第5163号 2020年8月31日(月)

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本日の日本市場は大幅上昇となりました。日経平均は264円高の23,147円と節目の23,000円を上回って寄り付くと9時30分ごろから上げ幅を広げ10時30分過ぎに459円高の23,342円まで上昇し、446円高で前場を終えました。416円高でスタートした後場の日経平均はしばらく高値圏で推移しましたが、14時ごろから上げ幅を縮めると結局257円高の23,139円と後場の安値で取引を終えています。

こうしたなか新興市場も高く東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が揃って上げ、東証マザーズ指数は4%近い上昇となっています。

1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 本日の注目コラム
5 松本大のつぶやき

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1 相場概況

日本市場は安倍政権での政策が継続されるとの見方が安心材料となり大幅高(マネクリに移動します)

VIEW POINT:明日への視点

本日の日経平均は257円高となりました。先週末の米国市場が上昇したことに加えて、安倍首相の後任となる自民党総裁選に菅官房長官が出馬する意向を固めたと伝わりこれまでの政策が継続されるとの見方が安心材料となり、一時は先週末の下げ幅(326円安)を超えて上昇する場面もありました。今週は月末月初週に当たり重要指標の発表が目白押しですが、こうしたなかで25日の高値(23,296円)を上回ってさらに上値を追うような展開がみられるかがポイントとなりそうです。なお、9月1日には8月の米ISM製造業景況感指数が発表されるうえ、2日には8月の米ADP雇用リポートが、さらに3日には8月の米ISM非製造業景況感指数が、そして週末には8月の米雇用統計が発表される予定で、今週はこうした経済指標や国内の政治情勢をにらみながらの展開となりそうです。

国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 23,139.76 + 257.11(+1.12%)
日経225先物 23,160 + 270(+1.17%)
TOPIX 1,618.18 + 13.31(+0.83%)
JPX日経400 14,611.26 + 127.00(+0.88%)
単純平均 2,137.40 + 25.80
東証二部指数 6,379.87 + 10.08(+0.16%)
日経ジャスダック平均 3,531.94 + 53.75(+1.55%)
東証マザーズ指数 1,121.64 + 40.07(+3.7%)
東証一部
値上がり銘柄数 1,605銘柄
値下がり銘柄数 492銘柄
変わらず 74銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 100.33%(+8.34%)
売買高 13億4148万株(概算)
売買代金 2兆3508億6900万円(概算)
時価総額 608兆9814億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 105.58-59円
ユーロ/円 125.66-70円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比
ソフトバンクG(9984) 6,598 +201
大幅高 通信子会社SB株を売却 財務改善を好感か。
丹青社(9743) 713 +47
大幅高 上期営業益予想を上方修正 経費抑制が寄与。
KeePer技研(6036) 2,571 +209
大幅高 東海東京が目標株価引き上げ 新規出店再拡大とディーラー向けの拡販で利益成長へ。
ウェザーニューズ(4825) 4,800 +205
大幅高 「災害対策判断支援サービス」提供開始 日経報道。
ミナトHD(6862) 527 +80
大幅高 今期営業益予想を上方修正 ブリンストン子会社化が寄与。
PSS(7707) 1,600 -373
大幅安 今期営業黒字5億円予想も前期は8200万円の赤字。
ソフトバンク(9434) 1,392.5 -39
軟調 9億株超を売り出し ソフトバンクグループジャパンが放出。

提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ

東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング

2 米国相場概況(8月28日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 28,653.87 + 161.60(+0.56%)
S&P500 3,508.01 + 23.46(+0.67%)
NASDAQ 11,695.63 + 70.30(+0.6%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
コカコーラ(KO) 49.83 +1.60(+3.32%)
ウォルマート(WMT) 140.30 +3.67(+2.69%)
エクソン・モービル(XOM) 40.69 +0.95(+2.39%)
ビザ クラスA(V) 215.71 +4.68(+2.22%)
レイセオン・テクノロジーズ(RTX) 62.24 +1.34(+2.20%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 38.76 -0.58(-1.47%)
ゴールドマン・サックス(GS) 207.71 -2.44(-1.16%)
トラベラーズ・カンパニーズ(TRV) 115.89 -1.29(-1.10%)
ホームデポ(HD) 286.29 -2.34(-0.81%)
ベライゾン・コミュニケーション(VZ) 59.26 -0.17(-0.29%)
3 マネックス証券からのお知らせ
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4 本日の注目コラム
今週のマーケット展望
首相辞任の余波は広がらず 2万3000円の大台早期回復が鍵
広木 隆 2020年8月31日
田嶋智太郎の外国為替攻略法
FRBの新指針で基本リスクオンのムードは継続
田嶋 智太郎 2020年8月31日
【アナリスト夜話】首相交代で「秋の魔物」は現れるか?
【吉田恒の為替デイリー】「安倍ショック」、為替・株への影響は?
【吉田恒の為替ウイークリー】9月の為替を予想する
【投資のヒント】上方修正で減益予想が一転して増益予想となった銘柄は
【岡元兵八郎の米国株マスターへの道】米国株は長期的に上昇する
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5 松本大のつぶやき

松本大

辞任

金曜日、移動があったので、ちょっと早めにつぶやき原稿を書いて提出してしまっていたので(そして午後は概ね移動していたので)、安倍首相の辞任について書くことが出来ませんでした。これだけ大きな出来事について、何もつぶやきに書かないのでは、まるで新聞休刊日に起きた事件のようになってしまうので、既にもう鮮度はありませんが、少しだけでもつぶやきたいと思います。

印象としては、海外と国内の反応の差が大きいなぁと思いましたが、ニュースを聞いて真っ先に興味が行ったのは、辞任を決められた日の月齢です。え???と云うのも、第一次安倍政権の時に安倍総理が辞任を決意したのは確か新月の晩で、速やかに発表。福田総理が辞任して迷言を残されたのも、麻生総理が急に国会を解散したのも、ほぼ新月の日です(新月+-1.5日の範囲内)。

ヒトを含めた動物は、新月の日には予想不可のことをするものだ、と常々思っていたのですが、今回は辞任を決意したと云われる月曜日で月齢5日、発表した金曜日が月齢9日ですので、用意周到に考えられ、準備されたものである気がします。ま、趣味的なこじつけですけどね。

しっかり準備されたものなので、後継問題もスムースに運びそうで、マーケットも一旦売られてすぐに元に戻る、という状況。流石に経験が積まれてるなぁと、そう思います。彼の国アメリカでも変動要因が減ってきているように見え、これはまた明日でもつぶやきたいと思います。徐々に資産インフレ感が強くなってきているように見えますね!

 

過去の「松本大のつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)

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