場合があるため、急激な円高により 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での債券価値が元本 を大きく割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

□手数料等
・債券をお取引される場合には、購入対価がかかりますが、取引手数料はかか りません。
・外貨建て外国債券をお取引される場合、所定の為替手数料がかかります(外 貨建てMMFから直接ご購入される場合には、必要ありません)。

□その他
・目論見書が発行される債券につきましては、お申込み/ご購入の際に「目論見 書」で内容をご確認ください。
・金融商品取引法第37条の6の規定の適用はなく、クーリング・オフの対象と はなりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カバードワラント取引に係る重要事項について・・・・・・・・・・・
□カバードワラント取引にあたっては、525円〜1,575円の取引手数料がかかり ます。なお、満期日の自動権利行使時の手数料は無料です。
□カバードワラント取引には以下のリスクがあり、元本が保証されているもの ではありません。

[価格変動リスク]
・カバードワラントの対象となる株式等(原資産)の価格変動の影響等に基づ いて価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が 生じるおそれがあります。
[信用リスク]
・カバードワラントの発行者やカバードワラントの対象となる株式等の発行者 の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等に基づいて 価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じ るおそれがあります。
[為替リスク]
・カバードワラントが外貨建ての場合や原資産の対象銘柄が外貨建ての場合に は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、外貨建てでは投資 元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り込み、損失(元本 欠損)が生じるおそれがあります。
[流動性リスク(期間リスク)]
・カバードワラントの権利を行使できる期間は限定されており、設定されてい る期間を経過すると、その価値はなくなり、投資元本全額が損失となるおそ れがあります。
※ご購入の際には「目論見書」または「外国証券内容説明書」で内容をご確認 ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・為替保証金取引にあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・□主なリスク
・取引対象である通貨の価格(外国為替相場)の変動や各国市場金利の変動によ り、差し入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。・当社およびカバー取引先(マネックスFXの場合には株式会社外為どっとコム 及び住友信託銀行株式会社、マネックスFXproの場合にはデンマークのサクソ 銀行(SAXO BANK A/S))の業務、財産状況等の信用状況の変化により、差し 入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
・売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント) の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失 (元本欠損)が生じるおそれがあります。
□手数料等
・マネックスFX
 取引通貨数量1,000〜9,000の場合には1,000通貨あたり100円の、同1万〜100万の場合には同50円の手数料がかかります。
・マネックスFXpro
 取引金額(取引通貨数量×取引為替レート×円換算レート)の0.1%の取引手数料がかかります。
□委託保証金(為替保証金)
・マネックスFX
取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり5,000円〜20,000円の為替保証金が必要となります。
・マネックスFXpro
取引数量×中間レート(売りレートと買いレートの仲値)×5%の為替保証金が必要となります。
※為替保証金として預託できるのは全額現金のみとさせていただきます。□その他
・外国為替保証金取引は、少額の委託保証金(為替保証金)で多額の取引を行 うことができ、取引額が委託保証金(為替保証金)を上回る可能性がありま す。取引額の当該保証金に対する比率(レバレッジ比率)は、マネックスFX の場合には最大約15倍程度(149.99円で約定した場合)、マネックスFXproの 場合には約20倍程度となります。
・当社は、各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、お客 さまはオファー価格で買い付け、ビッド価格で売り付けることができます。 オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格は ビッド価格よりも高くなっています。
・当社ではお客さまの損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルー ル)を設けていますが、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた保証 金(当初元本)を上回る損失が生じることがあります。
・お取引にあたっては「契約締結前交付書面」で内容をご確認いただき、取引 の仕組みやリスク・手数料等についてご理解いただいたうえで、お取引して ください。
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投資にあたってはお客さまご自身の判断と責任でなさるようお願いいたします。         マネックス証券株式会社  http://www.monex.co.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 はじめてみよう!株式投資−企業分析編−
 4 10年後に笑う!マネープラン入門
 5 ブラックロックが語る、資産運用の全貌
 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
 10 リスクおよび手数料等の説明
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※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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 1 相場概況
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米国株高や為替の落ち着きを受けて主力銘柄を中心に大幅高

