マネックスメール 2009年10月23日(金)

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マネックスメール 2009年10月23日(金)

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 マネックスメール<第2509号 2009年10月23日(金)夕方発行>
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  目次
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 1 相場概況
 2 今週のレーティング情報
 3 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
 4 スパークス・アセット・マネジメントの「SPARX Way」
 5 資産設計への道
  その391 インデックスファンド競争に個人投資家はどう対応すべきか 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
 7 マネックス証券からのお知らせ
 8 勉強会・セミナー情報
 9 思春期証券マンのマネックス日記
 10 リスクおよび手数料等の説明
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         ☆グローバル・ウィークリーレポート☆        
   『 米株高トレンドはいつ崩れるか?~FF金利と株価の関係~ 』       (マネックス証券 チーフ・エコノミスト 村上尚己 )
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 1 相場概況
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東京株式市場は米国株反発を受け一時大幅高も、押し戻される

日経平均            10,282.99 (△15.82)

日経225先物         10,290 (△20 )
TOPIX            902.03 (▼ 6.57)

単純平均             253.78 (▼ 0.55)

東証二部指数           2,192.67 (△ 0.33)

日経ジャスダック平均       1,225.87 (△ 2.14)

東証マザーズ指数         448.62 (△ 4.94)

東証一部

値上がり銘柄数          566銘柄

値下がり銘柄数          957銘柄

変わらず             163銘柄

比較できず            3銘柄

騰落レシオ           87.73%  △3.24%

売買高            19億9139万株(概算)

売買代金        1兆4063億6400万円(概算)

時価総額          298兆8435億円(概算)

為替(15時)          91.65円/米ドル

◆市況概況◆

本日の東京株式市場は、昨日の米国市場が主要企業の相次ぐ好決算を背景に大幅高となったことや、海外市場で円/ドル相場が91円72銭と1カ月ぶりの円安水準を付けたことを好感して買い先行で始まりました。前場はジリ高の展開となり、日経平均は後場入り後すぐに前日比97円高の10,364円まで上昇しました。その後は、これから本格化する国内企業の決算発表を見極めたいムードからか10,300円台でもみ合いましたが、2時を過ぎて急落し、日経平均は前日比15円高の10,282円で引けています。

2時過ぎに株式市場を急落させた主因はおそらくJAL再建に関する報道です。「JALの再建をめぐり銀行団の一部が普通株式の減資を実施すべきだとの認識を政府に伝えていた」との報道が2時ごろ流れ、JALの株価が122円から112円に急落、これに歩調を合わせる形で相場全体が下落しました。しかしながら、このことが主因だとすれば、まったく理由なき相場下落です。なぜなら、たとえば金融機関全体の増資懸念などと違って、今回のJALの問題はまさしく「JAL固有の問題」であるからです。

せっかくの相場上昇に水をさされたような週末となりましたが、それでも企業業績の上方修正に株価はきちんと反応しています。たとえば、東急不動産と野村不動産HDは昨日の大引け後に4‐9月期の利益予想を上方修正しており、両社とも本日の株価は値上がりしています。また、今週の相場で年初来高値を更新していた東芝、三菱商事、ソフトバンク、ファーストリテイリングなどがザラ場でさらに高値を更新しており、株式市場には「良い銘柄は買われる」という正常な流れが維持されています。

本当に相場全体が崩れる時には、良いものも悪いものも一緒くたに売られるものです。昨年秋の金融危機では「良い銘柄ほど売られた」とまで言われました。投資家が良いと考えて保有していた銘柄を怖くなって投げたためです。ですから、個別銘柄の株価が業績上方修正にきちんと反応する相場は健全なのです。米国では、今回の米企業の決算発表を見て「皆が慎重になりすぎていた」との声が聞かれます。せっかく米国の決算発表が日本より早いのですから、その言葉を投資に生かしたいところです。

マネックス証券 チーフ・ストラテジスト  羽賀 誠

◆世界の主要経済指標発表スケジュール◆
⇒ http://www2.monex.co.jp/economicIndicators/calendar.htm

◆個別銘柄◆
キリンHD (2503) 1,479円 △ 77
コスト削減や原料安よる費用の低下、ノンアルコール飲料「フリー」や新ジャンルの想定以上の伸長などから、2010年12月期予想EPSでみたPERは割安として、外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げたことで大幅高となりました。

