マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。
マネックスメールをご覧の皆さま、こんばんは、エンジュク株式会社のてっぺん柳橋と申します。
本日から「2012年から始める日経225先物とオプション」と題して
4回に渡って私自身もトレードしている日経225先物やオプションについてお話致しますので宜しくお願い致します。
さて、突然ですが日経225先物やオプションという金融商品をご存知ですか?
この日経225先物やオプションは日経平均株価指数を対象としています。日経平均株価指数については一般的に知られている株価指数なので、ご存知の方も多いと思います。
例えば日経225先物は日経平均株価指数を対象としていますので、将来の日経平均の値動きを予測して取引することで利益を目指します。
日経225先物の取引イメージを大雑把にご説明するとこんな感じです。
日経平均が将来上がると思えば→日経225先物を「買う」
(日経225先物の値が買った時よりも値上がりすることで利益になる)
日経平均が将来下落すると思えば→日経225先物を「売る」
(日経225先物の値が売った時よりも値下がりすることで利益になる)
いかがでしょう。
つまり、日経平均(日経225先物)の変動だけを見ていればよいので、
日中、忙しい方々にも向いている商品であると思います。
(私も日中は日経225先物を中心に見るようにしています。)
それに、日経225先物は日経平均株価指数に特化した取引となりますので個別株の投資と違って数千銘柄の中から銘柄を探す手間も省けますしね。
また、日経平均株価指数を対象にした日経平均連動型のETFという商品もございます。
ETFとはExchange Traded Fundsの略で、上場投資信託と呼ばれており、
通常の株式と同じように市場で売買が可能な商品ですので、
日経平均連動型のETFであれば日経平均を対象とした取引が行えますが、
このETFを現物で買い付けする場合には、買い付け代金が全額必要になります。ですから、ETFを100万円分買いたい場合、100万円の資金が必要になります。(※売買手数料を除く)
実は、この点で日経225先物には大きな魅力があると言えます。
それは、日経225先物は「少ない資金で大きな金額の取引」が行える点です。
日経225先物は、一定の必要証拠金を事前に証券会社に預け入れることで、1枚当たり日経225先物の値×1,000倍の取引が行える商品です。
そのため、例えば8,450円で日経225先物を1枚買い建てした場合、
<8,450円×1,000倍×1枚=8,450,000円>約850万円分の金額の取引が行えます。
さて、この投資に対して必要な資金(必要証拠金)ですが・・・
日経225先物は証拠金取引の商品ですので、
一定の証拠金を証券会社に預け入れることによって、
その証拠金をベースにして、大きな取引ができることが魅力なんですね。
例えば、日経225先物を8,450円で1枚買い建てるのに、30万円の証拠金が必要だとします。
845万円の売買代金に対して必要証拠金は30万円ですので、
預け入れた資金の約28倍に及ぶ金額の取引が行えるようになります。
もっともそれだけ大きい金額の取引ですので、投資資金などに余裕をもった取引が大事ですが、日経225先物は非常に資金効率のよい商品ということがお分かりいただけたと思います。
さて、次回のコラムではさらに日経225先物の魅力をお伝えしますね。
※日経225先物無料講座です。(リンク先はエンジュク株式会社のウェブサイトが開きます。)
⇒ http://yanagibashi.enjyuku.tv/9rules/
コラム執筆:
てっぺん 柳橋
エンジュク株式会社 マネージャー兼講師
株式ディーラーや証券会社において営業、企画などを経て、
現在、エンジュク株式会社にて企画責任者兼セミナー講師を担当。
プライベートでは日経225先物・日経225オプションを中心に投資し
その他、FXや株式などを取引する。
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