日経平均            15,499.56 (△372.93)
日経225先物         15,530 (△490 )
TOPIX            1,497.71 (△ 42.98)
単純平均             390.97 (△ 9.91)
東証二部指数           3,437.74 (△ 53.31)
日経ジャスダック平均       1,775.40 (△ 16.16)
東証マザーズ指数          862.79 (△ 32.77)
東証一部
値上がり銘柄数         1,526銘柄
値下がり銘柄数          144銘柄
変わらず             48銘柄
比較できず            2銘柄
騰落レシオ           70.47%  △5.36%
売買高            20億7086万株(概算)
売買代金        2兆6471億8800万円(概算)
時価総額          482兆9237億円(概算)
為替(15時)          111.08円/米ドル

◆市況概況◆

 米国株高を受けて買い先行の始まりとなりました。為替が落ち着いていることやシカゴ市場(CME)の日経平均先物も大幅上昇となっていたことで、主力銘柄や先物が買い気配で始まるなど堅調となりました。寄り付きからの買いが一巡したあとも為替が円安に振れていたことなどもあって、慌てた買い戻しで強含みの展開となりましたが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が大幅売り越しと伝えられたこともあり、15,500円を意識したところでは上値も重くなりました。

 後場に入ると一段高となる場面がありました。昼休みの時間帯でも為替は円高に振れず、前場の高値を窺うような始まりとなり、その後も強含みの動きが続きました。ただ、15,500円を意識するところで上値も重くなり、いったん上値が重くなるといつも通り(?)利益確定売りや見切り売りも出るといった状況でした。為替も円高方向に振れかけるなど相場を押し上げる要因とはならなかったのですが、円キャリー取引解消売りをしっかりとこなした格好で一時15,500円を超える、最後まで強含みの展開が続きました。

 小型銘柄も堅調なものが目立ちましたが、主力銘柄に比べ戻りが鈍く、東証マザーズ指数こそ大幅高となったものの、二部株指数や特に日経ジャスダック平均は主力銘柄に比べ上昇が小さいものになりました。先物にもまとまった売り買いが出ていましたが、後場に入ると積極的な売り買いは見られず、大きく指数を動かすようなこともありませんでした。

 為替があまり円安に振れないところを見るとまだ円キャリー取引解消の動きがあるようです。それでも売られ過ぎの反動や日経平均は15,000円が底値となったと確認されたようでもあり(「毛抜き底」となりました)、大きく反発となりました。15,500円前後では売りも多くなりましたが、このまま今週一杯でも、15,200円台半ばの水準を保てれば底入れ感が強まって来るのではないかと思います。
動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20071114_03.htm

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 売られ過ぎの反動もあって銀行株が大幅高、海運株も好業績見直しで高い
鹿 島 (1812) 320円 ▼26 円
 脱談合に伴う競争激化や資材・労務費の上昇に加え、工期が長い首都圏の大型建築工事の採算悪化が響き、2008年3月期決算が減益になりそうだと発表したことから、失望した売りが入り大幅安となりました。

東エレク (8035) 6,250円 △280 円 :100株単位
 半導体市況の悪化に伴い、半導体製造装置の受注が上期に減速したため、一部では下方修正への警戒感がありましたが、2008年3月期決算の見通しを据え置き、外資系証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。

洋エンジ (6330) 681円 △74 円
 単独での全般的なプロジェクトの採算の向上、一部海外プロジェクトの受取利息の増加が寄与し、単独での採算の向上が予想されることなどから、2008年3月期決算が増益になりそうだと発表し、好感した買いが入り大幅高となりました。

SMC (6273) 12,860円 ▼1,310 円 :100株単位
 競争激化による単価下落やステンレスなど資材費高騰の影響で採算性が悪化、生産ラインなどに使う空気圧機器の販売の不振が響き、2008年3月期決算が減益になる見通しだと発表し、大幅安となりました。

セイコーHD (8050) 559円 ▼25 円
 置き時計などクロック事業と、情報システムや半導体などプレシジョン事業の採算悪化が響き、2008年3月期決算が減益になる見通しだと発表し、大幅安となりました。

スターバックス (2712) 54,600円 △900 円 :1株単位
 既存店売上高や新商品の好調に加えて経費削減効果も寄与し、2008年3月期決算を上方修正し、堅調となりました。

◆ランキング◆

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

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  ☆米国市場動向は、マーケットメール−朝刊−(無料)でチェック!☆
     → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
ウェブマネー (2167)、スタートトゥデイ (3092)

◆公募・売出株式(PO)◆
プレミア投資法人(8956・東証)
・ブックビルディング期間 11/13(火)0:00〜募集価格等決定日まで
・募集価格決定日 11/16(金)〜11/20(火)のいずれかの日
 ※最短の場合、11/16(金)にブックビルは締切となります。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest

