世界最大級の運用資産規模を誇る投資信託会社、バンガードがお届けする運用コラム。世界経済を大局的にとらえ、正しい運用のあり方を示唆します。(現在は更新しておりません)
「リスク許容度」という言葉を聞いたことがありますか?
リスク許容度とは一般的に、「保有している投資商品の価格が下がった場合、いずれ価格が上昇し利益を出すまでその損失に耐えられる程度」を表わします。
市場の価格変動には目もくれず、長期的な投資目標にターゲットを絞って投資をすることに耐えられる投資家がいます。一方で、ポートフォリオの保有資産の価格がほんの数パーセント下落しただけで不安になってしまう投資家もいます。
苦しい時にどこまで耐えられるか、一貫した運用をどこまで維持できるかということが、市場リスクの許容水準を設定する基礎となるのです。
保有している投資商品の価格が20%も25%も下落してしまうという典型的な「下げ相場」の状況であなたはどのように反応しますか?
次のことを心に留めておいてください。
長期間の投資の中で、市場の「うねり」は必ず発生します。実際過去40年間で下げ相場は平均すると約5年に1度の割合でやってきました。そして、その下落率は数十%に及ぶこともありました。
次に何が来るかもわからず、場合によってはさらに悪化するかもしれないような状況の中で、自分がどう感じ、自分の手持ち資産の中でどう反応できるかを慎重に考えてみてほしいのです。この種の率直な自己分析こそが、あるべき運用を一貫して継続する決意を助けることになるでしょう。
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