マネックスメール 2008年3月7日(金)

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2008年3月7日(金)

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 マネックスメール<第2110号 2008年3月7日(金)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 スパークス・アセット・マネジメントの「SPARX Way」
 4 だから投資は面白い!
 5 資産設計への道
    その308 資産運用は長期&グローバルに考える 内藤 忍
 6 チャートの世界
 7 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 8 マネックス証券からのお知らせ
 9 勉強会・セミナー情報
 10 思春期証券マンのマネックス日記
 11 リスクおよび手数料等の説明
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※リスク・手数料に関しては「 8 マネックス証券からのお知らせ」をご覧 下さい。

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 1 相場概況
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米国株安や円高に加え週末の手仕舞い売りも加わって大幅下落

日経平均            12,782.80 (▼432.62)
日経225先物         12,760 (▼470 )
TOPIX            1,247.77 (▼ 39.78)
単純平均             320.98 (▼ 7.59)
東証二部指数           2,855.97 (▼ 42.71)
日経ジャスダック平均       1,505.91 (▼ 14.41)
東証マザーズ指数          634.64 (▼ 19.04)
東証一部
値上がり銘柄数          180銘柄
値下がり銘柄数         1,491銘柄
変わらず             51銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           86.65%  ▼ 11.87%
売買高            20億7743万株(概算)
売買代金        2兆3532億8400万円(概算)
時価総額          401兆7848億円(概算)
為替(15時)          102.67円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅下落、為替も円高と言うことに加え、外国人売買動向(市場筋推計、外資系13社ベース)が今日も大幅売り越しと伝えられたことで大幅に売り先行となりました。主力銘柄や先物が売り気配を切り下げて寄り付くなど大幅下落の始まりとなり、その後も戻り歩調となる場面もあったのですが、少し戻ると売り直されるといった状況で大きな下げとなりました。1月安値を意識する場面では下げ渋り、底堅さも見られたのですが、買い気に乏しく、戻りも限定的となりました。

 後場に入っても一段安となる場面も見られましたが、前場の安値を意識するところでは目先筋の買戻しもあり底堅く、底堅さが見られると戻り歩調となりかける場面もありましたが、追随するような買いは限定的となり、戻りの鈍さが見られるとすかさず売り直されて安値圏での動きが続きました。最後は米国市場での経済指標の発表を控えた週末と言うこともあり、売り買いともに手控えられるなか小口の買い戻しに若干値を戻す場面があったものの、結局節目の一つである12,800円を割り込んでの引けとなりました。

 小型銘柄も軟調となるものが多くなりましたが、主力銘柄ほど戻っていなかった分下げも限定的となりました。東証マザーズ指数を筆頭に、二部株指数や日経ジャスダック平均も大幅安となったのですが、主力銘柄ほどの下げとはなりませんでした。先物にもヘッジを含めた売りが朝方から断続的に入り、上値を押さえる展開となりました。積極的な買いは見られず、まとまった買いも目先筋の買い戻しと見られ、戻り歩調となる場面でも慌てた買いは見られませんでした。ヘッジ売りも含めて最後まで上値の重い展開となりました。

 米国で悪材料目白押しとなったこともあって大幅安となりました。昨日の大幅上昇を全て打ち消してしまいました。節目と見られる12,800円のところではかろうじて下げ渋りましたが、底入れ感、底堅さはさほど見られず、米国市場次第では1月22日の安値を窺う展開となりそうです。割安感も売られ過ぎ感も先行きの不安が全てを打ち消してしまうような感じで、米国市場で底入れ感が出て来るまでは戻りの鈍い相場が続くのではないかと思います。

動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20080307_03.htm

マネックス投資情報ナビ↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/dougasv20080307.htm
今週は、投資情報部長・清水洋介による「チャート教室」です。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 

 信用収縮懸念が強く、銀行株、不動産株が大幅下落、景気の先行き懸念も強く鉄鋼株も軟調

SUMCO (3436) 2,065円 ▼250 円 :100株単位
 半導体向けウエハーの価格下落や設備投資の減価償却負担、円高などが響き、09年1月期の連結最終損益が減益となりそうだと発表。同時に自社株買いも発表したものの、地合いの悪さもあいまって大幅下落となりました。

ドワンゴ (3715) 293,000円 △40,000 円 :1株単位
 ニコニコ動画の成長が牽引し売上高、営業利益ともに高い成長が期待できるとして、外資系証券が投資判断や目標株価を引き上げ、となりまし
た。