グンゼ (3002) 401円 △ 14
ウィンドウズ7の発売を受けてタッチパネル関連への関心が改めて高まるなか、業界最大となる2本の指で操作できる「静電容量方式」タッチパネルを開発したと報じられたことで大きく上昇しました。

日本ペ (4612) 507円 △ 53
国内の自動車関連の需要が想定していた以上に回復したことなどから、2009年4月-9月期の連結営業利益を従来予想の16億円から26億円に上方修正したことで、業績の上振れ期待が高まり急伸しました。

タダノ (6395) 435円 ▼ 27
国内での買い控えによって建設用クレーンの新車需要が激減したことなどから、2010年3月期の連結営業利益を従来予想の41億円から10億円へと下方修正したことで大きく下落しました。

新神戸 (6934) 1,121円 △ 106
合成樹脂部門の売上増による増収効果や固定費の削減などにより、2010年3月期の連結営業利益を従来予想の38億円から42億円へと上方修正したことで急伸しました。

愛三工 (7283) 703円 △ 27 :100株単位
自動車生産が想定より増加したことから、2009年4月-9月期の連結営業損益を従来予想の15億円の赤字から1億8千万円の赤字へと上方修正したことで、業績の上振れ期待が高まり大きく上昇しました。

◆ランキング◆
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  ☆日々の相場のチェックは、マーケットメール-朝刊・夕刊-(無料)☆     → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G1800/form/toshi_mail_form.htm

米国・東京の相場概況に加え、夕刊ではチーフ・エコノミスト村上による「早分かり景気診断~エコノミストの眼~」、マーケット・アナリスト金山による「投資のヒント~銘柄選択の実践アイデア~」という、お役立ちの
オリジナル投資情報を適宜発信しています。

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 2 今週のレーティング情報
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世界的にも有数の金融機関であるJ.P.Morgan(J.P.モルガン)が作成する個別銘柄のアナリストレポートの中から、最近のもののいくつかをピックアップしてお届けします。

イオン (8267) 
・投資判断 Neutral(継続) 
・目標株価 760 円(継続) 
・本日終値 842円 △5円
  
武田薬品工業 (4502) 
・投資判断 Underweight(継続) 
・目標株価 3,500 円(継続) 
・本日終値 3,620円 ▼30円
  
日東電工 (6988) 
・投資判断 Neutral(継続) 
・目標株価 3,100 円(継続) 
・本日終値 2,875円 △65円
  
村田製作所 (6981) 
・投資判断 Neutral(継続) 
・目標株価 4,700 円(継続) 
・本日終値 4,470円 △20円
  
カシオ計算機 (6952) 
・投資判断 Neutral→Underweight 
・目標株価 800 円→580 円 
・本日終値 676円 △2円
  
エルピーダメモリ (6665) 
・投資判断 Overweight(継続) 
・目標株価 1,800 円→2,400 円 
・本日終値 1,369円 ▼13円

J.P.モルガンは以下の定義に基づいてレーティングを付与しています
【Overweight】
今後半年~1年以内に、担当アナリスト、あるいはアナリストチームのカバレッジ・ユニバースにおける全銘柄の平均リターンをアウトパフォームすると我々が予想する
【Neutral】
今後半年~1年以内に、担当アナリスト、あるいはアナリストチームのカバレッジ・ユニバースにおける全銘柄の平均リターンと同程度のリターンを実現すると我々が予想する
【Underweight】
今後半年~1年以内に、担当アナリスト、あるいはアナリストチームのカバレッジ・ユニバースにおける全銘柄の平均リターンをアンダーパフォームすると我々が予想する

アナリストレポートはログイン後の画面からご覧ください。
https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=InvestmentInformation&url2=/member/M400/morgan/research.html
※ログイン後「投資情報」→「市況概況・レポート」→「リサーチペーパー」画面を表示します。

