マネックスメール 2008年9月18日(木)

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マネックスメール 2008年9月18日(木)

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 マネックスメール<第2243号 2008年9月18日(木)夕方発行>
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     (マネックス証券 チーフ・エコノミスト 村上尚己 )
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  目次
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 1 相場概況
 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 3 相場一点喜怒哀楽
 4 サンプラザ中野くんの株式ロックンロール
 5 MAIのオルタナA to Z
 6 千客万来!マネックス百貨店
 7 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 8 マネックス証券からのお知らせ
 9 勉強会・セミナー情報
 10 思春期証券マンのマネックス日記
 11 リスクおよび手数料等の説明
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 1 相場概況
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米国株安から大幅下落となったが売り飽き気分も強く底堅さも見られた
日経平均            11,489.30 (▼260.49)
日経225先物         11,410 (▼320 )
TOPIX            1,097.68 (▼ 23.75)
単純平均             294.13 (△ 0.01)
東証二部指数           2,417.09 (▼ 31.81)
日経ジャスダック平均       1,289.44 (▼ 13.49)
東証マザーズ指数          440.26 (△ 0.23)
東証一部
値上がり銘柄数          819銘柄
値下がり銘柄数          836銘柄
変わらず             64銘柄
比較できず            0銘柄
騰落レシオ           79.17%  △4.62%
売買高            23億3588万株(概算)
売買代金        2兆3520億7300万円(概算)
時価総額          352兆0040億円(概算)
為替(15時)          104.65円/米ドル

◆市況概況◆

 米国市場が大幅下落となったことや為替が再び円高に振れたことなどから売り先行となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系12社ベース)も売り越しと伝えられたこともあり、先物を筆頭に主力銘柄が軒並み売り気配から始まるなどほぼ全面的に大幅下落の始まりとなりました。寄り付きからの売りが一巡した後は買い戻しや目先筋のリバウンド狙いの買いも入り戻り歩調となりましたが、戻りも鈍く、上値の重さが確認されるとまた見切り売りに押されてほぼ安値圏で前場の取引を終えました。

 後場に入ると、一段安となり、下値を確認するような動きとなりました。前場の安値近辺で始まった後も売りがかさみ安値を更新、11,300円まで下落となり、その後は安値圏で小動きとなりました。それでも米国や為替の影響が少なそうな内需系の銘柄を中心に堅調なもの、底堅いものも見られ、売り飽き気分もあって後場中ごろから戻り歩調となり、先物の買い戻しを急ぐ動きや仕掛け的な買いも入り下げ幅を縮小、最後は売り直され11,500円は抜けませんでしたが、底堅さも見られました。

 小型銘柄も軟調なものが目立ちましたが主力銘柄ほどの下げとはならず、二部株指数、日経ジャスダック平均は大幅下落となりましたが、東証マザーズ指数は小幅高となりました。先物も目先筋の売買も活発でしたが、大きく方向感を出すというよりは、まとまった売り買いが出るといったんは大きく動くのですが長続きせずその後は反対に動くという格好で方向感はありませんでした。
 一昨日の安値を割り込み安値更新となりました。さすがに大きく下がると目先筋の買い戻しも入るのですが、米国金融市場の混乱を嫌気するように、買い気に乏しい展開が続いており、値ごろ感からの買いが入っても長続きはせず、早め早めに利食い売りも出てしまうようです。しかも一つの節目と見られる11,500円水準を保ったことで、ぎりぎりのところで底堅さも見られました。最後は切り返したことから、「たくり足」に近い形で明日の寄り付きが高いと本日が底値となった可能性も出てきます。
動画も見られます↓↓↓
http://www2.monex.co.jp/j/flash/douga20080918_03.htm

清水洋介
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト

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◆個別銘柄◆ 

 市況の好転から非鉄株が高く、ディフェンシブ銘柄として電鉄株が買われた

住友鉱 (5713) 1,119円 △75 円
 ニューヨーク金先物相場が大幅上昇となったことから、貴金属価格の底入れ
感が強まり買い戻しや押し目買いで大幅高となりました。

丸井G (8252) 834円 △25 円 :100株単位
 カードで異業種と提携と報じられ、伸び悩んでいる会員数の増加や収益拡大
を期待した買いが入り、逆行高となりました。

