第 114 回 はじめての投資 ~せつない想い出編~

マネックス関係者の投資事情を赤裸々に!?お届けします。乞うご期待!(現在は更新しておりません)

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第 114 回 はじめての投資 ~せつない想い出編~

プロフィール、社会人(金融機関勤続年数) 6年目  MONEX歴 6年目 現在マネックス証券北京駐在員事務所に勤務、東京―北京間を行き来する日本語堪能な中国国籍の独身男性社員の投資事情をおおくりします。


Q.投資歴を教えていただけますか?

投資はマネックスに入社してからはじめました。



Q.はじめての投資はどんな投資でしたか?

2006年の年末頃に中国株投資信託を購入しました。
長期に渡って低迷してきた中国株式市場は中国経済の高成長に完全に反映しておらず、これから成長の軌道に乗ると思い、中国国内市場(A株)、そして香港市場(H株)をメインの投資先とする中国関連ファンドをそれぞれ1本ずつ購入しました。



Q. これまでで一番失敗したと思う投資はどんな投資でしたか?

上記のファンドへの投資でした。購入当時、上海総合指数は約2,000ポイント前後で、ハンセン指数は20,000ポイント以下でした。それが購入後わずか1年で、上海総合指数が6,000ポイントに近づき、ハンセン指数も30,000ポイントを超えました。持っているファンドの基準価額はどちらも倍増、自分が狙ったとおりの展開にニンマリしていました。実はその時、上場企業のバリュエーションやIPOの公開価格等からはすでにバブルの気配を強く感じていたのですが、ファンドを持ち続けました。

その後、中国株市場が急に下落の方向に転じ、上海総合指数、ハンセン指数はともに購入当時の水準を割り込みました。このころ、たまたま入用となり、下がっているファンドを解約し、はじめての投資の収益はマイナスで幕を閉じました。。
解約までには利益確定のチャンスはいくつもあったのに、暫く待てばまだ最高点に戻るかと躊躇したのが敗因です。この一件からの教訓として、投資の際にはキチンと利益確定またはロスカットの目標を設定すること、さらに、行動すべきときは躊躇せずに執行することが非常に大事であると認識しました。人間は欲望に左右されやすいですね。身を持って体験しました。



Q.投資(またはお金)の位置づけを教えてください。

ライフプランを実現するためのツール。



Q.お金をどう使っているときが一番幸せ?

自分にとって大事な人、及び大事な事の役に立つように使うのが一番幸せです。



Q.ご自身の今のお金に対する価値観はいつ出来上がったと思いますか?
大学時代から徐々にできたと思います。



Q.投資型をもし一言で表現するならば、どんな言葉?

中長期投資。



Q.貯蓄と投資、どっちに重きを置いている?

社内規定があるため、証券取引を基本的にしていない上に、最近は投資信託にも投資していませんでした。結果的に貯蓄に重きにおいているようになっています。しかし、個人資産を増やすためにこれから投資を再開しようと考えています!



Q.現在の投資方針の決め手は?

自分として今は資産形成の重要な段階であり、資産の拡大を目指しています。そのため、BRICs等新興国市場における投資チャンスを掴んで投資していこうと考えています。



Q.個人投資家へのアドバイス または メッセージなどをお願いいたします。
ロスカットと利益確定は大事です。



いかがでしたでしょうか。
評価損のでている運用資金を泣く泣く現金化するのはせつないもの。とはいっても入り用だから
誰を恨むこともできないのがさらにせつなさを増しますね。投資はあくまで余裕資金で行いましょう!

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