マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。
マネックスメールをご覧の皆さま、こんばんは、エンジュク株式会社のてっぺん柳橋と申します。
前回のコラムでは日経225miniについて、日経225先物と同様に取引イメージや魅力についてお話致しましたがいかがでしたでしょうか。
私はツイッターやFACEBOOKなどを行っていますので、ご不明な点がある方はお気軽にお問い合わせ下さいね
さて、今回は日経225先物や日経225miniの取引を行う上で注意してほしいポイントについてお話します。
●持ち越しに要注意!(オーバーナイトリスク)
日経225先物や日経225miniの取引には、
その日で取引を終えてしまう「デイトレード」と、ポジションを翌日以降に持ち越す「スイングトレード」などがあります。(ちなみに私はデイトレード派です。)
デイトレードで取引する場合は、日経225先物の日中の値動きを判断して取引することになりますが「今後、日経225先物の値が値上がりしていくだろう」という見通しがある場合は、翌日へ持ち越していきます。
この翌日へ持ち越しをするということは、その日に新規建てした日経225先物を15時15分の大引けからナイトセッション(16時30分~27時)を経て持つことになりますので、
様々な影響を受けることが考えられます。
以下をご覧ください。
2010年 最大上昇値幅 230円 最大下落値幅 -460円 平均 78.53円
2011年 最大上昇値幅 410円 最大下落値幅 -670円 平均 79.57円
2012年 最大上昇値幅 90円 最大下落値幅 -100円 平均 39.0円
上記は近年の日経225先物について調べたものなんですが、日経225先物の終値から翌日の始値の価格差を表しています。
例えば、2011年は最小の値が670円になっていますので、いつ頃だったか振り返ってみましょう。
日時 始値 高値 安値 終値 ギャップ
2011/3/11 10280 10310 10160 10170
2011/3/14 9500 9750 9430 9460 -670
670円の開きは東日本大震災が発生した翌日のギャップですね。
もし、3月11日に日経225先物を買い建てして、そのまま、3月14日に持ち越したとしたら3月14日は670円も値下がりして始まっていますので影響は大きいです。
このような大きなギャップはいろんな要因が考えられますので、日経225先物を始めたいと考えている方は上記のようなリスクにご注意下さいね。
さて、次回のコラムではSQについてお話します。
※日経225先物無料講座です。
⇒ http://yanagibashi.enjyuku.tv/9rules/
コラム執筆:てっぺん 柳橋
エンジュク株式会社 マネージャー兼講師株式ディーラーや証券会社において営業、企画などを経て、現在、エンジュク株式会社にて企画責任者兼セミナー講師を担当。プライベートでは日経225先物・日経225オプションを中心に投資しその他、FXや株式などを取引する。
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