日本興亜 (8754) 518円 ▼60 円
 米国金融不安 が募るなかで投資ファンドが得意先との株式持ち合いの見直し
などを表明、12月を目処に具体的な経営改善策を提案すると報じられて、大幅
安となりました。

新日鉄 (5401) 399円 ▼22 円
 11月出荷分から薄板鋼板を再値上げすると報じられましたが、ほとんど材料
視されず、地合いの悪さに加え、引き続き原材料高や景気減速懸念から売りが
かさみ大幅下落となりました。

キッコーマン (2801) 1,447円 △49 円
 外資系証券が同社の海外事業での高利益率を取り上げて新規に「買い」で投
資判断を開始、ディフェンシブ銘柄の側面も評価されて大幅高となりました。

京 急 (9006) 815円 △86 円
 高級食品スーパーの買収を発表、沿線の流通事業強化を評価する動きやディ
フェンシブ銘柄として買われて大幅高、この下げ相場のなかで年初来高値更新
となりました。

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 2 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
現在お申込み可能な新規公開株式(IPO)はございません。

◆公募・売出株式(PO)◆
現在お申込み可能な公募・売出株式(PO)はございません。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/guest

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 3 相場一点喜怒哀楽
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「クセ」

 メガバンクは「アイランド・リバーサル」を埋めてしまいました。埋めずに
上値を切り上げる展開を予想していたのですが、見通しがことごとく外れてし
まう状況です。下向きにトレンドが発生しているときは、毎日が買い場だと思っ
てしまう私の「クセ」、ダメですね。いつも反省しているのですが、下げが明
確に止まったと思った段階でなければ、買いの判断はしてはいけません。

 株式市場ですが、今のような状況では短期的なトレンド指標に好転シグナル
が出ているわけがありません。使えるのはセンチメント指数やオシレータ系指
標だけです。オシレータ系指標も上手く使わないと、"ダマシ"にあったりも
しますので用心してください。
 とはいいながらも、こういった状況における有効だと思う方法ですが、リス
クのとれる方はいかがでしょうか。
 要するに下への瞬間の突っ込みを拾う"超逆張り"です。局面によって状況
は異なるのですが、昨年の8月以降の安値形成時同様、25日移動平均線などと
のマイナスかい離を確認しつつも、転換足(はらみ足、たくり足、十字足など)
の出現や、日柄、値幅予測なども含めて総合的に判断する方法です。ちなみに、
25日移動平均線から10%前後マイナスかい離になると、反発する「クセ」はあ
ります。当然、下落トレンドの傾向が強い場合、株価の下落と同じように25日
移動平均線が下がってきますので、相当スピードを伴った下げにならないと、
10%前後のマイナスかい離まで簡単に拡大しません。

 昨年8月安値時の25日線との最大かい離はマイナス11.4%、今年1月安値時は
同14.7%、今年3月安値時は同10.7%で、いずれも陽線はらみ足(転換足)か
ら翌日は陽線が続き、短期的な反発局面につながっている。そして、現在はマ
イナスかい離が8.8%程度です。
 ただ、注意しなければいけないのは、16日と17日で形成したはらみ足のケー
スです。特に17日ですが、上下にヒゲがついて終値と始値がほぼ同じケース。
日経平均ですから細かい誤差はいいのですが、寄せ線(十字足)というやつで
す。はらみ足でも"はらみの寄せ線"といいまして、非常に強い転換シグナル
です。上下にヒゲある足は単線判断でも転換足と解釈できるだけに、次線つま
り18日の動きは重要です。上に反転(転換)か下に加速(転換)するシグナル
なのですが、・・・昨晩の米国株の動きで決まってしまったような・・・マド
を開けて長い陰線を形成するような勢いです。下に加速の動きでしょうか?
 しかし、大引けにかけて随分と上に戻してきましたではありませんか。これ
は上記の"たくり足"という転換足の認識にもなる足です。下げで加速して、
直ぐに反転というケースもあるのか?難しい局面です。

