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目次
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1 相場概況
2 今週のレーティング情報
3 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
4 スパークス・アセット・マネジメントの「SPARX Way」
5 資産設計への道
その385 お金を使って社会貢献する方法は寄付以外にもある
6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
7 マネックス証券からのお知らせ
8 勉強会・セミナー情報
9 思春期証券マンのマネックス日記
10 リスクおよび手数料等の説明
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※リスク・手数料等に関しては、『 10 リスク及び手数料等の説明』をご覧 ください。
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1 相場概況
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米国株5日続伸で年初来高値更新も、円高が重しとなり東京市場は反落
日経平均 10,444.33 (▼69.34)
日経225先物 10,400 (▼70 )
TOPIX 950.41 (▼ 8.08)
単純平均 268.58 (▼ 2.12)
東証二部指数 2,311.75 (△ 5.60)
日経ジャスダック平均 1,250.60 (△ 2.02)
東証マザーズ指数 463.19 (△ 3.47)
東証一部
値上がり銘柄数 370銘柄
値下がり銘柄数 1,218銘柄
変わらず 105銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 91.31% ▼ 2.7%
売買高 27億8878万株(概算)
売買代金 2兆1584億8200万円(概算)
時価総額 312兆4852億円(概算)
為替(15時) 91.2円/米ドル
◆市況概況◆
本日の東京株式市場は、前日の米国市場でダウ平均が5日続伸し年初来高値を更新したことを好感した買いが入って前場は前日比プラスとなる場面もありましたが、1ドル=91円台前半まで進んだ円高が重しとなり、日経平均は小安く推移しました。後場、日経平均は一時10,400円割れ寸前まで下落しましたが、そこから大引けにかけては押し目買いでジリ高となり、日経平均は前日比69円安の10,444円で取引を終えました。10,400円台を維持する底堅さを見せる一方、円高に対する弱さも感じさせる一日でした。
本日の相場の足を引っぱった要因として、円高はもちろんですが、朝方発表された4‐6月期のGDP改定値があげられます。8月17日に発表した速報値から下方修正され、実質GDPが年率換算で前期比2.3%増(速報値は3.7%増)となったためです。設備投資と在庫投資の下方修正が主な要因で、在庫調整が進んだことをプラスに評価できる面もありますが設備投資の下方修正は気になるところですし、いずれにしろ経済成長率そのものを示す統計が年率で1.4%下方修正されたことは心理的にマイナスとなりました。
一方、中国で発表された8月の鉱工業生産は前年同月比12.3%増と7月(同10.8%増)を上回り、同時に発表された8月の新規融資額も7月を上回ったことを好感して、上海株式市場は2.2%上昇しました。一昨日までの7連騰(7日間で10.4%上昇)が昨日(0.7%下落)で止まりましたが、再び上昇に転じ、心理的節目である3,000ポイント目前まで回復しています。昨日、引け値で惜しくも年初来高値を更新できなかった香港ハンセン指数も年初来高値を更新し、その他のアジア市場も堅調に推移しました。
本日の東京株式市場は、米国市場の年初来高値更新に加え、日本と時間的に重なるアジア市場の上昇にもかかわらず反落しましたが、その最大の要因は円高進行への懸念であると思われます。私は、東京株式市場は「円高」、「米国株安」、「上海株安」の3つの要因がなくなれば上昇すると言い続けておりますが、「米国株安」、「上海株安」については解決しつつあります。最後に残った「円高」についても転換点は近いと考えておりますので、引き続き強気スタンスで臨みたいと思います。
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト 羽賀 誠
◆世界の主要経済指標発表スケジュール◆
⇒ http://www2.monex.co.jp/economicIndicators/calendar.htm
◆個別銘柄◆
長谷工 (1808) 94円 ▼ 27 :500株単位
第三者割り当てで総額150億円の新株予約権付社債を発行すると発表したことから、普通株式転換に伴う発行済株式総数増加による株主価値の希薄化懸念が高まり急落しました。