== ★ What's New ★ =================================================
お客さまがお持ちの銘柄レポートへのリンクが、ログイン後、残高照会画面に表示されるようになりました。
https://www.monex.co.jp/Login/00000000/login/ipan_web/hyoji?pagem=1&url1=AccountManagement&url2=/sisan/zan_sykai/hyji/acc%3FrealJika%3D1
残高照会画面に表示されている現物株式、株式ミニ投資(ミニ株)の銘柄について掲載後90日以内のレポートがある場合、そのレポート(PDF)のリンクが表示されます。

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 3 新規公開株(IPO)・売出し(PO)のお知らせ
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◆新規公開株式(IPO)◆
エフオーアイ (6253)

新規公開株(IPO)・売出し(PO)に関してはこちら
→ http://www.monex.co.jp/StockOrderConfirmation/00000000/kbodr/kb_bosy_meigara/ichiran/gue

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 4 スパークス・アセット・マネジメントの「SPARX Way」
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「官僚主導から市場主導へ」

 先の衆議院議員選挙で民主党が大勝し、鳩山内閣が発足してから約一ヶ月が経過しました。今後の政策運営の舵の取り方にもよりますが、従来からの自民党政権による官僚主導の政治体制から大きな転換点となる可能性があります。
 スパークスでは1989年の創業当時から、日本の経済モデルは官僚・銀行を頂点とするピラミッド型の経済統治システムの中で国際競争力のある外需産業から、非効率的な内需産業へと富を分配するという戦後型の経済モデルから、市場を主導とした経済システムへと変貌を遂げるという投資仮説を掲げ、そこから多くの投資機会を見出してまいりました。

 現在までも、官僚主導から市場主導の経済システムへ転換は少しずつ進んできておりましたが、一方で構造改革に抵抗する既得権者や長引く景気の低迷等もあり、まだ途上であるともいえます。

 しかし規制緩和等により、従来までの輸出主導型の日本の大企業とは違った新たな成長企業が過去においていくつも誕生しており、今後の規制緩和等により大きなビジネスチャンスが生まれるきっかけになるかもしれません。またそのような環境の中から、既にグローバルで活躍する大企業に並ぶほどの規模に成長する、新たな国際優良企業が誕生する可能性があります。

 スパークスの投資仮説はまだ全てが現実のものになったわけではありませんが、民主党の政策が官僚主導から市場主導への転換を今後も推し進めていくのかどうか、大きな関心を持っていく必要があると考えております。

 「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(愛称:厳選投資)」では、今後新たな国際優良企業となると考えられる企業を厳選して投資を行なっております。

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スパークス・アセット・マネジメントは、日本株式投資に特化した独立系の資産運用会社として1989年7月に創業し、「世界で最も信頼、尊敬されるインベストメント・ カンパニーになる」というビジョンのもと、一貫した投資哲学と運用プロセスを背景にグローバルに展開している運用会社です。
http://www.sparx.co.jp/

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※リスク・手数料等に関しては、『10 リスクおよび手数料等の説明』の『スパークス・新・国際優良日本株ファンドの重要事項』をご覧ください。
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 5 資産設計への道
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- その391 インデックスファンド競争に個人投資家はどう対応すべきか
インデックスファンドの競争が激化しています。STAM(住信アセットマネジメント)がパイオニアとして充実したラインアップとノーロード低コストということでインデックス投資家の支持を集めてきましたが、競合ファンドとしてeMAXISが発表され、三井住友アセットマネジメントもコスト競争に参入しました。以前想定したことが現実化しているわけですが、そのスピードは思ったよりも早いようです。

1月のインデックス投資ナイトに関するコラム(バックナンバー)
http://lounge.monex.co.jp/column/shisan/2009/01/16.html

今後、さらにコストの低いファンドが登場する可能性もあり、どのファンドを選んだら良いのか、悩んでいる方も多いと思います。マネックス証券の取り扱いはSTAMシリーズだけですが、他のファンドとどう比較して考えたら良いのでしょうか。

