マネックスメール
第5498号 2022年1月13日(木)
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本日のマネックスメールでは、119日(水)21時から開催するオンラインセミナー「ツキイチ銘柄スカウター活用」をご案内します。本セミナーは、億り人投資家のDAIBOUCHOU氏、元ファンドマネージャーとして豊富な投資経験を持つBコミこと坂本慎太郎氏、そしてマーケット・アナリストの益嶋裕の3人をレギュラー講師陣として、銘柄スカウター活用した日本株の銘柄選びを解説します。口座をお持ちでない方もご参加いただけます

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本日の日経平均は反落となりました。107円安の28,658円でスタートした日経平均は寄り付きをほぼ高値に下げ幅を広げると11時前に280円安の28,484円まで下落し247円安の28,517円で前場を終えました。281円安の28,484円でスタートした後場の日経平均は14時過ぎに211円安の28,553円まで持ち直した後下げ幅を広げ大引け間際に320円安の28,444円まで下落しましたが、引けにかけてやや戻すと結局276円安の28,489円で取引を終えています。こうしたなか新興市場も安く東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が揃って下落し、東証マザーズ指数は3.6%安となり昨年来安値を更新しています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 ツキイチ!銘柄スカウター活用術セミナー
5 本日の注目コラム
6 松本大のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は昨日に大幅高となった反動や円高で反落
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VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は276円安となりました。昨日の米国市場が小幅な上昇に止まるなか昨日に500円以上上げた反動に加えて、ドル円が円高に振れたこともあって売りが優勢となりました。200日移動平均線の回復に失敗した翌日に下落となり25日移動平均線(28,669円)を下回り下げ幅を広げたことから上値の重さが意識されそうです。しかし、その一方で節目の28,500円を下回ったところでは押し目買いも入り下げ渋りました。そのため明日以降の切り返しに期待したいとことですが、こうしたなかで買いが優勢となった場合には上値抵抗線としてみられやすい200日移動平均線(28,792円)を超えて水準を切り上げることができるかが引き続きポイントとなりそうです。 なお、小売り企業の決算発表が続いていますが本日の引け後にセブン&アイ・ホールディングス(3382)やオンワードホールディングス(8016)、ファーストリテイリング(9983)などが決算を発表する予定です。また、日本時間の22時30分には米新規失業保険申請件数や12月の米卸売物価指数(PPI)が発表される予定です。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 28,489.13 - 276.53(-0.96%)
日経225先物 28,550 - 190(-0.66%)
TOPIX 2,005.58 - 13.78(-0.68%)
JPX日経400 18,069.22 - 135.44(-0.74%)
単純平均 2,332.50 - 28.45
東証二部指数 7,568.39 - 47.72(-0.63%)
日経ジャスダック平均 3,819.03 - 18.58(-0.48%)
東証マザーズ指数 874.04 - 32.50(-3.59%)
東証一部
値上がり銘柄数 502銘柄
値下がり銘柄数 1,605銘柄
変わらず 78銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 103.65%(-2.78%)
売買高 11億6357万株(概算)
売買代金 2兆7679億8200万円(概算)
時価総額 731兆5991億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 114.55-56円
ユーロ/円 131.05-09円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
USENNEXT(9418) 3,100 +228(+7.93%)
大幅高 1Q営業益15%増 コンテンツ配信事業が四半期最高。
OSG(6136) 2,051 +199(+10.74%)
大幅高 今期営業益25%増見込む 上限60億円の自社株買いも発表 割合は3.58%。
日本製鉄(5401) 2,166.5 +104.5(+5.06%)
大幅高 バリュー株物色続く 鉄鋼が上昇率トップ。
小田急(9007) 2,065 -78(-3.63%)
大幅安 東京都 感染警戒水準上げ 1週間後9500人超の可能性もと伝わる。
バンナムHD(7832) 8,453 -321(-3.65%)
大幅安 大和が「3」に引き下げ 業績の拡大に株価はキャッチアップした。
東宝(9602) 4,555 -265(-5.49%)
大幅安 3Q累計営業益64%増も前四半期比では減益。
イオン(8267) 2,480.5 -150(-5.70%)
大幅安 3Q累計最終赤字90億円 緊急事態宣言など影響。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(1月12日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比
NYダウ平均 36,290.32 + 38.30(+0.1%)
S&P500 4,726.35 + 13.28(+0.28%)
NASDAQ 15,188.39 + 34.94(+0.23%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 237.83 +2.99(+1.27%)
ナイキ クラスB(NKE) 152.21 +1.91(+1.27%)
キャタピラー(CAT) 222.40 +2.45(+1.11%)
マイクロソフト(MSFT) 318.27 +3.29(+1.04%)
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH) 473.72 +4.72(+1.01%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ゴールドマン・サックス(GS) 390.31 -12.74(-3.16%)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 169.79 -1.46(-0.85%)
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 53.91 -0.42(-0.77%)
メルク(MRK) 81.20 -0.47(-0.58%)
ウォルマート(WMT) 143.44 -0.76(-0.53%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
デルタ航空( DAL) 4Q
クロノス・グループ(CRON) 3Q
アイエイチエス・マークイット(INFO) 4Q
米国株式決算カレンダー
3 マネックス証券からのお知らせ
ご家族・ご友人紹介プログラム
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4 ツキイチ!銘柄スカウター活用術セミナー
ツキイチ!銘柄スカウター活用術セミナー
銘柄分析ツール『銘柄スカウター』を活用した日本株の銘柄選び術を解説するオンラインセミナーです。講師陣として億り人投資家のDAIBOUCHOU氏、元ファンドマネージャーとして豊富な投資経験を持つBコミこと坂本慎太郎氏、そしてマーケット・アナリストの益嶋裕の3人が出演します。
5 本日の注目コラム
J-REIT投資の考え方
2022年初からのJ-REIT価格下落要因について
関 大介 2022年1月13日
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円への影響をナスダック指数/NYダウで見る
吉田 恒 2022年1月13日
投資のヒント
安川電機では売りが先行するも持ち直し買いが優勢に
金山 敏之 2022年1月13日
6 松本大のつぶやき
松本大
世界最大債権国

20年前に米国株(S&P500)に100ドル投資していたら、今では約500ドルになっています。世界株式のインデックスに20年前に投資していると、約400ドルになっています。米国の個人金融資産は、政府の負債が増えた額を差し引いても、同じ期間に3倍くらいになっています。一方、日本に於いては、過去20年間で、政府の借金が増えた額を差し引くと、個人金融資産額はほぼ横ばいです。

日本国は世界最大の債権国ですが、世界中にお金を貸すよりも、世界中の株を買っていたら、国はもっと豊かになっていたことでしょう。長い目で見ると、トマ・ピケティが唱えたように、r>g、即ち経済成長よりも資本リターン(投資リターン)の方が高いことが世界中の歴史をひもといて分かっていますから、国全体としてもっと投資することを真剣に考えるべきです。

特に、人口が減少し、世界における経済的プレゼンスでここから大きくしていくことは中々難しい中で、今でも尚、世界第3位の個人金融資産を持つ日本は、その使い方をもっともっと真剣に戦略的に考えるべきだと思います。この話は、昔からほとんど変わっていないのですが、この20年で大きな差が付いてしまいました。今更ですが、きちんと見つめ直したいですね。
 



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