東邦チタニウム (5727) 1,394円 ▼ 59 :100株単位
金属チタン事業においてボーイング社の新型旅客機787型機の納入が大幅に延期となったことなどから、2010年3月期の連結営業利益を従来予想の7億円の黒字から10億円の赤字へと下方修正したことで大幅下落しました。
日立国際 (6756) 698円 △ 37
大口顧客に投資再開の兆しがみられ、これまで設備投資を大幅に抑制してきた韓国サムソンから半導体製造装置のまとまった発注が出る可能性が高まってきたとして、国内大手証券が目標株価を引き上げたことで大幅高となりました。
IHI (7013) 196円 △ 5
エネルギー・プラントでの全工程にわたる損益管理徹底が奏功し、第2四半期決算時に通期利益計画を増額修正する可能性が高いとして、外資系証券が目標株価を引き上げたことで堅調となりました。
吉本興 (9665) 1,341円 △ 49 :100株単位
民放大手やソフトバンクが出資する投資会社による友好的買収を11日にも発表すると報じられるなか、TOB(株式公開買い付け)価格が1株1,300円台半ばになる見通しと伝わったこともあり大幅高となりました。
空港ビル (9706) 1,226円 △ 99 :100株単位
保有する自己株式について、発行済株式総数の約16%に当たる普通株式を9月30日付けで消却すると発表したことで、株式需給面での懸念が後退し大幅高となりました。
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2 今週のレーティング情報
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世界的にも有数の金融機関であるJ.P.Morgan(J.P.モルガン)が作成する個別銘柄のアナリストレポートの中から、最近のもののいくつかをピックアップしてお届けします。
伊藤園 (2593)
・投資判断 Underweight→Neutral
・目標株価 830 円→1,600 円
・本日終値 1,659円 ▼37円
信越化学工業 (4063)
・投資判断 Overweight(継続)
・目標株価 5,800 円→6,100 円
・本日終値 5,660円 ▼90円
SUMCO (3436)
・投資判断 Neutral(継続)
・目標株価 1,400 円→1,600 円
・本日終値 2,200円 ▼70円
KDDI (9433)
・投資判断 Overweight(継続)
・目標株価 951,000 円(継続)
・本日終値 560,000円 ▼8,000円
大和証券グループ本社 (8601)
・投資判断 Neutral(継続)
・目標株価 640 円(継続)
・本日終値 524円 ▼8円
ファーストリテイリング (9983)
・投資判断 Neutral(継続)
・目標株価 10,200 円(継続)
・本日終値 11,000円 ▼50円
J.P.モルガンは以下の定義に基づいてレーティングを付与しています
【Overweight】
今後半年~1年以内に、担当アナリスト、あるいはアナリストチームのカバレッジ・ユニバースにおける全銘柄の平均リターンをアウトパフォームすると我々が予想する
【Neutral】
今後半年~1年以内に、担当アナリスト、あるいはアナリストチームのカバレッジ・ユニバースにおける全銘柄の平均リターンと同程度のリターンを実現すると我々が予想する
【Underweight】
今後半年~1年以内に、担当アナリスト、あるいはアナリストチームのカバレッジ・ユニバースにおける全銘柄の平均リターンをアンダーパフォームすると我々が予想する
アナリストレポートはログイン後の画面からご覧ください。
https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=InvestmentInformation&url2=/member/M400/morgan/research.html
※ログイン後「投資情報」→「市況概況・レポート」→「リサーチペーパー」画面を表示します。
== ★ What's New ★ =================================================
お客さまがお持ちの銘柄レポートへのリンクが、ログイン後、残高照会画面に表示されるようになりました。
https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=AccountManagement&url2=/sisan/zan_sykai/hyji/acc%3FrealJika%3D1
残高照会画面に表示されている現物株式、株式ミニ投資(ミニ株)の銘柄について掲載後90日以内のレポートがある場合、そのレポート(PDF)のリンクが表示されます。
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3 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