 ちなみに、現在よりも下方にある下値メド値は、心理的節目の11000円前後。
それは2006年4月7日高値17563円から6月14日安値14045円までの下げ幅3518円
を、6月6日高値14601円から下げた11083円とほぼ同値になります。また、2005
年5月18日高値の10900円前後(マド埋め)、6月6日高値から7月16日安値まで
の下げ幅を、7月16日からさらに下げた水準となる10740円前後なども考えられ
ます。参考にしてください。
 変化しやすい日柄としては、今週19日は3月17日安値から基本数値の「129日
目」です。また、来週24日は、昨年7月9日高値(終値ベースの高値)から今年
1月22日までの日柄「131日」を、3月17日安値から131日目をとった日となりま
す。それらの前後は安値を付けやすく要注意です。

 物色の観点では、仮に今週から来週初に底打ちしたとしたら、まずは9月を
意識して高配当銘柄を狙うとか、わざと、下げの間、業績の下方修正などネガ
ティブな情報が出て指数以上の下げとなった銘柄などを拾う方法です。そうい
う時こそ業績の良い銘柄を選ぶという方法もあるのですが、大きな投資家が好
業績を理由に一部まだ持っている可能性が高く、戻り売りが結構でやすいので
す。あとは、信用残高が全体的に低水準になってきていますが、その中でも買
い残減少がピーク比で大きく減少している銘柄でしょう。信用で買っていた人
が追い証などでほぼ投げきったという見方が出来るものです。

 戻りますが、25日移動平均線などとのマイナスかい離を確認しつつも、転換
足(はらみ足、たくり足、十字足など)の出現や、日柄、値幅予測、今の局面
はこれです。
 私は証券会社出身の妻が「ここインデックス買ってたら儲かるんじゃない!」、
と大きく下がった時に言う「クセ」も有効なシグナルにしています。毎日、相
場を見ていない人のほうが意外とピッタリと当てますよ。

東野幸利
株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ

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 4 サンプラザ中野くんの株式ロックンロール
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「経営破綻キター!」

 サンプラザ中野くんだー!

 六本木でぶいぶい言わせていた外資証券会社が破産申請。またまた裏ヒルズ
神話なのか?あと1時間足らずで東京が開く。とんでもないことになりそうで
ある。こんな時に総裁選なんてやっちゃってて。まったく。二人続けてダメ首
相を作ったキングメーカーは楽しそう。って、衆院選が決まったようだ。26日
投開票らしい。10月の。10月には欧米の金融機関の決算発表が重なるらしい。
ということは最悪の事態が想定できる。しかしその時、日本は政治の空白域。
能力のなさが露呈しなくて喜ぶべき、か?いつぞやのバブルが弾けたときの大
蔵大臣・首相はMK.。日経の私の履歴書で書いていた。「あのときどうすれば
良かったのか、今も分からない」と。打つ手がないから恐慌なんだろうけど。
いよいよ「さようならアメリカ」なんだろう。

 ニッポンは大丈夫だ。何度か書いたがまた書く。数年前にドイチェバンクの
Mさんにインタビューした。彼の描く未来予想図はこうだったのだ。

 近くアメリカは破綻する。バブルが弾ける。本当はもっと早くにソフトラン
ディングの予定だった。しかし911があったために無理矢理高景気を維持して
しまった。ハードランディングするわけに行かなかったから。つまり無理して
いる。無理は必ず破綻する。アメリカが破綻すると中国も道連れになる。中国
貿易はアメリカへの依存度が高すぎる。世界景気は著しく下がる。もちろん日
本も巻き添えになる。しかし日本は大丈夫。

 世界のお金は常にパーティ会場を探している。ヨーロッパがダメなら日本。
日本がダメならアメリカで、と。パーティーがないとつまりは経済活動が世界
的に沈滞してしまう。だから今回も次の会場を探し回っているはずなのだ。お
金が。そして日本だ。日本は15年かけてパーティーの後片付けをなんとか終わ
らせた。そして4年ほどかけて新たな会場準備を整えたところなのである。

 世界のお金はいま引き籠もりになろうとしている。でもお金って奴は元来が
パーティーアニマルなのだ。だからパーティーの情報を嗅ぎまわりまくってい
るはず。そして日本会場の準備が整ったと知るのである。まもなく日本に押し
寄せてくる予定なのである。日本史上最高のパーティーが始まる予感、なので
ある。