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 3 はじめてみよう!株式投資 −企業分析編− 第53回
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 中間決算の結果を受けて村田製作所(6981)の株価が急落する場面がありました。これは業績がマーケットの期待に届かなかったためだと考えられます。業績が期待を裏切った要因は設備投資の拡大により減価償却費が増加したことが収益を圧迫したためです。したがって、今回は設備投資と減価償却費の関係とそれが業績に与える影響などについてみたいと思います。

 設備投資とは企業が商品やサービスを生産するために機械や建物を購入することです。現在所有している設備が老朽化したために買い換えることなどに加え、合理化や技術革新による増強、さらに生産能力の拡大のためなどに行われ、企業の成長にとって欠くことのできないものです。そして設備投資は、その取得に要した支出をその期に一括で経費として計上するのでなく、使用可能期間(耐用年数)に渡ってその支出分を費用配分して減価償却費として計上されることとなります。

 企業は設備投資を増やすとコストである減価償却費が増加することとなります。つまり減価償却費の増加は固定費の増加につながり、収益面での弾力性が失われることとなり、業績悪化時の抵抗力が低下することともなります。ただ、設備投資は企業の持続的な成長のために欠かせないものです。設備の老朽化や合理化のために必要不可欠であることはもちろんのこと、生産能力の拡大は企業の一層の成長をもたらす可能性を持っています。そのため企業はその置かれた状況や景気の先行き、業界動向などを検討したうえで設備投資を実行することとなります。

 このように企業はサービスや商品の将来の需要動向を見極めて設備投資を実施することとなりますが、設備投資を行ってから実際にサービスや商品が提供できるまでにはある程度の時間が必要なために、需要の増加に先行するかたちで設備投資を行うことも起こります。したがってこのようなケースで設備投資が急激に増えると収益の圧迫要因となり、業績が落ち込んだりあるいは伸び悩みとなったりすることも考えられます。

 次回では実際に村田製作所の例を取り上げ、設備投資と減価償却費の関係がどの様に業績に影響し、それが企業の評価にどの様に結びついたかについて検証をしてみたいと思います。

(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

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 4 10年後に笑う!マネープラン入門
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<定年までに1億円 本当に必要? -2->

■1億円以下で安心する方法

 前回は「退職のときに1億円もっていても安心できるわけではない」「安心するにはプランニングが鍵」「現在の生活と退職後の生活のバランスが大切」とお話した。
 では、どうしたら安心できるだろうか。

 第1のポイントは、予定外のことにそなえる貯蓄をリーズナブルな線に決めることだ。この貯蓄を私は「予備費」とか「緊急費」と呼んでいる。英語では「エマージェンシー・ファンド」。

 1億円持っていても、1億円全部をエマージェンシー・ファンドと位置づけると、生活費や余暇費として使えないので、ゆとりある生活にはほど遠い(こういう人は安全なものにしか預けないし、わずかな利息にも手をつけない傾向がある)。
 エマージェンシー・ファンドの妥当な額は生活費の1年〜2年分だと思う。
 退職後の生活費は、大ざっぱに見積もると50代前半の半分程度。住宅ローンの返済がなくなり、子どもにかかるお金がなくなり、将来のための貯蓄の必要がなくなり、医療保険以外の生命保険料もいらなくなるからだ。
 50代前半の手取り年収が700万円なら、退職後の生活費は年350万円程度。この1〜2年分だと、350〜700万円が妥当な予備費の額といえるだろう。

 ちなみに現役時代の予備費は生活費3か月分くらいでいい。前出の例だと150万円ほどだろう。現役時代は予備費を使っても収入から補充することができるのでこのくらいで十分なのだ。しかし、退職後は収入が少なくなり補充がむずかしくなるので、その数倍ないと安心できなくなる。

 ただ、予定外の出費に備えるのは貯蓄ばかりではない。入院にそなえて医療保険に入っておく、自動車保険や火災保険を十分手当てしておく、介護になったときの対策をたてておく、頼れるネットワークを作っておくなどで、予備費を膨らませずにすむ。これもプランニングのテクニックだ。

■利息や分配金だけで、生活費を補おうとしない

 前回も話したが、利息や分配金だけで生活費を補おうとすると、かなり大きな元本が必要になる。
 それよりも、年金保険や自動引き出し(解約)などを上手に利用して、元本の一部を取り崩しながら生活費にあてていくのが現実的だ。