■ 基本はノーロードで信託報酬が低いファンドを選ぶ
インデックスファンドの基本は低コストです。アクティブファンドと違い、ファンドマネージャーの銘柄選択や投資タイミングによるファンド間の運用格差があまりありませんから、コストが低ければ高い運用成績になる可能性が高いのです。

■ コスト以外のチェックポイントがある
信託報酬だけを見ると、新しく登場したファンドほど低くなる傾向があります。「後出しジャンケン」ですから、コスト面ではより競争力のある信託報酬を提示するのは、ナンバーワンを目指すのであれば当然といえるかもしれません。

しかし、現時点の信託報酬だけで機械的に決定するのは賢明な方法とは言えません。信託報酬以外に確認しておきたいポイントを挙げておきましょう。
1.信託財産留保金
同じ投資対象のインデックスファンドであっても、信託財産留保金がかかるものとかからないものがあります。信託財産留保金とは投資信託を解約するときにかかる他の投資家の方への「迷惑料」のようなものですが、金融機関の収益ではなく、他の投資家の資産となります。解約時のこのような仕組みによって過剰な売買を防止し、投資家間の公平性を保つ効果もあります。

信託財産留保金はあった方が良心的なファンドではないかと私は思います。 
2.ファンドのトラッキングエラー
トラッキングエラーとはインデックスとファンドの運用パフォーマンスとのズレのことです。インデックスファンドはインデックスに連動した投資成果を目指しますが、運用金額が小さいとそのズレが大きくなることがあります。
トラッキングエラーは過去の運用実績を見て評価していくことになります。
3.見えないコスト
信託報酬という残高に対してかかるコストは明示されていますが、見えないコストが発生することがあります。信託報酬以外のこのようなコストも決算時に確認してみると、より正確なコストの比較ができるようになります。
4.信託報酬の配分方法
信託報酬は通常、販売会社(銀行や証券会社)、運用会社(投信会社)、管理会社(信託銀行)の3者で配分されますが、その比率がどうなっているかは開示されています。

ファンドによっては、残高が大きくなると販売会社の報酬が大きくなる信託報酬体系になっているものもあります。このようなファンドでは販売会社に販売努力をしようとするインセンティブを与えていると言う事もできます。
しかし、例えば運用金額が2倍になっても、運用にかかる労力は2倍はかからないと思います。ところが信託報酬は2倍になる訳ですから、その一部を販売会社ではなく個人投資家にも還元すべきという考え方はありだと思います。具体的には信託報酬が残高に応じて下がっていくようなフィー体系が理想ですが、そのようなファンドはまだあまりありません。

■ 償還リスク
インデックスファンドのコスト競争は個人投資家にとって良いことですが、一方で償還リスクが高まる可能性があります。例えば、コスト競争によってファンドの収益が圧迫され運用会社の経営に影響が出れば、ファンドの運用の継続を断念する会社が出てくるかもしれません。

このように競争はしたものの、儲からないからやめてしまう(=償還)となるのが最悪の展開です。投資信託の償還は珍しいことではありません。長期投資の場合、このような償還によるファンド乗換えの手間のようなものはできるだけ避けたいものです。 

■ インデックス投資家は当面どうすれば良いのか
では既にインデックスファンドを積立している個人投資家は、これからどうすれば良いのでしょうか?コストの低いファンドに乗り換えるべきなのでしょうか?

残念ながら、どの会社のファンドが将来生き残っていくのかは現時点でははっきりせず、運用会社の取組みをしばらく静観するしかありません。低コストのファンドに乗り換えても今後さらに価格競争が続けば、また乗換えを繰り返すことになり、手間がかかってしまいます。

インデックスファンド運用会社や販売を行っているネット証券は今後は単なる価格競争を続けるだけではなく、個人投資家に対して積極的な情報配信が必要だと思います。特に運用の継続性については、長期でコツコツ投資をしようとしている投資家であればあるほど重要なポイントとなるからです。
11月2日にeMAXISの説明会が関係者向けに実施されることになっています。このような説明会やネット上での情報提供が関係者だけではなく、個人投資家に対しても行われ、コミュニケーションによって信頼感が醸成されれば、「安心」「信頼」といったコスト以外の要因でファンドを選択する個人投資家が増えると思います。