みらかHD (4544) 2,270円 △30 円 :100株単位
 発行済み株式数の2.98%に当たる180万株を上限とした自社株買いの実施を発表、需給改善などが期待され、堅調となりました。

日立造 (7004) 104円 △1 円 :500株単位
 プラント用圧力機器などの産業機械部門が堅調となったほか、持分法適用会社のユニバーサル造船株の売却益が寄与し、08年3月期の連結純利益を上方修正したことが好感され、堅調となりました。

東急不 (8815) 609円 ▼71 円
 業績予想を下方修正したことや、銀行の不動産ファンド向け融資残高が減少している環境を勘案し、外資系証券が目標株価や投資判断を引き下げたことから大幅下落となりました。

ブリヂストン (5108) 1,634円 ▼83 円 :100株単位
 原油価格の上昇による利益率の悪化や、米国景気の悪化によるゴム製品やタイヤの需要の冷え込みなどが懸念され、大幅安となりました。


 マネックス証券で口座をお持ちのお客様には「株式会社ティー・アイ・ダヴリュ社(TIW)」のアナリストレポートがご覧いただけるようになっています。TIW社は独立系リサーチ会社で、国内外の金融機関で調査経験を有するアナリストが中立的な立場からのレポートを配信しています。最新のアナリストレポートの一覧はTIW社のホームページからご確認いただけます。

TIW社のホームページはこちらからご覧いただけます↓↓↓
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レポートの詳細は、ログイン後の画面からご覧いただけます。
ログイン後、「投資情報」→「市況概況・レポート」→「リサーチペーパー」→ https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=InvestmentInformation&url2=/member/M400/morgan/research.
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テレビ東京系の「株式ワイド オープニングベル」に、投資情報部清水洋介が毎週月曜日8:45から出演しています。是非、ご覧ください。
http://www.tv-tokyo.co.jp/biz/
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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
現在お申込み可能な新規公開株式(IPO)はございません。

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest

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 3 スパークス・アセット・マネジメントの「SPARX Way」
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 「はじめまして」

 3月12日より募集開始となる「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)」の運用を行なうスパークス・アセット・マネジメントと申します。よろしくお願いします。

 これから、このファンドのことだけではなく、私たちの投資に関する考え方や着目点などを皆様にお伝えしてまいりたいと考えており、今回はその記念すべき第一回目となります。まずは、私どもスパークス・アセット・マネジメントの自己紹介をさせていただきます。

 スパークス・アセット・マネジメントは、「ボトムアップ・リサーチ」による日本株式投資に特化した独立系の資産運用会社として1989年7月に創業いたしました。当時運用会社のほとんどが、大手金融機関のグループもしくは外資系という状況において当社は数少ない独立系運用会社でした。また同年12月に、日経平均株価が史上最高値を付け、その後約14年間で80%以上下落するという最悪のタイミングでの創業でもありました。
 しかしながら、その後株価が下がり続ける中でも、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・ カンパニーになる」というビジョンのもと、一貫した投資哲学と運用プロセスを背景に、私たちは運用資産残高を増加させてきました。そして海外の投資家からもご支持を頂き、資産をお預かりさせて頂いている、グローバルに展開している運用会社です。

 また、2001年12月に日本の運用会社で初めて株式市場に上場したことも、もう一つの大きな特徴であります。ちなみに銘柄コードは「8739」で、よく「ハナサク(花咲く)」と投資家の方から呼ばれたりしています。(2006年10月に持ち株会社に移行、現在上場しているのは親会社であるスパークス・グループ) さらに近年では、日本株に特化した既存ビジネスを強化するとともに、“Center for Asia Investment Intelligence” の旗を掲げて、今後成長が期待されるアジア地域を対象とした投資プラットフォームの構築にも積極的に取り組んできております。その一環として韓国や香港の運用会社のM&Aを行い、現在オルタナティブ(代替)運用の残高ベースでは、アジア地域でナンバーワンの地位を確立しています(Institutional Investor’s Alpha, 2007年3月末現在)。

 このような私たちが、急成長するアジアの中の日本、外国人投資家が着目する日本といった着眼点から、銘柄選択を行い投資するファンドが「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)」なのです。

 次回以降、より詳しく銘柄選択の方法、投資に関する考え方、そしてファンドを取り巻く投資環境についてなどを述べてまいりたいと考えております。
 これからファンドともども末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

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 4 だから投資は面白い! −第98回−
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 −<銘柄を見ていく・その68>−