 幾分脚色した。でもざっとこんな感じだったよ。だから焦らずに上を向いて
いきましょう。

明後日からです
サンプラザ中野くんがエンディングテーマを歌った映画
「今日という日が最後なら、」名古屋上映決定!
名古屋上映@シネマスコーレ
http://www.cinemaskhole.co.jp/cinema/html/home.htm
9/20(土)~9/26(金) 11:35~13:25
9/27(土)~10/3(金) 20:10~22:00

サンプラザ中野くん
数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホー
ムページでも意外な側面を見ることができる。
http://web.mac.com/bakufu3/

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 5 MAIのオルタナA to Z
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第18話-+-オフショアファンド-+-

 こんばんは。毎週オルタナティブ投資の基本から最新情報までお届けしてお
ります、マイと申します。米大手金融機関、バンク・オブ・アメリカがメリル
リンチ買収を発表、リーマンブラザーズが破産法適用を申請、AIGまで・・・
市場環境が混沌とする中、お客様のため、迅速に運用状況把握に奔走する先輩
方の姿に啓発されます。今回はマイの抱える小さな疑問にどうぞお付き合いく
ださい。

 ・・・最新の投資手法が採用されるオルタナティブ投資の世界では、輸入さ
れたばかりのカタカナ用語が瞬く間に広がって、日常的に利用されることが多
い様に感じるわ。「オフショア(Offshore)」も最近よく耳にするようになった
言葉なんだけども、ファンドの説明で使われる時は何を意味するのかしら。

オフショアファンド-
 『広義:海外で運用される外国籍のファンド。狭義:非居住者(外国人)に
対し、租税環境を優遇している国や自治権を持った地域で設立され、運用され
るファンド。』

 なるほど。タックスヘブン(租税回避地)という言葉も同義語で使われてい
ることが多いけども、狭義の意で定義されている通りね。でも、物理的に離れ
た地で設立されるファンドには、言葉の壁も含めて不都合も生じるでしょうに、
それでも人気がある理由って何かしら。オフショアで資産を保有する期間、収
益のほとんどが非課税で運用できるという税制優遇の他にも幾つか理由があり
そうね。

 ふむ。規制が最小限であることが大きなメリットのようね。国内の市場では、
投資家を守るために厳しい規制が設けられているけれども、その一方で規則を
遵守するために、ファンド運用者は相当な時間と労力を費やすことになる。明
瞭で簡潔な規制の中で運用ができる環境は、ファンド運用者にとってはリター
ンの最大化に集中できるということか。あと、合法的な資金であれば、プライ
バシーが保護され、資産の安全性も保たれるみたいだわね。

 税制のメリット、最小限の規制、そしてプライバシー保護や資産の安全性が
世界中の運用者や投資家を惹きつけているということかしら。

 ところで、運用者や投資家側にメリットがあることはわかったけれども、ファ
ンドを受け入れるオフショア市場には、どんな利益があるのかしら。現在のオ
フショア市場は、元々資源や産業に乏しい国や地域だったように聞いたことが
あるけれども、何か関係ありそうね。そういえば、MAIで取り扱っているファ
ンドもオフショアファンドだわ。今度はファンドが籍を置くオフショア市場を
中心に調べてみましょうか。

 今後、このコーナーで取り上げて欲しい内容や、オルタナティブ投資、MAI
に関するご質問やご意見などございましたら、何でもお気軽にお問い合わせく
ださい。mailto:feedback@monex.co.jp

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マネックス・オルタナティブ・インベストメンツは、オルタナティブ投資に特
化した運用会社として2004年10月に設立され、世界の高品質なオルタナティブ
投資商品への投資機会をお客様に提供させていただくことをミッションに持つ
運用会社です。
http://www.monexai.com
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 6 千客万来!マネックス百貨店
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■第123回 「村上緊急レポート」の巻

 販促担当・美咲です。アメリカではリーマン・ブラザーズが破綻しちゃう
し、日米を問わず、というより世界中の株価が下がっちゃうし、これから
一体どうなるの!?とご心配の皆さまが多いのではないでしょうか。

