第5088号 2020年5月13日(水)

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本日の日本市場は米国株安を受けて続落となりました。日経平均は225円安の20,140円で寄り付くと取引開始から10分余りで310円安の20,056円まで下落しましたが、20,000円を前に下げ渋ると徐々に下げ幅を縮める展開となりました。146円安で後場の取引をスタートさせると14時40分に36円安の20,329円まで下げ幅を縮めました。その後引けにかけて下げ幅をやや広げた日経平均は結局99円安の20,267円で取引を終えています。

一方で新興市場は堅調で東証マザーズ指数が3日続伸となったほか、日経ジャスダック平均も5日続伸となっています。

1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 本日の注目コラム
5 松本大のつぶやき

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1 相場概況

日本市場は米国株安を受けて続落 日経平均はじりじりと下げ幅を縮め99円安(マネクリに移動します)

VIEW POINT:明日への視点

本日の日経平均は米国株安を受けて続落となりました。しかし、一時は300円以上下落し一目均衡表の雲の上限(20,237円)を下回りましたが、20,000円を前に底堅さをみせると切り返し雲を上回って引けています。したがって半値戻しを達成した堅調な地合いは引き続き維持されているといえそうです。なお、15時にソニー(6758)が決算を発表しています。2020年3月期の営業利益は前期比5.5%減の8455億円となり、2021年3月期の業績予想については未定としています。明日のマーケットの反応が注目されます。

国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 20,267.05 - 99.43(-0.49%)
日経225先物 20,350 + 60(+0.29%)
TOPIX 1,474.69 - 2.03(-0.14%)
JPX日経400 13,223.54 - 3.37(-0.03%)
単純平均 1,999.64 + 1.26
東証二部指数 5,814.20 - 26.31(-0.45%)
日経ジャスダック平均 3,267.73 + 6.27(+0.19%)
東証マザーズ指数 838.61 + 4.87(+0.58%)
東証一部
値上がり銘柄数 975銘柄
値下がり銘柄数 1,103銘柄
変わらず 93銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 132.19%(+7.34%)
売買高 13億1925万株(概算)
売買代金 2兆3290億1600万円(概算)
時価総額 558兆8506億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 107.12-13円
ユーロ/円 116.20-24円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比
NEC(6701) 4,675 +285
大幅高 今期営業益18%増見込む グローバル事業の収益性改善や不採算案件削減が寄与。
テルモ(4543) 3,734 +195
大幅高 販売提携先が新型コロナウイルスへのパルスドキセノン紫外線の効果を確認。
GMO(9449) 2,644 +244
大幅高 1Q営業益66%増 決済事業やアクセス事業が好調。
ダイヘン(6622) 3,585 +360
大幅高 前期営業益8%増で着地 主力の電力機器事業が好調。
アニコムHD(8715) 4,495 +425
大幅高 今期経常益32%増見込む ペット保険のよりいっそうの収益力拡大図る。
コーア商事(9273) 1,536 +300
大幅高 通期営業益を上方修正 期末配当予想の増額も発表。
リボミック(4591) 471 +80
大幅高 新型コロナ治療用アプタマーの開発開始。

提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ

東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング

2 米国相場概況(5月12日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 23,764.78 - 457.21(-1.88%)
S&P500 2,870.12 - 60.20(-2.05%)
NASDAQ 9,002.55 - 189.79(-2.06%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ウォルマート(WMT) 123.78 +0.11(+0.09%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
キャタピラー(CAT) 105.00 -3.61(-3.32%)
ジェイピー・モルガン・チェース(JPM) 87.03 -2.94(-3.27%)
ゴールドマン・サックス(GS) 177.21 -5.95(-3.25%)
ウォルト・ディズニー(DIS) 104.56 -3.21(-2.98%)
ナイキ クラスB(NKE) 88.26 -2.67(-2.94%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
シスコシステムズ(CSCO) 3Q
サイバーアーク・ソフトウェア(CYBR) 1Q

米国株式決算カレンダー

3 マネックス証券からのお知らせ
4月8日以降も継続!米ドル買付時の為替手数料が無料
定期的な見直しの結果、円から米ドルへ為替振替する際に必要な手数料が2020年4月8日以降も無料(買付時のみ)とすることにいたしました。 米国株最低取引手数料も無料であるマネックス証券で、米国株をぜひ始めてみてはいかがでしょうか?
世界市場見通し 株式は中立の見通しを維持
毎月世界有数の運用会社であるシュローダーのマルチアセット運用チームによる各金融市場の月次見通しをお届けしています。
お客様の投資戦略の策定にぜひお役立てください。
4 本日の注目コラム
福永博之のいまさら聞けないテクニカル分析講座
株価水準を切り上げ、日経平均は2019年8月の水準に
福永 博之 2020年5月13日
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
米国もマイナス金利導入の可能性?!ドル安となるのか
大橋 ひろこ 2020年5月13日
吉田恒の為替デイリー
為替と米株、そしてFRB、コロナとの関係
吉田 恒 2020年5月13日
【投資のヒント】決算集計速報 PART6 12日の決算発表は
【ストックボイス】アフターコロナ相場の行方 ‐ 今後の株式市場見通し
マネックス証券アナリスト陣のレポートによる最新のマーケット情報から、投資入門者向けのコンテンツまで、幅広く有益な情報を集約しています。手軽にマネー情報を読める「マネクリ」をぜひご覧ください。

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5 松本大のつぶやき

松本大

財源

新型コロナウイルスに絡む補償。政府与党は初めのうちは「簡単には払えないんです」的な、悪く云えばケチな、良く云えば規律のある姿勢を見せていましたが、今となっては与党も野党もバンバンバンバン大盤振る舞い、いくらでも払うと云う感じです。しかし財源の話はほとんど聞こえてきません。

国会はお金の使い方、どれだけ使うかを議論していますが、そのお金を誰からどう調達するかの議論をしていません。私たちに対する増税か、将来の世代に借金をより多く背負わせる他に、即ち将来世代に対する増税か、どちらかしか方法はないにも拘わらず、そのことについては一切議論がされていません。国会のこの姿勢は、あまりにも無責任ではないでしょうか。そしてそのことを私たちは、マスコミも含めて、もっともっと追究すべきではないでしょうか?

新型コロナウイルス問題は、幸いにも収束していく雰囲気ですが、そのあとに巨大な問題が残る気がして、暗い気持ちになるのは私だけでしょうか?

 

過去の「松本大のつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)

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    投資信託の収益分配金に関するご説明
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