【その10】「日経225オプションの取引イメージ」【2012年から始める日経225先物とオプション】

マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。

【その10】「日経225オプションの取引イメージ」【2012年から始める日経225先物とオプション】

マネックスメールをご覧の皆さま、こんばんは、エンジュク株式会社のてっぺん柳橋と申します。

前回のコラムでは日経225先物取引と同様に日経平均から派生した商品として、日経225オプション取引についてお話いたしました。

この日経225オプション取引は日経平均を投資対象とした商品であるという点では、日経225先物取引と同じですが商品性が全く異なります。繰り返しになりますが、オプション取引の定義は、あらかじめ決められた価格により、あらかじめ決められた将来の一定期間内に、買う権利(コールオプション)、または売る権利(プットオプション)を売買する取引のことをいいます。

※あらかじめ決められた価格・・・権利行使価格。
※あらかじめ決められた期間・・・限月(げんげつ)の事を指します。

そして、オプション取引は前回のコラムでご紹介した通り、次の4つに分類されます。

【1】コールの買い【2】コールの売り【3】プットの買い【4】プットの売り
こちらはオプションの一覧表になります。ご覧ください。
こちらでご覧ください。
(マネックス証券のマーケットステーションより)

画像を見ると8,500円~12,500円まで権利行使価格が表示されていて
それぞれコールオプションとプットオプションが取引されています。

続いてこちらをご覧ください。オプションの板画面です。
こちらでご覧ください。
(マネックスマーケットステーションより)

板画面に表示されているオプションは2012年4月限10,000円のプットオプションです。
4月限のオプションなので4月のSQで清算されますので残存日数が28日しかありません。

また、この4月限10,000円プットオプションを175円で1枚買いたい場合、日経225オプションは1枚当たり、1,000倍の取引になりますので、
175円×1,000倍=175,000円の買い付け代金が必要になります。
そして、これを190円で決済した場合、(190円-175円)×1,000倍=15,000円の利益になります。

さて、前回ではオプション取引を4つに分類してお話しましたが、
私は、コールの買いとプットの買いを行うことが多いです。

また、オプションを買う場合は日経平均に近い権利行使価格のオプションが多いです。
これには理由があるのですが、この理由は次回お話します。

※日経225先物無料講座です。
http://yanagibashi.enjyuku.tv/9rules/

コラム執筆:てっぺん 柳橋
エンジュク株式会社 マネージャー兼講師 株式ディーラーや証券会社において営業、企画などを経て、現在、エンジュク株式会社にて企画責任者兼セミナー講師を担当。プライベートでは日経225先物・日経225オプションを中心に投資しその他、FXや株式などを取引する。

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