マネックスメール
第5229号 2020年12月7日(月)
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本日の日経平均は続落となりました。日経平均は143円高の26,894円と反発して寄り付きましたが、上げ幅を縮めると取引開始から10分弱で下落に転じ前引け間際に114円安の26,636円まで下落し106円安で前場を終えました。一段安となり163円安の26,587円でスタートした後場の日経平均は12時50分前に250円安の26,500円まで下落しましたが、節目の26,500円で踏み止まるとやや持ち直し結局203円安の26,547円で取引を終えています。こうしたなか新興市場も安く東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が揃って下落し、東証マザーズ指数は4%を超える下げとなっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 【PR】名証IRセミナーオンライン LIVE配信のご案内
5 本日の注目コラム
6 IPO需要申告受付中
7 松本大のつぶやき
特定商取引法に基づく表示はこちら
システムメンテナンスのご案内はこちら
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1 相場概況
日経平均は上昇して始まるも寄り付きを高値に下落に転じ203円安
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は203円安となりました。米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことで経済対策の必要性が増し与野党協議が早期合意に向かうとの期待が高まり先週末の米国市場で主要3指数が揃って史上最高値を更新したことから143円高でスタートしましたが、寄り付きを高値に上げ幅を縮めると下落となりました。戻り目途の一つとみられていた1989年に記録した過去最高値(38,915円)から2009年に付けたバブル崩壊後の安値(7,054円)までの下げ幅の61.8%戻し(26,745円)の水準を上回ってきたことで一服感が出るのは当然で、本日の下げで25日移動平均線(25,559円)との乖離率が3.9%と5%を下回り過熱感が一旦後退する格好となっていることから明日以降の切り返しも期待できそうです。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 26,547.44 - 203.80(-0.76%)
日経225先物 26,570 - 210(-0.78%)
TOPIX 1,760.75 - 15.19(-0.86%)
JPX日経400 16,005.73 - 130.81(-0.81%)
単純平均 2,301.12 - 30.85
東証二部指数 6,630.74 - 97.59(-1.45%)
日経ジャスダック平均 3,650.34 - 29.95(-0.81%)
東証マザーズ指数 1,170.56 - 51.21(-4.19%)
東証一部
値上がり銘柄数 395銘柄
値下がり銘柄数 1,714銘柄
変わらず 70銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 112.15%(-3.2%)
売買高 11億6647万株(概算)
売買代金 2兆2428億1700万円(概算)
時価総額 662兆5340億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 104.07-08円
ユーロ/円 126.27-31円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比
凸版印刷(7911) 1,608 +103
大幅高 通期最終益予想を上方修正 上限200億円の自社株買いも発表。
エイチーム(3662) 1,112 +150
大幅高 1Q営業益2.5倍 コロナ禍で自転車EC事業が好調。
アイオーデータ(6916) 1,028 +60
大幅高 40万株・5億円を上限に自社株買い 割合は3.02%。
アイル(3854) 1,567 +169
大幅高 Shopifyのパートナープログラムに認定。
メディアシーク(4824) 684 +100
大幅高 1Q営業益4.7倍 通期計画を上回る。
古河電池(6937) 1,580 -400
大幅安 「EV事業行ってない」とコメント発表 期待剥落で売り優勢。
メディアスHD(3154) 801 -101
大幅安 33万株の立会外分売実施へ 流動性向上などのため。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(12月4日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比
NYダウ平均 30,218.26 + 248.74(+0.82%)
S&P500 3,699.12 + 32.40(+0.88%)
NASDAQ 12,464.23 + 87.05(+0.7%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
キャタピラー(CAT) 182.21 +7.58(+4.34%)
シェブロン(CVX) 93.28 +3.48(+3.88%)
アイビーエム(IBM) 127.20 +3.59(+2.90%)
ダウ(DOW) 55.05 +1.45(+2.71%)
ビザ クラスA(V) 212.68 +4.63(+2.23%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ボーイング(BA) 232.71 -4.49(-1.89%)
ホームデポ(HD) 263.99 -4.15(-1.55%)
アップル(AAPL) 122.25 -0.69(-0.56%)
マクドナルド(MCD) 210.74 -0.77(-0.36%)
ベライゾン・コミュニケーション(VZ) 61.55 -0.19(-0.31%)
3 マネックス証券からのお知らせ
2021年マネクリ卓上カレンダープレゼント
2020年12月3日(木)より、2021年マネクリ卓上カレンダープレゼントキャンペーンを実施します。キャンペーン期間中にエントリーいただき、クイズに正解されたお客様の中から、抽選で合計1,000名様にマネックス証券オリジナルの「2021年マネクリ卓上カレンダー」をプレゼントいたします。
AIが予想!今週の米国株10銘柄
米TradeStation Technologies社が提供し、毎週更新される米国株AIシグナルから、10銘柄を期間限定で公開いたします。2020年11月9日(月)から2021年1月15日(金)までの間、10銘柄は原則毎週第一営業日に本ページにて更新いたします。