 今回は三菱電機(6503)を取り上げます。三菱電機は苦戦が続く携帯電話事業からの撤退を発表しました。これは三菱電機の今期の携帯電話の販売台数見込みが当初の280万台から210万台へと引き下げられ、販売台数がピーク時の3分の1以下の水準に落ち込むなか、携帯電話事業が含まれる情報通信システム部門の第3四半期(2007年4月から12月)の営業利益が6億円弱の赤字となるなど苦戦が続いていたためです。このところ東芝のHD−DVD事業、パイオニアのプラズマディスプレイパネル事業といった同じような赤字事業からの撤退の話題が相次いでいます。しかし、東芝、パイオニアと三菱電機ではマーケットの反応が異なっています。赤字事業からの撤退を受けて東芝、パイオニアの株価が上昇したのとは対照的に三菱電機の株価は冴えない動きとなっています。
 これは東芝やパイオニアに比べて業績に与えるインパクトが小さいといった面があることに加え、三菱電機の業績が当面のピークを付けたのではとの見方があるためなのかもしれません。三菱電機の第3四半期(2007年4月〜12月)の連結業績は売上高が前年同期比5%の増収、営業利益が同23%の増益となり売上高、営業利益ともに過去最高水準となっています。また、通期の業績予想は第4四半期の外部環境の不透明さを理由に中間期での予想数字を据え置いていますが、第3四半期までの業績の進捗をみると営業利益で通期予想の既に8割強の水準まで達していることから、通期の業績に関しても上振れの期待が高まっているともいえるのではないでしょうか。

 第3四半期までで営業利益が前年同期を2割強上回り、上振れ期待もあることから好調にみえる三菱電機の業績ですが、これを四半期ごとに区切ってみてみると若干異なった姿がみえてきます。三菱電機の今期の第1四半期(2007年4月〜6月)の営業利益は前年同期比で63%の大幅増益となり、第2四半期(2007年7月〜9月)も同19%の二桁増益となっています。しかし、第3四半期(2007年10月〜12月)の営業利益は前年同期比ではほぼ横ばいに止まっています。つまり営業利益の伸びの鈍化が期を追うごとに鮮明となるなかで、今後の事業環境がこれまでよりも厳しくなるとの見方が増していることで一層の業績拡大が期待しにくくなりつつあるといえるのかもしれません。

 マーケットではほとんど評価されていない携帯電話事業からの撤退ですが、経営資源を成長分野に集中させてきた三菱電機の姿勢をさらに強めるものとして評価できるのではないでしょうか。三菱電機はこれまでも業績変動の激しい半導体事業をいち早く切り離し、FA事業や自動車関連機器、社会インフラなどに経営資源を集中させてきました。派手さはないものの、こうしたことが功を奏し業績は過去最高水準を達成しています。携帯電話メーカーの収益状況が今後厳しさを増すとの見方が一般的となるなかでの総合電機としては初めてとなる携帯電話事業からの撤退という決断が注目されるのかもしれません。
(マネックス証券 投資情報部 金山 敏之)

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 5 資産設計への道
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−その308 資産運用は長期&グローバルに考える−

 マネックス・ユニバーシティが毎週発行しているメールマガジンでは「お金の相談室」という質問コーナーで読者の方からの相談を受付けています。最近は不安定なマーケットが続いていることから、投資を止めた方が良いですか?といった弱気な質問まで出るようになっています。

お金の相談室 第53回 「投資を止めるタイミングを教えてください」
http://www.monexuniv.co.jp/service/mailmagazine/backnumber/sodan/index.html

 しかし世界を見渡すと、そんな短期的な相場の動きとは無縁のドラスティックな変化が起こっています。最新号の『The Economist』にはアセットマネジメント業界のスペシャルレポートが掲載されていますが、この中に紹介されている世界の資産運用業界の動きを見ると、相場変動を気にかけるよりも大切なことがあることに気付かせてくれます。

 『The Economist』 アセットマネジメント特集(英語です)
http://www.economist.com/specialreports/displayStory.cfm?story_id=10715946

■ 資産運用ビジネスは成長産業
 グローバルには資産運用ビジネスというのは成長産業です。資金の流入とマーケットの上昇で年平均15%の成長を続けてきました。今後も先進国の高齢化や新興国の経済成長によってマーケットの拡大が期待されています。

 同誌の指摘によれば、これだけの成長産業であるにも関わらず、高い利益率が維持されているのは、価格による競争が起こりにくいからだと思われます。過去の運用実績に基づいてファンドを選択する傾向が強いと低コストだからと言って残高が積みあがるわけではないのです。