 そんな皆さまのお役に立つのが、この9月からマネックスにやって来た
ジェントルマン、チーフ・エコノミスト村上尚己の緊急レポート。ゴールド
マン・サックスではシニア・エコノミストとして活躍していた村上、早くも
マネックスで大活躍です(*^-゜)v

 エコノミストが書くレポートって凄く難しい言葉や言い回しが多くって、
「それ、どこの国の言葉?」って感じのものも多いんですけど、村上レポー
トはとても分かりやすく書かれてて、私も大助かりしています(^-^ )

 一昨日に引き続き、本日9月18日も「金融危機への適切な政策対応」と
題した村上レポートを最新情報に掲載いたしました。ぜひご参考ください。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news809z.htm

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 7 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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9月18日   <大と小>

 神は細部に宿る、とも、悪魔は細部に宿る、とも云います。いずれにしろディ
テールは重要です。

 昨日のAIGに対する9兆円ローンと云う支援策、残念ながらマーケットは
好感せず、更に大きく売られることになりました。納税者に対する説明のバラ
ンスを考える中で、政府がAIGの超大株主になること-それは即ち既存株主
にとっての大幅なダイリューション(希薄化)を意味する訳ですが-と、今後
AIGの資産を売却してローンの返済に充てさせること、この2つを併記した
訳ですが、それが過多だったのかも知れません。
 どちらの条件も付けなければ納税者に説明が出来ない、しかし片一方だけで
も良かったかも知れない。両方付けたことが、ダイリューション→株価低下と
云う連想と、資産売却→更なる資産価格低下と云う連想を、ダブルで想起させ、
一気に売られていったのでしょうか。或いはそんなことは関係なく、いずれに
しろ売られたのかも知れません。但し、ほんのちょっとの組み合わせの違いや、
コミュニケーションの違いで、大きな結果の違いとなって顕れることは、金融
市場にはあることです。金融に於いて、「小」は大切なのです。

 一方、巷間話題となってきた様々な金融機関問題の、その額の大きさにはビッ
クリします。AIGのケースで公的資金の投入額が9兆円。大体ニュージーラ
ンドのGDP位でしょうか?2003年5月。日本政府がりそな銀行に投入し
た公的資金額が約2兆円です。そしてその時点で、アメリカ政府発表による、
イラク戦争の戦費合計が約2兆円でした。イラク戦争の戦費は、今となっては
更に累積してますし、色々な計算方法がありますが、いずれにしろ9兆円と云
うのは、優にかなりの規模の戦争が行える金額です。
 兆と云う単位は、半端ではありません。そんな金額が、毎週のように投入さ
れる。或いは民間の金融機関の間での救済や合併で、そんな金額の取引が頻繁
に起こる。金融の問題は、まさに現代に於ける戦争のようなものです。金融は
今、とにかく「大」なのです。日本は、戦争に関しても、金融に関しても、鈍
感ですね。心配です。

 当社は、「小」にも気を配り、「大」も見逃さないように、しっかりと進ん
でいきたいと思います。

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 8 マネックス証券からのお知らせ
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■■【村上緊急レポート】金融危機への適切な政策対応
チーフ・エコノミスト村上コメント
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news809z.htm

■■【村上緊急レポート】信用収縮の連鎖は続くのか?
チーフ・エコノミスト村上コメント
信用収縮の連鎖は続くのか?~公的資金投入回避の妥当性~
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news809u.htm

■■市況動向に関する臨時レポート」
9月15日の米国株式市場は、米大手証券リーマン・ブラザーズが連邦破産法11
条の適用を申請したとの報道を受けて急落し、史上6番目の下げ幅となりまし
た。これを受けて、日本株式市場を含め、各国市場に影響が出ております。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news809t.htm

■■メッセージボードに新機能を追加しました!
お客さまに「より早く」「より確実に」大切な情報をお伝えできるよう、メッ
セージボードに新しい機能を追加しました。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news809k.htm

※ リスク・手数料等に関しては、『 11 リスクおよび手数料等の説明』を
ご覧ください。

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 9 勉強会・セミナー情報
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■@オンラインセミナー

