2002年1月11日から2011年8月19日までマネックスメールに連載した マネックス・ユニバーシティ代表取締役(※連載当時)内藤忍の資産設計コラム。(現在は更新しておりません)
お金のことを真剣に考えるとき、まず知っておかなければいけないことが2つあります。それは
● 自分の資産が今どこにどの位あるのか(現状)、そして
● これからその資産をどのように運用していくか(将来)
です。
でもこの両方をしっかり見ていくのは結構手間がかかるものです。例えば自分の預貯金や株・投信の合計金額がいくらあるか、と聞かれても、いくつかの銀行や証券会社に分かれている残高を足し上げる必要がありますし、その残高も毎日変動しています。
そしてこれからどのように資産を運用していくかを考える時も残高をチェックしながら、定期的に見直しを行い、外貨の金額を増やしたり、預金の残高を減らしたりと調整しないと効率的な運用はできません。
専用の家計簿ソフトを使ったり、スプレッドシートで管理をしている方もいるようですが、残高を自動集計して表示するツールがあると便利なので続けて使うことができます。
そこでマネープランナーの出番です。これはマネックス以外の金融機関の残高を一覧表示するマネーステーションのサービスに資産アドバイスの機能を結合したサービスです。
もう少し詳しく説明しましょう。こんな機能があります。
● マネーステーションでリアルタイムのデータを一覧表示
マネーステーションはマネックス証券の資産状況に加え他の金融機関の残高も一覧表示される(アカウント・アグリゲーション)サービスです。現在は、みずほ銀行、新生銀行などのデータが一覧できますが、今後対象となる金融機関を追加する予定です。
● マネックスの資産設計アドバイス
資金計画、リスクに対する考えかたなど9つの質問に回答するとマネックスからのアドバイスを表示。現状の配分との差額をグラフと一覧表で表示します。
● 最長40年先までの資産金額を予測
「資産金額の将来予想」をクリックすると、現在の資産とこれから積み立てる金額を運用した場合、資産がどのように増えていくのかシミュレーションできます。資産毎のリターンは変更可能ですから数字を変更して結果がどう変わるか見ることができます。
そして入力されたデータは自動保存されますから、毎回入力をする手間が省けます。(マネーステーションを使った他の金融機関の残高はリアルタイムでデータ取得し、データの保存はいたしません)
マネックス証券のメンバーの方であればマネーステーション、マネープランナー、どちらも無料でご利用いただけます。ログイン後、アセットレビュー画面からマネーステーションを選択してください。マネープランナーはマネーステーションの中にボタンがございます。
資産設計を簡単に、でもしっかりとやっていこうという方にマネックスは便利なツールで応援していきます。是非一度使ってみてください。
(マネックス証券 資産設計部 内藤 忍)
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