 アセットマネージャーのベスト20には日本の運用会社は1社も入っていませんが、フィデリティ、バンガード、ブラックロック、JPモルガンといったマネックス証券でもお馴染みの会社がランキングされています。

 このレポートから日本の個人投資家の資産運用ビジネスとの付き合い方のヒントを得ることができます。

■ 資産運用は規模の経済が働くとは限らない
 資産運用の難しいところは規模が大きければ成績が良いとは限らないことです。運用資産が巨大になるとリスクコントロールなどは精緻に行うことができる一方、会社が官僚化する危険性があります。またファンド自体の売買がマーケットに影響してしまうデメリットもあるのです。運用方法にもよりますが、運用資産のサイズには適正な水準があるように思えます。

 残高が大きいことだけでファンドを選んではいけないということです。
■ アルファを取るならアグレッシブに
 運用して得られるリターンはアルファとベータに分解できます。ベータとはインデックスファンドなどに投資することで実現できる市場の変動からのリターンです。もう一つのアルファとはベンチマーク(市場平均)を上回る運用成果のことです。

 アクティブファンドはインデックスファンドに比べて運用コストが高くなっています。したがってアクティブ運用のファンドを選ぶのであれば、インデックスを意識した、あまり変わらない運用スタイルよりも思い切ったリスクテイクをしているファンドを選んだ方が良いということになります。そうしないとせっかくインデックスを上回るリターンを実現してもコストで帳消しになってしまう可能性が高まるからです。

 例えばスパークス・アセット・マネジメントが運用を行うこのファンドはベンチマークを設定しない「フォーカスファンド」と言え、日本では珍しいアグレッシブな運用が期待できるファンドと言えると思います。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news802r.htm
■ スピード感が必要な日本市場
 今週、国内市場で新しいETFが大量に上場されることが、報道されています。野村アセットマネジメントが業種別の株価指数連動ETFを東京証券取引所に17本上場。日興アセットマネジメントも複数のETFを上場させるようです。

東証がETF追加(日経ネット記事)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080305AT2C2902J04032008.html

 しかしグローバルにはETFは次の段階に入っています。指数に連動するだけではなく、インデックスを上回るリターンを目指す「アクティブETF」が登場する日も遠く無いようです(透明性の確保などの問題はあるようですが)。
 日本のETF市場も進化を始めたようですが、グローバルなスピード感に比べると、まだまだ足りないように見えます。このような海外ETFの動きは情報収集しておくべきでしょう。

 長期&グローバル、という視点で資産運用を考えていくことが最終的な成功への近道であることがおわかりいただけると思います。目先のことだけに捉われず、大きな視点で今の相場をとらえ、長期の戦略を考えていきましょう。
今回の話のまとめ---------
■ 資産運用の世界では大きいことが良いこととは限らない
■ アクティブ運用はコストに見合ったリスクを取らないと意味が無い
■ 資産運用は長期&グローバルに考える

ではまた来週・・・。

(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見とは必ずしも一致しません。)

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp

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【3月6日リニューアル】お金に関する智恵とノウハウここにあります
http://www.monexuniv.co.jp/
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 6 チャートの世界
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 −心理編51−「三角保ちあい(さんかくもちあい)のいろいろな形」

 図表一覧
⇒ http://www2.monex.co.jp/j/chart/Sh51.htm

 三角形には二等辺三角形や正三角形、直角三角形といろいろな形がありますが、「三角保ち合い(さんかくもちあい)」にもいろいろな形があります。どの形が上昇時に多いとか下落時に多いということはないのですが、比較的「三角保ち合い」と言うのは天井や大底になるというよりは上昇時の一服、下落時のもみ合いなどで表れることが多いようです。

 今週は昨年から日経平均の動きでもいくつかの三角保ち合いが見られるので、その時の動きを検証して見ましょう。図1.は昨年からの「三角保ち合い」を示していますが、昨年からの相場は一貫して下落したと見ても良く、どの形でも「下落途中の三角保ち合い」となっています。その中で、AとBの線に挟まれた「三角保ち合い」を検証してみましょう。

 図2.は上記AとBに挟まれた「三角保ち合い」の拡大図です。1のところでその直前のもみ合いを放れ、急落、その後2のところで大きな陰線を引き、底値を付け、3まで戻ったところで、1の水準を意識し、その直前のもみ合いを抜けないとの判断で下落、4の水準まで下落となりました。4の水準では2の水準を意識しながら、「今度こそ安値で買おう」と考えるような向きが買いに入り、あるいは買い戻し、底入れとなったパターンです。