 9月24日(水)19:00~
経済アナリスト 木下晃伸の『投資脳のつくり方【中国株編】』
~北京五輪後だから中国株は上がる!?~
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/953

 9月25日(木)19:00~
福永博之の『信用取引入門』
~初級編~
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/949

 9月25日(木)20:30~
テクニカル分析のスペシャリスト東野幸利の『一目均衡表の総合化その2』
~相場はどこで反転するかがわからないと儲からない~
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/946

■@北海道
9月27日(土)13:00~
初心者限定!内藤忍の『成功する資産運用戦略』
~あなたとお金を結び人生の目標をかなえる「資産設計」を学ぶ~
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/948

■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のご参加を
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
 ★セミナー一覧★
 → http://lounge.monex.co.jp/seminar/

■■お好きな時間にゆっくりと是非、ご覧ください。
 ★オンデマンド★
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■■投資のツボを動画で紹介!
 ★マネテレ★
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■■1日15分からコツコツと。ネットでしっかり投資法を会得。
 ★マネックス・キャンパス★
 → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G800/mu/mc_index.htm

・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行う
ことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料
等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等によ
る損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なり
ますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資
料をよくお読みください。
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 10 思春期証券マンのマネックス日記
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「危機」

 こんばんは。日経平均、大幅安で3年3カ月ぶりの安値!近頃はため息
ばかり、ぼすみんです。

 ゆうべのNYダウも449ドル安とまたまた豪快な下げをやっちまったわけ
ですが、そのアメリカでは大手証券モルガン・スタンレーと大手銀ワコビア
が合併交渉との話題が。リーマン破綻、メリルリンチのバンク・オブ・アメ
リカへの身売りと続いてこれですから、ホント歴史的な一大転換点が来た
なぁ・・・としみじみ思います。

 世界中を大騒ぎさせている米国金融危機ですが、これとはまた違った次元
で大騒ぎになっているのがアフリカのジンバブエ。なんと1120万%という
超ド級のハイパーインフレに苦しむジンバブエ、どうにか事態を好転させる
べく1枚が10兆ジンバブエ・ドル相当の新「1000ドル」紙幣を発行!

 かつて同じく天文学的なインフレに苦しんだドイツでは1923年に臨時通貨
レンテンマルクを投入、劇的にインフレを収束させるという「レンテンマルク
の奇跡」がありましたが、今回のジンバブエは?残念ながら新紙幣が事態を
好転させる可能性はないと専門家に一刀両断されてるようで、早い話が
焼け石に水で終わりそうな予感・・・。

 お金の価値をあっという間に紙切れ同然に低下させてしまう、怖い怖い
ハイパーインフレですが、日本は大昔、このインフレのおかげで救われていた
可能性がある様子。二度にわたる神風に助けられた・・・とされている
「元寇」、フビライ率いるモンゴル軍は実は3度目の遠征を画策していたものの、
そのモンゴルは大インフレに突入!戦費調達もままならず、泣く泣く3度目
の日本遠征はあきらめた、とする説があるようです。

(追伸)
それにしてもこの米国金融危機、いったいどうなるんでしょう?気になる
皆さま、弊社チーフ・エコノミスト村上が本日緊急レポートを書き上げました
のでご覧ください。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2008/news809z.htm

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 11 リスクおよび手数料等の説明
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
 各商品の取引手数料や諸費用は、取引ツールやチャネル、執行条件等により
異なる場合があります。また、ツールやチャネルによってはご利用戴けない商
品・取引がございます。詳しくは当社ホームページ、「契約締結前交付書面」、
「上場有価証券等書面」、「目論見書」等でご確認ください。

