マネックスメール
第5763号 2023年2月13日(月)
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本日のマネックスメールでは、「考えてみませんか?お金のこと【ゼロからはじめる日本株基礎セミナー】」をご案内します。2023年2月21日東京国際フォーラム会議室にて、マネックス・ユニバーシティ主催の日本株基礎セミナーを実施いたします。これから日本株投資を始めようとしている方向けのセミナーです。ぜひご参加ください!

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本日の日経平均は反落となりました。120円安の27,550円で寄り付いた日経平均は直後に100円安の27,570円を付けた後下げ幅を広げると取引開始から1時間半で404円安の27,266円まで下落しました。しかし、売り一巡後に持ち直すと316円安の27,354円で前場を終えました。270円安の27,400円でスタートした後場の日経平均は13時40分に298円安の27,372円を付けた後14時40分過ぎに241円安の27,429円を付けるなど27,400円を挟んで小幅にもみ合うと結局243円安の27,427円で取引を終えています。こうしたなか新興株も安く東証マザーズ指数が下落となっています。
1 相場概況
2 米国相場概況
3 マネックス証券からのお知らせ
4 考えてみませんか?お金のこと【ゼロからはじめる日本株基礎セミナー】
5 本日の注目コラム
6 松本大のつぶやき
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1 相場概況
日経平均は節目の27,500円を割り込み243円安 一時は400円以上下げる場面も
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VIEW POINT:明日への視点
本日の日経平均は243円安となりました。先週末の米国市場で米長期金利の上昇を受けてハイテク株に売りが出てナスダック総合株価指数が続落となったことや、日銀の黒田東彦総裁の後任に元日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を政府が固めたと伝わるなか日銀の新体制への警戒感もあり反落となりました。節目の27,500円を割り込み一時は400円以上下落する場面もありました。しかし、200日移動平均線(27,248円)をサポートに下げ渋るとドル円が円安に振れたこともあり売り一巡後に持ち直しました。そのため200日移動平均線近辺での底堅さが意識されそうです。明日は夜に1月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見になりやすいといえます。そうしたなかで引き続き200日移動平均線を維持できるかがポイントとなりそうです。

