覚えておきたいポートフォリオを見直す時のヒント

世界最大級の運用資産規模を誇る投資信託会社、バンガードがお届けする運用コラム。世界経済を大局的にとらえ、正しい運用のあり方を示唆します。(現在は更新しておりません)

覚えておきたいポートフォリオを見直す時のヒント

ファイナンシャル・プランナーの多くは、少なくとも年に一度(年度始めがよいかもしれません)ポートフォリオを見直すことを推奨しています。これは自分の引退後のための資産を評価し、投資計画の中で個々の投資が果す役割を改めて見直すよい機会となります。

 資産を分散してリスクを減少させましょう。市場の動きやファンドのパフォーマンスを正確に予測することはできませんが、資産を株式、債券、短期金融商品などに分散し、さらに個別のアセットクラスの中でも分散投資することで、リスクを軽減することができます(決して運用利益を保証するものではありません)。

 目標とする資産配分を維持するためにリバランス(配分の再調整)しましょう。たとえばあるファンドが一時的に良い(悪い)パフォーマンスを出していると、そのファンドが投資している資産クラスの比率が偏りすぎてしまい、ポートフォリオ全体が想定外のリスクにさらされてしまう可能性があります。定期的にポートフォリオを見直し、必要であればリバランスを加えて、目標とする資産配分を維持するようにしましょう。

 また、いくつかの金融機関に分散して保有しているファンドがある場合は、一度まとめて見直してみましょう。もしかするとあなたの資産は(幅広く分散されたものとは程遠い)似たようなファンドの寄せ集めになっているかもしれません。

 引退資金を蓄える方法は何であれ、あなたの目標を達成するためには、資産が適切に分散されていることが非常に重要なのです。

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