 取り崩し期間を65歳から30年と計算しておけば、ほとんどのケースで一生の生活費をカバーできるはず。高齢になるほど生活費はかからなくなるので、95歳まで計算しておけば105歳くらいまではカバーできるのではないかと考える。
 年100万円を30年間受け取り続けるために必要な元本は以下のとおり。     元本取り崩し方式   利息のみ
 2%    2240万円     5000万円
 4%    1730万円     2500万円
 6%    1380万円     1680万円

 年200万円受け取りたいなら、上の数字を2倍にして計算する。

■ 運用利回りをほんの少し上げる

 上の表からわかるように、年200万円の年金を受け取りたいとき、元本を取り崩さず利息だけを受け取る方式を選び、運用利回りが2%なら1億円必要だ。一方、元本取り崩し方式を選び4%で運用できれば3460万円で足りる。
 ちょっとした違いで、1億円持っていても3460万円でも同じ結果=年200万円の年金、になるわけだ。

 50代の(あるいは40代の)今から少しずつ運用の腕をみがき、プラス1%、プラス2%の運用ができるようになるのは、一生懸命1億円を貯めるよりも、ずっと意味のあることかもしれない。

 それとやっぱり計算。自分でいろいろ計算してみる訓練が大切だ。それができれば、1億円未満でも、安心して悠々自適の生活が送れます。

中村芳子
ファイナンシャル・プランナー/アルファ アンド アソシエイツ代表
http://www.al-pha.com/fp/

※本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、マネックス証券の意見 ではありません。

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 5 ブラックロックが語る、資産運用の全貌 Vol.9
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 「外国債券投資の魅力 その6(社債投資)」

今回は社債投資についてお話します。
社債とは、企業が資金を調達する際、投資家に発行する借用証書のことを言います。社債投資は、国債に投資するよりもより利回りが高い反面、さまざまなリスクがあります。

外国債券投資の魅力 その4の「信用リスク」のコラムでもお話したように、投資家が社債を購入する際には、元本や利息が支払われない場合に備えて、リスクに見合った金利を貰わないと合わない、と言うことになります。そこで基準となるのが、同じ年限の国債の利回りです。一般的には国債は国が発行していることから一番安全な債券であり、この国債に上乗せされる金利のことを社債スプレッドと言います。そして、一般的には信用力が高い社債ほどスプレッドは小さくなる一方、信用力の低い社債ほどスプレッドは大きくなります。
社債は、将来の市場金利の変動による価格変動リスク、発行体のデフォルトを原因とする信用リスク、流動性リスク等、様々なリスクを抱えており、それらのリスクが勘案されて価格(利回り)が決まります。社債のスプレッドは、企業の信用力に関わる要因によって拡大したり縮小したりしますが、これ以外にも企業の資金需要や投資家の投資姿勢などによる影響を受けます。

一般的には経済環境が良くなると企業の収益が拡大し財務状況も良くなるので、社債スプレッドは縮小する一方、経済環境が悪化すると企業の収益が不確実になりデフォルトのリスクも高まるので、社債スプレッドは拡大する傾向があります。また同様に、一般的には金利が低下すると企業の資金調達コストが低下することで財務面に良い影響を及ぼしますので、社債スプレッドは縮小する一方、金利が上昇すると企業の資金調達コストが上昇することで企業の財務面に悪影響を及ぼしますので、社債スプレッドは拡大する傾向があります。

そこで一例を挙げますと、仮に現在の市場金利を5%、格付けがBBBの上乗せ金利を3%、残存期間を5年、価格を100とします。そして、仮に景気の拡大に伴って市場金利が5%から6%に上昇し、この社債がA格に引き上げられ、そのときのA格の上乗せ金利を1%とします。この社債の利回りは当初の8%から、市場金利6%とA格の上乗せ金利1%で7%になったわけですから、利回りが1%低下し価格は100から103.7(単利)に上昇したことになります。この例では、市場金利が5%から6%上昇していますので、本来なら価格にはマイナスに作用しますが、信用力が高まったことに伴って社債スプレッドが2%縮小したことによるプラスの作用のほうが大きかったと言うことになります。上述したように、これ以外にも企業の資金需要や投資家の投資姿勢などが社債のスプレッドに影響を与えます。

