マネックスメール
第5621号 2022年7月14日(木)
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本日のマネックスメールでは、「投資先として注目される韓国の半導体産業とGAFAの戦略」をご案内します。グローバルに成長した韓国の半導体産業。韓国の半導体ビジネスにおける強みとは?GAFAに見る今後の半導体需要は?新たな投資先として考える韓国の半導体とは?テクノロジー企業への投資と言えば米国と考えがちですが、新たな投資先として韓国企業に目を向けてみるのも面白いかもしれません。ぜひご覧ください。

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本日の日経平均は続伸となりました。日経平均は米国株安を受けて121円安の26,357円で寄り付くと直後に165円安の26,312円まで下落しましたが、持ち直すと10時10分過ぎにプラスに転じ11時20分前に205円高の26,684円まで上昇すると185円高の26,664円で前場を終えました。233円高の26,711円でスタートした後場の日経平均は直後に234円高の26,713円と本日の高値を付けた後上げ幅を縮めると結局164円高の26,643円で取引を終えています。こうしたなか新興株も高く東証マザーズ指数が上昇となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 投資先として注目される韓国の半導体産業とGAFAの戦略
5 本日の注目コラム
6 IPO需要申告受付中
7 松本大のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は続伸 売りが先行するも持ち直し164円高
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は164円高となりました。6月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回ったことで米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め加速を警戒した売りが出て昨日の米国市場が続落となったことで下落して始まりました。しかし、朝方の売り一巡後に持ち直すと、米CPIの発表を大きな波乱なく通過した安心感もあり上昇に転じ上げ幅を三桁に広げました。25日移動平均線(26,480円)や節目の26,500円を超えてきましたが、こうしたなかでマイナスからプラスに転じた堅調な地合いを明日も維持しさらに水準を切り上げ75日移動平均線(26,884円)などを上回ることができるかがポイントとなりそうです。

