良質な種(投資のための基礎的な知識や知恵)をたくさん手に入れて、一緒に育てていきませんか?投資初級者の方の背中を押すお話をしてまいります。(現在は更新しておりません)
著者は某証券会社に新卒で入社。それまで全く縁のなかった投資を会社の福利厚生で始めました。給与天引きで投資信託を積み立てることができたのでこれに申し込み、投資デビューを果たしたのです。積立ては3種類のみ。
・公社債投信
(住宅財形を利用。住宅購入目的で使用すると利息への課税が非課税。)
・持ち株会
(積立て額の10%を会社が補助してくれた。単元未満株の間は売りどきを自分で選べない。)
・ミリオン
(確かインデックス型の投資信託で株式と債券の比率が異なるタイプから選べた。私の場合、株式100%のインデックス型の積立て投資信託。)
1年後の見直し時に、入用の為、積立てをやめて現金化までしてしまったのがミリオンという投資信託でした。一番解約しやすかったのと、やっていてメリットを感じられなかったというのがその理由です。
その頃は、「やはり、プロにお任せといってもどんな運用をしているか人任せなのが嫌。大して上がらないのに手数料はしっかりとられるなんてばかばかしいし、つまらない。やっぱり見込みがあるものを選んで投資しなければね。」なんて思っていました。
したがって、その後は積立ての他におこずかい程度でアクティブ型の投資信託や、個別銘柄を狙い続け、ここぞというタイミングを計って投資していきました。最初はちゃんと上がるので、「よし、よし」なんてほくそ笑むこともあります。でも、社内にいる限りは自由に売ることができません。そのうちあっと言う間に下落していきました。えぇ、どれもこれも・・。
そこで私なりに出した結論は、
投資は買いよりも、売りのタイミングが難しい!
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売りのタイミングが来たときは、決して逃してはいけない。
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しかし、売りタイミングを常に狙いながら投資をするのは、金融機関に勤める私には無理。
金融機関にいるおかげで豊富な情報に多少は近いと言っても、業務時間中に投資ができるわけではありません。(投資ができる商品自体も限られていますし、株式等の買付には社内の管理担当部門に申請手続きをしてからでないと売買ができません。)
普通の人より特別有利な運用ができるわけでもなんでもないのでした。これ、「金融機関に勤めている」という大命題があるように見えますが、全ての人に共通することではないでしょうか。インターネットの普及で便利にはなりましたが、現役で仕事をしていて売りタイミングをじーっとみていられる人、まめに株価をチェックしている人はそんなに多くはないでしょう。
私もあれこれやりましたが、結果は惨敗。感情の赴くままに投資をした結果がこれです。安く買って、高く売る。これが投資の大原則で、これをすれば必ず儲かるのはわかります。でも、それを実行するのが難しい!今思えば、タイミングを計らず買い続ける積立てが一番真っ当な投資だったのです。
投資で一番当てにならないもの、それは「あーでもない、こーでもない」と運用スタイルをゆがませる自分の感情でした。「つまらないし、タイミングを見て買えばいいのだから積立てはや~めよ。」なんて思わなければ、こんな傷だらけのポートフォリオを抱えることはなかったのかも、と後悔することしきりです。
反省はたっぷりしたので、今はちゃんと積立てをしています。当時は販売手数料が無料の投資信託なんてありませんでしたし、信託報酬の比較なんて簡単にはできませんでしたが、今はネットで一発検索が可能です。以前と比較すると、不動産や商品(コモディティ)に投資できる投資信託も豊富にあります。タイミングを考えながらやる投資に未練はありますが、私は、現役の間は放っておいても継続されて、売り時のタイミングも計りやすいインデックス型の投資信託の積立てをメインにすることにしました。
たまに思いがけず相場が大幅に動いたときにブルベア型のファンドに投資して欲求を満たしています(笑)。今のライフスタイルに合った投資スタイルをみなさんも是非確立してください。
感情は横に置いておくことをおすすめします。
【動画】行動ファイナンス:「自信過剰が成功を妨げる」(5分14秒)
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