 そして5でこれまでの節目と見られた1や3の水準を抜けて、2、4の1番底、2番底を確認、同時にA、Bに挟まれた「三角保ち合い」を上に抜けて来たのです。「三角保ち合い」を抜けた場合、「底辺の分だけ上昇する」と言うことが言われ、抜けた後の目標値は青い矢印で示された青い点線と言うことになります。同時に3−4−5と抜けて来たことで、3から4までの下落の「倍返し(下がった分だけ抜けてから上昇する)」とすれば図の赤い矢印で示した点線と言うことになります。

 これは「E計算値」とも呼ばれるものでこの相場も見事にこちらの「倍返し」「E計算値」通りの水準(6の高値)まで戻ることになったのです。その後は7−8−9と動きましたが、7で割り込んだあとで、いったん抜けたと思われた、従来の「三角保ち合い」が復活したような形で2−4を結んだトレンドラインが8のサポートとなって来たのです。そして7−8−9のパターンも7で1−3のトレンドラインを割り込んでからの「E計算値」のような形になりました。

 最後は10のところでもう一度2−4のトレンドラインを割り込み、大きな「三角保ち合い」を割り込んでしまいました。その際にも「三角保ち合いは放れたところから『底辺』の長さだけ動く、と言う見方がぴたりとはまり、図の青い矢印の分だけ10のところからの下落、11でいったんは底入れとなりました。このように、「三角形の底辺」や「E計算値」などを駆使して目標値を考えるということは大切なことではないかと思います。

 来週も引き続き図1.に見られる「三角保ち合い」を検証していきましょう。 投資情報部長の清水に聞きたいこと、株のこと、投資のこと、先物やオプションについての疑問点、等々、ございましたら、メール件名「清水」宛でmailto:feedback@monex.co.jpまで。

(マネックス証券 投資情報部長 清水洋介)

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「チャートの世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/chart/2008.html
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 7 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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 3月7日    <どこから見るか>

 昨日はとても楽しい晩でした。
 ドバイとシンガポールの運用会社から来た7人と、色々と話をしました。特にドバイからの4人は、全員が生まれて初めての日本で、私にとっても全員初対面の顔でした。一緒に投信商品説明会をし、更に一緒に飲む。新しい友人が一気に増えたようで、掛け値なしの楽しさでした。

 このドバイの人達と話をしていて、視点の軸によって何事も見え方が大きく違うのだと云うことを知りました。例えば中東の戦争問題。最近かなりキナ臭くなっ
てきているがどう思うか、と云うお客様からの質問に対して、「これは何十年もずっとそうだった訳で、何も新しい状況はない。リスクも既に市場には織り込まれている。逆に戦争が起きれば原油価格が更に高騰し、中東経済にとっていいかも知れない。但しセンチメントは別で、センチメントから株価は影響を受けるだろう。」な〜るほど。説明会のあと、飲み会に行く道すがら街並みを見て、「東京は世界一の大都市で、もっとゆっくり見ていきたかった」と。ふ〜む。更に酒席では、「これ美味い。あれ美味い。京都に是非行きたい。何とかしてもう一度日本に戻って来たい。」と日本に対する憧れを次々に。へぇ〜。

 世界一のお金持ちで、何でもゴロゴロしているドバイ。しかし彼らから見る日本は、私たちから見る日本とは少し違うようです。少なくとも彼らが見るだろうと私たちが考える見え方とは違う見方をしている気がします。何やら難解になって来ました。「所変われば品変わる」と云うよりもむしろ、「見方変えれば品変わる」と云う感じでしょうか。意識的に自由に見え方を変えられるようになれたらいいと思います。

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 8 マネックス証券からのお知らせ
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■■マーケットメイク制度の変更に伴い、ナイター取扱銘柄を追加します!これまで、当社の夜間取引市場「マネックスナイター」ではマーケットメイク銘柄を取り扱っておりませんでしたが、リクイディティ・プロバイダー制度の導入に伴い、24日夜間の取引より、約190のマーケットメイク銘柄の取引を開始いたします。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news803a.htm

■■無料メルマガ【今日からはじめるFX(為替保証金取引)5日間集中講座】ご希望の方に限り、5日間限定のFX(為替保証金取引)メールマガジンを配信いたします。これからFX取引をはじめたい方向け。FXのイロハはもちろん、為替に関する情報の取り方や読み方、取引のコツなどを5日連続でご案内します。ご希望の方は次のリンクよりお申込ください。
 → http://mail.monex.co.jp/?4_20810_60715_25
配信開始日は、2008年3月10日(月)予定です。

