株式を割安で買う方法

世界最大級の運用資産規模を誇る投資信託会社、バンガードがお届けする運用コラム。世界経済を大局的にとらえ、正しい運用のあり方を示唆します。(現在は更新しておりません)

株式を割安で買う方法

過去3年にもおよぶ下げ相場に多くの米国人投資家も苦しめられました。実際、この下げ相場が原因で投資を止めてしまった投資家もいます。しかし、計画的に投資を続けてきた長期投資家にとっては、悪いことばかりでありませんでした。なぜなら、彼らは株価が下がったおかげで、同じ金額でより多くの株式を買って資産を着実に増やすことができたからです。

例えば、あるファンドに毎月250ドルづつ投資するとします。最初の月の基準価格が10ドルだったので、250ドルで25口買いました。次の月には基準価格が8.50ドルまで下がったので、同じ250ドルの投資額で29.4口買うことができました。

この例では、
基準価格の平均は9.25ドル{(10ドル+8.50ドル)÷2}となります。一方、あなたの支払いコストは一口平均9.19ドル(500ドル÷54.4口)と計算されます。

ドルコスト平均法、つまり一定の金額で基準価格が高い時に少なく、低い時には多くの口数を買う投資手法を利用して、投資の平均コストを平均基準価格より下回らせることができたのです。

ドルコスト平均法は、一回の投資額が少ない投資家が、まとまった資産を形成できる非常に便利な方法です。また、神経をすり減らしながらマーケットタイミングを読む必要もありません。

(注)ドルコスト平均法は投資利益を保証するものではありません。また、株式や債券価格の下落による損失から投資家を保護しません。さらに、ドルコスト平均法は、物価水準の変動にかかわらず継続的な投資を必要とするため、長期的な投資が可能かどうかを十分に検討されることをおすすめします。

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