今回の話のまとめ---------

■ ファンドのコスト競争は賛成

■ コスト以外の検討事項もあわせて考えるべき

■ 金融機関の個人投資家とのコミュニケーションがこれから重要になる
では、また来週・・・。

(本コラムは筆者の個人的意見をまとめたものであり、筆者の所属する組織の意見ではありません。)

内藤 忍
株式会社マネックス・ユニバーシティ 代表取締役社長
http://www.monexuniv.co.jp/

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 6 マネックス証券CEO 松本大のつぶやき
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10月23日   <脳が止まらない>

 色々と考えることが多く、脳が止まりません。日中に限らず、夜寝ている間も止まらないようです。そう云うモメンタムがついてしまうと、それが慣性となり、もうキリがありません。脳は体重の2%ですが、酸素消費量は25%もあります。その脳が休まらないとなると、流石に疲れます。久し振りに大音響でフロイドを聞くなどして、右脳を目一杯掻き回して、脳の現在のモメンタムを崩したいと思います。

 ところで今晩、楽しい集まりがあります。前職に於いて相棒であった私の友人が、自分の年齢の半分未満の相手と結婚し子供も生まれたので、かつての仲間でからかいながらお祝いをすることになったのです。今晩のノリはかなりふざけたものになることは想像に難くありません。そこで脳のモメンタムにちょっとケリを入れて、週末には一気に回転を変えたいと思います。皆様も良い週末をお過ごし下さい。

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 7 マネックス証券からのお知らせ
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■■現金5000円プレゼント!株&投信 移管キャンペーン
期間中、他の証券会社・金融機関からマネックス証券に日本株式または投資信託を移管(振替)いただいた方の中から抽選で、現金5,000円をプレゼント。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news910j.htm?scid=mail_news910j

■■約款・規定集の一部改定について
当社サービスの変更に伴い、2009年10月26日付けで一部改定いたします。 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news910i.htm

■■「ヨーロピアン・グロース」お申込み受付停止
投資信託「フィデリティ・ワールド・ファンズ ヨーロピアン・グロース・ファンド(ユーロ建)」は、純資産総額が低水準に留まっており、運用の継続が受益者の最善の利益に適うものではないとの判断から、2010年3月23日(予定)をもって解散(償還)することが決定された旨、代行協会員であるフィデリティ証券株式会社より連絡がございました。
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news910h.htm

■■今、「金」が熱い?NY金先物は史上最高値更新!
現在の金先物価格上昇の理由はどのようなものなのか?そして今後の金先物価格の見通しは!?など、見逃せない話題をマネックス証券チーフ・エコノミストの村上尚己が詳しく解説いたします!
 → http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news910g.htm?scid=mail_news910g

※リスク・手数料等に関しては、『 10 リスクおよび手数料等の説明』を ご覧ください。

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 8 勉強会・セミナー情報
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■オンラインセミナー
 10月28日 18:30~
マネックス『チャット駆け込み寺』【螺良】
~マネックスグループ チーフ・リスク・マネージャー 螺良 靖~
 → http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G100/seminar/refuge_temple.htm

■@東京
 10月29日(木)19:00~
マネックスグループ個人投資家向け決算説明会
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1278

■マネックスラウンジ@銀座
 10月30日(金)18:30~
松本大とここだけトーク@銀座
マネックスよろず相談所【ナイター】
 → https://seminar.monex.co.jp/public/seminar/view/1277

■■上記以外にも、たくさんのセミナーをご用意して皆様のご参加を
お待ちしております!マネックスならではの勉強会に
是非一度、お立ち寄りくださいませ。
 ★セミナー一覧★
 → http://lounge.monex.co.jp/seminar/

■■お好きな時間にゆっくりとご覧ください。
 ★オンデマンド★
 → http://lounge.monex.co.jp/video/ondemand/list.html

・・・重要事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※本案内に記載のセミナーでは、セミナーでご紹介する商品等の勧誘を行うことがあります。これらの商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお客様向け資料をよくお読みください。
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 9 思春期証券マンのマネックス日記
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「やむなし」

こんばんは。読書の秋ということで、最近は努めて本を読むようにしてます、ぼすみんです。

本屋で面白そうな本を探してたぼすみん、新書コーナーで1冊の本を見つけ、思わず我が目を疑いました。

文春新書の『ミサイル不拡散』という本なんですけど、著者名のところに僕たちマネックス社員がよ~く見慣れた「松本大」の文字が!