■■株式ミニ投資の対象銘柄にSUMCO、ミツミ電機などを追加しました
3月6日(木)約定分より日経平均採用の11銘柄を株式ミニ投資(ミニ株)で新たに取り扱います。
 今回の追加により、1株単元の銘柄を除く日経平均採用銘柄210銘柄のうち、199銘柄が株式ミニ投資の対象銘柄になりました。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news8035.htm

■■春の個人向け国債申込受付中!
変動・10年 初回利率(税引き前)年0.57%/固定・5年 利率(税引き前)年0.81%
マネックスでは、今回の春の個人向け国債も変動・10年、固定・5年ともにお取扱いたします。募集期間は2008年3月6日(木)〜3月31日(月)。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news8039.htm?scid=mail_news8039

・・・・春の個人向け国債(変動・10年/固定・5年)の重要事項・・・・・
□手数料
・購入対価をお支払いただきますが、取引手数料は頂戴いたしません。 ・個人向け国債を当社口座でお預かりするにあたって、口座手数料はかかりま せん。

□リスク
・個人向け国債は、元本と利子の支払を日本国政府が行うため、安全性の高い 金融商品ですが、発行体である日本国の信用状況の悪化等により、元本や利 子の支払不能が生じ、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそ れがあります。

※ 手数料・リスクなどの詳細につきましては、「契約締結前交付書面」をご 覧ください。

■■年利回り3.31%(税引前)
        世界銀行2015年3月16日満期 ゼロクーポン米ドル建て債券 3月17日(月)14時までのお申込みとなりますが、先着順受付で販売金額に限りがございますので、お申込みはどうぞお早めに。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news8032.htm?scid=mail_news8032

・・世界銀行2015年3月16日満期 ゼロクーポン米ドル建て債券 重要事項・・
[価格(金利)変動リスク]
 途中売却の場合、市場金利の上昇等や、債券のうち他の資産を裏づけとして発行されるものは、その裏づけとなる資産の価値の変動に伴って、債券価格が変動することにより、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。償還期日の前に中途で償還されることがあり、その場合、購入された価額と償還価額との差が生じることにより、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。

[信用リスク]
 発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などにより、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、債券の価格が変動することに伴って、投資元本を割り込み、損失を被ることがあります。

[流動性リスク]
 流動性の問題から、売却希望後直ちに売却換金することが困難な場合や売却価格に悪影響が及ぶ場合があります。

[為替リスク]
 外貨建て外国債券は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。また、主要通貨以外の通貨では、大幅に為替レートが変動する場合があるため、急激な円高により外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での債券価値が元本を大きく割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

□ 手数料等
・ 債券をお取引される場合には、購入対価がかかりますが、取引手数料はか かりません。
・ 外貨建て外国債券をお取引される場合、所定の為替手数料(1米ドルにつき 25銭)がかかります。

□ その他
・ 金融商品取引法第37条の6の規定の適用はなく、クーリング・オフの対象と はなりません。

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 9 勉強会・セミナー情報
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■@オンラインセミナー
 3月10日(月)20:30〜
川口一晃のペンタゴンチャートの基本【その12】
〜日経平均、NYダウなどの主要株価指数、
           為替、お客様のリクエストの個別銘柄を徹底解説〜 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/762

 3月11日(火)11:15〜
プロの目から見た世界の情報で、今日からあなたも情報通!
上手なマネックス証券との付き合い方
 第5章 投資情報TOPページの「リサーチペーパー」編
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/759

 3月11日(火)20:30〜
「為替の鉄人」鈴木隆一のプロの戦略的思考
〜フォーメーションの分析〜
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/761

 3月13日(木)19:00〜
強い企業の舞台裏
〜儲かる会社は儲かるべくして儲けている〜
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/777

■@東京
 3月17日(月)12:00〜
清水洋介の「投資の何でも相談室!」
〜株式市場や銘柄について何でもご質問できます〜
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/747

■マネックスラウンジ@銀座
 3月10日(月)12:00〜
清水洋介の「投資の何でも相談室!」
〜株式市場や銘柄について何でもご質問できます〜
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/746

■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のご参加を
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
 ★セミナー一覧★
 → https://seminar.monex.co.jp/public/

■■お好きな時間にゆっくりと是非、ご覧ください。
 ★オンデマンド★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/benkyo/ondemand.html

■■投資のツボを動画で紹介!
 ★マネテレ★
 → http://www2.monex.co.jp/lounge/monextv/index.html

■■1日15分からコツコツと。ネットでしっかり投資法を会得。
 ★マネックス・キャンパス★
 → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_index.htm
・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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 10 思春期証券マンのマネックス日記
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「先を読む」