現在お申込み可能な新規公開株式(IPO)はございません。
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4 スパークス・アセット・マネジメントの「SPARX Way」
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「優れた消費財メーカーを探せ」
経済ニュースなどで財とサービスという言葉を耳にされることがあると思います。財とサービスとは私たちの満足を向上させてくれるものことで、このうち財とは目に見える製品をさし、サービスとは目に見えないもので、文字通り人が行なうサービス等のことをさします。また製造業とサービス業等といわれますが、目に見える製品や商品、すなわち財を作っている企業が製造業、目に見えないものを提供するのがサービス業と分類できます。
日本は国際的に製造業が強く、サービス業が弱いといわれていますが、以前ご案内した経済成長率から資本と労働の貢献分を引いた全要素生産性(TFP)の数値を見ても日本のサービス業は主要国の数値を下回っている状況にあります。
製造業が作っている財に関してもいくつかに分類することができます。個人が家庭で使用するために買うものは消費財と呼ばれており、日用品や食品など身近なものがこれに当たります。また消費財の中でもテレビや車など長期間にわたり使用するものは耐久消費財と呼ばれています。一方で企業が生産や販売のために購入する財のことを生産財と呼び、そのうち原材料に当たるものが中間財、生産設備にあたるものが資本財といわれております。
日本企業は過去どちらかというと生産財と耐久消費財において国際的な競争力を保有しておりました。しかし今後は個人向けの消費財メーカーに私どもは大きな可能性を見出しております。一般的に消費財の販売先は、不特定多数の個人であり広く分散しているため、マス・マーケティングが中心に販売を行なう必要があります。そして個人顧客は法人と異なり製品に関する知識が豊富ではないため、イメージなどが重要な判断基準となる傾向が強いといわれております。
日本製品には生産財と耐久消費財で既に世界中で高品質というイメージが浸透しており、これから世界市場に進出する消費財メーカーには非常に有利な環境であるといえます。そして日本の消費財メーカーの多くはイメージだけではなく実際に優れた製品を製造しているため、実際に製品を手にした消費者から高い評価を得て売上を伸ばすということが起こる可能性があると考えられます。特に近年目覚しく個人の所得が伸びてきているアジアを中心とした新興国において日本製品の人気が増大してきているように見受けられます。
このような新興国において足場を固めつつある消費財メーカーは将来の成長に大きな期待が持てると考えられます。そしてこのような企業を探し出すことが投資における成功の秘訣のひとつではないでしょうか。「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)」はこうした企業の中から20銘柄程度に厳選投資を行います。
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スパークス・アセット・マネジメントは、日本株式投資に特化した独立系の資産運用会社として1989年7月に創業し、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・ カンパニーになる」というビジョンのもと、一貫した投資哲学と運用プロセスを背景にグローバルに展開している運用会社です。
http://www.sparx.co.jp/
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※リスク・手数料等に関しては、『10 リスクおよび手数料等の説明』の「スパークス・新・国際優良日本株ファンドの重要事項」をご覧ください。
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5 資産設計への道
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- その385 お金を使って社会貢献する方法は寄付以外にもある
投資教育を仕事にしていると言うと、お金の殖やし方ばかりいつも考えているように思うかもしれませんが、最近考えることは、殖やし方よりもむしろお金の活用方法についてです。日本には必要の無いお金を手に入れて使い方がわからないことによって不幸になっている人がたくさんいる。殖やし方と同じくらい使い方も考える必要がある、そう感じるからです。
かく言う私自身も自分のお金の使い方について、100%満足している訳ではありません。以前、このコラムにも書きましたが、ずっと悩んでいることの1つは自分のお金を社会に役立たせるために一番良い方法は何なんだろうか、という疑問です。
■ 寄付するだけで社会貢献と言えるのか?