・・・国内外上場有価証券に係る重要事項について・・・・・・・・・・・・
□リスク
 株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動に伴い、株
価や基準価額が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそ
れがあります。
□手数料(税込)
・インターネット
<取引毎手数料> 約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:1,575円(指値)
        1,050円(成行)、但し携帯の場合は約定金額の0.105%、 
        最低手数料:105円
<定額手数料> 1日何回取引しても2,625円(約定金額300万円ごと)
・コールセンター
<オペレーター注文> 約定金額に対し最大0.42%、最低手数料4,200円
<自動音声注文> 約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:1,575円(指値)
        1,050円(成行)
・夜間取引(マネックスナイター)/株式ミニ投資(ミニ株):一約定につき
500円
・新規公開株/公募・売出株/立会外分売:購入対価のみをお支払いいただき
ます。
(中国株、中国ETF/米国株、米国ETF)
・中国上場有価証券等の売買の際には、約定金額に対し0.2999%(ただし最低
 手数料73.5香港ドル)の取引手数料が必要となります。また、その他に現地
 手数料(取引所手数料:約定金額×0.005%、CCASS決済費用:約定金額×
 0.002%で最低2香港ドル)や税金などの諸費用がかかる場合があります。こ
 れらの現地諸費用の額は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定さ
 れますので、その金額等をあらかじめ記載することはできません。
・米国上場有価証券等の売買の際には、国内取引手数料として、一約定につき
 25.2米ドル(上限)かかります。また、売却時のみ現地取引手数料(SEC Fee)
 が約定代金1米ドルにつき0.0000056米ドル(最低0.01米ドル、小数点以下
 第3位切上げ)かかります。

・・・信用取引に関する重要事項について・・・・・・・・・・・・
□リスク
需給など様々な要因に基づいて株価が変動することにより、差し入れた保証金
(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。また、取引額が委託保
証金を上回る可能性があります。取引額の当該保証金に対する比率(レバレッ
ジ比率)は、最大約3倍程度となります。
□手数料等
・取引手数料(インターネットのみ。コールセンターでは取り扱っておりませ
ん)
<取引毎手数料>
パソコン...約定金額に対し最大0.1575%(約定金額100万円までは1,575円
または1,050円)
携帯電話...約定金額に対し最大0.105%(ただし最低手数料105円)
<定額手数料>
1日何回取引しても2,625円(約定金額300万円ごと)
・諸経費として、「信用金利」「信用取引貸株料」「品貸料(逆日歩)」「管
理費」「名義書換料」などがかかります。詳細につきましては、「手数料・
諸経費」ページをご覧ください。
□委託保証金
信用取引にあたっては、売買代金の30%以上で、かつ30万円以上の委託保証金
が必要となります(有価証券による代用可能)。委託保証金の現在価値が売買
代金の25%未満となった場合(または保証金の金額が30万円を下回った場合)
には、不足額を所定の期日までに当社に差し入れていただく必要があります。
所定の期日までに不足額を差し入れない場合や、約諾書の定めによりその他の
期限の利益の喪失の事由に該当した場合には、損失を被った状態で建玉(信用
取引のうち決済が結了していないもの)の一部又は全部を決済(反対売買また
は現引・現渡)される場合があり(この場合の取引手数料は約定金額に対し
最大0.42%(最低手数料4,200円)、さらにその決済で生じた損失について責任
を負うことになります。

・・・投資信託に関する重要事項について・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
投資信託は、組み入れた株式、債券、商品等の変動(組入れ商品が外貨建てで
ある場合には通貨価格の変動も受けます。)や対象指数の変動に伴い基準価額
が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそ
れがあります。 外貨建て投資信託は、外国為替相場の変動などによりお受取
金額が変動し、円換算での投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるお
それがあります。
□手数料・費用
・申込手数料:申込金額に対して最大3.675%(税込)
・信託財産留保額:約定日、またはその翌営業日の基準価額に最大2.0%を乗
じた価額
・信託報酬:純資産総額に対して最大2.10%(年率・税込)
ご購入の際には「目論見書」「目論見書補完書面」で内容をご確認ください。

・・・債券取引に関する重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
□リスク
一般に債券の価格は、市場の金利水準の変化に対応して変動しますので、償還
前に換金する場合には、損失が生じるおそれがあります。外貨建て債券や外貨
償還条件付債券は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。
□手数料等
・購入対価のみをお支払いいただきます。取引手数料・口座管理料はかかりま
せん。
・外貨建て外国債券を日本円で購入・換金される場合には別途為替手数料が掛
かります。
□その他
個人向け国債は、本人死亡の場合などを除き、変動金利タイプ(10年満期)は
1年以内、固定金利タイプ(5年満期)は2年以内は中途換金ができません。
個人向け国債を中途換金する際、下記により算出される中途換金調整額が、売
却される額面金額に経過利子を加えた金額より差し引かれることになります。
 変動金利型10年満期個人向け国債(変動・10年)は直前2回分の各利子(税
引前)相当額×0.8
 固定金利型5年満期個人向け国債(固定・5年)は4回分の各利子(税引前)
相当額×0.8

