マネックスメール
第5323号 2021年4月23日(金)
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本日の日経平均は米国株安を受けて反落となりました。日経平均は249円安の28,939円で寄り付くと取引開始から5分余りで417円安の28,770円まで下落しましたが、朝方の売りが一巡すると持ち直し10時50分に152円安の29,035円まで戻すと204円安の28,983円で前場を終えました。234円安の28,953円でスタートした後場の日経平均は13時過ぎに256円安の28,932円まで下落した後引けにかけて下げ幅を縮めると結局167円安の29,020円と後場の高値で取引を終えています。こうしたなか新興市場も軟調で東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が揃って下落となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 【重要】GW中のサービスとよくあるお問合せのご案内
5 本日の注目コラム
6 松本大のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は米国株安を受けて反落 一時400円以上下げるも持ち直し167円安
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VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は167円安となりました。バイデン政権が富裕層のキャピタルゲイン課税の税率をほぼ2倍の水準に引き上げる方針と伝わったことが嫌気され昨日の米国市場が反落となったことで売りが優勢となりました。昨日に回復した75日移動平均線(29,168円)を再び割り込んだことで下値への警戒感が改めて意識されそうですが、来週から本格化する決算発表で弱気に傾きやすい最近の流れを変えることができるかがポイントとなりそうです。なお、3月決算企業の本決算発表が今週からスタートしていますが、本日も引け後にエムスリー(2413)などが決算を発表する予定です。また、日本時間の22時45分に4月の米製造業PMI速報値が発表されるほか、23時には3月の米新築住宅販売件数が発表される予定です。さらに23日の米国ではアメリカン・エキスプレス(AXP)やハネウェル・インターナショナル(HON)などが決算発表を予定しています。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 29,020.63 - 167.54(-0.57%)
日経225先物 28,970 - 150(-0.51%)
TOPIX 1,914.98 - 7.52(-0.39%)
JPX日経400 17,243.72 - 68.74(-0.4%)
単純平均 2,400.79 - 9.17
東証二部指数 7,435.51 - 28.73(-0.38%)
日経ジャスダック平均 3,901.69 - 10.96(-0.28%)
東証マザーズ指数 1,212.23 - 14.53(-1.18%)
東証一部
値上がり銘柄数 708銘柄
値下がり銘柄数 1,376銘柄
変わらず 106銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 83.10%(-5%)
売買高 9億5501万株(概算)
売買代金 2兆0044億0900万円(概算)
時価総額 708兆7656億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 107.88-89円
ユーロ/円 129.77-81円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
シグマクシス(6088) 2,108 +209(+11.00%)
大幅高 今期営業益43%増見込む 伊藤忠商事との資本業務提携も発表。
ワタミ(7522) 946 +24 (+2.60%)
堅調 政投銀が支援 コロナ新制度 劣後ローン軸に100億円 日経報道。
表示灯(7368) 2,799 +239 (+9.33%)
大幅高 21.3期営業益予想を上方修正 追加受注など寄与。
銭高組(1811) 4,520 -335 (-6.90%)
大幅安 21.3期営業益予想を上方修正も3Q累計実績を下回る。
ZHD(4689) 521 -21 (-3.87%)
大幅安 LINEを行政指導へ 閲覧問題で個人情報委 是正勧告は見送りと伝わる。
パナソニック(6752) 1309 -47(-3.46%)
大幅安 米IT企業の買収で合意近づくと伝わる。
日本電産(6594) 13,255 -715(-5.11%)
大幅安 今期営業益13%増見込むもコンセンサス下回る。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(4月22日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比
NYダウ平均 33,815.90 - 321.41(-0.94%)
S&P500 4,134.98 - 38.44(-0.92%)
NASDAQ 13,818.41 - 131.81(-0.94%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 231.35 +0.79(+0.34%)
マクドナルド(MCD) 232.96 +0.70(+0.30%)
ビザ クラスA(V) 227.57 +0.12(+0.05%)
スリーエム(MMM) 200.90 +0.02(+0.01%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ダウ(DOW) 60.93 -3.89(-6.00%)
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 52.58 -1.47(-2.72%)
ジェイピー・モルガン・チェース(JPM) 147.37 -3.17(-2.11%)
インテル(INTC) 62.57 -1.13(-1.77%)
シェブロン(CVX) 100.95 -1.78(-1.73%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
ハネウェル・インターナショナル(HON) 4Q
シュルンベルジェ(SLB) 4Q
キンバリークラーク(KMB) 4Q
アメリカン・エキスプレス(AXP) 4Q
リジョンズ・フィナンシャル(RF) 4Q
米国株式決算カレンダー
3 マネックス証券からのお知らせ
投信積立の頻度「毎日」と「毎月」どっちが有利?
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4 【重要】GW中のサービスとよくあるお問合せのご案内
【重要】GW中のサービスとよくあるお問合せのご案内
2021年ゴールデンウィーク期間(4月29日(木)~5月5日(水))中の各商品・サービスの取引時間や、お客様からよくあるお問合せと回答をご案内いたします。なお、米国株、中国株、FX、暗号資産CFDなどは休日中もお取引いただくことが可能です。
5 本日の注目コラム
総合商社の眼、これから世界はこう動く
コロナ禍からの回復が続く中国経済
丸紅株式会社 2021年4月23日
投資のヒント
4月の配当利回りランキング
金山 敏之 2021年4月23日
吉田恒の為替デイリー
米ドル買い戦略は106円まで変わらない!?
吉田 恒 2021年4月23日
アクティビストタイムズ
東芝“買収騒動”はトレードに活かせるか?
マネックス証券 アクティビスト情報発信チーム 2021年4月23日
第367回 < アルケゴス・キャピタルによる投資銀行の大規模損失について >
コラム執筆:白木信一郎 
あいざわアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
※あいざわアセットマネジメント株式会社のウェブサイトに移動します。
6 松本大のつぶやき
松本大
増税

アメリカ・バイデン大統領が、富裕層に対するキャピタルゲイン課税の税率を、今のレベルから2倍程度に引き上げる提案をするとの報道がありました。それを受けて昨日のアメリカ株式市場は大きく売られました。議会では共和党の反対に遭うでしょうし、流石に額面通りに増税されるとは思われませんが、先日のイエレン財務長官の発言然り、アメリカに限らず各国はコロナ対策で膨大な財政支出をしましたから、何かしらの形で税金を増やさないと、各国ともひっくり返ってしまうのは自明です。なので今後、各国に於いて、様々な形で増税は大きなテーマとなっていくでしょう。

当然増税は株式市場には良くないニュースなのですが、増税しないで国がボロボロになると、上場企業の基盤である社会や経済が揺らぐでしょうから、持続可能な社会を形成し、その中で企業が持続可能な成長を遂げていくことは、株式市場の息の長い成長・上昇にも繋がるので、増税は、短期的には市場にマイナスですが、避けては通れないテーマであり、上手くやれば、それは更なる株式市場の上昇にも繋げていくことが出来るでしょう。

その中で、バイデンの「富裕層のキャピタルゲイン課税を強化する」という案は、とても民主党的ではあるのですが、案外上手いところをツいてきたな、とも思います。日本はどうするのでしょう?何が来ても、社会と、当社のお客さまにとって良い提案を、考えていきたいと思います。



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    詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
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