10年以上前に、アフリカの子供のサポートをするために毎月寄付をするプログラムに参加していましたが、続けているうちに自分のお金は果たして子供のためになっているのだろうか、と疑問を持ちました。つまり、
「寄付をすることは果たして世の中の役に立つのだろうか?」
という根源的な疑問です。寄付をすることで逆に自立を妨げることになってはいないのか。それは、旅行先の路上で貧しい子供に乞われるままお金を渡してしまう行為に似ているのではないか。お金をあげてしまうことが、逆にマイナスの影響を与えている可能性を感じ始めました。
また、お金の使われ方についても検証が必要です。寄付をするのであれば、それがどのように使われ、どんな成果につながっているのかを確認しなければならない。ただ、お金を出すという行為だけで終わるのは、自己満足になってしまいます。寄付をしている団体から送られる会計報告の数字だけを見ていれば良いのか?
考えれば考えるほど、結論が見えなくなり、結局何も行動を起こせなくなってしまいました。知識が無ければ、寄付をすることも怖くて出来ないのです。
■ 日本でも広がりつつあるマイクロファイナンス
寄付ではなく市場メカニズムを活用した社会に役立つお金の活用法としてマイクロファイナンスがあります。
マイクロファイナンスと言えば、ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行が有名です。貧困層を対象に低金利の融資をビジネスとして行い、自立をサポートしながら、利益をあげています。また、米国にあるキヴァは、ネット上で資金の貸し手と借り手をマッチングさせるサービスを提供しています。キヴァは個人が資金提供者として参加もできるようですが、英語のサイトであり、日本からの参加はハードルが高いのが現実です。
しかし、今月、ついに日本初となるマイクロファイナンスのファンド募集が開始されました。「カンボジアONE」という名称でミュージックセキュリティーズが取扱者となっています。詳しくはサイトをご覧頂くのが良いと思いますが、9月末には説明会も予定されているようです。
(コンプライアンス上の制約から、リンクを張ることが出来ないので
「カンボジアONE」で検索して詳細をご覧ください)
■ ビジネスの結果としての社会貢献
社会貢献しているという意識さえ持たず、結果的に発展途上国に社会貢献を果たしている日本人まで現れています。2年前にマネックス・ユニバーシティでもインタビューさせていただいた、山口絵理子さんです。
小学校6年生のときの「いじめ」が今の自分の原点 - 山口絵理子さんhttp://www.monexuniv.co.jp/service/mailmagazine/backnumber/money/2007/post_27.html
バッグの製造・販売というビジネスでバングラデシュと日本を結び付けています。社会貢献としてやっているのではなく、純粋な起業家としてビジネスをし、それが結果として発展途上国に貢献しているのです。今後はさらにネパールにも活動の幅を広げるようです。
山口絵理子さんが立ち上げた「マザーハウス」
http://www.mother-house.jp/
■ 社会貢献とは何か?
寄付、マイクロファイナンス、そして発展途上国での起業。考えれば考えるほど「社会貢献」とは何か、という根本に突き当たります。しかし、どの活動も社会貢献という側面を持っています。さらに言えば、
社会に価値を提供するという点からすれば、投資も社会貢献
と考えることも可能です。長期的に企業価値を拡大する会社に株式投資や債券投資によって資金を提供できるからです。企業価値が拡大するということは、社会に貢献していることの裏返しですから、その会社の資金面をサポートする投資もまた社会貢献と言えるのです。
いずれの方法にも長所・短所があると思いますが、共通しているのは、規律を維持する仕組みを持ち、長期で持続しなければ意味が無いということです。途中でやめてしまっては意味がありませんし、投下された資源が効率的に配分されなければ、活動が行き詰ることになってしまうからです。
自分の夢や目標をかなえるだけではなく、社会に価値を提供する納得できるお金の使い方を考えてみたいと思います。
今回の話のまとめ---------
■ お金の殖やし方と同じくらいお金の使い方は難しい
■ 寄付するだけが社会貢献ではない
■ 規律と持続性が必要なのは社会貢献も企業経営も同じ
では、また来週・・・。
(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見ではありません。)
内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/
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6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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9月11日 <元の国際化>
上海は国際金融センターになれるか?私はその前に、人民元が国際化されることが必須だと思います。元の国際化なしに、上海が国際金融センターになることはあり得ません。
元が基軸通貨のひとつになるためには、中国から見た外国人が大量に安心して元を持てるようにならなければいけません。現在もQFIIと云う海外機関投資家が元投資を出来る枠がありますが、その枠はあまりにも小さく、そして小さいが故にハイリスクの資産にしか投資は向かっていません。中国は債券市場を、特に「外国人が買える国債市場」を育てなければいけません。
外国人が買える大きな国債市場を持つことは、極めて重要です。今回の金融危機の中でも、問題の発信源であるアメリカのドルは大して売られませんでした。日本円も売られませんでした。この2国、発達した、「外国人も買える」大きな国債市場を持つこの2国の通貨だけが売られなかったのです。
