第4回目 アジア新興国株式インデックス~住信アセットマネジメント株式会社より【運用会社に直撃!~資産倍増PROJECT~】

マネックスメール編集部企画の特集コラムをお届けします。

第4回目 アジア新興国株式インデックス~住信アセットマネジメント株式会社より【運用会社に直撃!~資産倍増PROJECT~】

このコーナーでは、資産倍増PROJECT ネット証券専用ファンドシリーズの運用会社の方にQ&A形式にて運用されている投資信託について解説いただきます。

第4回目は、「アジア新興国株式インデックス」について住信アセットマネジメントの方に伺いました。

【Q1】資産倍増PROJECT ネット証券専用ファンドシリーズにこの「アジア新興国株式インデックス」を提案した理由をおきかせください。

■ インデックスファンドを提案した理由

資産倍増PROJECTにふさわしい、期待リターンが高いファンドをと考え、成長著しいアジアの新興国の株式に投資することで高いリターンを狙えて、かつ弊社のSTAMシリーズと同様に『わかりやすさ』や『低コスト』にもこだわったインデックスファンドとすることで、長期にわたってお客様に支持されることを目指しました。

■ また、投資エリアとして、アジア新興国株式 を選択した理由をおきかせください。

IMFの推計では、2012~2016年の新興国全体の実質GDP成長率は、年平均で6.3%です。これ自体、先進国などと比べれば高い数字ですが、アジアの新興国だけに絞ると成長率は8.1%とさらにアップします。つまり、中南米やロシア、南アフリカといった他地域の新興国と比べても、アジアの新興国は突出して高い成長が期待出来ます。また、アジア新興国には労働世代となる若年層の人口が多く、今後も豊富な労働力を抱えていることや、かつてアジア通貨危機を経験していることから財政面では比較的健全な国が多いこと、さらに、経済発展に伴って中国やインドを中心に、中間所得層が大幅に増加している点も見逃せません。これまでは『世界の工場』として注目されてきたアジア新興国ですが、中間所得層の増加で今後は消費市場としても魅力的な存在になっていくと考えられます。

【Q2】新興国への投資はリターンも期待できる反面、リスクも少し高いのではないか?と感じますが、リスクヘッジについてはどう考えるのがよいでしょうか?

新興国への株式投資は大きなリタ-ンが期待出来る反面、1年の短期では大幅なマイナスになるなど収益のブレが大きい。2000年から2011年までの各月末時点を基点に1年保有した場合の収益率を見ると中国が最大で+150%、最小でマイナス70%と大きなブレがあるが、当ファンドは投資先を8カ国に分散することで、単一の新興国投資に比較して、収益のブレを抑えた運用となっています。ただ、よりリスクの軽減をはかるには、複数の異なる資産、内外の債券や先進国株式等に分散投資を行うことが、長期的に安定した資産形成を行う上で重要だと思われます。

【Q3】国別構成比について、現状の構成としている理由をおきかせください。
当ファンドは、MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指しています。ゆえに、国別構成比は、MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックスの国別構成比と概ね同比率となります。

【Q4】組み入れ銘柄の見直しタイミングについて教えてください。

・MSCI エマージング・マーケット・アジア・インデックスの浮動株(市場で流通する可能性の高い株式)比率の見直し、指数採用銘柄数や組み入れ銘柄等、全体的な見直しが行われるタイミング(2・5・8・11月)

・インデックス採用銘柄(企業)の合併や増資等に伴う見直し。(随時)
【Q5】何かひとことメッセージがあればお願いいたします。

指数連動なので値動きがわかりやすくて、アジアの新興国に投資するファンドとしては非常に低コスト。それでいて、アジア新興国の高い成長を取り込めます。国際分散投資のコアファンドとして、投信初心者の方からすでにネットで投信を運用されている方まで、是非とも長期の資産運用にご検討くだされば幸いです。

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「ネット証券専用ファンドシリーズ アジア新興国株式インデックス」の取引に関する重要事項

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■ リスク

当ファンドは、値動きのある株式等を投資対象としています。当ファンドの基準価額は、組み入れた株式等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動も受けます)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。当ファンドは、投資元本及び分配金の保証された商品ではありません。

■ 手数料・費用等(税込)

当ファンドご購入の際には、申込手数料はかかりません。また、購入時又は換金時に直接ご負担いただく費用として、約定日の翌営業日の基準価額に0.3%を乗じた額の信託財産留保額がかかります。さらに、当ファンドの保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して0.68250%(年率)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用がかかります。また、運用成績に応じた成功報酬などがかかる場合があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。

■ その他

当ファンドご購入の際には、当社ウェブサイトに掲載の「目論見書補完書面」「目論見書」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。

マネックスからのご留意事項

「特集2」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引・取引所株価指数証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。

商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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