なお、小売り企業の決算発表が続いていますが本日も引け後にファーストリテイリング(9983)などが決算を発表する予定です。また、日本時間の21時30分には米新規失業保険申請件数や6月の米卸売物価指数(PPI)が発表される予定です。さらに米国では4-6月期の決算発表がスタートしますが14日はJPモルガン・チェース(JPM)やモルガン・スタンレー(MS)などが決算発表を予定しています。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 26,643.39 + 164.62(+0.62%)
日経225先物 26,700 + 260(+0.98%)
TOPIX 1,893.13 + 4.28(+0.23%)
JPX日経400 17,038.44 + 38.71(+0.23%)
単純平均(プライム) 2,396.31 + 11.52
東証プライム市場指数 973.99 + 2.20(+0.23%)
東証スタンダード市場指数 973.61 + 5.08(+0.52%)
東証グロース市場指数 866.42 + 16.34(+1.92%)
東証マザーズ指数 682.26 + 12.09(+1.80%)
東証プライム
値上がり銘柄数 1,051銘柄
値下がり銘柄数 697銘柄
変わらず 90銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日間) 94.09%(+2.23%)
売買高 9億7278万株(概算)
売買代金 2兆2407億9300万円(概算)
時価総額 681兆3691億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 138.42-43円
ユーロ/円 138.66-70円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
スズキ(7269) 4,344 +135(+3.20%)
大幅高 三菱UFJMSが「Overweight」に引き上げ 新SUV攻勢で業績拡大局面へ。
ウイングアーク(4432) 1,903 +303(+18.93%)
大幅高 1Q営業益37%増 DX関連が好調。
サカタのタネ(1377) 5,030 +680(+15.63%)
大幅高 今期営業益1%増見込む コンセンサス上回る。
吉野家HD(9861) 2,574 +152(+6.27%)
大幅高 1Q営業黒字4億円 黒字転換。
ワンプラ(4199) 2,856 +500(+21.22%)
大幅高 3Q累計営業赤字5億円もブロックチェーンゲーム事業に期待。
東京電力HD(9501) 591 -49(-7.65%)
大幅安 東電旧経営陣に13兆円賠償命令と伝わる。
マネーフォワード(3994) 3,110 -480(-13.37%)
大幅安 上期営業赤字38億円 広告宣伝費など影響。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(7月13日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 30,772.79 - 208.54(-0.67%)
S&P500 3,801.78 - 17.02(-0.44%)
NASDAQ 11,247.58 - 17.15(-0.15%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ナイキ クラスB(NKE) 105.11 +1.35(+1.30%)
ホームデポ(HD) 287.18 +2.06(+0.72%)
プロクター・アンド・ギャンブル(PG) 145.70 +0.95(+0.66%)
マクドナルド(MCD) 252.67 +1.19(+0.47%)
ウォルマート(WMT) 125.37 +0.30(+0.24%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH) 501.24 -13.18(-2.56%)
ボーイング(BA) 143.95 -3.20(-2.17%)
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 37.24 -0.73(-1.92%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 163.49 -2.84(-1.71%)
ハネウェル・インターナショナル(HON) 170.87 -2.74(-1.58%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
ジェイピー・モルガン・チェース(JPM) 2Q
コナグラ・ブランズ(CAG) 4Q
シンタス(CTAS) 4Q
モルガン・スタンレー(MS) 2Q
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
「金・プラチナ・銀」積立応援キャンペーン
マネックス・ゴールド口座の新規開設完了でもれなく200円をプレゼントします。また、積立で一定の条件を満たされたお客様の中から抽選で100名様に1,000円、抽選で1名様に5,000円をプレゼントします。皆様の資産形成にぜひお役立てください。
ツキイチ!銘柄スカウター活用術セミナー
銘柄分析ツール『銘柄スカウター』を活用した日本株の銘柄選び術を解説するオンラインセミナーです。講師陣として億り人投資家のDAIBOUCHOU氏、元ファンドマネージャーとして豊富な投資経験を持つBコミこと坂本慎太郎氏、そしてマーケット・アナリストの益嶋裕の3人が出演します。
ハッチの米国つみたて投資クラブ (2022年7月)
S&P500 暴落後の見通しを徹底解説!

チーフ・外国株コンサルタント岡元兵八郎(ハッチ)がお届けする「米国つみたて投資クラブ」は、S&P500など米国株価指数の注目ポイントや、長期の資産形成に役立つ情報を毎月配信します。
7月の動画を公開しました。ぜひ最後までご視聴ください。
【7月31日まで!】2022夏!投信つみたてキャンペーン実施中
条件を達成したお客様の中から抽選で800名様にマネックスポイント3000ポイントをプレゼントします。この機会に、米国つみたて投資を始めませんか?
4 投資先として注目される韓国の半導体産業とGAFAの戦略
投資先として注目される韓国の半導体産業とGAFAの戦略
グローバルに成長した韓国の半導体産業。韓国の半導体ビジネスにおける強みとは?GAFAに見る今後の半導体需要は?新たな投資先として考える韓国の半導体とは?テクノロジー企業への投資と言えば米国と考えがちですが、新たな投資先として韓国企業に目を向けてみるのも面白いかもしれません。ぜひご覧ください。
5 本日の注目コラム
J-REIT投資の考え方
【J-REIT】2022年上半期の投資家売買動向
関 大介 2022年7月14日
投資のヒント
ローソンは決算発表を受けて株価が大幅高に
金山 敏之 2022年7月14日
吉田恒の為替デイリー
【為替】クロス円と米ドル/円、「別の顔の円安」
吉田 恒 2022年7月14日
6 IPO需要申告受付中

新規公開株(IPO)

HOUSEI株式会社(5035)
7月15日(金)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社エアークローゼット(9557)
7月19日(火)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