EUは、ユーロと云う通貨は作りましたが、EU政府によるユーロ建て国債を作るのを忘れました(EU財務省を作りませんでした)。ユーロ建てのドイツ国債等しかないのです。そしてユーロもあっけなく売られました。国内外で国が大量にファイナンス出来る仕組みを持つことは、斯くも重要です。
各国中央銀行やSWF(国富ファンド)が外貨準備を持つ時、株式では価格変動性が高すぎ、不動産では流動性が低すぎ、紙幣のままでは利子が付きません。大量に持つためには、ロー・リスクの国債が必要なのです。先ずは短期債。これは最近、香港で人民元建ての国債を出すことを中国政府は発表したので、対応を始めているるようですが、必要な額や一般性に比すと、あまりにも小さく特殊です。そして長期債。
SDR(IMFに於ける特別引出権)に於ける人民元の比率を高くした上で、SDRを国際基準通貨にしようと云う案もあるようですが、SDRでは多くの買い物(決済)に使えません(あまりいい例ではありませんが、分かり易い例は武器です)。国債の次は社債。そして格付け会社(もしくはそれに替わるもの)も必要です。
或る通貨が国際化したり、まして基準通貨になることは、簡単なことではありません。それなりの時間が掛かることでしょう。しかし元債券トレーダーとしては、CGBトレーディングって何か血が沸きますなぁ。
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7 マネックス証券からのお知らせ
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■■年率5.47%(税引前) 豪ドル建社債 満期3年 登場!
2009年9月16日(水)14時00分までのお申込みとなりますが、先着順受付で販売金額に限りがございますので、どうぞお早めに。
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news909e.htm?scid=mail_news909e
■■【New投信】原油&金の先物ファンド ブルベア型そろって登場!
今月は原油先物と金先物に投資するファンドが、それぞれブルベア型そろって新登場!
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news909f.htm?scid=mail_news909f
■■eワラントに377銘柄を新たに追加します
9月14日(月)、ポケットマネーでアクティブな投資を楽しめるのが魅力のカバードワラント「eワラント」に、新たに377銘柄を追加いたします。
→ http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news909i.htm
■■【動画】調整した中国株に投資妙味のチャンス
このコーナーでは、毎月1回 マネックス証券チーフ・エコノミスト村上尚己にマネックス・ユニバーシティ内藤忍が今後の株価動向などについて直撃します。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news909j.htm
※リスク・手数料等に関しては、『 10 リスク及び手数料等の説明』をご覧 ください。
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8 勉強会・セミナー情報
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■オンラインセミナー
9月16日(水)18:30~
マネックス『チャット駆け込み寺』【内藤】
~マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長 内藤 忍~
→ http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G100/seminar/refuge_temple.htm
9月28日(月)19:00~
『松本大とここだけトーク』 オンラインセミナー編
~市場、経済状況、マネックスについて、何でもご質問下さい~
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1267
■マネックスラウンジ@銀座
9月25日(金)18:30~
松本大とここだけトーク@銀座
マネックスよろず相談所【ナイター】
→ https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1255
■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のご参加を
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
★セミナー一覧★
→ http://lounge.monex.co.jp/seminar/
■■お好きな時間にゆっくりとご覧ください。
★オンデマンド★
→ http://lounge.monex.co.jp/video/ondemand/list.html
・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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9 思春期証券マンのマネックス日記
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「バンクーバー」
こんばんは。開催地決定は来月2日と目前に迫っているのに、イマイチ盛り上がらない2016年夏季オリンピック。東京か?シカゴか?マドリードか?それともリオ
デジャネイロか?決定が待ち遠しい、ぼすみんです。
さて、その前に気になるのが来年2010年のバンクーバー冬季五輪。とりわけ僕が気になるのが花形競技の女子フィギュアスケート!