 こんばんは。父親が大の将棋好きで、小さい頃は無理矢理相手をさせられる事もしばしばでした、ぼすみんです。

 父の将棋好きはちょっと度を越しており、家に遊びに来た僕の友達まで対戦相手として引っ張り出されるほど。友達はゲーム機で遊びに来たってのに、空気読めよ!全く困った父もいたものです。

 そんな父が毎週熱心に見る番組がNHK教育『将棋の時間』。
 テレビを見ている父、
「ああなって、こうなって、次の手がこうなって・・・こりゃ●●の勝ちだな」 とブツブツ。父の言ったとおりに決着がつくと、得意気な表情で
 「俺ぐらいのレベルになると、何十手も先の手が読めるのだ!」

 確かに強い将棋指しは先の手を読めると聞きますけど、あれだけ空気を読めない父にホントに先が読めるのか?息子ならずとも気になるところです。ハイ。

(追伸)
こちらは先読み・・・ではなく、先取りのお話。3月17日(月)に『会社四季報』の2008年春号が発売されますが、マネックスに口座をお持ちのお客さまは四季報の先取り情報を無料でご覧いただけます。
ログイン後の「投資情報」→「マーケットライブ」で、順次【四季報先取り】のタイトルがついたものが配信されますので、ぜひご活用ください。他の配信情報が多く、見つけにくい時には画面上段のチェックボックスで「四季報速報」だけをチェックのうえ「検索」ボタンをクリックすると絞り込みが可能です。
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 11 リスクおよび手数料等の説明
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)」お申込みにあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当ファンドは、株式などの値動きのある有価証券に投資しますので、基準価額は大きく変動します。従って、金融機関の預金と異なり投資元本が保証されているものではなく、投資元本を割り込む場合もあります。また、これらの運用による損益は全て受益者の皆様に帰属します。当ファンドのリスク・留意点等の詳細につきましては投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。 ■当ファンドに係る手数料等についてマネックス証券では、以下のとおりです。【申込手数料】継続募集期間:一律1.05%
【信託財産留保額】解約請求受付日の基準価額に0.3%の率を乗じた金額 【信託報酬(年率)】純資産総額に対して年率1.722%(税抜1.64%)
※その他の費用・手数料として、下記の費用が当ファンドの信託財産から支払われます。
(1) 監査報酬、目論見書や運用報告書等の作成費用などの諸費用〔純資産総額に対し上限年率0.105%(税込)〕
(2) 有価証券売買時の売買委託手数料(ファンドの運用による取引量に応じて異なりますので、事前に料率や上限額等を表示することができません。) ※ 詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)本文の「手数料等および税金」に関する項目をご覧ください。


・・・株式取引に係る、重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
・株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動に伴い、株 価や基準価額が変動することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損) が生じるおそれがあります。
・株式の発行者や組入れ有価証券の発行者の業務や財産状況等の変化に伴い、 株価や基準価額が変動することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠 損)が生じるおそれがあります。
□手数料(すべて税込)
・インターネット・株式売買手数料
<取引毎手数料>
 パソコン…約定金額に対し最大0.1575%(約定金額100万円までは1,575円ま たは1,050円)
 携帯電話…約定金額に対し最大0.105%(ただし最低手数料105円)
<定額手数料>
 1日何回取引しても2,625円(約定金額300万円ごと)
・コールセンター
・株式売買手数料
 オペレーター注文…約定金額に対し最大0.42%(ただし最低手数料4,200円) 自動音声注文…約定金額に対し最大0.1575%(ただし最低手数料1,575円又 は1,050円)
・夜間取引(マネックスナイター)/株式ミニ投資(ミニ株)…株数に関わら ず一約定につき500円
・新規公開株/公募・売出株/立会外分売…購入対価のみで取引手数料は無料 (0円)
□ その他
・お取引にあたっては、「上場有価証券等書面」や「目論見書」をご覧いただ き、取引の仕組みやリスク・手数料等についてご確認ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・新規公開株(IPO)・公募・売出株式(PO)
        (以下、新規公開株式等とする)に係る重要事項について
□新規公開株式等を購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます。□新規公開株式等取引には下記のリスクがあり、元本および配当(分配金)が 保証されているものではありません。

