良質な種(投資のための基礎的な知識や知恵)をたくさん手に入れて、一緒に育てていきませんか?投資初級者の方の背中を押すお話をしてまいります。(現在は更新しておりません)
一般の社会人の方から『経済や金融を勉強したい』という声を聞きます。この分野については、とっつきにくく、専門性の高い分野というイメージがあるようですが、社会人の常識として知らないままでは済ませたくない、と言う人が多いようです。確かにこの分野の記事などは、読んでも記事の持つ意味、その記事の背景をその時目で追っている一次情報だけでは理解できず、誰かに解説してもらえるとありがたいところ。
でも、経済や金融は本来私達の暮らしに密接に関わっているものなので、自分の身にふりかかることとして受け止められると、自分なりに見通しをたてたり、他の人の解説に対する意見をもったり、ということができる分野です。キーワードは「自分の身にふりかかる」ということ。
円高円安のしくみも理論を少し学習した後に、外貨投資を自分ではじめれば、自ずと気になって為替関連のニュースを見るようになりますし、為替に影響する金利動向も調べたくなります。世界経済についての知識を得て、新興国に投資をすれば、日本の経済成長率さえ見たことがなかった人も新興国のGDP発表の記事に目が止まります。その後は、自分の資産を守るためのアクションを決定するために、益々世界の動きが気になり、自分で学習するようになります。自分のお金で投資をすることで金融や経済はどこかで起こっていることではなく、自分のお金の動向がきまる重要な要因になり、机の上の勉強に留まらなくなります。
不思議なことに自分で投資をしていると情報を追いかけますが、投資をしていないと、いつの間にか追いかけなくなってしまうようです。それは、記憶に残らないからでしょう。少額でも投資をしていると、その後しばらく投資や情報から離れてしまっても、自分が投資している対象の記事などには目がいくもので、
「今は、こんな状況なんだ、そういえば自分が投資をした時の状況は・・・」と過去と現状を比較したりすることができます。自分のお金を実際に投資したときと、今の経済環境などを比較する基準をもっているからこそのことなのです。
金融や経済について学習したいという方には、そんな環境を自分からつくってみることをおすすめします。投資を始めて自ら金融・経済の世界に踏み入っていただけたらと思うのです。まずは少額から投資を始めることにより、これから資産を作る上でも、生涯かけて関わっていく金融・経済について学習し続ける上でも大切な一歩を踏み出せるのではないでしょうか。
当社のグループ会社であるマネックス・ユニバーシティ主催で海外メディアの記事を紐解いて、経済・金融と英語を学ぶ1度で2度おいしい、セミナーを実施しました。
『The Economistを使った海外メディア活用術』セミナー報告レポートをご紹介しています。
※次回開催も計画中です。
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