・・・カバードワラント取引に係る重要事項について・・・・・・・・・・・
□リスク
カバードワラントの対象となる株式等(原資産)の価格変動の影響等に基づい
て価格が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じ
るおそれがあります。カバードワラントが外貨建ての場合や原資産の対象銘柄
が外貨建ての場合には、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、
損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。カバードワラントの権利を行使
できる期間は限定されており、設定期間を経過すると、その価値はなくなり、
投資元本全額が損失となるおそれがあります。
□手数料(税込)
取引手数料:525円~1,575円。なお、満期日の自動権利行使時の手数料は無料
です。

・・・為替保証金取引にあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・
□主なリスク
・取引対象である通貨の価格(外国為替相場)の変動や各国市場金利の変動によ
り、差し入れた保証金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
・売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント)
の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失
(元本欠損)が生じるおそれがあります。
□手数料等
・FX:取引通貨数量1,000通貨あたり50円~100円
□委託保証金(為替保証金)
・FX:取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり5,000円~20,000円
□その他
・外国為替保証金取引は、取引額が委託保証金(為替保証金)を上回る可能性
があります。
取引額の当該保証金に対する比率(レバレッジ比率)FX:最大約16倍程度
・当社は、各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、オファ
ー価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド
価格よりも高くなっています。

・・・先物・オプション取引にあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・
□ 手数料(税込)
・株価指数先物取引: 1枚あたり105円~525円
・株価指数オプション取引:売買代金の0.189%(最低手数料189円)
□ 証拠金
・ 株価指数先物・オプション取引を行うにあたっては、あらかじめ「SPAN
 (R)に基づき当社が計算する証拠金額×1.4-ネットオプション価値の総
 額」の証拠金を担保として差し入れまたは預託していただきます。
・株価指数先物・オプション取引の相場の変動により計算上の損失額(計算
 上の利益の払い出し額を含みます。)が発生したときは、証拠金の追加差し
 入れまたは追加預託が必要となります。
・株価指数先物・オプション取引は、取引額が証拠金を上回る可能性があります。
取引額の当該証拠金に対する比率(レバレッジ比率)は、証拠金の額がSPAN
(R)により、
先物・オプション取引全体の建玉から生じるリスクに応じて計算されることか
ら、常に一定ではありません。
□株価指数先物取引及び株価指数オプション取引(売建てのみ)リスク
株価指数先物・株価指数オプションの価格は、対象とする株価指数の変動等に
より上下しますので、これにより差し入れた証拠金(当初元本)を上回る損失
が生じるおそれがあります。また、少額の証拠金で多額の取引を行うことがで
き、取引額が証拠金を上回る可能性があります。市場の状況によっては、意図
したとおりの取引ができないことがあります(例えば、市場価格が制限値幅に
達したような場合、転売または買戻しによる決済を希望しても、それができな
いことがあります)。また、市場の状況によっては、金融商品取引所が制限値
幅を拡大することがあり、その場合、1日の損失が予想を上回ることもありま
す。
□株価指数オプション取引の買方特有のリスク(期間リスク)
株価指数オプションは期限商品であり、買方が期日までに転売または権利行使
を行わない場合には、権利は消滅します。この場合、買方は投資資金の全額を
失うことになります。
□株価指数オプション取引の売方特有のリスク
売方は権利行使の割当てを受けたときには、必ずこれに応じなければならず、
市場価格が予想とは反対の方向に変化したときの損失が限定されておりません。
売方は、株価指数オプション取引が成立したときは、証拠金を差入れなければ
ならず、その後、相場の変動により不足額が発生した場合には、追加証拠金の
差入れが必要となります。また、所定の時限までに証拠金を差入れない場合、
損失を被った状態で売建玉の一部または全部を決済される場合もあり、この場
合、その決済で生じた損失についても責任を負うことになります。
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