世界最大級の運用資産規模を誇る投資信託会社、バンガードがお届けする運用コラム。世界経済を大局的にとらえ、正しい運用のあり方を示唆します。(現在は更新しておりません)
「そもそも投資を始めるための資金がない」という人がいます。
今年最後の「バンガード・海外投資事情」はそんな人のために、米国バンガードの投資家が実践している“投資資金を確保するための4つのコツ”をお伝えしましょう。
いえいえそんな大層なことではありません。ほんとうにちょっとしたことなのです。
1.自分のお金の現状を知る
まずは自分が置かれているお金に関する現状を理解することです。自分のお金がどこから来てどこへ行ってしまうのかを十分に知ることによって、より適切な判断が下せるようになります。自分のここ1ヶ月から2ヶ月の出費をすべて書き出してみてください。そしてその中からもっと減らせそうな支出項目を探し出しましょう。そんな項目ない?いえいえきっと見つかるはずです。ただしあまり厳しくやり過ぎるのもいけませんが。
2.続ける習慣をつくる。
1.の作業によってできた余裕資金は、持続性を持たせるため、毎月一度自分の貯蓄口座へ自動的に移管させる習慣・システムをつくりましょう。オンライン・サービスを利用するのも効果的です。収入が入ったときにすぐその金額分を預金してしまうことで、余計な出費を防ぐことができます。これによって自分が達成したい金額目標(ファイナンシャル・ゴール)まで、より安定した貯蓄をすることが可能になり、さらに思わぬ収入やボーナスが入ったときには、それを追加することによって、そのゴールはより早く自分に近づいてくるのです。
3.借金を減らす。
もし買い物などのために一時的に借りたお金があるなら、それは自分の預貯金が目標金額に達するのをもっとも邪魔している存在かもしれません。高い金利を支払っている借入金を減らすことは非常に大切で、これもひとつの資産運用と考えることができます。
たとえば8%の金利で100万円借りたとしましょう。これは100万円の投資から税控除後で8%の損失があったことに似ています。普通の投資運用で定期的にこのような高いリターンを得ることはほとんど不可能だということを考えれば、ここは資産運用のつもりで借金を返すことを考えましょう。
4.万が一の備えは別に準備しておく。
だれに対しても「緊急時」は訪れます。突然の出費に自分の長期投資資金を取り崩すことのないように、あらかじめ万が一の備えを別に貯えておきましょう。そう年末年始などはとくに、この「緊急時」が発生しやすいときです。
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