あわわわわ!社長、経済関係とか仕事術の本だけじゃなく、社員に内緒でいつのまにか核問題とか防衛関係の本まで書いてたの!?そっち方面の専門家でもあるまいし、これはいくら何でもおこがましいのでは・・・と思ってよーく見たら、著者は松本大ではなく「松本太」さんでした。

「大」と「太」の一字違いに加え、二人はほぼ同世代。大学も同じ東大卒。僕が間違えたのも、やむなしです。ほうとうで有名なのは山梨です。ハイ。
(追伸)
読書の秋にいかがでしょうか?マネックス関連書籍はこちらです。
http://lounge.monex.co.jp/books/

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 10 リスクおよび手数料等の説明
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 各商品の取引手数料や諸費用は、取引ツールやチャネル、執行条件等により異なる場合があります。また、ツールやチャネルによってはご利用いただけない商品・取引がございます。また、商品毎に投資のリスクは異なりますので詳しくは当社ウェブサイト、「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」等を十分にお読み下さい。

・・・スパークス・新・国際優良日本株ファンドの重要事項・・・・・・・・
□リスク
当ファンドは、主にわが国の株式を投資対象としますので、組入株式の価格下落や、組入株式の発行会社の倒産や財務状況の悪化等の影響により、基準価額が下落し、損失を被ることがあります。したがって、ご投資家の皆様の投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金が割り込むことがあります。当ファンドの基準価額の変動の変動要因としては、主に組入株式の「価格変動リスク」、「集中投資リスク」等があります。※詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)の「投資リスク(5頁)」をご覧 ください。」
□手数料等
・ 申込手数料(税込):一律1.05%
・ 信託財産留保額:解約請求受付日の基準価額に0.3%の率を乗じた金額 ・ 信託報酬(年率):純資産総額に対して年率1.722%(税抜1.64%) ※その他の費用・手数料として、下記の費用が当ファンドの信託財産から支払 われます。
(1) 監査報酬、目論見書や運用報告書等の作成費用などの諸費用〔純資産総   額に対し上限年率0.105%(税込)〕
(2) 有価証券売買時の売買委託手数料(ファンドの運用による取引量に応じ   て異なりますので、事前に料率や上限額等を表示することができません。)
※ 詳しくは投資信託説明書(交付目論見書)本文の「手数料等および税金」に関する項目をご覧ください。

・・・・・・・・・・・・・・投資リスクについて・・・・・・・・・・・・
 ご案内の商品・取引は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の変動に伴い、価格や基準価額が変動することにより、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
 また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等により、投資元本を割り込み、損失が生じるおそれがあります。
 信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合があり、取引額が保証金・証拠金額を上回る可能性があります(取引額の証拠金額に対する比率は取引により異なります)。これらの取引では、価格変動、金利変動、為替変動等により、差し入れた保証金・証拠金(当初元本)の額を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあり、さらにその損失の額が、差し入れた保証金・証拠金(当初元本)の額を上回るおそれがあります。

