【その4】日経225先物と日経225mini SQについて 【2012年から始める日経225先物とオプション】

マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。

【その4】日経225先物と日経225mini SQについて 【2012年から始める日経225先物とオプション】

マネックスメールをご覧の皆さま、こんばんは、エンジュク株式会社のてっぺん柳橋と申します。

前回のコラムでは日経225先物の終値から翌日の始値の価格差をご紹介致しましたがいかがだったでしょうか^^

もう一度記載いたしますのでご参照くださいね。

2010年 最大上昇値幅 230円  最大下落値幅 -460円  平均 78.53円2011年 最大上昇値幅 410円  最大下落値幅 -670円  平均 79.57円2012年 最大上昇値幅  90円  最大下落値幅 -100円  平均 39.0円
上記の「日経225先物の終値から翌日の始値の価格差」については、マネックス証券で提供されているツールを使用して頂ければ皆さまも調べることができます。

私自身、毎日、日経225先物の取引に必要な数値を調べています^^

ですから、これから日経225先物やminiを始めようとお考えの方は、日経225先物やminiの過去の値動きを調べることによって、毎日、どれくらい変動するのかイメージできるようになりますので、ご興味がある方は是非、調べてみてください^^

さて、今回はSQについてお話いたします。

日経225先物やminiはそれぞれ取引できる期間が決まっています。この期日がある月を限月(げんげつ)と呼びます。

例えば、日経225先物の場合は限月はそれぞれ3、6、9、12月と、3ヶ月ごとに分かれていますので3ヶ月ごとに期日を迎えますが、日経225miniの場合は毎月期日を迎えます。

期日では各限月とも第2週の金曜日にSQというイベントによって(金曜日が休場の場合は木曜日になります。)SQ値(特別清算指数)が決定します。

そして、このSQ値(特別清算指数)をもとに日経225先物は清算されます。
ちなみにこのSQ値(特別清算指数)は日経平均採用銘柄の各始値を基に算出されます。また、終日特別気配で終わってしまった銘柄があってもその銘柄は気配値で算出されます。

SQ値の算出で気をつけて欲しいのはSQの算出は現物(日経平均)の始値も先物の始値も関係がないところです。

ですから、SQの日はご注意くださいね^^

また、 SQは毎回、第2週の金曜日にありますので清算をしたくない方はSQ日の前日までに次の限月へ乗り換えないとなりません。

例えば、今、2012年3月限を例にあげると・・・

2012年3月限のSQ日は3月9日(金)になりますので、2012年3月限の最終売買日は3月8日(木)になります。

3月8日の15時15分までに決済をしないと3月9日のSQ値で清算されますので、SQが事前に何日にあるのか調べることをお勧めします^^

※日経225先物無料講座です。

⇒ http://yanagibashi.enjyuku.tv/9rules/

コラム執筆:てっぺん 柳橋
エンジュク株式会社 マネージャー兼講師株式ディーラーや証券会社において営業、企画などを経て、現在、エンジュク株式会社にて企画責任者兼セミナー講師を担当。プライベートでは日経225先物・日経225オプションを中心に投資しその他、FXや株式などを取引する。

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