直近では、サブプライムローン問題で信用リスクに敏感となった投資家が“質への逃避”から国債に資金をシフトしたことから社債スプレッドが拡大しました。過去においては、エンロンやワールドコムといった大型企業が相次いで破綻したときにも社債スプレッドが拡大しました。このように大きなイベントによって社債のスプレッドが拡大したということは、裏を返せば利回りが高くなったと言うことで、企業のファンダメンタルズ等を鑑みて割安であると判断される場合もあり、投資のチャンスであるとも考えられます。

ブラックロックの「US・ユーロ債券ファンド」のユーロ債券の運用においては、19年9月末に社債を41.7%組み入れております。社債は国債に比べて利回りが高い一方、金融経済環境の動向に伴う企業収益や財務面の影響を受けますので、ブラックロックでは国債とのバリュエーション比較や企業の財務内容の分析等を重視した銘柄の選別などを行っています。これが長年の運用で培われた運用ノウハウです。次回はデュレーションについてお話します。

※「ブラックロック・US・ユーロ債券ファンド」はマネックス証券でお申込みいただけます。
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/syohin/tousin/kihon/guest?MeigCd=++0035070000
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
・・「ブラックロック・US・ユーロ債券ファンド」に関する手数料等・・・・□リスク
・ファンドの基準価額は、組入れられている有価証券の値動きの他、為替変動 による影響を受けます。したがってファンドの投資目的が確実に達成される ものではなく、元金および元金からの収益の確保が保証されているものでは ありません。
・当ファンドの基準価額の変動要因としては、「固定利付債および変動利付債 投資のリスク」「為替変動リスク」「期限前償還リスク」「オプション、先 物、その他投資手法のリスク」「ファンド運営上のリスク」などがあります。・詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)本文の「投資リスク」に関する 項目をご覧ください。

□手数料等
・申込手数料(税込):1.05〜0.525%
・解約手数料:0%
・信託財産留保額:ありません
・信託報酬(年率・税込): 純資産総額に対して 1.0395%
・上記以外にも保有期間中に間接的にご負担いただく費用があります。詳しく は投資信託説明書(交付目論見書)本文の「手数料(費用)」に関する項目 をご覧ください。

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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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11月14日   <県民の日、再び>

私は元・埼玉県民です。私にとって11月14日は、あまりにも明らかに埼玉県民の日なのですが、周りの埼玉県民(現、もしくは元)に「今日は何の日だ?」と聞いても、先ず正解は返ってきません。不思議です。

私にとっての埼玉県民の日の想い出は、前にも書いたことがありますが小学3年生の時に、小学校は休みになるので一人で京浜東北線に乗り、北浦和から上野まで行き、上野動物園のパンダを見たことです。その時のことを今でもヴィジュアルにも鮮明に憶えていて、その所為か県民の日を忘れないのでしょう。しかし周りの誰も憶えていないとはやはり不思議です。

気になって調べてみると、埼玉県民の日が制定されたのは廃藩置県によって埼玉県が生まれてから100年後の1971年。それは私が小学校2年の時の筈で、パンダを見に行ったのはその1年後、当時は「県民の日」はプチ・フィーバーだったのかも知れません。

人が何を憶え、何を忘れるかは千差万別で、これこそ不思議の塊です。親の目を盗んで電車に乗ってローラースケートをしに行ったり、とにかく行けるところまで東に行くとか、近所のドブ川を発泡スチロールに乗って行けるところまで下って行くとか、そう云う冒険系、或いはルールを破る行動は、鮮明に憶えています。県民の日の上野動物園行きも、一人で電車に乗るのは学校に禁じられているのでした。

人はアドベンチャーをする時に、特殊なホルモンの分泌でもあり、その記憶をしっかりと脳に刻むものなのでしょうか?もっともっとアドベンチャーをして、今更ながらも想い出を創りたいものだと思います。

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 7 マネックス証券からのお知らせ
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■■利率年1.00%(税引前)、3ヶ月満期『第6回 個人向けマネックス債(愛称)』
 お申込期間は11月26日(月)までですが、先着順の受付につき、キャンセル待ちの際はご容赦ください。
 → http://www.monex.co.jp/Etc/topslide/guest/G800/new2007/news7118.htm
・・・年1.00%「個人向けマネックス債」重要事項・・・・・・・・・・・・・
債券取引には一般的に以下のリスクがあり、元本および利金が保証されているものではありません。したがって、お申し込みの際には、ご購入を検討されている債券の特性について十分に把握し、お客さま自らの資力、投資目的および投資経験等に照らして判断することが肝要です。