4 【PR】名証IRセミナーオンライン LIVE配信のご案内
①2020年12月12日(土)13:30~ 「ユー・エス・エス(4732)」
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鈴木一之氏が出演! 事前登録はこちら

②2020年12月17日(木)18:30~ 「ミダック(6564)」
事前登録はこちら (Zoomウェビナーで配信)

③2021年1月18日(月)18:30~ 「岡谷鋼機(7485)/東名(4439)」
事前登録はこちら (Zoomウェビナーで配信)
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5 本日の注目コラム
田嶋智太郎の外国為替攻略法
問われる「リスクオンでドル売り」の持続性
田嶋 智太郎 2020年12月7日
新潮流
黄金比
広木 隆 2020年12月7日
吉田恒の為替デイリー
「アノマリー」で考える豪ドルのシナリオ
吉田 恒 2020年12月7日
6 IPO需要申告受付中

かっこ株式会社(4166)
12月8日(火)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社いつも(7694)
12月9日(水)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社ココペリ(4167)
12月9日(水)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社ヤプリ(4168)
12月10日(木)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社グローバルインフォメーション(4171)
12月11日(金)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

ENECHANGE株式会社(4169)
12月11日(金)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

7 松本大のつぶやき
松本大
朔太郎とアンソロジー

土曜日に、前橋に行きました。或る特殊な理由があって行ったのですが、それに合わせて日曜日に、萩原朔太郎にゆかりの場所を訪れました。萩原朔太郎記念・前橋文学館で、全て知ってるつもりではあったものの朔太郎の歴史や説明を再度読み、ゆかりの写真や書籍類を眺め、文学館の向かいにある萩原朔太郎記念館で移築された生家を見て、郷土望景詩に詠まれた波宜亭があったであろう場所の近くの臨江閣を訪れ、そしてやはり郷土望景詩に詠まれた、いつか必ず行きたいと思っていた大渡橋を渡りました。朔太郎ファンの私にとっては、とても充実した時間でした。

朔太郎についてはもう全部知っているつもりだったのですが、当然新しい発見がありました。朔太郎が編んだアンソロジーである「昭和詩鈔」は、私の最も好きな書物のひとつなのですが、その昭和詩鈔を編んで出版したのが、朔太郎54歳の時だったと云うことです。これは、実は衝撃でした。云われてみれば、昭和詩鈔は朔太郎晩年の仕事であることは明らかなのですが、どこかでなんとなくアンソロジーはもっと若い時に編むものと勝手に思っていたのです。

と云うのも、私自身が大学生の時にアンソロジーを編もうと途中まで作業していたのですが、遊びが忙しくなって中断してしまい、それっきりになってしまったのです。そして確か10年ぐらいしてから、かつてやりかけたアンソロジーの編纂を完了しようと思い、作業途中だったノートを引っ張り出して見たのですが、既にその時の私の感性と、10歳若い時の大学生の私の感性は違っていて、大学生の頃の、恐らく最も研ぎ澄まされてかつ言語化することも可能だった私の感性を、魚拓のように写し取ることはもう不可能だと思い、大きな落胆と共にアンソロジー計画は諦めたのでした。

そのことがあったので、若い時を逃した私はもうアンソロジーは編まない、と勝手に決めていたのですが、朔太郎が昭和詩鈔を編んで出版したのが54歳の時と知り、これは今更ながらでも取り組む価値はあるかも知れないと思ったのでした。しかし!朔太郎は54歳になるまで詩作にのみ没頭し続けた結果の詩鈔です。私の場合この30余年没頭してきたのは、詩ではなくマーケットや経営なので、アンソロジーを編むとしたら、詩ではなくて、過去マーケットや企業や人のアンソロジーであるべきでしょうか。

そんなことも思った前橋行は、深い味わいのあるものでした。また行こうっと!



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