マネックスメール
第5506号 2022年1月25日(火)
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本日のマネックスメールでは、「【月1開催】ハッチの米国株マーケットセミナー」についてご紹介します。毎、チーフ・外国ンサルタント岡元兵八郎(ハッチ)が、米国情報を分かりやすく解説するオンラインセミナー開催しています。1は28日(金)20時開始となります。米国個人投資家取引動向解説や、特別ゲストと米国にまつわる対談コーナーなど、米国投資に役立つ情報が盛りだくさん!米国初心者から中上級者方までご満足いただける内容です。ひ、ご視聴ください。

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本日の日経平均は大幅反落となりました。121円安の27,466円で寄り付いた日経平均は直後に94円安の27,493円までやや持ち直した後下げ幅を広げると11時過ぎに582円安の27,006円まで下落し561円安の27,027円で前場を終えました。466円安の27,122円でスタートした後場の日経平均は12時40分過ぎに411円安の27,176円までやや戻した後下げ幅を広げると14時過ぎに697円安の26,890円まで下落しましたが、押し目買いが入り節目の27,000円を回復すると引けにかけて下げ幅を縮め結局457円安の27,131円で取引を終えています。こうしたなか新興市場も安く東証マザーズ指数と日経ジャスダック平均が揃って昨年来安値を更新し、東証マザーズ指数は4.8%安となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 【月1開催】ハッチの米国株マーケットセミナー
5 本日の注目コラム
6 IPO需要申告受付中
7 松本大のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は大幅反落 昨年来安値を下回り節目の27,000円を割り込む場面も
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は457円安となりました。昨日の米国市場が小幅な上昇に止まるなかウクライナでの地政学リスクや米連邦公開市場委員会(FOMC)を警戒した売りが出ました。時間外の米株価指数先物が下げ幅を広げたこともあって一時は700円近く下げ昨年の8月20日に付けた昨年来安値(27,013円)を下回る場面もありましたが、節目の27,000円を割り込んだところで押し目買いが入り下げ渋ると昨年来安値を上回って取引を終えています。下値への警戒感が強まるなかで明日以降も引き続き昨年来安値を維持できるかがポイントとなりそうです。 なお、3月決算企業の第3四半期決算発表が始まりますが、本日は引け後にオービック(4684)や ディスコ(6146)などが決算を発表する予定です。また、25日の米国でもマイクロソフト(MSFT)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)、テキサス・インスツルメンツ(TXN)などが決算発表を予定しています。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 27,131.34 - 457.03(-1.66%)
日経225先物 27,060 - 520(-1.88%)
TOPIX 1,896.62 - 33.25(-1.72%)
JPX日経400 17,107.85 - 294.53(-1.69%)
単純平均 2,212.24 - 42.23
東証二部指数 7,169.29 - 102.08(-1.4%)
日経ジャスダック平均 3,607.50 - 55.15(-1.51%)
東証マザーズ指数 772.14 - 39.25(-4.84%)
東証一部
値上がり銘柄数 290銘柄
値下がり銘柄数 1,832銘柄
変わらず 62銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ 84.74%(-9.53%)
売買高 13億2031万株(概算)
売買代金 3兆1569億8600万円(概算)
時価総額 692兆6831億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 113.80-81円
ユーロ/円 128.70-74円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
田中化学研究所(4080) 1,924 +93(+5.07%)
大幅高 パナソニックが新型リチウムイオン電池量産と報じられる。
細谷火工(4274) 1,200 +91(+8.20%)
大幅高 ウクライナ情勢めぐる地政学リスク高まる 防衛関連に物色。
ソフトバンクG(9984) 5,069 -286(-5.34%)
大幅安 グロース売りの逆風続く 昨年来安値を更新。
ウエストHD(1407) 3,175 -215(-6.34%)
大幅安 環境相の太陽光発電見直し意見発表を嫌気か。
日本電産(6594) 10,545 -490(-4.44%)
大幅安 永守会長が関社長に失望と伝わる あす決算発表予定。
楽天G(4755) 990 -80(-7.47%)
大幅安 投信「消耗戦」を転換 ポイント、薄利で見直し 日経報道。
日本M&A(2127) 1,850 -257(-12.19%)
大幅安 決算発表日を延期 社内報告案件の調査に時間を要するため。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証一部値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(1月24日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比
NYダウ平均 34,364.50 + 99.13(+0.28%)
S&P500 4,410.13 + 12.19(+0.27%)
NASDAQ 13,855.13 + 86.21(+0.62%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ホームデポ(HD) 363.81 +14.71(+4.21%)
トラベラーズ・カンパニーズ(TRV) 168.83 +6.22(+3.83%)
ナイキ クラスB(NKE) 146.00 +3.05(+2.13%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 223.03 +4.40(+2.01%)
シスコシステムズ(CSCO) 56.90 +0.22(+0.39%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ビザ クラスA(V) 201.85 -4.08(-1.98%)
メルク(MRK) 78.83 -1.15(-1.44%)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 162.97 -1.90(-1.15%)
プロクター・アンド・ギャンブル(PG) 161.30 -1.32(-0.81%)
コカ・コーラ(KO) 59.96 -0.49(-0.81%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
ゼネラル・エレクトリック(GE) 4Q
アメリカン・エキスプレス(AXP) 4Q
シトリックス・システムズ(CTXS) 4Q
スリーエム(MMM) 4Q
レイセオン テクノロジーズ(RTX) 4Q
上記を含む26銘柄
米国株式決算カレンダー
3 マネックス証券からのお知らせ
マネックスSP信託が解説する認知症予防法
マネクリ内の、「マネックス人生100年デザイン」では人生100年時代を最大限楽しむために必要な資産運用、資産活用に役立つ考え方に加え、資産承継に関するコラムも続々追加しています。今回は、マネックスSP信託が認知症予防法を解説します。
下落相場に備える!長期資産形成のためのポートフォリオとは
カン・チュンド氏による「下落相場に備える!長期資産形成のためのポートフォリオとは?」のセミナー動画を配信中です。積立投資におけるポートフォリオの見直しや、リスクに備える積立投資の考え方、インデックス投資と長く上手に付き合う方法について、カンさんが分かりやすく解説しています。
4 【月1開催】ハッチの米国株マーケットセミナー
【月1開催】ハッチの米国株マーケットセミナー
毎月、チーフ・外国株コンサルタントの岡元兵八郎(ハッチ)が、米国株情報を分かりやすく解説するオンラインセミナーを開催しています。米国個人投資家の取引動向の解説や、特別ゲストによる米国株にまつわる対談コーナーなど、米国株投資に役立つ情報が盛りだくさん!米国株初心者から中上級者の方までご満足いただける内容です。
5 本日の注目コラム
相場一点喜怒哀楽
日経平均、1月は日柄面の正念場
東野 幸利 2022年1月25日
日本株銘柄フォーカス
4月に迫る東証市場再編 注目すべきポイントは
益嶋 裕 2022年1月25日
吉田恒の為替デイリー
株バブル破裂と為替の関係
吉田 恒 2022年1月25日
投資のヒント
マツキヨでは強気の評価が3人増加
金山 敏之 2022年1月25日
6 IPO需要申告受付中