[価格(金利)変動リスク]
途中売却の場合、市場金利の上昇等や、債券のうち他の資産を裏づけとして発行されるものは、その裏づけとなる資産の価値の変動に伴って、債券価格が変動することにより、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。 購入単価が額面を超えている場合、償還時に償還差損が発生し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。償還期日の前に中途で償還されることがあり、その場合、購入された価額と償還価額との差が生じることにより、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。
[信用リスク]
発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、債券の価格が変動することに伴って、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。

[流動性リスク]
流動性の問題から、売却希望後直ちに売却換金することが困難な場合や売却価格に悪影響が及ぶ場合があります。

□手数料等
・購入対価がかかりますが、取引手数料はかかりません。
詳しくは目論見書、契約締結前交付書面をご覧ください。
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■■2ヶ月満期!個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>(愛称)
 利率年5.04%(税引前)、期間は2ヵ月。『個人向けマネックス債
<円高時米ドル償還型>(愛称)』が再登場!
マネックスがおすすめする円高時米ドル償還型、お申込は11月20日(火)まで。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2007/news7112.htm

□わかりやすく動画でご説明。是非ご覧ください!
 → http://ondemand.nice2meet.us/?log_key=monex-1-cd24_6245bbc8bf68efd1b8a8e8599a8c8ac5
※本案内に記載のオンラインセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧 誘を行うことがあります。

・・・個人向けマネックス債<円高時米ドル償還型>に関する重要事項・・・・
□リスク
[価格変動リスク]
途中売却の場合、市場金利の上昇等に伴って、債券価格が変動することにより、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じることがあります。
[信用リスク]
発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。
[為替リスク]
償還時の米ドル円為替レート(償還日の5営業日前の東京時間15時の米ドル円為替レート)が当初為替レートより円高であった場合、償還は当初為替レートで換算された米ドルで行われます。その際、為替動向により円換算での投資元本を割り込むことがあり、損失(元本欠損)が生じることがあります。

□手数料等
・購入対価がかかりますが、取引手数料はかかりません。
・米ドルでの償還が確定した際に、円でのお受取を希望された場合、為替手数 料として1米ドルあたり25銭の為替手数料がかかります。

詳しくは目論見書、契約締結前交付書面をご覧ください。
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 8 勉強会・セミナー情報
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■@オンライン
 11月15日(木)20:30〜
 「相場の福の神」に株式市場について何でも聞いてみよう
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/566

☆福の神から一言!☆
年末相場はどうなるのか?新興市場は、本当に底打ちしたのか?
サブプライムローン問題の行方は?、株式相場について、何か聞きたい
ことはないですか?お客様のお悩み、ご相談ごとに、「福の神」こと藤本誠之が、
ズバリお答えするオンラインセミナーを、11月15日(木)に開催予定です。事前のご質問は、マネックス証券に口座をお持ちの方限定になります。
是非、お客様のお悩みをご質問いただいて、スッキリしてください。

 11月16日(金)19:30〜
 株式会社ソフトフロント 個人投資家向けオンラインIRセミナー
1997年に設立され、ソフトウエアの研究開発ベンチャーとしてスタートし、2000年より、世界的にもいち早くIP電話や今後の情報家電などで使われるSIP技術の研究開発を行ってきた株式会社ソフトフロントが
「個人投資家向けIRセミナー」を開催します。只今質問募集中!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/549

 11月19日(月)20:00〜
 アストマックス株式会社 個人投資家向けオンラインIRセミナー
日本ではユニークな独立系の資産運用会社(商品及び証券・金融市場を全てカバーしている)である、アストマックス株式会社が「個人投資家向けIRセミナー」
を開催します。 只今質問募集中!
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/541
 

■@愛知県名古屋市
 11月17日(土)10:00〜
 内藤忍のマネー運用を学ぶ@マネックス・ユニバーシティ
https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/521

■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のご参加を
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
 ★セミナー一覧★
 → https://seminar.monex.co.jp/public/

■■お好きな時間にゆっくりと是非、ご覧下ください。
 ★オンデマンド★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/ondemand.html

■■11月分アップいたしました。投資のツボを動画で紹介!
 ★マネテレ★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html

・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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「自由の刑」

