マネックスメール
第5712号 2022年11月29日(火)
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本日の日経平均は米国株安を受けて3日続落となりました。171円安の27,991円で寄り付いた日経平均は取引開始から20分余りで262円安の27,899円まで下落した後10時30分過ぎに106円安の28,055円まで持ち直しましたが、節目の28,000円を小幅に上回ったところで上値が押さえられると前引けにかけて下げ幅をやや広げ163円安の27,999円で前場を終えました。156円安の28,006円でスタートした後場の日経平均は12時40分過ぎに177円安の27,985円まで下落しましたが、その後やや戻し28,000円を小幅に上回って推移すると結局134円安の28,027円で取引を終えています。一方で新興株は堅調で東証マザーズ指数が上昇となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 フォロー&リツイートで特製Tシャツを300名様にプレゼント
5 本日の注目コラム
6 IPO需要申告受付中
7 松本大のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は米国株安を受けて3日続落 一時260円以上下げ節目の28,000円を下回る場面も
(マネクリに移動します)
VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は134円安となりました。新型コロナウイルス対策への抗議活動が中国の景気悪化を招き世界経済に波及するとの懸念が強まったことで昨日の米国市場が大幅下落となったことで売りが優勢となり、一時は260円以上下げ節目の28,000円を割り込む場面もありました。しかし、朝方の売り一巡後に持ち直すと28,000円を上回って取引を終えました。28,000円を前に下げ渋った昨日に続いて、本日も28,000円を引けで維持したことから28,000円近辺での底堅さが改めて意識されそうですが、28,000円を上回ってくると押し戻される展開が続いているだけに明日以降も28,000円を引き続きキープすることができるかがポイントとなりそうです。

なお、日本時間の30日午前0時には11月の米コンファレンスボード消費者信頼感指数が発表される予定です。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 28,027.84 - 134.99(-0.48%)
日経225先物 28,060 - 100(-0.35%)
TOPIX 1,992.97 - 11.34(-0.57%)
JPX日経400 17,963.90 - 107.19(-0.59%)
単純平均(プライム) 2,494.64 - 16.59
東証プライム市場指数 1,025.50 - 5.81(-0.56%)
東証スタンダード市場指数 1,022.93 - 4.08(-0.40%)
東証グロース市場指数 1,021.10 + 2.56(+0.25%)
東証マザーズ指数 803.32 + 2.09(+0.26%)
東証プライム
値上がり銘柄数 509銘柄
値下がり銘柄数 1,246銘柄
変わらず 80銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ(25日間) 124.41%(+1.91%)
売買高 11億5665万株(概算)
売買代金 2兆7238億6500万円(概算)
時価総額 715兆0497億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 138.52-53円
ユーロ/円 143.85-89円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
ベクトル(6058) 1,342 +114(+9.28%)
大幅高 SBIが新規「買い」 デジタルマーケティング強化で新たな成長ステージ。
三越伊勢丹(3099) 1,306 +42(+3.32%)
大幅高 中国 コロナ対策について日本時間16時に会見と伝わる。
Aiming(3911) 418 +28(+7.17%)
大幅高 講談社らとスマホ向けゲームを共同開発 12月1日発表会開催。
アルプスアル(6770) 1,303 -44(-3.26%)
大幅安 アップル 中国工場混乱でiPhoneプロ生産600万台生産不足へと伝わる。
イーディーピー(7794) 26,000 -860(-3.20%)
大幅安 29日より増し担保金徴収措置を実施。
多木化学(4025) 5,370 -440(-7.57%)
大幅安 バカマツタケ商業生産設備の着工を2023年以降に延期。
エーザイ(4523) 8,988 -596(-6.21%)
大幅安 同社のアルツハイマー薬治験で2例目の死亡 米バイオジェンは一時5%安。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
東証プライム値上がり・値下がり・売買代金ランキング
2 米国相場概況(11月28日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 33,849.46 - 497.57(-1.44%)
S&P500 3,963.94 - 62.18(-1.54%)
NASDAQ 11,049.50 - 176.86(-1.57%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
メルク(MRK) 108.45 +0.95(+0.88%)
ウォルマート(WMT) 153.51 +0.44(+0.29%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 153.69 +0.34(+0.22%)
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 177.33 +0.09(+0.05%)
コカ・コーラ(KO) 62.70 +0.01(+0.02%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
ボーイング(BA) 171.83 -6.53(-3.66%)
スリーエム(MMM) 124.64 -4.40(-3.41%)
ウォルト・ディズニー(DIS) 95.69 -3.18(-3.22%)
シェブロン(CVX) 178.36 -5.34(-2.91%)
ダウ(DOW) 50.20 -1.36(-2.64%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
セレンス(CRNC) 4Q
クラウドストライク・ホールディングス クラスA(CRWD) 3Q
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE) 4Q
インテュイト(INTU) 1Q
ネットアップ(NTAP) 2Q
上記を含む6銘柄
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
50代から考える 老後に備える積立投資と出口戦略
カン・チュンド氏による「50代から考える、老後に備える積立投資と出口戦略」のセミナー動画を配信中です。老後や出口戦略を見据えたインデックス投資のやり方・ファンドの選び方、50代~60代の方が意識しておきたいリスク許容度の考え方等について、カンさんが分かりやすく解説しています。
4 フォロー&リツイートで特製Tシャツを300名様にプレゼント
フォロー&リツイートで特製Tシャツを300名様にプレゼント
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5 本日の注目コラム
相場一点喜怒哀楽
卯年に向け日本株の年足に注目
東野 幸利 2022年11月29日
戸松信博の注目ポイント!中国株
2022年11月下旬の上海総合指数、香港ハンセン指数は共に小幅調整
戸松 信博 2022年11月29日
吉田恒の為替デイリー
続・ユーロ安・米ドル高は終わったのか
吉田 恒 2022年11月29日
投資のヒント
MonotaROは最高益を見込む会社予想の上振れを期待
金山 敏之 2022年11月29日
大切なものに投資をしよう
ハンドメイドと結びつく投資の世界 刺繍作家・小菅くみさん
「大切なものに投資をしよう」編集チーム 2022年11月29日
6 IPO需要申告受付中