株式会社unerry(5034)
7月19日(火)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

7 松本大のつぶやき
松本大
出井さんの思い出③

出井さんと初めて会ってから1ヶ月後くらいに、私は宣言通りゴールドマンのパートナーを自ら辞めました。当時のゴールドマンは上場を半年後くらいに控えていたので、その価値を理解している同僚のパートナー達からは「insane」と云われました。そしてその頃から、ソニーとの交渉が活発に始まりました。

出井さん以外の何人かの役員の方とお会いしましたが、必ずしも前向きな感じではありませんでした。或る役員の方からは、ソニー100%、即ちソニーの中でオンライン証券を作りませんかと云われましたが、それはやんわりとお断りし、1月にはソニー51%、松本49%で共同事業体(ジョイントベンチャー)を作る提案を受けましたが、こちらはきっぱりとお断りしました。するとその晩、六本木の外れの山路と云う鮨屋で飲んでいると携帯電話にスイスのダボスから電話がありました。「出井からの伝言です。『早まるな』と」。今ひとつ意味が分かりにくい伝言ではありました。

その後もソニーとの交渉は続き、結局3月下旬に、ソニー50%、松本50%で事業性確認(feasibility study)をするとっても小さい会社を作ることに同意し、その会社は株式会社マネックスとして、4月5日に設立されました。そして確か4月の終わり、ソニー本社と子会社の役員が大勢集まった経営会議のような所で、このプロジェクトを事業化するか否かを賭けたプレゼンをすることになりました。30人くらいは居たでしょうか。私の説明が終わると、本来はその場で唯一の部外者である私は部屋を出て、私抜きでその後の議論をする筈だったようなのですが、出井さんが「松本くんはそこに残って」と仰いました。

そして私の面前で、私のプレゼンに対するダメ出しが始まりました。多くの役員の方が否定的で「こんなプロジェクションは根拠もなくてデタラメだ!」とまで云われる始末で、私は本当に居場所がありませんでした。「ソニーが出資しなかったらどうするつもりですか?」と聞く役員の方も居て、私は「それでももちろん単独でやります」としか答えられませんでした。出井さんは目をつぶって腕を組んで、黙って議論を聞かれていました。時間切れで本件に対する議論が終わり、私も部屋から出され、オフィスに戻りました。

同僚が数名待っていましたが、もうソニーからの出資はない、もしかしたらほんの数%だけ出資してくれるかも知れないね、と話し、意気消沈し、黙々と開業準備の仕事に戻りました。すると1週間後くらいだったでしょうか、ソニーから電話がありました。ソニー49%、松本51%で事業化しましょう。え!?耳を疑いました。予想を大幅にいい方向に裏切って、私たちが元々もっとも望んでいた形に辿り着いたのでした。

今思い起こすと、出井さんは社内の反対をナビゲートして、ソニーの出資比率を100%から51%に先ずは落とし、50%の事業性確認会社を一旦は作り、更にそこから20%でも0%でもなく、49%に落ち着かせると云う離れ業をして下さったのだと思います。何でそんなことが出来たのだろう?今となっては分かりません。ただその半年程度のソニーとの交渉の中で、出井さんが私に仰った言葉は、少なくとも私が覚えているのは、「早まるな」(伝言)と「松本くんはそこに残って」のふた言だけです。

良く考えると、とても強い言葉です。出井さんには未来が見えていたのでしょうか?だから着地点に向けて進めたのでしょうか?この時はそうは思わなかったのですが、出井さんは未来人ではないかと、今となって思うことが一杯あります。いずれにしろこうしてマネックスは正式に産声を上げ、思い出①で書いた記者会見を迎えることになるのでした。



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    詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。
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    投資信託の収益分配金に関するご説明
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    (個人口座)
    原則4%(一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)
    (法人口座)
    金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号の定める定量的計算モデルにより金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率です。ただし、金融先物取引業協会の算出した為替リスク想定比率が、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率(原則1%、一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)を下回る場合には、当社が通貨ペアごとに定める最低証拠金率を優先させることとします。
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