第 55 回 迷わず売れる自分ルール

良質な種(投資のための基礎的な知識や知恵)をたくさん手に入れて、一緒に育てていきませんか?投資初級者の方の背中を押すお話をしてまいります。(現在は更新しておりません)

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第 55 回 迷わず売れる自分ルール

リーマンショック後、大きく下落した新興国ファンド。日本株式の戻りの遅さを尻目に着々と基準価額を上げています。まだ下落前までの水準までにはいたりませんが、『下落前に一度売っておけばよかった』としきりに思ったので基準価額の動きは気になります。著者自身は、大きな流れで言えば、まだまだ成長の余地がある新興国投資は継続すべきと考えています。

不安定な経済基盤や複雑な社会情勢を抱える国も多いので景気が過熱してバブル崩壊のように一度下げる、そして回復する、また下げる、を繰り返しながらの右肩上がりをするだろうと予想しています。そしてこれも個人的な意見ですが、今後この上下の振れ幅は大きくなるのではないかと思っています。新興国投資のブームで世界中から投資資金が集まっていますが、事が起きた際の資金の引き上げも世界中から一斉に発生するだろうと思うからです。

 多少の値段の上下があるほうが『投資する側としては利食い売りや、追加買い増しの機会を得やすい』と、リスクの大きさを前向きに捉えて、まずは今後の投資の勉強の為にも一度売ってみたいという思いが募り、売りのタイミングを狙っています。

さて、それでは早速著者の新興国投資の運用状況をチェック。著者が保有する新興国投資の商品は全て投資信託で、下記の4本。

・eMAXIS 新興国株式

・HSBCチャイナオープン

・HSBCインドオープン

・HSBC BRICsオープン

このうち、インデックスのeMAXIS 新興国株式 は、著者が積立で長期分散投資運用のコアにしている商品なので除外。そもそも新興国はまだまだ成長する、と考えているのでこれは売りません。著者がタイミングをみて売買しているのはインデックスファンドに比べて各種手数料が高いアクティブファンドの3本です。
手数料と保有期間約5年のアクティブファンド3本の投資運用利回りを並べてみました。

「う~ん、素晴らしい♪」とつい感心してしまうほどの投資利回りです。(私の投資金額を単純に現在の時価評価で割って100をかけたもの、元手が増えた割合です。)保有期間の長さが年利回りを下げることになっていないかと心配していたのですが、リーマンショック前に時計を戻すことはできませんし、その後の基準価額の推移をみると、もう少し保有していてもよいかと考え直しました。また、3本の中で運用成績が著しくよくないものは売却候補にしようと思っていたのですが、信託報酬との兼ね合いを見て、これも今すぐ処分するほどの水準ではないと判断しました。

結論は次の見直しタイミング(約3ヶ月後)までの様子見です。私が様子見を容易に決められるのは、このアクティブファンド投資が自分の資産運用の中心ではなく、投資金額も小さいからです。これが運用の中心、全財産の半分以上としたら、いくら成績がよくてもいつ下がり始めるかと気が気ではないでしょう。相場が急変しようとも自分が耐えられる範囲の投資にとどめておくのは、冷静な判断を下すためにもとても大切です。

リスクの高いファンドを5年も保有していてよいものかと思い立って見直しをしましたが、改めて新興国投資に前向きになりました。(でもちゃんと次回のタイミングで見直しをして一度は売っておこうと思っています)

『高コスト商品は長期保有しない』という方針を持つ著者ですが、新興国のアクティブファンドの成績を見ると、コスト分相応の結果が出ているので一概に高コスト商品とは言えないことも改めて感じました。

そもそもこれだけ高いパフォーマンスをあげているファンドの手数料は他のファンドと同等に比較できないのかもしれません。
ファンドのよさは自分が保有してみて実感できることもたくさんあります。インデックスファンド、アクティブファンド、それぞれの良さを利用したいものですね。

投資信託取引に関する重要事項

■ リスク

投資信託は、値動きのある有価証券に投資しますので基準価額は上昇することもあれば下落することもあります。従って投資元本および分配金の保証された商品ではありません。また、投資信託は商品毎に応じて様々なリスクがあり、以下は一般的なものを示したものにすぎませんので、ご購入の際には銘柄ごとの「目論見書」、「目論見書補完書面」の内容をご確認ください。 ・ 組み入れた株式、債券および商品等の変動(組入れ商品が外貨建てである場合には通貨価格の変動も受けます。)に基づいて基準価額が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

・ 組み入れた株式、債券および商品等の発行者の経営・財務状況の変化およびそれらに関する外部評価の変化等に基づいて基準価額が下落することにより、投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

・ 外貨建て投資信託(外貨建てMMF等)は、外国為替相場の変動などによりお受取金額が変動し、外貨建てでは投資元本を割り込んでいなくても、円換算での投資元本を割り込み、損失(元本欠損)が生じるおそれがあります。

■ 手数料


投資信託取引にあたっては、以下の手数料等をご負担いただきます。
・ 申込手数料 : 申込金額に対して最大3.675%(税込)

・ 信託財産留保額(換金時の直接的な負担費用) : 約定日、またはその翌営業日の基準価額に最大2.0%を乗じた価額

・ 信託報酬(保有期間中の間接的な負担費用) : 純資産総額に対して最大2.197%(年率・税込)

・ 運用成績に応じた成功報酬やその他の費用を間接的にご負担いただく場合もあります。

■ その他

・ お申込み/ご購入にあたっては「目論見書」、「目論見書補完書面」をご覧いただき、取引の仕組みやリスク・手数料等についてご確認ください。

マネックスからのご留意事項

「資産の種」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引・取引所株価指数証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。

商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

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