何を隠そう、ぼすみんは村主章枝さんの大ファン。浅田真央さん、安藤美姫さん、
中野友加里さんと日本はメダル有力候補の強豪揃いですが、果たして代表として晴れてバンクーバーへ乗り込むのは誰なのか!?これはホント気になります。
冬季五輪といえば、なんとマネックスにはとある競技でリレハンメル・長野・ソルトレイクシティと3度にわたって五輪に出場(!)、来年のバンクーバーにも出場が濃厚な超人が!やたらと鍛えられた体してると思ってたけど、オリンピック選手だったなんてすげぇ!
こうなると超人さんには何が何でもバンクーバーに行ってもらうしかありません!
で、あっちの選手村に行った暁には、なんとか村主章枝さんにサインをもらってきて
欲しいものです。
(※この超人さんの詳報は後日、追ってご紹介いたします)
(追伸)
そのバンクーバー五輪、日本はいくつの金メダルを獲得できるでしょうか?金といえば、金先物と原油先物に投資するファンドのブルベア型が登場しました。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news909f.htm
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10 リスクおよび手数料等の説明
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各商品の取引手数料や諸費用は、取引ツールやチャネル、執行条件等により異なる場合があります。また、ツールやチャネルによってはご利用いただけない商品・取引がございます。また、商品毎に投資のリスクは異なりますので詳しくは当社ウェブサイト、「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」等を十分にお読み下さい。
・・・スパークス・新・国際優良日本株ファンドの重要事項・・・・・・・・
□リスク
当ファンドは、主にわが国の株式を投資対象としますので、組入株式の価格下落や、組入株式の発行会社の倒産や財務状況の悪化等の影響により、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。したがって、ご投資家の皆様の投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金が割り込むことがあります。当ファンドの基準価額の変動の変動要因としては、主に組入株式の「価格変動リスク」、「集中投資リスク」等があります。※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク(5頁)」をご覧 ください。」
□手数料等
・ 申込手数料(税込):一律1.05%
・ 信託財産留保額:解約請求受付日の基準価額に0.3%の率を乗じた金額 ・ 信託報酬(年率):純資産総額に対して年率1.722%(税抜1.64%) ※その他の費用・手数料として、下記の費用が当ファンドの信託財産から支払 われます。
(1) 監査報酬、目論見書や運用報告書等の作成費用などの諸費用〔純資産総 額に対し上限年率0.105%(税込)〕
(2) 有価証券売買時の売買委託手数料(ファンドの運用による取引量に応じ て異なりますので、事前に料率や上限額等を表示することができません。)
※ 詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)本文の「手数料等および税金」に関する項目をご覧ください。
・・・・・・・・・・・・・・投資リスクについて・・・・・・・・・・・・
ご案内の商品・取引は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動に伴い、価格や基準価額が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合があり、取引額が保証金・証拠金額を上回る可能性があります(取引額の証拠金額に対する比率は取引により異なります)。これらの取引では、価格変動、金利変動、為替変動等により、差し入れた保証金・証拠金(当初元本)の額を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあり、さらにその損失の額が、差し入れた保証金・証拠金(当初元本)の額を上回るおそれがあります。
・・・・・・・・・・・・・その他費用等について・・・・・・・・・・・・
<国内株式売買手数料>
[インターネット]
【取引毎手数料】約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:指値1,575円、成行1,050円、携帯電話取引の場合、約定金額の0.105%、最低手数料105円。
【定額手数料】1日何回取引しても2,625円(約定金額300万円ごとにかかります)
[コールセンター]
【オペレーター注文】約定金額に対し最大0.42%、最低手数料4,200円
【自動音声注文】約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:指値1,575円、成行1,050円。
