マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。
このコーナーでは、資産倍増PROJECT ネット証券専用ファンドシリーズの運用会社の方にQ&A形式にて運用されている投資信託について解説いただきます。
第2回目は、ネット証券専用ファンドシリーズ 日本応援株ファンド(日本株)(愛称:スマイル・ジャパン)(以下、スマイル・ジャパン)について、三菱UFJ投信に聞いてみました。割安株をブランド品の買い物に例える等、投資信託での投資が初めての方にも分かるように説明してもらいました。
Q.スマイル・ジャパンはネット証券専用ファンドシリーズとして運用会社38社、応募71本の投資信託の中から選ばれ、第1号ファンドとして設定されたわけですが、どういった点が評価されたと考えていますか。
A.ファンドが選ばれたのは2011年5月のことなんですね。その頃は東日本大震災で日本が最も落ち込んでいたときですから、復興に資するファンドで投資家の皆様にも、被災者の皆様にも喜んでいただけるファンドを作成しようと全社一丸となっていましたし、その結果日本にある多くの運用会社が参加した"新ファンドコンテスト"で商品として選んでいただいたことは、うれしい限りでした。スマイル・ジャパンは日本株を主な投資対象とするファンドなんですが、評価されたポイントは運用パフォーマンスを含めた運用手法と日本復活に対する思いが審査員(選定者)に評価、共感されたからだと考えています。それらはそのままスマイル・ジャパンの特長でもあるんです。
Q.スマイル・ジャパンの1点目の特長である運用手法を具体的に教えてください。
A.スマイル・ジャパンの運用手法は、割安な優良企業の株を買ってリターンを狙うことです。わかりやすく言うと「ブランド品のバーゲンセール狙い」です。
Q.「ブランド品のバーゲンセール狙い」?ですか・・・。もう少し、具体的に説明してもらえますか?
A.店じまいのために在庫一掃セールをやるときにうず高く積まれたワゴンに、ブランドバッグや普通のバッグがうず高く積まれている光景見たことありますよね。あんまりないですか?ん?ではあるとしましょうか。中にはピカピカのブランドバッグの掘り出しものが安く値付けされていたりするわけです。そんなバッグを見つけて、ネットオークションに出品すると高く買ってもらえて利益が出たりするでしょ。スマイル・ジャパンの運用もこれと同じです。
Q.???もう少し詳しく教えていただけないでしょうか。
A.ワゴンに積まれたバッグは株式市場に上場されている多くの企業の株式、ブランド品は優良企業の株式です。スマイル・ジャパンのファンドマネージャーは、たくさんあるバッグ、すいません株式銘柄を丹念に掘り起こして分析し、バッグで言うところの通常価格より安くなっている優良企業の株式を見つけ出して、より高い値段で売却しようとしているんです。スマイル・ジャパンのファンドマネージャーは、バーゲンで安い商品を狙っている皆さんと同じなんです。2009年3月18日から同様の手法で同じファンドマネージャーが運用している投資信託があるんですが、日本の株式市場に上場している銘柄の中から、割安な銘柄を選ぶ手法で日本の株式市況を表す代表的な株式指数TOPIXのパフォーマンスを上回ってきました。従いまして、ファンドマネージャーはワゴンの中から安いブランドバッグを見つけてくることに成功したともいえるでしょう。詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
Q.なるほど。ありがとうございました。他に何か特長はありますか?
A.スマイル・ジャパンでは皆様から頂いている運用管理費用(信託報酬)の中から約半分を東日本大震災の復興のために寄付しております。今年12月に被害が大きかった4県の窓口に合計約100万円を被害額に応じてお届けしています。今後も2013年6月5日まで寄付は続けていきます。投資家の皆様の気持ちも詰まっていますので、被災地に寄付金が届くように寄付先の各県の窓口に趣旨を説明してきました。
詳細はこちらの画面にてご確認ください。
Q.今後の日本株の見通しや運用方針はどこでわかるのですか?
A.スマイル・ジャパンは投資家の皆様の財産を成長させるために存在します。そのため、投資家の皆様に運用成績や今後の見通しをお伝えすることは大切なことの一つです。現在の弊社ファンドマネージャーの見方は、日本株の多くが割安になっているというものですが、その根拠も含めて、詳しい運用成績や今後の見通しについては、弊社のホームページで動画を使って説明していますのでご覧ください。毎月20日前後に更新する予定です。
Q.最後に一言ありましたらお願いいたします。。
A.皆様には、このメールにとどまらず、スマイル・ジャパンについてたくさんお伝えしたいことがありますので、是非弊社ホームページに来て、日本株の魅力にふれてください。
(※)当コラムは2012年1月19日に執筆いたしました。
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
「ネット証券専用ファンドシリーズ 日本応援株ファンド(日本株)
(愛称:スマイル・ジャパン)」の取引に関する重要事項
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
■ リスク
・ 当ファンドは、実質的に株式等値動きのある有価証券に投資します。組み入れた株式及び商品等の価格の変動により基準価額が変動し、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。
・ 当ファンドの基準価額の変動要因となる主なリスクは以下の通りです。
「市場リスク」
一般に、株式の価格は個々の企業の活動や業績、市場・経済の状況等を反映して変動するため、ファンドはその影響を受け組入株式の価格の下落は基準価額の下落要因となります。
「信用リスク」
組入有価証券等の発行者や取引先等の経営・財務状況が悪化した場合またはそれが予想された場合もしくはこれらに関する外部評価の悪化があった場合等には、当該組入有価証券等の価格が下落することやその価値がなくなること、または利払い・償還金の支払いが滞ることがあります。
「流動性リスク」
有価証券等を売却あるいは取得しようとする際に、市場に十分な需要や供給がない場合や取引規制等により十分な流動性の下での取引を行えない場合または取引が不可能となる場合、市場実勢から期待される価格より不利な価格での取引となる可能性があります。
■ 手数料等
当ファンドの取引にあたっては、以下の手数料等をご負担いただきます。
申込手数料 : かかりません
解約手数料 : かかりません
信託財産留保額 : かかりません
信託報酬(年率・税込) : 純資産総額に対して1.05%を乗じた額
・ 上記以外にも保有期間中に間接的にご負担いただく費用(その他費用)があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に利率、上限額等を示すことができません。
※ 当ファンドに係る手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に利率、上限額等を表示することができません。
■ その他
・ お申込み/ご購入にあたっては「目論見書」「目論見書補完書面」をご覧いただき、取引の仕組みやリスク・手数料等についてご確認ください。
マネックスからのご留意事項
「特集2」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引・取引所株価指数証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。