第 79 回 世界の投資家と居並ぶ為の「鷹の目」

良質な種(投資のための基礎的な知識や知恵)をたくさん手に入れて、一緒に育てていきませんか?投資初級者の方の背中を押すお話をしてまいります。(現在は更新しておりません)

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第 79 回 世界の投資家と居並ぶ為の「鷹の目」

国際分散投資をする上で、その投資対象先を検討するには参考情報は必要です。新聞やニュース、各種金融機関の発するレポートや投資雑誌など、金融自由化になって以来、個人投資家が触れることができる投資情報は格段に増えました。その上インターネットの普及により、リアルタイムで地球の裏側の国の情報や、専門家の解説はもちろん、個人が発する情報も入手可能になっています。

 これらの情報を利用する際には日常生活に利用する情報と違って特に気をつけなければならないことが2点あります。

・効率よく必要な情報を集めること

・発信者のバイアスがあることを考慮すること

です。一つ目は情報収集に時間をかけ過ぎて投資タイミングを逃さないために。二つ目は、客観的な情報でなければ投資判断として利用するにはリスクが高いからです。特に私達日本の投資家は日本で生活している人間が発信した情報を普段はよく利用しています。私達自身、日本で生活しているのですから同じ環境にいる人が発信したもののほうが使い勝手のよい情報が多いのです。しかし、ここでは国際分散投資をする上での情報の話。日本人が日本人の目線で海外の状況を解説する情報だけを得ていては発信者の日本人目線というバイアスが常にかかっていることになります。

そこでおすすめするのが海外のメディアが発信した情報の利用です。異なる民族や文化をもつ国から発信された情報は日本人の目線とは全く違った目線で捉えられています。海外からみた日本について、海外からみたアジアについて、米国からみた欧州について、欧州からみた資源国についてなどなど、国際分散投資をする上で参考にしたい情報が発信されています。原文で読むのが一番手っとり早いのですが、語学力の壁は高い。でも、インターネットなら日本語訳された海外メディアの記事を手軽に読むことができます。専門家のレポートではないので読みやすいものが豊富にあります。例えば株式会社日本ビジネスプレスのウェブサイト(JBpress)にて「Financial Times」や「The Economist」など、英国日刊紙、週刊新聞の翻訳記事を読むことができます。

国際分散投資をするならば、世界を「鷹の目」で見続けるスタンスを意識的に持つことが必要ですね。ここで更に一つ注意。海外メディアもその発信者自身のバイアスはかかっているということ。情報はまるまる鵜呑みにしてはいけないという教訓です。


※マネックス・ユニバーシティは『海外メディアの記事を原文で読んで情報活用しよう』というセミナーを実施しています。不定期開催ですがビジネスパーソンに人気の講座になっています。一度のぞいてみませんか?
セミナー開催レポートはこちらからご覧いただけます。(マネックス・ユニバーシティのウェブサイトが開きます。)

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