なお、決算発表も終盤ですが本日も引け後にはリクルートホールディングス(6098)やサントリー食品インターナショナル(2587)、ヤマハ発動機(7272)などが決算を発表する予定です。
国内相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
日経平均 27,427.32 - 243.66(-0.88%)
日経225先物 27,440 - 210(-0.75%)
TOPIX 1,977.67 - 9.29(-0.47%)
JPX日経400 17,867.23 - 84.46(-0.47%)
単純平均(プライム) 2,456.23 - 17.40
東証プライム市場指数 1,017.66 - 4.80(-0.47%)
東証スタンダード市場指数 1,033.81 - 0.84(-0.08%)
東証グロース市場指数 971.93 - 19.13(-1.93%)
東証マザーズ指数 764.32 - 16.47(-2.11%)
東証プライム
値上がり銘柄数 583銘柄
値下がり銘柄数 1,181銘柄
変わらず 72銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日間) 124.40%(-5.63%)
売買高 11億5925万株(概算)
売買代金 2兆6670億9600万円(概算)
時価総額 705兆6476億円(概算)
為替レート(15時)
米ドル/円 132.17-18円
ユーロ/円 140.83-87円
個別銘柄
銘柄名(銘柄コード) 終値 前日比(%)
ホンダ(7267) 3,318 +144(+4.53%)
大幅高 3Q累計営業益は9%増 通期売上収益を下方修正 自社株買いも発表。
三井松島(1518) 3,605 +460(+14.62%)
大幅高 通期営業益を上方修正 3度目の見通し引き上げ 期末増配も発表。
Abalance(3856) 3,840 +695(+22.09%)
大幅高 通期営業益を上方修正 欧米向け太陽光パネル好調。
東京エレクトロン(8035) 46,150 -2,120(-4.39%)
大幅安 米ハイテク株安を嫌気 SOX指数1.58%安。
三菱マテリアル(5711) 2,076 -91(-4.19%)
大幅安 通期経常益を下方修正 3Q累計は59%減。
資生堂(4911) 6,320 -261(-3.96%)
大幅安 今期最終益18%減見込む 前期は27%減。
イーディーピー(7794) 24,170 -5,000(-17.14%)
大幅安 通期営業益を下方修正 株式分割も発表。
提供:(株)DZHフィナンシャルリサーチ
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2 米国相場概況(2月10日米国東部標準日付)
米国相場概況
主要指数 終値 前日比(%)
NYダウ平均 33,869.27 + 169.39(+0.50%)
S&P500 4,090.46 + 8.96(+0.21%)
NASDAQ 11,718.12 - 71.46(-0.60%)
NYダウ採用銘柄の値上がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
シェブロン(CVX) 171.97 +3.53(+2.10%)
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 36.55 +0.74(+2.07%)
ユナイテッドヘルス・グループ(UNH) 494.25 +8.52(+1.75%)
メルク(MRK) 108.57 +1.85(+1.73%)
ウォルマート(WMT) 143.72 +2.20(+1.55%)
NYダウ採用銘柄の値下がり銘柄
銘柄名(ティッカー) 終値 前日比(%)
セールスフォース・ドットコム(CRM) 167.03 -6.63(-3.82%)
ウォルト・ディズニー(DIS) 108.06 -2.30(-2.08%)
ビザ クラスA(V) 227.20 -2.15(-0.94%)
マイクロソフト(MSFT) 263.10 -0.52(-0.20%)
アメリカン・エキスプレス(AXP) 179.25 -0.12(-0.07%)
本日決算発表予定の主要米国企業
銘柄名(ティッカー) 決算種別
パランティア テクノロジーズ A(PLTR) 4Q
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(CHKP) 4Q
エスロン・メディカル(AEMD) 3Q
アムコー・テクノロジー(AMKR) 4Q
アリスタネットワークス(ANET) 4Q
上記を含む13銘柄
米国株式決算カレンダー
・あくまで決算発表予定であり、変更となる場合がございます。
・米国株式決算カレンダーは日本市場の営業日18:30頃に更新いたします。
(米国市場の前営業日分に発表されたものが含まれます。)
3 マネックス証券からのお知らせ
【S&P500セミナー】日本人がS&P500に投資する必然性
1月19日(木)に開催した川田重信氏のセミナー動画を配信中です。今回は「川田の社会・経済学」をテーマに、私たちが今どんな時代に生きているのか?過去を紐解きながら、日本人がS&P500とどのように向き合って資産作りをしていくべきかについて解説していただきました。
マネックスカード新規入会・利用キャンペーン【アプラス主催】
マネックスカードの発行会社であるアプラスが、マネックスカードに新規で入会された会員様に向けてキャンペーンを実施いたしますので、紹介いたします。
4 考えてみませんか?お金のこと【ゼロからはじめる日本株基礎セミナー】
考えてみませんか?お金のこと【ゼロからはじめる日本株基礎セミナー】
2023年2月21日東京国際フォーラム会議室にて、マネックス・ユニバーシティ主催の日本株基礎セミナーを実施いたします。これから日本株投資を始めようとしている方向けのセミナーです。ぜひご参加ください!
5 本日の注目コラム
ゴールドマーケット解説
金(ゴールド)はNY金1,800ドル台半ばで値固め
亀井 幸一郎 2023年2月13日
吉田恒の為替デイリー
【為替】「植田新総裁」で金利・為替はどうなる?
吉田 恒 2023年2月13日
今週のマーケット展望
日経平均の今週の予想レンジは2万7000円 ~2万8000円
広木 隆 2023年2月13日
岡元兵八郎の米国株マスターへの道
【米国株】米CPIが今後のマーケットの方向性を決める
岡元 兵八郎 2023年2月13日
【吉田恒の為替ウイークリー】【為替】日銀注目の一方で広がる「金利上昇=米ドル高」
【投資のヒント】川崎重工業は通期の純利益の見通しを上方修正へ
【クリプト最新事情】暗号資産と景気後退
6 松本大のつぶやき
松本大
植田和男さん

金曜日につぶやきを書いた後に、大きなニュースがふたつ飛び込んできました。ひとつは植田和男さんが次期日銀総裁候補として決まったとのニュース。そしてもうひとつは羽生善治さんが王将戦第4局で藤井五冠に勝って、今回の王将戦の対戦成績を2勝2敗にしたというニュースです。どちらも大ニュースですが、やはり私の専門分野に近い日銀総裁人事についてつぶやきたいと思います。

植田さんは、どの評論家もメディアも、日銀総裁候補のダークホースとしてさえ挙げていなかったとのことですが、よくよく考えられた人選だと私は思います。私は植田さんがまだ東大の助教授で、日銀審議委員をされるよりも随分前から存じ上げています。植田さんは、日本人には本当に数少ないファイナンス(金融)の先生なのです。植田さんの云うことは論理的で理論構造がしっかりしているので、当時(もう30年前から20年前くらいまでの間、東大教授や日銀審議委員の頃です)、海外の大手機関投資家、特に債券に関わる人たちは、植田さんと話したがったものです。

日本の金利、金融政策、そして日本国債のことに関して、植田さんほどマーケットの実際を含めて理解されているアカデミアは、私はいないと思います。そして英語でもきちんと理論立てて説明出来る。これからの日銀が取り組まなければいけないことは「出口戦略」です。この異次元の低金利、国債発行、国債購入、そしてイールドカーブコントロールによるいびつなイールドカーブ。これらを正常化していかねばならない。世界で二番目に大きい国債市場を、正常化に向けて軟着陸させねばならない。それには強くて正しい理論と、マーケットへの説明が肝要です。植田和男さんにはそれが期待されたのでしょう。

未だ確定した訳ではありませんが、私は植田新日銀総裁に、大いに期待したいと思います。



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    投資信託の収益分配金に関するご説明
    通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
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    レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて
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    (個人口座)
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    (法人口座)
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  • お取引の際には、当社ウェブサイトに掲載の「契約締結前交付書面」「上場有価証券等書面」「目論見書補完書面」「目論見書」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」等を必ずお読みください。
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