マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。
はじめまして!香港にあるマネックスのグループ会社、Monex Boom証券の山田です。これから数回に分けて中国株に関連する情報を紹介いたします。
今回は香港の株価指数「ハンセン指数」を通じて、日本株・そして中国株取引をもっと身近に感じてみてください。
私は、2011年の10月より Monex Boom証券に勤めており、現在香港に住んでいます。香港に住む前までは、日本でマネックス証券に勤めており、日本株を担当していました。日本株のみお取引いただいているお客さまにも中国株に興味をお持ちいただければうれしいです。
中国株は、主に香港・上海・深センで取引されていますが、このコラムでは、マネックス証券でお取引いただける香港市場の話を中心に書きたいと思います。
さて、ハンセン指数、お聞きになったことはあると思います。日本の日経平均とおなじく、香港を代表する株式指数です。香港の主な48銘柄の株価をもとに算出されます。日本株の取引をする上でも重要な指数です。
なぜ、日本株の取引にハンセン指数が重要か。日本株の値動きは海外市場の影響を強く受けます。そして、日本株と同じ時間に取引される代表的な株価指数がハンセン指数です。ニュースでも日本株の値動きをハンセン指数の値動きで説明することが多いと思います。
ハンセン指数は時価総額の大きい銘柄の影響が大きい指数です。では、ハンセン指数を構成している銘柄で、時価総額の大きい銘柄はなんでしょうか。まずは、銀行です。中国建設銀行(0939)、HSBC(0005)、中国工商銀行(1398)、中国銀行(3988)は欠かせません。この4銀行の株価を見ているだけでも、ハンセン指数の動きの大枠はつかめます。
ただ、銀行だけでは片手落ちです。エネルギーの中国海洋石油(0883)、中国石油化工(0386)、携帯電話の中国移動(0941)、ネットサービスのテンセント(0700)、不動産の長江実業(0001)、小売業などのハチソン・ワンポア(0013)の6社、銀行の4社と合わせたこの10社で中国株覇王の第一歩です。これらの株価の動きで、ハンセン指数の値動きがほぼ捉えられます。つまり、日本株の取引をする上でも、これらの株式の値動きを知っておくとよいでしょう。
今回紹介しました銘柄のリアルタイム株価はマネックス証券の中国株サービスですぐに見られます。中国株口座のないお客さま、口座開設を検討してみてはいかがでしょうか?口座開設維持費用はかかりません。中国株口座はあるけど、株価などをウォッチしていないお客さま。今すぐログイン!情報を確認するだけなら、無料です。ログイン方法を忘れたお客さま、コールセンターまで。コンタクトセンターをご利用いただくのも無料です。
ただ、株価の動きを見るだけではつまらない、これは投資をしている方の多くが思うことでしょう。そういう方は投資対象の1つとして検討することをオススメします。保有銘柄の株価ならチェックも本気になれますし、中国株はここ2年での底値圏だと考えられます。さらに、上記の銘柄は現時点では、どれも数万円程度で投資できます。投資をすればニュースも気になり、中国情報に乗り遅れません。まず一銘柄、気になった銘柄を調べ、購入することをオススメします。
中国株に投資することで、日本株取引の視野が広がり、しかも、中国株でも利益が出るかも知れない。それでは、また次回。
山田真一郎 Monex Boom証券 マーケティング部
マネックス証券入社後、日本株の業務・商品・トレーディングツールの企画・マーケティングなどを担当。2011年10月よりMonex Boom証券に勤務。日本証券アナリスト協会検定会員。
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