第6回 RSIとは・・・・ 【福永博之の今さら聞けない株価の勢い分析講座】

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第6回 RSIとは・・・・ 【福永博之の今さら聞けない株価の勢い分析講座】

みなさんこんにちは。株式会社インベストラストの福永博之です。これまで株価の勢いについてお話ししてきましたが、今回からモメンタムをさらに進化させたRSIについてお話しします。RSIはRelative Strength Indexの頭文字をとったもので、アメリカ人のJ・ウェルズ・ワイルダー・Jrによって開発されたオシレーター系モメンタムチャートです。

オシレーター系モメンタムとは、モメンタムが勢いで、オシレーターとは、振り子のように上下に振れることを意味しています。したがって、振り子のように上下に振れながら勢いを教えてくれるテクニカル分析ということになります。

では実際にどういうものなのか見てみましょう。


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上記は丸紅の日足チャートです。上段が株価の推移で中段がRSI、また下段が売買高となっています。株価とRSIの推移を上下で比較してみてみると、株価の波と同じ波が形成されているのがわかります。
また、RSIが反転をしたところで株価も反転しているのがわかります。このようにRSIは株価と同じ動きをしながら買い時や売り時を教えてくれるチャートなのです。
でも、なぜRSIが反転したところで株価が天井を付けるのでしょうか?また、逆にRSIが反発したところで、株価も底を打つのでしょうか?その答えは、RSIの成り立ちに隠されています。次回は、RSIの成り立ちと見方についてお話ししますのでお楽しみに。

コラム執筆:福永 博之 株式会社インベストラスト代表取締役

http://www.itrust.co.jp/recom/index.php

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