良質な種(投資のための基礎的な知識や知恵)をたくさん手に入れて、一緒に育てていきませんか?投資初級者の方の背中を押すお話をしてまいります。(現在は更新しておりません)
有望な投資先を探しています。今のうちに将来大きく育ってくれそうな投資先に少しずつ投資をしておきたいと考えています。狙いは新興国の株式。先進国が不況にあえぎながらなんとか株価を戻そうとする時間に新興国は倍のスピードで成長を遂げてくれるのではないか、と思うからです。そう、今の中国やインドのように。しかし、インドや中国とうまくビジネスをしていこうとする上でいろいろな障壁が存在することも、最近はよく、知られるようになっています。
そしてその問題があまりに大きい場合や、もっとよりよい条件でビジネスを行うために、すでに企業は第二のインド、中国になりえる国に投資をはじめています。インドネシアやベトナム、バングラディシュなどの国に日本企業の生産工場を建てる計画などは日々ニュースで見られるようになっています。
これらの企業は中国やインドですでに同じことをしようとした、もしくは実践してみた上で、他にもっとよいところがあるという判断をしてわざわざまだ発展途上といわれる国に投資をし始めているのではないか(安い人件費というメリットだけでなく、ビジネスをしやすい土壌であるとか)。
ならば、これからの新興国投資は中国やインド一辺倒というわけではないだろう、フットワークの軽い某国があっという間に経済成長率を押し上げ、規模では中国やインドに引けをとるものの、投資先として大変有望な国になるのではないかと。こんな予想をしていると、今のうちに金の卵の某国に投資をしておかねば!という気になります。
さて、ではどうやって投資をするか。個別の銘柄は銘柄選択が難しそうですし、私の場合は、社内の手続も面倒(金融機関に勤める者は取引規制があります)なので、投資信託で検討します。既に新興国のインデックス投資は積立てしていますし、極少額で保有している中国株とインド株のアクティブファンドそれぞれも順調に基準価額を上げています。この他の何かに今、投資をしておきたいのですが、どんなファンドがあるのかもわかりません。証券会社や投資信託運用会社のファンド一覧からの検索機能は残念ながら使いにくいものが多く、ここでせっかくの買う気を消沈させてしまうことがあります。
多くの検索機能は国内株式型、海外株式型、国内債券型、海外債券型、バランス型、などに分類されており、その分類で絞り込んだだけだと、数十種類の投資信託がズラッと表示されるというものだからです。その上並ぶ投資信託の名前が、それだけでは何に投資しているものなのかがわからなかったりするから困りものです。もっと投資家目線で名前を作ってもらいたいものです。
願わくば、「もっとビジュアルでわかるような使い勝手のよいものはないかしら。このあたりの国が狙い目で、そのエリアに投資できるファンドを知りたいのに。」と、いつも世界地図を頭に浮かべながらイライラしつつ検索するのですが、よいものを見つけました。投資信託評価会社モーニングスターのファンド検索ベータ版です。
最初にページ上部のリボンの中にある『条件を指定して検索』をクリックすると、検索条件のカテゴリーが細かいので私の希望の投資先、『国際株式・エマージング(新興国)・単一国・為替ヘッジなし』という分類があり、しかもエリアをアジアで絞ることもできます。(うれしいことに話題のテーマとして「インドネシア株」「ベトナム株」という選択ボタンもあります!)ここまで絞ってもらえれば、あとは各ファンドの中身をファンドレポート等でしっかり見極めます。インデックスファンドと違い、アクティブファンドの場合は手数料等のコストだけでファンドを絞り込んでしまうと、しっかり運用してくれる優良ファンドを篩い落としてしまう可能性があるのでコストでの絞り込みを最初にしてしまうのはNGです。もちろんあまりに高い手数料がかかるファンドでは困りますが、アクティブファンドは株式の個別銘柄に近い選択眼が必要なのです。
私のように『こんなファンドを探している』まで決まっていない方にはコチラはいかがでしょう。
マネックス証券のサイトですが、新興国ファンドにはどんなものがあるのかな?というところから始める方にはまずコチラを眺めてもらうと新興国ファンドのイメージを持つことができると思います。
自分好みの投資先を自分で素早く見つけられれば投資タイミングを逃しません。便利なツールはどんどん使いこなしたいものです。
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