※夜間取引(マネックスナイター)と株式ミニ投資(ミニ株)は一約定につき 500円。
※単元未満株の売買手数料
インターネットの場合は、約定金額に対し1.05%(最低手数料52円)。
コールセンターの場合は、約定金額に対し2.1%(最低手数料105円)。
※新規公開株、公募・売出株、立会外分売は購入対価のみとなります。
※信用取引(インターネットのみ)には売買代金の30%以上でかつ30万円以上 の委託保証金が必要で、取引額の当該保証金に対する比率は最大約3倍程度 となります。諸経費として、「信用金利」「信用取引貸株料」「品貸料(逆 日歩)」「管理費」などがかかります。
<中国上場有価証券等>
【取引手数料】約定金額に対し0.2999%(最低手数料73.5香港ドル)
【現地手数料】取引所手数料(約定金額×0.005%)、CCASS決済費用(約定金額×0.002%、最低2香港ドル)、税金などのその他諸費用がかかる場合があります。他の現地諸費用額はその時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、金額等をあらかじめ記載することはできません。
<米国上場有価証券等>
【国内取引手数料】一約定につき25.2米ドル(上限)
その他、売却時のみ現地取引手数料(SEC Fee)が約定代金1米ドルにつき0.0000257米ドル(最低0.01米ドル、小数点以下第3位切上げ)かかります。
<債券>
債券をお取引される場合には、購入対価のみをお支払いいただきます。取引手数料はかかりません。外貨建て外国債券を日本円で購入、または元利金を受領される場合には別途為替手数料がかかります。
個人向け国債は中途換金に制約があり、中途換金される場合には調整額の負担が発生します。
<カバードワラント>
【取引手数料】約定金額に応じて、最大1,575円。カバードワラントの権利を行使できる期間は限定されており、設定期間を経過すると、その価値はなくなり、投資元本全額が損失となるおそれがあります。
<投資信託>
【申込手数料】申込金額に対して最大3.675%
【信託財産留保額】基準価額に最大2.0%を乗じた価額
【信託報酬】純資産総額に対して最大2.197%(年率)
運用成績に応じた成功報酬やその他の費用を間接的にご負担いただく場合もあります。
<株価指数先物取引>
【取引手数料】日経225先物は1枚あたり525円、ミニ日経225先物は1枚あたり105円。なお、日計りの場合には返済手数料無料。SQ決済時には当該手数料がかかります。
<株価指数オプション取引>
【取引手数料】売買代金の0.189%(最低手数料189円)
株価指数先物・オプション取引には「SPAN(R)に基づき当社が計算する証拠金額×当社が定めた掛け目(※)-ネットオプション価値の総額」の証拠金を担保として差し入れまたは預託していただきます。
※指数の変動状況などを考慮の上、証拠金額に対する掛け目は1.4倍を上限に 当社の任意で変更することがあります。
株価指数先物・オプション取引は取引額の当該証拠金に対する比率は証拠金の額がSPAN(R)により、先物・オプション取引全体の建玉から生じるリスクに応じて計算されることから、常に一定ではありません。
株価指数オプションは期限商品であり、買方が期日までに転売または権利行使を行わない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。
<外国為替証拠金取引>
【FXPLUS取引手数料】かかりません。取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり360円~25,000円の為替証拠金が必要となります。
※各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、お客さまはオ ファー価格で買い付け、ビッド価格で売り付けることができます。オファー 価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価 格よりも高くなっています。
※取引額の当該証拠金に対する比率は最大約25倍程度となります。
※売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント) の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失 (元本欠損)が生じるおそれがあります。
※損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルール)を設けています が、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた証拠金を上回る損失が生 じることがあります。
※当社及びカバー取引先の業務又は財産状況の変化により、元本欠損が生ずる おそれがあり、差し入れた証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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