 こんばんは。大学時代、一般教養で「哲学」を受講しました、ぼすみんです。

 受講したとは言っても、そこは絵に描いたようなお気楽&脳天気学生
だったぼすみん。単位取得のためボーッと座ってただけなので、最後まで哲学の何たるかについてはサッパリだったわけですが、唯一覚えたのが
サルトルの「人間は自由の刑に処せられている」という言葉。これとて意味をちゃんと理解したわけでなく、「自由の刑」って何となく詩的な言葉だなぁ・・・と思った程度。

 しかし社会人になり、
「終身雇用は崩壊、年金神話も崩壊!貯蓄だけやってれば安心って時代
も終わりました!稼いだ給料は遊んで使おうが、貯蓄しようが、投資に
回そうが自由ですけど、老後の事も含めて全て自己責任でヨロシク!」
 なんて潮流を感じるにつけ、これが「自由の刑」ってやつなのかなぁ・・・と漠然と感じます。ま、全然見当違いの解釈かもしれませんけど。

 こんな時代を渡っていくにあたり、お金百科事典みたいなものが道標に欲しいなぁ・・・と思っていたら、非常にいい本を見つけました。
 『マネー大安心 完全図解 暮らしとお金の基本百科(講談社)』
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2820609

 お金を増やすための「資産運用」はもちろん、年金、保険、住まい(マイホーム)、医療・介護、相続・贈与、退職、お金のトラブル・・・と、お金に関する事を何から何まで「これでもか!」と一冊に凝縮。調べ事にもフル活用できそうですし、僕なんかはパラパラと斜め読みしてるだけでも凄く勉強になってます。まさに一家に一冊、という感じでオススメです。

 あまり関係ないですけど、眠れない夜は難しい哲学書を読むと自然と
眠くなってきますので、こちらの方もオススメです。

(追伸)
こちらは投資に関する道標?ネットで学ぶ投資、<マネックス・キャンパス>。Level 1は、マネックス証券に口座をお持ちの方は、無料で受講いただけます。http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_index.htm

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 10 リスクおよび手数料等の説明
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・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□株式取引(ETFやREITを含みます。)にあたっては、取引毎手数料の場合には 約定金額の0.105%〜0.42%(最低105円)、一日定額手数料の場合には約定 金額300万円毎に2,625円の株式売買手数料がかかります。また、株式ミニ投 資(ミニ株)及び夜間取引(マネックスナイター)の場合には、一約定につ き500円の取引手数料がかかります。なお、新規公開株、公募・売出株、立会 外分売の場合には購入手数料は無料(0円)です。
□株式取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が保証されて いるものではありません。

[価格変動リスク]
・需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動す ることにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般 に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)[その他のリスク]
・信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※手数料・リスクなどの詳細につきましては、「上場有価証券等書面」をご覧 ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規公開株(IPO)・公募・売出株式(PO)
        (以下、新規公開株式等とする)に係る重要事項について
□新規公開株式等を購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。□新規公開株式等取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が 保証されているものではありません。

[価格変動リスク]
・需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動す ることにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般 に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)[その他のリスク]
・信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・投資信託に関する重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
・投資信託は、値動きのある有価証券に投資しますので、基準価額は上昇する こともあれば下落することもあります。従って投資元本および利息の保証さ れた商品ではありません。また、投資信託は商品毎に応じて様々なリスクが あり、以下は一般的なものを示したものにすぎませんので、ご購入の際には 各投資信託の「目論見書」で内容をご確認ください。
[価格変動リスク]
・組み入れた株式、債券および商品などの変動(組み入れ商品が外貨建てであ る場合には通貨価格の変動も受けます。)に基づいて基準価額が下落するこ とにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
[信用リスク]
・組み入れた株式、債券および商品などの発行者の経営・財務状況の変化およ びそれらに関する外部評価の変化などに基づいて基準価額が下落することに より、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
[為替リスク]
・外貨建て投資信託は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り 込み、損失が生じるおそれがあります。