・・・・・・・・・・・・・その他費用等について・・・・・・・・・・・・
<国内株式売買手数料>
[インターネット]
【取引毎手数料】約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:指値1,575円、成行1,050円、携帯電話取引の場合、約定金額の0.105%、最低手数料105円。【定額手数料】1日何回取引しても2,625円(約定金額300万円ごとにかかります)[コールセンター]
【オペレーター注文】約定金額に対し最大0.42%、最低手数料4,200円
【自動音声注文】約定金額に対し最大0.1575%、最低手数料:指値1,575円、成行1,050円。
※夜間取引(マネックスナイター)と株式ミニ投資(ミニ株)は一約定につき 500円。
※単元未満株の売買手数料 
インターネットの場合は、約定金額に対し1.05%(最低手数料52円)。
コールセンターの場合は、約定金額に対し2.1%(最低手数料105円)。
※新規公開株、公募・売出株、立会外分売は購入対価のみとなります。
※信用取引(インターネットのみ)には売買代金の30%以上でかつ30万円以上 の委託保証金が必要で、取引額の当該保証金に対する比率は最大約3倍程度 となります。諸経費として、「信用金利」「信用取引貸株料」「品貸料(逆 日歩)」「管理費」などがかかります。
<中国上場有価証券等>
【取引手数料】約定金額に対し0.2999%(最低手数料73.5香港ドル)
【現地手数料】取引所手数料(約定金額×0.005%)、CCASS決済費用(約定金額×0.002%、最低2香港ドル)、税金などのその他諸費用がかかる場合があります。他の現地諸費用額はその時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、金額等をあらかじめ記載することはできません。
<米国上場有価証券等>
【国内取引手数料】一約定につき25.2米ドル(上限)
その他、売却時のみ現地取引手数料(SEC Fee)が約定代金1米ドルにつき0.0000257米ドル(最低0.01米ドル、小数点以下第3位切上げ)かかります。<債券>
債券をお取引される場合には、購入対価のみをお支払いいただきます。取引手数料はかかりません。外貨建て外国債券を日本円で購入、または元利金を受領される場合には別途為替手数料がかかります。
個人向け国債は中途換金に制約があり、中途換金される場合には調整額の負担が発生します。
<カバードワラント>
【取引手数料】約定金額に応じて、最大1,575円。カバードワラントの権利を行使できる期間は限定されており、設定期間を経過すると、その価値はなくなり、投資元本全額が損失となるおそれがあります。
<投資信託>
【申込手数料】申込金額に対して最大3.675%
【信託財産留保額】基準価額に最大2.0%を乗じた価額
【信託報酬】純資産総額に対して最大2.197%(年率)
運用成績に応じた成功報酬やその他の費用を間接的にご負担いただく場合もあります。
<株価指数先物取引>
【取引手数料】日経225先物は1枚あたり525円、ミニ日経225先物は1枚あたり105円。なお、日計りの場合には返済手数料無料。SQ決済時には当該手数料がかかります。
<株価指数オプション取引>
【取引手数料】売買代金の0.189%(最低手数料189円)
株価指数先物・オプション取引には「SPAN(R)に基づき当社が計算する証拠金額×当社が定めた掛け目(※)-ネットオプション価値の総額」の証拠金を担保として差し入れまたは預託していただきます。
※指数の変動状況などを考慮の上、証拠金額に対する掛け目は1.4倍を上限に 当社の任意で変更することがあります。
株価指数先物・オプション取引は取引額の当該証拠金に対する比率は証拠金の額がSPAN(R)により、先物・オプション取引全体の建玉から生じるリスクに応じて計算されることから、常に一定ではありません。
株価指数オプションは期限商品であり、買方が期日までに転売または権利行使を行わない場合には権利は消滅し、買方は投資資金の全額を失うことになります。
<外国為替証拠金取引>
【FXPLUS取引手数料】かかりません。取引通貨の為替レートに応じて1,000通貨あたり360円~25,000円の為替証拠金が必要となります。
※各通貨ペアごとにオファー価格とビッド価格を同時に提示し、お客さまはオ ファー価格で買い付け、ビッド価格で売り付けることができます。オファー 価格とビッド価格には差額(スプレッド)があり、オファー価格はビッド価 格よりも高くなっています。
※取引額の当該証拠金に対する比率は最大約25倍程度となります。
※売却している通貨と買い付けている通貨の金利差調整額(スワップポイント) の受払いが日々発生しており、スワップポイントを支払うことにより損失 (元本欠損)が生じるおそれがあります。
※損失を一定の範囲に抑えるための措置(ロスカットルール)を設けています が、外国為替相場の急激な変動により、差し入れた証拠金を上回る損失が生 じることがあります。
※当社及びカバー取引先の業務又は財産状況の変化により、元本欠損が生ずる おそれがあり、差し入れた証拠金を上回る損失が生じるおそれがあります。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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