新規公開株(IPO)

株式会社property technologies(5527)
12月1日(木)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

スカイマーク株式会社(9204)
12月2日(金)11:00までブックビルディング(需要申告)期間です。

7 松本大のつぶやき
松本大
1989

「1989」はテイラー・スイフトの大ヒットアルバムですが、彼女の誕生年からタイトルは付けられているようです。そして1989年は、あの天安門事件が起きた年でもあります。

中国は今、ゼロコロナ政策による過度の引き締めに対する不満から、国内の多くの場所で抗議のデモが起きています。中には公然と習近平は退陣しろとか、共産党も退場して民主主義を中国に、とか、中国では到底考えられないような反政府のスローガンをプラカードに書いたり、叫んだりするシーンもあるようです。

中国では起き得ないことのようではありますが、1989年4月から、同じように自由を求める学生を中心としたデモ、抗議運動が起きて、次第にそれは大規模なひとつのうねりになり、6月4日には遂に人民解放軍の戦車が国民に砲を向ける事態にまで至りました。そして今回の抗議デモの一部では、テイラー・スイフトの曲を歌ってデモを開始したりしているようです。天安門事件に対する想いがあるのでしょうか。

しかし、恐らく1989年のような展開にはならないのでしょう。中国の公安関係部門は、軍隊(人民解放軍)よりも大きな予算を持ち、国中に監視カメラを置き、ゼロコロナ政策の中でスマホを使って移動や入店などを全て監視・制御できるような仕組みを構築し、警察もまた、1989年時にはなかった、数千億円規模の対暴動道具を揃えていると云われています。戦車の砲を向けなくても、暴動を抑えることは出来るようになっているのです。

更にしかし、ワールドカップの試合が中国国内でも放映されて、世界の人たちがマスクもせず、席の間隔も空けず、楽しそうに応援している様子を見て、厳しく行動が制限される自分たちと比べて、そのあまりに大きな差に驚愕し、政府に対する不満を爆発させたとも云われています。もちろん今は既に、ワールドカップの放映も、観客席は一切そのまま見せないようにしているとのことですが、こう云った幅の広い、全国的な不満や不信が募ってくると、流石の習近平政権も何かしらの譲歩をしなければならなくなるかも知れません。

但しゼロコロナ政策は習近平自らが推進してきたこと。中々都合のいい軌道修正は難しいかも知れません。そして中国経済の悪化が、これら全ての動きに暗い影を落とし、反感のエネルギーを増幅するでしょう。急に起きてきたこの中国の情勢。目が離せませんね。



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    投資信託の収益分配金に関するご説明
    通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
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    (個人口座)
    原則4%(一部の通貨ペアでは8%、詳細は当社ウェブサイトをご確認ください)
    (法人口座)
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