新規公開株(IPO)

株式会社ライトワークス(4267)
1月27日(木)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

7 松本大のつぶやき
松本大
日米株式市場の差

ウクライナの緊張が高まっています。ロシア対西側諸国。本当に戦争が起きるとは思いません・思いたくありませんが、軍事的緊張はエネルギーや物資の流れを止めるリスクがあり、インフレ要因となるでしょうか。昨日のつぶやきに書いたように、アメリカなどでは人件費の高騰を中心にモノとサービスの値段がバンバン上がっていて、本格的なインフレが起きています。ESGもインフレの原因になる。軍事的緊張、新型コロナ、ESG、世界はインフレ要因に溢れているように見えます。

昨晩の米株市場、ダウ平均はウクライナ情勢を背景に一旦1000ドル以上売られましたが、大したことないだろう、それに最近売られ過ぎたからと、最終的には前日比プラスで引けました。一方日本は、アメリカのようなインフレ懸念もないし、ウクライナ情勢は遠い対岸の火事だし、株式市場もアメリカに比べて新型コロナ以来大幅に出遅れていて割安であるにも拘わらず、今日は売られました。なんででしょう。自信がないのでしょうか。細かいところばかりの議論をしていて、人口減少をどう止めるかとか、大きな成長戦略はどうあるべきかとか、今後の経常収支とか、大きくて大切なことの議論がされない国だからでしょうか。

昨晩の米株市場と今日の日本株市場を見比べると、国力の差を見せつけられているようで、悲しく感じたのですが、そんな感傷にひたる前に、この日本の資本市場を活気づけるべく、色々と考えて、実行して、頑張っていきたいと思います。



過去の「松本大のつぶやき」はこちら(マネクリへ移動します。)
【動画公開中】松本大とここだけトーク(2022年1月)
マネックス証券 会長 松本大が、最近ホットなテーマやお客様から事前に頂いた質問にお答えしています。ぜひご視聴ください。
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