□手数料等
投資信託取引にあたては、以下の手数料等をご負担いただきます。
・申込手数料→申込金額に対して最大3.675%(税込)
・信託財産留保額(換金時の直接的な費用負担)→約定日またはそのよく営業 日の 基準価額に最大2.0%を乗じた価額
・信託報酬(保有期間中の間接的な費用負担)→ 純資産総額に対して最大年 率 2.10%(税込)
・運用成績に応じた成功報酬やその他費用を間接的にご負担いただく場合もあ ります。
※投資信託は商品ごとにリスクや手数料等が異なりますので、詳細は「目論見 書」でご確認ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・債券取引に関する重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
【価格変動リスク】
・途中売却の場合、市場金利の上昇等による債券価格の下落など売却時の債券 市況の変動により、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、 損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。また、購入価格が額面を超え ている場合、償還時に償還差損が発生し、投資元本を割り込み、損失(元本 欠損)が生じるおそれがあります。
【信用リスク】
・発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などに より、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、投資元本を割り込み、 損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。
【為替リスク】
・外貨建て外国債券は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り 込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。また、主要通貨以外の 通貨では、大幅に為替レートが変動する場合があるため、急激な円高により 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での債券価値が元本 を大きく割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

□手数料等
・債券をお取引される場合には、購入対価がかかりますが、取引手数料はかか りません。
・外貨建て外国債券をお取引される場合、所定の為替手数料がかかります(外 貨建てMMFから直接ご購入される場合には、必要ありません)。

□その他
・目論見書が発行される債券につきましては、お申込み/ご購入の際に「目論見 書」で内容をご確認ください。
・金融商品取引法第37条の6の規定の適用はなく、クーリング・オフの対象と はなりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カバードワラント取引に係る重要事項について・・・・・・・・・・・
□カバードワラント取引にあたっては、525円〜1,575円の取引手数料がかかり ます。なお、満期日の自動権利行使時の手数料は無料です。
□カバードワラント取引には以下のリスクがあり、元本が保証されているもの ではありません。

[価格変動リスク]
・カバードワラントの対象となる株式等(原資産)の価格変動の影響等に基づ いて価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が 生じるおそれがあります。
[信用リスク]
・カバードワラントの発行者やカバードワラントの対象となる株式等の発行者 の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等に基づいて 価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じ るおそれがあります。
[為替リスク]
・カバードワラントが外貨建ての場合や原資産の対象銘柄が外貨建ての場合に は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、外貨建てでは投資 元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り込み、損失(元本 欠損)が生じるおそれがあります。
[流動性リスク(期間リスク)]
・カバードワラントの権利を行使できる期間は限定されており、設定されてい る期間を経過すると、その価値はなくなり、投資元本全額が損失となるおそ れがあります。
※ご購入の際には「目論見書」または「外国証券内容説明書」で内容をご確認 ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・為替保証金取引にあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・□主なリスク
・取引対象である通貨の価格(外国為替相場)の変動や各国市場金利の変動によ り、差し入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。・当社およびカバー取引先(マネックスFXの場合には株式会社外為どっとコム 及び住友信託銀行株式会社、マネックスFXproの場合にはデンマークのサクソ 銀行(SAXO BANK A/S))の業務、財産状況等の信用状況の変化により、差し 入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
・売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント) の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失 (元本欠損)が生じるおそれがあります。
□手数料等
・マネックスFX
 取引通貨数量1,000〜9,000の場合には1,000通貨あたり100円の、同1万〜100万の場合には同50円の手数料がかかります。
・マネックスFXpro
 取引金額(取引通貨数量×取引為替レート×円換算レート)の0.1%の取引手数料がかかります。
□委託保証金(為替保証金)
・マネックスFX
取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり5,000円〜20,000円の為替保証金が必要となります。
・マネックスFXpro
取引数量×中間レート(売りレートと買いレートの仲値)×5%の為替保証金が必要となります。
※為替保証金として預託できるのは全額現金のみとさせていただきます。□その他
・外国為替保証金取引は、少額の委託保証金(為替保証金)で多額の取引を行 うことができ、取引額が委託保証金(為替保証金)を上回る可能性がありま す。取引額の当該保証金に対する比率(レバレッジ比率)は、マネックスFX の場合には最大約15倍程度(149.99円で約定した場合)、マネックスFXproの 場合には約20倍程度となります。
・当社は、各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、お客 さまはオファー価格で買い付け、ビッド価格で売り付けることができます。 オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格は ビッド価格よりも高くなっています。
・当社ではお客さまの損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルー ル)を設けていますが、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた保証 金(当初元本)を上回る損失が生じることがあります。
・お取引にあたっては「契約締結前交付書面」で内容をご確認いただき、取引 の仕組みやリスク・手数料等についてご理解いただいたうえで、お取引して ください。
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商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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