[価格変動リスク]
・需給など様々な要因に基づいて株価(ETFやREITの場合は基準価額)が変動す ることにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。(一般 に流動性の低い銘柄や新規公開株式は株価変動リスクが大きくなります。)[その他のリスク]
・信用リスク、流動性リスクなどがあります。
※新規公開株、募集・売出株のお申込み/ご購入の際には「目論見書」で内容を ご確認ください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・債券取引に関する重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
【価格変動リスク】
・途中売却の場合、市場金利の上昇等による債券価格の下落など売却時の債券 市況の変動により、購入価格に比べ売却価格が下落し、投資元本を割り込み、 損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。また、購入価格が額面を超え ている場合、償還時に償還差損が発生し、投資元本を割り込み、損失(元本 欠損)が生じるおそれがあります。
【信用リスク】
・発行者の経営、財務状況の変化およびそれらに対する外部評価の変化などに より、元本や利息の支払い能力(信用度)が変化し、投資元本を割り込み、 損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。
【為替リスク】
・外貨建て外国債券は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り 込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。また、主要通貨以外の 通貨では、大幅に為替レートが変動する場合があるため、急激な円高により 外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での債券価値が元本 を大きく割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

□手数料等
・債券をお取引される場合には、購入対価がかかりますが、取引手数料はかか りません。
・外貨建て外国債券をお取引される場合、所定の為替手数料がかかります(外 貨建てMMFから直接ご購入される場合には、必要ありません)。

□その他
・目論見書が発行される債券につきましては、お申込み/ご購入の際に「目論見 書」で内容をご確認ください。
・金融商品取引法第37条の6の規定の適用はなく、クーリング・オフの対象と はなりません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カバードワラント取引に係る重要事項について・・・・・・・・・・・
□カバードワラント取引にあたっては、525円〜1,575円の取引手数料がかかり ます。なお、満期日の自動権利行使時の手数料は無料です。
□カバードワラント取引には以下のリスクがあり、元本が保証されているもの ではありません。

[価格変動リスク]
・カバードワラントの対象となる株式等(原資産)の価格変動の影響等に基づ いて価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が 生じるおそれがあります。
[信用リスク]
・カバードワラントの発行者やカバードワラントの対象となる株式等の発行者 の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等に基づいて 価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じ るおそれがあります。
[為替リスク]
・カバードワラントが外貨建ての場合や原資産の対象銘柄が外貨建ての場合に は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、外貨建てでは投資 元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り込み、損失(元本 欠損)が生じるおそれがあります。
[流動性リスク(期間リスク)]
・カバードワラントの権利を行使できる期間は限定されており、設定されてい る期間を経過すると、その価値はなくなり、投資元本全額が損失となるおそ れがあります。
※ご購入の際には「目論見書」または「外国証券内容説明書」で内容をご確認 ください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・為替保証金取引にあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・
□主なリスク
・取引対象である通貨の価格(外国為替相場)の変動や各国市場金利の変動によ り、差し入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。・当社およびカバー取引先(マネックスFXの場合には株式会社外為どっとコム 及び住友信託銀行株式会社、マネックスFXproの場合にはデンマークのサクソ 銀行(SAXO BANK A/S))の業務、財産状況等の信用状況の変化により、差し 入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
・売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント) の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失 (元本欠損)が生じるおそれがあります。
□手数料等
・マネックスFX
 取引通貨数量1,000〜9,000の場合には1,000通貨あたり100円の、同1万〜100 万の場合には同50円の手数料がかかります。
・マネックスFXpro
 取引金額(取引通貨数量×取引為替レート×円換算レート)の0.1%の取引手 数料がかかります。
□委託保証金(為替保証金)
・マネックスFX
 取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり5,000円〜20,000円の為替保 証金が必要となります。
・マネックスFXpro
 取引数量×中間レート(売りレートと買いレートの仲値)×5%の為替保証 金が必要となります。
※為替保証金として預託できるのは全額現金のみとさせていただきます。□その他
・外国為替保証金取引は、少額の委託保証金(為替保証金)で多額の取引を行 うことができ、取引額が委託保証金(為替保証金)を上回る可能性がありま す。取引額の当該保証金に対する比率(レバレッジ比率)は、マネックスFX の場合には最大約15倍程度(149.99円で約定した場合)、マネックスFXproの 場合には約20倍程度となります。
・当社は、各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、お客 さまはオファー価格で買い付け、ビッド価格で売り付けることができます。 オファー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格は ビッド価格よりも高くなっています。
・当社ではお客さまの損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルー ル)を設けていますが、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた保証 金(当初元本)を上回る損失が生じることがあります。
・お取引にあたっては「契約締結前交付書面」で内容をご確認いただき、取引 の仕組みやリスク・手数料等についてご理解いただいたうえで、お取引して ください。
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