マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。
複数の投資分析アルゴリズム(以下、「ロボット」と呼びます)の投資判断(シグナル)を、日々メールで配信するサービスであるマネックスシグナル。詳細はこちらからご確認ください。
((注)本サービスのご利用にあたっては、投資顧問契約が必要になります。ご契約に際しては、投資顧問契約書、契約締結前交付書面および下記「マネックスシグナルに関するご留意事項」をご確認ください。)
前回は、このサービスを利用して頂くメリットについて、以前行ったモニター利用者へのアンケート調査の結果も踏まえて、いくつかご紹介しました。
今回も前回同様、利用者の声とともに、現在提供中のマネックスシグナルの戦略について紹介してみたいと思います。
現在マネックスシグナルが採用している戦略は2つ。ひとつは、各銘柄を単独で、「買い」「売り」という一方方向での判断について案内する「アウトライト戦略」ですが、これについては皆さんもイメージし易いと思います。一方、マネックスシグナルでは、「ペアトレード戦略」のロボットL/S301からも毎週シグナルを配信しています。利用者の中には、「ペアトレードに興味がある」、そして「どのようなペアを組んでいるのか興味がある」といった好意的な反応があったものの、「難しい」、「理解し難い」というご回答も多く寄せられました。
・ペアトレード戦略とは
ペアトレード戦略は、1回の取引の際、Aという銘柄を買う一方、Bという銘柄を売る、という2銘柄での取引を、セットで同時に行います(ここが難しいと思わせるのかもしれません)。
例えば、Aという銘柄を、その後の値上がりを期待して買ったものの、相場の下落を受け、値下がりしてしまった。あるいは、Bという銘柄をその後の値下がりを期待して空売りしたものの、相場上昇が続き、値上がりしてしまった、という経験は少なからずあることでしょう。
このように個別銘柄を単独で取引する際には、どうしても相場の値動きの影響を受けることになります。そこで、相場の値動きの影響を最小限にしながら、また継続的な収益機会を得られるような運用手法として、マネックスシグナルがご提供しているのが、このペアトレード戦略なのです。
ペアトレード戦略で運用されている「L/S301」というロボットは、同じ業種の銘柄群から、相対的に割安な銘柄を買い、割高の銘柄を空売りすることで、この銘柄間の割安/割高の程度が、一定期間後に修正される動きを収益化しようとするものです。皆さんもご存知のように、同じ業種に属する株価は、他業種間の銘柄の値動きよりも、相関が高い傾向にあります。同じような値動きとなるような2つの銘柄のうち、割安と考えられる銘柄Cを買い、逆に割高と考えられる銘柄Dを空売りする...。
その後、其々の割安度、割高度が修正されるとすれば、そこに収益機会が見出せるということになる訳です。
買った銘柄C が値下がりしマイナスとなったとしても、売っておいた銘柄Dがそれ以上に値下がりし、そのマイナス分を上回るプラスとなれば、そのペア全体では利益になります。
買いか売り、どちらかの取引だけの場合より、相場全体の動向に左右され難いというメリットがこの戦略の特徴です。
また、アウトライト戦略は、取引をするタイミングをより重視した戦略である一方、マネックスシグナルのペアトレード戦略(L/S301)は、継続的な運用をすることを想定した運用モデルでもあります。従って、これまでの検証等から、ペアトレードの反対売買は原則として20営業日後に設定し、次のペアをご参考にして頂くことが想定されています。
アウトライト戦略とペアトレード戦略。特徴の異なる、複数の戦略を、従来までのご自身の投資方針に加えることで、より守備範囲の広い運用が可能となるでしょう。
「マネックスシグナル」は、感情に左右されない、一定のルールに従った投資判断を、メールにてお知らせするサービスです。この判断を上手にご自身の株式投資に活用されてみてはいかがでしょうか。
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マネックスシグナルに関するご留意事項
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マネックスシグナルは、投資の参考情報として、ロボットの判断を提供するものです。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客さまご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。
本サービスのご利用にあたっては、投資顧問契約が必要になります。ご契約に際しては、投資顧問契約書、契約締結前交付書面および以下のご留意事項をご確認ください。
・ マネックスシグナルのご利用にあたっては、月額3,150円(税込)を上限としたご利用料がかかります。
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・ 取引規制などにより銘柄によってはお取引できない場合があります。
・ 取引可能な銘柄でも注文条件、マーケットの状況等により、注文が約定しない場合があります。
・ マネックスシグナルで利用されているトレード・サイエンス社の投資分析アルゴリズム(ロボット)は、日本株ロボット運用投信(愛称:カブロボファンド)を運用するロボット(カブロボ)とは異なります。そのため、マネックスシグナルで利用されるロボットの投資判断、選定銘柄はカブロボの投資判断、運用銘柄とは異なります。
・ アルゴリズム分析の結果、銘柄情報が配信されない場合や新規シグナルが売りまたは買いの一方に片寄る場合があります。
・ ロボットはパフォーマンスなどにより対象から外れる場合があります。また、逆にロボットが新規に追加されることもあります。
・ 受信文字に字数制限がある機種(携帯電話等)でメールを受信される場合は、行がずれたり、全文が表示されない可能性があります。
・ メールの配信停止、配信先の設定に数日程度かかる場合があります。
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